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北原夏美 四十路 初裏無修正

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洋子 4/4(金) 17:58:08 No.20080404175808 削除
佐伯にあそこを舐められながら私は泣きぬれていました。主人に後ろめたい事を
してしまったと言う思いと、ここまで来て佐伯を拒んでしまい申し訳ないと言う
思い、その二つです。

「なんで泣いてる?」
「こんな事になって済みません」
「いいんだ、今日はこのままお休み」

佐伯は優しく私を包み込むようにして抱いてくれます。佐伯の胸で眠ります。

『洋子、私との約束はどうしたの?』

『約束は覚えているわ、最後まで抱かれなかったわ』

『何をごまかしてるの。同じ事でしょ、佐伯の指で感じて、ザーメンまで飲んで』

『違うわ、貴方だってあの状況じゃそうなると思うわ』

『ならないわ、圭一さんに済まないと思わないの?
それに何あれは?佐伯のベッドで朝まで眠って、
抱かれるより尚酷いわ』

『偉そうに言わないで、二言目には圭一さん、圭一さんって。
圭一さんも由美子さんを抱いて寝ているわ。もう出てこないで』

もう一人の洋子に私は言ってはいけない事と言ってしまいました。その裏には今度
佐伯とこう言う機会があったら抱かれる覚悟の私が居たのです。もう一人の洋子も
私に愛想をつかしたのでしょうか、暫く出てくることはありません。

翌朝、佐伯とホテルのレストランで朝食をとりました。写真を渡されました。主人
と由美子さんがUホテルに入る時と出る時の2枚の写真です。

「何か心配事がある時はこの写真を見ればいい、いつでも僕は君を守ってあげる」

新幹線のグリーン車に乗ります。色々な思いが駆け巡りました。

主人に対する背徳感、最後まで抱かれていないとは言え、佐伯の指で達しました、
佐伯の精を飲み干しました。佐伯の胸で朝まで眠ってしまったのです。主人に
申し訳ない思いが一杯でした。

佐伯に対する違った意味での申し訳なさ、優しくして頂いて、気遣って頂いて、
それでも最後には拒んでしまった。佐伯を傷つけてしまったかも知れない。

私の変わりざま、クリトリスで感じてしまった、膣から流れ出る蜜を吸ってもらい
気持が良かった、男の方の精を飲み干してしまった。すべて初めての経験です。
たった一夜で変わったのです。女の本当の絶頂を知ってしまったのです。主人とは
永遠に味わう事が出来ない絶頂かもしれないのです。佐伯との次の機会を期待して
いる自分に気がつきました。

写真の事を主人に聞こうか迷っていました。でも主人に言えば出所を聞かれる
でしょう。結局、主人には聞かない事に決めました。

そんな事を考えている内に東京駅に着きました。ここからだと自分の家まで2回
ローカル線を乗り継がなくてはなりません。タクシーを使います。

自分の家までタクシーで帰るのも何か気詰まりで、近所のスーパーで降りました。
何かを買う目的ではありません。調味料を少し買いました。

顔見知りの奥さんが声を掛けてくれました。

「あら、奥さん、出張帰り?大変ね。さっきご主人と会ったわよ。
お宅のお花に水遣りしていたわ。優しいご主人で羨ましいわ」

一気に日常に引き戻されました。

スーパーから自宅まで歩いて15分くらいの距離です。自宅が近づくにつれ私の動悸
が高まるのが解ります。主人の顔を見る事が出来ない、主人は私の顔を見て何か変
に思うかしら。ドアーを開けるのを逡巡してしまいます。

思い切ってドアーを開け中に入りました。

「ただいま。ご不自由掛けました」

主人は私の顔を少し怪訝そうに見ています。何か変わったと思っている様でした。

「疲れたのかな、普段と顔色が違うようだな」
「初めての出張だったから、疲れたみたい」

これ以上私の変化には触れられたくありません。お土産を差し出しました。主人は
もうこの事には触れてきません。

夕食中も出張中の事を労ってくれます。話題は出張中の仕事の事でした。

風呂が終わり主人は私をベッドに誘います。私は体の変化を知られるのが怖く拒んで
しまいました。本当は主人に優しく抱いて欲しかった、私を捕まえていて欲しかった。
でもそれが出来なかったのです。この後主人が私を抱く事はありません、誘われる
事さえ無くなってしまいました。やはり主人は何か気がついたのです。私の変化に
気がついたのです。

家に帰り、主人の顔を見て、この次は佐伯に抱かれたい、その昨日の気持が嘘のよう
に引いていきます。もう主人を裏切る事は出来ません。佐伯の大阪赴任はまだ1ヶ月
ほど続きます。この間に心の整理をしなければなりません、主人の元に帰らなければ
なりません。この時の私はそう思っていました。只一度の過ちで済ませたかったのです。
一度の過ちなら主人も許してくれるかも知れません。

次の月曜日、課長に声を掛けられます。

「先週の出張はご苦労様。宮下君のお陰で随分と仕事がはかどったようだ」
「いえ、私は社の仕事をこなしただけです」
「そんな事はない。佐伯部長も褒めておられた」
「そうですか、有難う御座います」
「ついては、また関西の契約農家をもう2件見て欲しい。今週の金曜日だ」
「この課には経験を積まれた方が大勢おられます。私より仕事がはかどると
思います」
「部長の依頼だ。どうしても受けて欲しい。僕の査定にも関る」
「少し考えさせて下さい」
「水曜日までに返事を頼む」

断ろうと思っていました。断って会社を辞めなければならない様な事になれば、
主人の会社で働かせてもらおうと思っていました。

火曜日の午後、会社の社用で駅前のデパートの農産物物産展に出かけました。
私は駅前通りを俯きかげんに歩いていました。女性に声を掛けられます。

「奥様」

女性は由美子さんです。

「由美子さん、気がつかなくて御免なさい」
「いいえ、でも奥様、元気が無いみたいですね」
「先週の初めての出張で、疲れがまだ残っているみたいなの」
「社長も仰ってました。初めての出張頑張ってくるといいんだがって」

丁度、目の前がUホテルです。由美子さんをお茶に誘いました。

「ここのコーヒー美味しいですよね」
「そうね、値段も手ごろだし、雰囲気もいいわね。ここのランチも
美味しいのよ」

それとなく、お昼ご飯の事を話題にします。

「そうですね、社長に何度かご馳走して頂きました、御免なさい」

由美子さんはぺろっと舌を出しはにかみました。その笑顔もとっても素敵です。

「何も謝る事はないわ。お昼ごはんくらい、主人がご馳走するのは当然よ。
ここで仕事の打ち合わせする事はあるの」
「仕事のですか?ありません」
「お客様との打ち合わせは?」
「今まではありません、でもどうしてそんな事お聞きになるんですか?」
「ここなら打ち合わせもスムースにいくのかなと思ったの」
「いいアイデアですね。今度社長にお願いしてみます」
「でもお昼ご飯にはここはいいわね。主人の会社から近いし」
「そうですね、会社との往復の時間をいれても1時間も掛からないですから」

由美子さんは嘘をついています。打ち合わせもなく、1時間も掛からない食事に
3時間も掛けているのです。やはり主人は由美子さんと。

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