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北原夏美 四十路 初裏無修正

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CR 11/20(火) 22:29:49 No.20071120222949 削除
社長は出来るだけ穏便にすませようと思っていたらしいのです。と
ころが回りが反対します。血が繋がっているからそれだけ穏便にす
ませるのかと。回りから出た意見は取引先から供与された金は全額
返還、即時解雇、勿論専務の妹との結婚はなくなります。

穏便な処置に一番反対したのは専務です。自分の妹と将来の会社を
佐伯に託そうとしたのです。それだけ怒りが大きいのでしょう。

結局、落ち着いた処置は佐伯の住んでいるマンションを処分し会社
に入金する。佐伯の預金は掴みようがありません。預金は手をつけ
ない事になります。即時解雇したのでは今後佐伯の生きていく術が
なくなるだろうと、大阪の関連会社に職を与えます。肩書きの無い
平社員です。それが嫌なら勝手にしろと言う事です。

マンションが売れ次第、この処置が実行されるようです。それまで
に大阪に行くのかどうか決めろと言う事です。

この処置が私と妻にどう言う影響を与えるのかアパートに帰り考え
ています。

『奴は金がなくなる。一番の打撃は今、金を払わせる事だ』
『金が無くなれば、妻にもう連絡を取る事もないだろう』
『専務の妹とは結婚出来なくなってしまった。その上に金もなくなる』
『奴は自棄になるかも知れない』

自棄になった佐伯は妻にまた手を出してくるかも知れない、そんな
思いが頭をかすめます。まさか妻が受ける事はないだろう、妻が拒
否すればすむ事だ。結論を出します。

「佐伯、明日金を取りに行く。用意しておけ、5時半に行くからな」
「解った」

佐伯はすんなり答えます。佐伯は会社から自分の処置を聞いている
筈です。不思議な気持ちでその答えを聞いたのです。

明くる日、佐伯のマンションに行きますと、銀行の紙袋がテーブル
の上に置かれています。

「あんたも俺の処置を聞いただろう。200万しか用意できない、残
りの300万はこのマンションが売れてからだ」
「預金は手をつけられなかった筈だ。それにマンションの代金は全
額会社に取られるだろう」
「会社も慰謝料の件は了承してくれた。マンションの代金から払っ
ていいと、会社も経理も了解してくれた」

冗談ではありません。これでは佐伯と会社がいい子になってしまい
ます。この時間ならまだ会社に人が残っていると思い、電話をします。

受付が出て、経理に繋いでもらいます。

「宮下と申しますが、経理部長をお願いします」
「どう言うご用件でしょうか?部長はもう帰宅させて頂きました」
「慰謝料の300万、佐伯のマンションの代金から払って頂く必要は
ありません」
「何の事を言われているのか、解りかねますが」

電話に出た職員の方にはあずかり知らぬ事でしょう。

「とにかく経理部長にでも、役員の方にでも、そうお伝え下さい」
「ちょっとお待ち下さい」

その職員の返事を待たず電話を置きます。

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