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北原夏美 四十路 初裏無修正

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黒熊 11/21(火) 22:17:05 No.20061121221705 削除

「すみませんッ!…全部僕が悪いんですッ!…僕が無理矢理、アパートで
由紀子さんを押し倒してしまいましたッ!」

意を決したような男の告白の言葉でした。
その声に、妻は俯いたいた顔をハッと上げ男の方を見遣ります。

「ち、違うッ!…あの時は…私も悪いのッ!…私が…私さえしっかりして
いれば…こんな事には…」

「違うッ!…由紀子さんは悪くないッ!…僕が…僕が全て悪いんです
ッ!」

まるでお互いを庇いあうような二人の言動に、私の心には再び怒りが込み
上げてきました。

「うるさいっ!…どっちでもいいから俺に判るように説明しろッ!」

苛立つ私の声に言葉を返してきたのは、ボッコリと顔を腫れ上がらせた男
の方でした。

「…僕のアパートに、由紀子さんが来たときでした…」

そう言って男は、ゆっくりと妻との関係の始まりを語り始めました。

献身的に世話を焼いてくれる妻に、彼は元から抱いていた恋心を更に燃え
上がらせていったそうです。
この人こそ自分の理想の女性だと、この人を逃したらもう一生これほど素
晴らしい女性に巡り逢える事はないだろうと思ったそうです。
しかし、相手は人妻です。どう足掻いても自分の物にはならない事は理解
していました。

そんなある日の事です。怪我をして2週間ほどが経過していたと言います。
男性でしたら殆どの人が理解できると思いますが、男と言うのは性処理が
必要な生き物です。そして彼も男です。それも、26歳と言うまだまだ精
気に満ち溢れた若者なのです。2週間と言う期間は、彼の中に性欲を横溢
させるには充分なものでした。

その日彼は、朝から何やらムラムラとした気分になっていたと言います。
そして昼過ぎ、どうにも耐えられなくなった彼は、以前からたまに利用し
ていたレンタルビデオ店にアダルトビデオを借りに行くのです。
かなり急いでいたのでしょう。アパートに帰るなり、彼は玄関のドアの鍵
を閉める事も忘れ、早速借りてきたアダルトビデオを鑑賞し始めます。
隣の部屋へ音声が聞こえないようにヘッドホンを装着し、いつしか彼は自
慰に耽り始めるのです。
そんなところへ、運悪くいつもより早い時間に妻が現れたのでした。

彼はヘッドホンを装着していたため、最初妻の存在には気付かなかったと
言います。
それでも視界の隅に何か物陰が動くのを感じ、玄関の方を振り向くと、忍
び足で出て行こうとする妻の姿を見つけたのでした。
ヘッドホンを着けたままの彼は、思わず「あっ!」と声を上げてしまいま
す。声を上げた事に「しまった!」と思った彼ですが、時既に遅しでした。
彼の声に妻がビクリと振り返り、お互いの視線が合うのでした。

妻と彼との会話はぎこちないものになりますが、妻は責任感から彼の食事
を作ります。
そしてぎこちない雰囲気を打開するために、彼は敢えて自分の自慰の話題
を口にするのです。
「恥かしいけど、見られちゃったものは仕方がないよね…」
「正常な男だったら、誰でもやっていることだし…」
「特に僕なんか…何週間もご無沙汰だったんだから…」
そんな話を冗談を交えながらしているうちに妻にも笑顔が戻り、気を良く
した彼は更に際どい話題を妻に向けるのです。
「由紀子さんはどうなの?…今、旦那さん出張中でしょう?」
「もう2ヶ月近くってことは…僕よりも長い間ご無沙汰なんだ?」
「女の人ってのは…我慢できるものなの?」
そんな会話を続けながら、彼は今日借りてきたアダルトビデオの話題を振
ります。
「由紀子さんは…こんなの見たことあるの?」
そう言いながら彼はビデオを再生します。
妻にとっては、そんなビデオを見るのは始めてのことだったのですが、や
はり多少の興味はあったのでしょう、恥じらいながらもそのビデオを止め
てとは言わなかったと言います。
そうこうしているうちに、再び彼の男性器は膨らみを見せ始めます。それ
もそうでしょう、先程は途中で中断してしまい、蛇の生殺し状態と言って
も過言ではなかったのですから。
それに、隣には憧れの女性が居るのです。
「やばいよ…僕なんだか…また興奮してきちゃった…」
そう言うと、興奮状態の彼は思わず妻の手を握ってしまいます。妻は驚い
たような表情を見せただけで、彼の手を振り払おうとはしませんでした。
それに気を良くした彼は、今度はその手を自分の股間へと持っていきます。
「由紀子さん…僕もう…我慢できないよ…」
彼はそう言うと、妻の身体を押し倒すのでした。
しかし、妻は抵抗を見せます。
「だめッ!」「やめてッ!」と言いながら、妻は懸命に彼の身体を押し遣
ろうとします。
しかし男の腕力には敵う筈もなく、遂には彼から圧し掛かられてしまうの
です。

と、それが男の話でした。
男はそこまで話すと、再び額を床へとこすり付けて「すみませんでした
ッ!」と赦しを乞います。

「すみませんッ!…僕が無理矢理に、由紀子さんを押し倒して…本当に申
し訳ありませんッ…」

私は「ふざけるなッ!」と怒鳴り散らしました。

「何がすみませんだッ!…人の女房を何だと思ってやがるッ!…ふざけ
るのも体外にしろッ!」

私が思わず男に手を上げそうになった時、私の振り上げた腕に妻がしがみ
付いてきました。

「あなたッ!…違うのッ!…わたしがッ…本当は私が悪いのッ!」

そう言うと今度は妻が口を開き、ポツポツと語り始めたのです。

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黒熊 11/19(日) 22:11:46 No.20061119221146 削除

妻の話はこうでした。

男の名前は「吉田裕之」(ヨシダヒロユキ)。妻の勤める出版社に1年ほど
前に入社した26歳の独身男性だそうです。
妻へのアプローチは彼の方からでした。
会社の歓送迎会や何らかの打ち上げ、懇親会――事あるごとに彼は妻に近
付き、真剣に妻を口説いたそうです。
しかし妻も夫のある身でしたから、決してそのような誘いに乗る事はなか
ったと言います。
ところが、今から5ヶ月ほど前――私が出張に発って1ヶ月が過ぎようと
していた頃――の事です。事件(事故)は起きました。

その日も何らかの打ち上げか飲み会があり、会社の皆と10名ほどで居酒
屋で食事をしたそうです。
そしてその居酒屋から二次会へと向かう途中――妻は二次会へは行かず
帰宅予定だったらしいのですが、駅までの道程が途中まで一緒だったので
皆と一緒に歩いていたそうです――横断歩道を渡っていると、一台の車が
信号無視をして妻達の集団へと突っ込んできたのでした。そして、その車
の突進してくる丁度正面に位置するところを歩いていたのが妻だったの
です。
「危ないッ!」と周囲の人達も大声を上げたそうなのですが、突然の出来
事に妻は身体が固まってしまい、ただ悲鳴を上げて立ち尽くしているだけ
だったのです。その時妻は、もうこれで終わりだと死を覚悟したと言いま
す。
しかしその時、彼が咄嗟に妻へと駆け寄り、身を投げ出すようにして妻を
救ってくれたのでした。
彼の咄嗟の判断で、妻は膝に掠り傷を負った程度で済みますが、妻の身を
庇うようにして地面へと転がった彼は、弾みで手首を骨折してしまったの
でした。

妻や他の数名と病院へと向かい、診察結果は全治3ヶ月の右手首橈骨遠位
端骨折(とうこつえんいたんこっせつ)と言うものでした。約4週間はギ
プスで固定しておかなければならないと告げられたそうです。
その日は遅い時間と言うこともあり、彼は一晩入院する事になりました。
しかし明日退院した後、一人暮らしをしている彼はかなり不自由な生活を
強いられる事になります。
そこで妻は、感謝の気持ちから仕事が終わると彼のアパートへと行き、掃
除・洗濯・炊事などの面倒を見てあげる事になるのです。

そこまで妻の話を聞き、私には疑問に思う事がありました。
どうしてそのような出来事を夫である私に言わなかったのか。そして、ど
のような成り行きであったとしても、毎日他の男のアパートへと通わなけ
ればいけなくなった事をどうして私に告げなかったのか。

「そんな大事な事を…どうして俺に一言も言わなかった?…なぜ俺に隠
していたんだ?」

とにかく冷静に妻の話を聞こうと思っていた私ですが、どうしても棘のあ
る言葉を使ってしまう自分を抑える事ができません。つい「隠していた」
などと言う嫌味な言葉を使ってしまうのです。

「べ、別に隠していた訳ではありません…本当に…そんなつもりは全くあ
りませんでした…私はただ…昇進の掛かった大事な出張中のあなたには
心配を掛けたくなかった…結果的に掠り傷程度で済んだことでも…きっ
とあなたは、私の精神面のことを心配すると思ったから…」

妻はそう答えました。
今までであれば、そんな妻の言葉を私への愛情によるものだと信じて疑わ
ない私でしたが、悲しい事に今の状況ではただの言い訳にしか聞こえない
のです。
そして私の口からは、更に棘のある言葉しか出てきません。

「そんなの信じられると思うか?…嘘をつかず正直に言ったらどうだ?
…俺に隠れてこいつのところに行くのが楽しかったんだろう?…思いも
掛けず、こいつと二人っきりになれるチャンスが巡ってきて、本当は喜ん
でいたんだろうッ!?…あ!?…そうなんだろッ!?…俺に隠れて二人
でイチャイチャし合えるのが楽しかったんだろッ!?」

もはや私の言葉には冷静さなど微塵もありませんでした。ただ感情の赴く
ままに妻への嫌味を並べ立てるのです。

「違うッ…違いますッ…信じてッ…私にはそんなつもりは全くなかった
…ただ彼に対する感謝の気持ちと…申し訳ないと思う気持ちだけでした
ッ…本当ですッ…信じてくださいッ…」

妻はポロポロと涙を零しながら私に訴えます。しかし幾ら妻が泣いて訴え
ようが、目の前の男と妻が身体の関係を持った事は紛れもない事実なので
す。ビデオの中で、妻と男はまるで相思相愛の恋人同士のように激しく身
体を重ね合い、お互いを求め合っていたのです。

「嘘をつけッ!…毎日毎日こいつのアパートに行って…毎日毎日ヤッて
たんだろうッ!…俺が居ないのをいい事に、二人で毎日乳繰り合ってたん
だろうがッ!…違うのかッ!」

妻の言葉を信じたい、それが真実であって欲しいと願う私ですが、理性の
箍が外れた私は、普段では決して使う事のない「乳繰り合う」などと言う
下品な言葉まで使って妻を罵倒していました。

「ち、違うのッ…わ…私は…決してそんな…」

「ハハッ…じゃあ二日に一回か?…毎日じゃなきゃ、二日に一回ぐらいか
ッ!?」

「違うッ…違いますッ…そんな事は…そんな事はありませんッ…」

妻は縋るような眼差しで私を見詰めながらそう訴えると、ウウッ…と嗚咽
を零しながら俯き、「信じてくださいッ…信じてください…」とすすり泣
きながら繰り返すのです。

「ハッ…信じられると思うかッ?…じゃあ何だあのビデオはッ!…
あ!?…どう説明するつもりだッ!…こいつのアパートでなんだろ
ッ!?…こいつのアパートで愉しんでいたんだろうがッ!…あ!?…そ
れとも何か?…そんな事になる前から…既に関係があったとでも言うの
か?…俺が出張に行く前から…お前らは俺に隠れて陰でこそこそ乳繰り
合ってたのかッ!?」

怒鳴り付けるような私の言葉に、妻は俯いたままの頭をブルブルと振りた
くり、「そんな事はありませんッ…信じてくださいッ…」と訴え続けます。

「ふざけるなッ!!…じゃあ、どうしてだッ!…どうしてこんな事になっ
たッ!」

「そ…それは………」

興奮状態の私の問い掛けに妻は戸惑いながらそう呟きますが、その後の言
葉を続けることができず、涙を零しながら黙りこくってしまいました。

「黙ってちゃ判らないだろうがッ!」

私は黙りこくってしまった妻へと、苛々した表情を如実に浮かべて語気を
荒くして告げました。
すると、今度は男の方が顔を上げ、真剣な眼差しで私の顔を見上げてきた
のです。
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