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北原夏美 四十路 初裏無修正

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CR 11/16(金) 18:05:07 No.20071116180507 削除
「身分不相応な所に住んでいると思っているんでしょう?」
「いや、そんな事は無い」
「私、両親を早く亡くしたの」

ご両親が早く亡くなり、結構な財産を一人娘の松下さんに遺したの
です。松下さんが成人するまで親戚の方が預かり、成人するの待っ
て、その一部でマンションを買ったのです。

「そうなのか。苦労したんだ。それでそんなに強いんだ」
「強くありません。強いなんて言わないで下さい。それを聞いて女
は喜びません」
「ご免、そんな積もりで言ったんじゃない」
「こんな歳まで女一人で不思議だと思っているんでしょう」
「うーん、まあ君のような綺麗な人がとは思う」
「私も色々ありました。結婚を考えた人も居ました。でも一人暮ら
しが長いとついつい慎重になっちゃって。この部屋に入った男の人
は社長が始めて。もう結婚は考えない事にしました」
「君がその気になりさえすれば、相応しい相手はいくらでもいるさ」

取り止めの無い世間話をしています 妻の話題は松下さんも避けて
いるのが解ります。話題があって来たのではありません、話が途切
れます。松下さんは酒の世話をやいてくれます。摘みを取りに、チ
ェイサーを取替えにキッチンに何度もリビングと行き交います。私
の目は自然と尻を追っています。歩を進めるたびにそれは上に、下
に、右に、左に揺れ動くのです。スカートの上からショーツの線が
見えています。チェイサーを取替える時、私の肩越しに腕が伸びま
す。薄いセーターのV-ネックから胸の谷間が覗けます。うなじが
目の前に現れ、女の匂いが鼻腔を擽ります。4ヶ月以上も妻を抱い
ていないのです、

『松下さんを抱きたい』

衝動が突き抜けます。と同時に別の思いが掠めます。佐伯、妻との
決着はついていません。しかも妻は入院中です。ここで松下さんを
抱くわけにはいきません。松下さんをも汚してしまう事になります。

「松下さん、急に思い出した事がある。病院に妻のものを届けなけ
ればいけない。ご免、これで帰る」

勝手な男です。突然来て、突然帰ります。松下さんがその気になっ
ていたのかは解りませんが、傷をつけてしまった事は確かです。

松下さんは私の嘘を見抜いていたのでしょう。

「奥さんをお大事に」

これで考えなければならない事が3つに増えました。妻の事、佐伯
の事そして松下さんの事。しかし私の生き方は ”すべて水のよう
に”です。酒を煽って酔いつぶれて寝る事にします。酒を飲みだす
と松下さんの姿態が目に浮かびます。打ち消すように酒を煽ります。

酔いつぶれて寝て翌朝起きたのが11時です。シャワーを浴びてがん
がんする頭を押さえて病院へ急ぎます。 

「事後ですが、ご主人この書類にサインを頂けますか?」

担当医が書類を出します。今朝、私と連絡が取れなかったので、事
後になって申し訳ないと一言添えます。私が酔いつぶれて家の電話
にも、携帯の着信にも気がつかなかったのです。妻に麻酔を施した
と、その了解が欲しいと書かれています。

「奥さんに了解を求めてもそれは無理でしょう。私の判断で麻酔を
する事にしました」
「結構です。問題ありません」

サインを済ませ、担当医の説明を聞きます。

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