管理人から

管理人

Author:管理人
管理人がおすすめするカテゴリに★印をつけました。



アダルトグッズのNLS








最新記事


カテゴリ

北原夏美 四十路 初裏無修正

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
洋子 3/19(水) 12:41:01 No.20080319124101 削除
一旦主人の顔を思い浮かべますと、それは消えてはくれません。申し訳ない
、何をしているの私はと言う思いが私を支配します。

「部長さん、いけません」

私は佐伯の手を押しのけていました。佐伯の気分を害するのが怖かったので
すが、主人への申し訳ない気持ちが勝っていました。

「宮下さん、ご免。度が過ぎたようだ。君があんまり綺麗だから調子にのっ
てしまった。今日の事は勘弁してくれ」

佐伯はここでもすっと引いてくれます。私の中で佐伯への信頼感が益々大き
くなっていきます。口づけをされ、乳房を愛撫され、今更信頼と言う言葉で
も無いのですが、佐伯も私と同じようにこの場の雰囲気に流されこうなって
しまったのだと自分に言い聞かせていました。今考えれば自己弁護だったの
ですね。

2時間足らずの時間があっと言う間に過ぎていきます。私は気恥ずかしく黙っ
て前を見ています。佐伯から、自分の予定を聞かされます。来週月曜日から
大阪に1ヶ月の予定の長期出張との事、来週から一ヶ月も会えないかと思うと
少し寂しくなりました。

もう家が目の前です。100メートル程手前で降ろしてくれます。近所の目を気
づかってくれたのです。

「今日はどうもご馳走様でした。おやすみなさい」
「じゃあ、一ヶ月間よろしくな。何かあれば携帯に電話くれればいい、
 おやすみ」

初夏の夜風が火照った体を冷ましてくれます。でも先程の佐伯の愛撫の余韻
は消えません。

家に着きました。灯りが消えたままです。主人はまだ帰ってきてはいません。
ほっとしました。今の私の状態を見れば主人は私に何があったのか気がつく
筈です。申し訳ないと言う気持ちより、見つからなくて良かったと言う思い
の方が強かったのです。

先ず体を洗わなくてはとシャワーを浴びます。汗と愛撫の痕跡を消す為に使
ったシャワーです。乳房、腰、お尻とあの部分を洗っているうちに佐伯の手
、口での愛撫の感触が蘇ってきました。いつのまにか、佐伯の愛撫を思いだ
しながら、乳首を弄っている私がいました。佐伯にされたように自分でして
います。「部長さん、部長さん」と呼びながら乳首だけで私は逝ってしまい
ます。あの部分からは蜜が溢れ出しています。中に指を入れ擦ります、捏ね
るように弄ります。もう一方の手は乳首を摘みまわしています。部長さんに
して欲しかったと叫びながら何度も達しました。

体の中が空っぽになったような気がしました。シャワーからあがり、もぬけ
のようになった私は今のソファーに座りました。

急に涙が出てきました。何でこんな事になってしまったのでしょうか。私は
主人を愛しています。佐伯の愛撫は拒否できた筈です。自分の立場を考えて
しまったのでしょうか。常務である佐伯が怖かったのでしょうか。よく解り
ません。全て言い訳ですよね。やっぱり私もして欲しかったのでしょうね。
その証拠にオナニーまでしてしまいました。佐伯の名前を呼びながら何度も
感じてしまいました。結婚してからはオナニーは一度もした事がありません。
こんなに感じた事もありません。それにどうして主人ではなく佐伯の名前を
呼んだのでしょうか。主人に申し訳なく自分が嫌になりました。

暫くソファーに座っていますと、体の火照りはもう収まってきました。そう
しますと自分を責める声が聞こえてきます。もう一人の洋子が私を責めるの
です。

『洋子は何故こんな事になってしまったの』

『しかたがなかったの、上司のそれも役員の方のお誘いを断る事なんて出来
っこないわ。それに食事の時はちゃんと断ったわ』

『でも車の中の醜態はなによ、あんな洋子は見た事もないわ』

『御免なさい。あの雰囲気に流されてしまったの。でも貴方だって喜んでい
たじゃない』

『私は圭一さんにすまないと思っていました。その気持ちの方が強かったわ』

『最後には貴方も逝ってしまったじゃない。あの状態で断れる女なんてきっ
といないわ。まるで夢を見ているようだったわ』

『そうね、しかたないわね。でもあのオナニーは何?洋子ってそんなに淫乱
だったのね。佐伯の名前を呼ぶなんて、どうして圭一さんじゃなかったの?』

『解らないわ、気持ちが良すぎたの。圭一さんに抱かれてもあんなに気持ちが
良くなった事はなかったわ。それを与えてくれたのが部長さんだと思うと、思
わず部長さんの名前が出てしまったの』

『洋子ってひどい、圭一さんに申し訳ないって思わないの?』

『思っているわ、御免なさい、圭一さん』

『また佐伯が誘ってくるわよ、その時はちゃんと断らなければね』

『解ってるわ』

『もうすぐ圭一さんが帰ってくるわ、しゃんとしなさいね』

主人が帰ってきました。主人は帰ると先ず風呂に入ります。少し心配です、
主人が何か見つけてしまうかも知れません。

風呂からあがった主人の顔を正面から見ることが出来ません。

「洋子、もう風呂に入ったのか?」

いつもは聞かれもしない事を聞かれます。とっさに棚卸しで汗をかいたと嘘
をつきました。その後も主人は私の顔色、様子がいつもと違うのを気づいた
ようです。私もワインを主人と一緒にワインを頂き何とか誤魔化しました。
その後主人はもう私の様子の事には触れてきません。

またもう一人の洋子が出てきます。

『うまく誤魔化したわね、圭一さんは気がつかなったみたいね』

『でも辛いわ、圭一さんの顔が見れないの』

『そう思うならもうしない事ね。ちゃんと約束できる?』

『約束できるわ、誘われてももう行かないわ』

『本当ね、佐伯に誘われると思い出すんじゃないの?』

『そんな事ないわ、絶対にもう行きません』

『解ったわ、約束よ』

コメント

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


 | ホーム | 


  1. 無料アクセス解析