投稿者:MMさん教えて 投稿日:2005/01/31(Mon) 20:37
妻は実家に行ったまま帰って来ませんでしたが、私は普段どおり会社に行っていま
した。
無一文になってしまうので、その後の生活を考えると会社には行かなければという
思いも有りましたが、本当はまた現実から逃げたかったのかもしれません。
ただ今までと違うのは、家を担保にお金を貸して貰う為に、昼休みにはいくつかの
銀行を走り回っていた事です。
しかし夜になると、やはり妻の事を考えてしまい寝付かれません。
今考えると、確かに勤め出してから妻に変化は有りました。
勤め出した頃から、妻が塞ぎ込んでいた事が何度も有ったのですが、生まれて初め
てお勤めに出たので疲れているのだと思い、私は極力妻の仕事の事には触れずに、
わざと他の話をしていたように思います。
忙しくなったので、土曜日も出勤しなければならなくなったと言われ、それを許し
たのも池村の家に行き出した頃です。
風邪をひいたのか体調が優れないと言って、四日ほど実家に泊まって帰って来なか
った事も有ったのですが、それも今考えると池村の家に行き出して少し経った頃だ
ったので、初めて私以外の男に抱かれたショックから、立ち直れずにいたのかも知
れません。
またその頃から、それまで土曜日の夜に決めていたセックスも、週一回義父に付き
添ってやりたいから金曜日にして欲しいと言われ、土曜日も出勤する妻の体を気遣
いましたが、土曜日は官公庁が休みで、比較的仕事が楽なので大丈夫だという事で、
金曜日の夜に代えました。
これもおそらく池村の指示で、月に二回は泊まりを強要され、泊まりでない時も抱
かれた痕跡が分からないように、私達のセックスする曜日まで指図していたのでし
ょう。
決められた金曜日意外にも体を求めた時、疲れているので金曜日まで待って欲しい
と断られた事が有ったので、平日も関係を強要されていたのだと思います。
その頃から妻は、少しでも付き添っていてあげたいと言って、日曜日の夕方まで帰
って来なくなりましたが、おそらく、すぐに私の顔を見る事が出来ないほど土曜日
は、長時間に渡って平日にはされない様な酷い事をされて、慰み者になっていたの
だと思います。
きっと私と顔を合わせるのに、気持ちを整理する時間が必要だったのでしょう。
夜一人でこの様なことを考えていましたが、不思議と妻と池村が交わっている光景
は浮かんで来なくなっていました。
その事を考え出すと、お金の事など自然と他の事を考えてしまいます。
私の心が壊れてしまわないように、脳が自然と防御してしまうのだと思っていまし
たが、これも単に現実から逃げていただけかも知れません。
その証拠に、もう妻はあの男の所へは行っていないと勝手に信じる様になっていて、
あれ以来、妻と連絡を一度もとっていませんでした。
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