CR 10/26(金) 15:49:46 No.20071026154946 削除
妻は自分でも快感の源泉が何なのか解らないのです。佐伯に与えら
れたものだと信じてしまいます。
「苦しいです。もう、もう逝かせて下さい」
「そうか、じゃあ一度逝きなさい。」
「あぁ、有難う御座います。俊夫さん、好きです。あぁ、今逝きま
す」
又、乳房だけで逝ってしまいました。思わず好きですと言ってしま
いました。快感を与えてくれる相手に自分の感情を伝えるのがもど
かしいのです。相手は遠く離れています。それには言葉しかありま
せん。好きです、気持ちいいです、逝きます。そんな言葉をならべ
ても、まだまだ伝え切れません。
佐伯は驚きます。
『乳房だけで逝ってしまうとは、膣を使えばどうなるのだろう
か?』
経験豊富な佐伯にも妻のように敏感な女は想像がつかないのです。
一日でも早くこの女を抱いてみたい。そう思うのです。
「良かったようだな」
「はい、俊夫さんに聞いてて頂いて、とても・・・」
その後は言葉になりません。
「今度はオマンコを慰めてあげようか。オマンコに手を添えて。」
オマンコと聞いて妻は怯みます。
「出来ません。許してください」
「どうしてもか?」
「はい、堪忍して下さい」
「解った。妻と離婚して5年になる。ずっと禁欲生活みたいなもの
だ。僕も寂しかった。無理を言ってすまない」
電話はここで終わります。
『ここで無理をする事は無い。ここで嫌われては元も子もない』
百戦錬磨の佐伯です。次の手を考えようとします。
ダブルベッドに寝ている佐伯の横から女の声が掛かります。北新地
の女です。大阪に来るとホテルに呼んでいます。
「貴方も酷い人ね。女が横に居るのに、別の女に電話でオナニーさ
せるなんて」
「お前とは別次元の人だよ。全然違う」
「オマンコがどうのとか言ってたけど?」
「オッパイでは感じたんだがね、アソコは触りたくないらしい」
「ふーん、変なの。もう彼女とは寝たの」
「貞淑な人妻だよ。そんな簡単には行かない」
「そお、多分ね、彼女、ご亭主に操を立てているのよ」
「オッパイで感じて、今更操でもないだろう」
「女心はそんな単純じゃありません。それを取ってあげればいいの
よ」
「ふうん、そんなものか」
「そんな事より早く」
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