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北原夏美 四十路 初裏無修正

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CR 11/11(日) 10:01:46 No.20071111100146 削除
松下さんの作ってくれたお握りをほうばり、味噌汁を飲みます。そ
の美味さ、暖かさに思わす涙が零れます。

『社長、余程酷い事があったんですね』

「ご馳走様。美味しかった」

事務所を出ます。行き先は所長さんの所です。

「宮下さん、報告書は今日奥さんに見せたんだね」
「どうしてそれを?」
「言ったように、昨日の午前中が調査の最終日だ。私も大阪に行っ
た。昨日の君の口振りでは、君も大阪に行くに違いないと思った。
君の活躍を見たかった」
「それでは全て?」
「そう、見ていた。君は気がつかなかったようだが、同じ喫茶店に
いた。ま、気づかれるようなら、私もこんな商売はしていないがね」

私が立ち去った後、妻は私のキックで歩けなくなった佐伯を部屋ま
で連れて帰り、自分の荷物を纏めてホテルを出たのです。一部始終
を所長は見ていました。その時間には東京行きの新幹線はもうあり
ません。名古屋で乗り換え ”ながら”で帰ってきたのです。

「奥さんは、君を追って駆け出した。暫く追ったが追いつかない」
「私を追ってきたのですか」
「そうだ。名前を叫んでいたが、君は聞こえなかったようだな」
「そうですか」
「その内、歩けない佐伯が気になったんだろう、佐伯に肩を貸して
ホテルに戻った」

妻がホテルから出てくるであろうとそのまま待っていてくれたのです。

「同じ車両に乗った。あの調子では奥さんは一睡もしていない。私
は寝たがね」

所長の目は赤く腫れぼったいのです。妻の様子を見ていてくれたの
です。

「有難う御座います」
「何のお礼だね」
「いや、つまり妻を見ていてくれた」
「それより、話があって来たのでは」

写真、媚薬2個を出し所長に出します。所長が先ず手に取ったのは
写真。

「これは君と松下さんだね」
「えっ、松下さんとは会っていない筈では」
「己を知れば百戦危うからずだ」

私は日付日時の事を説明します。所長は日付の部分をじっと見てい
ます。

「此処を見なさい、この部分が他とは色合いが違う」

確かに違います。

「多分、いや間違いなく佐伯が自分のPCで時刻部分を切り取り、嘘
の時刻を貼り付けたのだろう。なんと稚拙な事を」
「その稚拙な事に妻は騙された」
「普通はそこまで見ない。まして奥さんは動転していた。気がつく
訳がない」

媚薬に目を移します。

「これは裏では有名な媚薬だよ。どんな女でもいちころだ」
「これを妻は使われていた」
「しかし、酷い奴だ、佐伯は。写真と言い、媚薬と言い手段を選ば
ない。卑劣な奴だ」

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