管理人から

管理人

Author:管理人
管理人がおすすめするカテゴリに★印をつけました。



アダルトグッズのNLS








最新記事


カテゴリ

北原夏美 四十路 初裏無修正

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
洋子 3/27(木) 11:20:18 No.20080327112018 削除
9時の新幹線に乗り12:30に現地の女性スタッフの方に案内されます。どうして大阪
に泊まることになったのかは主人の物語に詳しく書かれていますので、割愛させて
頂きます。結局私は佐伯が常宿にしているかなり高級なシティーホテルに泊まる事
になりました。ホテルのレストランで佐伯と一緒に夕食を頂くことになりました。
佐伯と二人きりではなく女性スタッフ二人の方も一緒です。

食事が終わると二人の女性の方は直ぐに帰宅しました。佐伯は今日一日の仕事を労
ってくれます。それとなく私の能力を褒めてくれます。私は特別な事をした訳では
ありません。ごく普通に仕事をこなしただけです。それでも私は気持ちがいいので
す。佐伯に褒められると嬉しいのです。上司からのそれと頼もしく思っている男の
方からのそれと両方だったと思います。

私に見てもらいたいものがあると言われました。本社所在地の駅前にアンテナショップ
の建設計画があります。駅前の人の流れをビデオにとってあるからそれを見て欲しい
との事です。私は特別な知識もなく見ても解らないからとお断りしました。佐伯から
農産物の供給する立場と主婦としての意見の両方から見て欲しい、それは貴重な意見
になると説得されます。私は立ち仕事で疲れていましたので、短時間で済ませる事を
約束して頂いて、資料のある佐伯の部屋に向かいました。

『仕事だから仕方ないと思うけど、洋子、用心しなさいね』

『解ってるわ』

『でも変ね、出張先で貴方に見せることもないと思うけど』

『農産物を供給する立場と主婦としての立場と両方でと言っていたわ。
私がうってつけだって』

『洋子はほんと無用心ね、変な事になったら直ぐ自分の部屋に戻るのよ』

私の部屋は佐伯の隣です。まるで私が泊まるのを前々から予測していたみたいに。
先ず私は自分の部屋に入り、バッグを置き顔だけ洗い佐伯の部屋に行きました。
シティーホテルに何度か泊まった事がありますが、この用意して頂いた部屋は
かなり高級な感じがします。佐伯の心遣いが嬉しく感じました。

佐伯の部屋に入って少し驚きました。広いベッドルームにはキングサイズのダブル
ベッドと大き目の応接セット、立派なサイドボードもあります。ここは32階、窓
から見る大阪の夜景は私の疲れを癒してくれました。

「まあソファーに座って。紅茶でも淹れよう」
「はい、頂きます」

佐伯は紅茶にブランデーを注ぎます、もう一つの液体を数滴垂らしますが私には
見えていません。

「ふうー、美味しかった。ご馳走さまでした」
「落ち着いたら、早速資料を見てもらおう」
「はい」

ドアーの向こうの3畳程の事務スペースの部屋に通されます。そこには事務机と
ファイルキャビネットがあります。机の上にはPCがあります。パーテイションで
仕切られた向こうにはプリンターとプロジェクターがあるようです。

「ざっと見てもらうだけでいい。30分位かな。見終わったら君の部屋で
休んでくれていい。感想は明日の朝食の時にな」

PCでざっと駅前の人の流れ、建設予定地の人の流れを見ます。その次に主人がたま
に利用するUホテルの前の人の流れが映し出されました。

Uホテルの玄関前が遠景で映し出されています。人通りはそんなに多くありません。
早送りで見ていますので人の顔までははっきりとは解りません。主人に似ている人
が一瞬映りました。

「あっ、ちょっと止めて下さい」
「どうした、何かあったか?」
「ええ、主人に良く似た人がいたみたいなんです」
「解った、少し巻き戻してみよう」

巻き戻して画面を止めて頂きました。そこには主人と由美子さんがホテルに入って
行くところが映っています。時刻を見ようとしましたが、画面には時刻の表示は
ありません。

「時間は何時かしら?解りますか?」

私は何故か時間が気になりました、先日の主人と由美子さんのお昼ご飯が頭の中に
あったのです。

「人の流れの分析用に撮影したものだから、オリジナルには時間表示が
あるはずだが。生憎僕には操作が解らない」

佐伯は嘘をついたのです。人の流れを知る為に撮ったビデオなら時間の表示が
ない筈がありません。パソコンの知識がない私はそのまま信じてしまいました。

「そうだ、技術の者が言っていたが、プリントすればオリジナルの画面全体が
印刷されるそうだ。後でプリントしてみよう。念の為に二人の出てくるところも
プリントしておこう」

佐伯はプリンターのあるパーテイションの向こう側に行き操作をしています。
プリントが終わりコピー2枚を私に見せてくれました。

1枚はホテルに入るところ、時間は11:32です。もう1枚はホテルからでるところ、
14:23になっていました。ホテルから出てくる由美子さんは主人の顔を見上げ、嬉に
しそうに笑っています。

Uホテルはビジネスホテルです。遠方の方がこの土地に出張で来られる時よく利用
されているようです。又地元の方のランチでも賑わっています。男の方と女の方の
その目的の為に利用するホテルで無い事は知っています。

『洋子、何を心配しているの?』

『3時間の間、何をしていたのかしら』

『お昼ごはんとその後、少し打ち合わせでもしたのでしょう』

『打ち合わせなら、事務所でするでしょう?事務所が留守になってしまうし』

『お客様の一緒にランチして、その後打ち合わせと言う事もあるわよ』

『でも何かへんだわ。由美子さんがあんなに嬉しそうな顔をしていたわ』

『仕事がうまく行ったんでしょう。貴方まさか変な事考えてない?』

『うん』

『事務所を留守にして、圭一さんが変な事する訳ないじゃない。
貴方考えすぎよ』

頭では解っています。主人が仕事時間中にそんな事をする訳がない、でも先日、
事務所で見たコンビに弁当を一緒に楽しそうに食べていた光景と併せて私の心に
嫉妬心が湧いてきました。

コメント

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


 | ホーム | 


  1. 無料アクセス解析