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北原夏美 四十路 初裏無修正

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洋子 4/16(水) 21:09:35 No.20080416210935 削除
一人になって夜眠れません。今までの事、これからの事、頭を駆け巡ります。
主人が家を出て行って一週間が立ちます。その間、毎日電話をかけてくれます、毎朝
立ち寄ってくれます。2日に一度は夜来てくれます。大した話はありません、ご飯は
食べているのか、体の方は大丈夫かと私の事を気遣ってくれます。時間にすれば
ほんの2,3分の事です。私が佐伯と会っていないか、変な事をしていないか確認して
いるのです。嫌ではありません、いいえ嬉しいのです、私の事を気に掛けてくれている
のだと思っています。

この一週間の間も時々、発作が私を襲います。買い物に出かけても男の方の腰を見た
だけで、欲情してきます。私が変わりすぎてもう元に戻らないのか、まだ薬の影響が
残っているのか解りません。薬の影響ならそれは何時なくなるのか、それも解りません。
外出を控えるようになりました。男の方を見たくないのです。

夜、我慢を出来なくなってオナニーをする事があります。主人の顔を思い浮かべます。
花芯を触ると佐伯の指の感触が蘇ってきます、主人にはしてもらった事がないのです。
男の方のものを思い浮かべても、主人のものの記憶がありません、佐伯のものが浮かん
できます。途中で止めます、でも我慢が出来ません。主人の写真を出します、顔の大写し
の写真と、スイムパンツ姿の写真です。我慢出来なくなった夜は写真を見つめて慰めて
いました。

ある夕方の事です。電話がありました。主人だと思って電話に出ました。

「久しぶりだな」

その声は佐伯のものでした。

「ご亭主と別れたんだってな。淫乱な洋子の事だ、夜が寂しいだろう」
「別れてなんかいません、主人は暫くアパートを借りているだけです」

佐伯は主人の後をつけ、別居している事を知ったようです。

「今から行って慰めてやろうか」
「寂しくなんかないわ。顔も見たくない、来ないで。電話もしないで下さい」

それから毎日、電話がかかってきます、多い日には3度も4度もかかってきます。
主人だと思うと出ない訳にはいきません。抱いてやるから俺のマンションに来い、
亭主と別れて大阪に一緒に行こう、しつこく誘います。

家の電話は古い電話です、相手の番号表示が出ないのです。新しい電話に変えました。
主人と知り合いの方以外の電話には出ないようにしました。佐伯から何度も電話が
ありますが、私は出ません。その内に佐伯は家に来るようになりました。抱いてやる
から家の中に入れろと言います。私が拒んでいると車のクラクションを鳴らし続けます。

佐伯と一度は会わなくてはと思っていました。3度目に来た時、私は気持を固めました。
佐伯の車で佐伯のマンションに行こうと決めました。

「行きます、貴方のマンションに行きます」
「そうか、やっぱり我慢出来ないか」

佐伯を待たせて、離婚届けに自分の名前を書き、判を押しました。200万の入った封筒を
離婚届の脇に置き、メモを残します。

ー 今日、佐伯が来ました。マンションに行ってきます。もし私が帰らない時は
この離婚届を ー

その後には言葉が続きません、もしそんな事になればと思うと涙が出てきました。
もし佐伯の口を、指を、そのものを私の体が思い出したらどうしよう、頭が体に
負けてしまったらどうしよう、そんな思いで行きました。

もし抱かれるような事になれば、私は生きていられません。バッグに鋏を忍ばせました。

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