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北原夏美 四十路 初裏無修正

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川越男 9/11(木) 14:16:03 No.20080911141603 削除
怒りにまかせて出ては来たものの、行き先は決まっています。

事務所に併設してある仮眠所に入った私は、来る途中で買った缶ビールを開けると一気に飲み干しました。

いつもなら幸福感を噛み締める事の出来る瞬間なだけに今のこの状況は真逆のものです。

しかし解せません。妻はなぜ説明しないのでしょうか?私の問いに言いにくい事など何もないはずです。‘息子が何で英夫と言う妻の高校時代の先輩とやらと遊んでいるのか?’こんな簡単かつ明確な問いに答えられない理由とは…………

『やっぱ、あれか……浮気……だろうか? にしてはな…』

一瞬そこに気が行きましたが取り消します。現実的じゃない。そんな時間はあるはずかないし。
妻は朝は9時から、事務所に籠もりっきりで事務をしています。他に事務員はいません、取引先や契約に関する電話が頻繁にかかって来るのに会社を長時間抜ける事は無理です。

‘浮気が出来ない環境にいるから浮気をしていない’今思えば楽観的に考えていたかもしれません。そう、私の妻に限って的な考えが確かに私にもありました。浮気をする人間はどんな手を使ってでも浮気をする。この時の私では到底思いつかない方法も世の中にはたくさんあるのです。

変に安心したのか、それともアルコールのせいなのか、いつの間にか私は眠りに落ちてしまいました。
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川越男 9/11(木) 13:33:04 No.20080911133304 削除
「英夫さんは…高校の時の先輩です…」
俯きながら話し始めた妻は私の顔色を伺っているのでしょうか?それだけ話すとまた黙ってしまいました。

私は私で正直軽いパニック状態に陥っていましたが、気になった事を率直に聞きました。

「その高校の時の先輩が何で隆とキャッチボールしてるんだ?いや…百歩譲ってそうであっても何で俺はそれを知らされていない訳?」

とっさに出た感情でしたが要領をえています。このどうしようもない世の中。子供が巻き込まれる犯罪が多い中で知らない男と遊んでいる息子を心配しない親はいない…私の感情のベクトルはそこにも向いてつい声が大きくなり、妻の肩がビックとなります。

「………………」

黙りこくって話さない妻に呆れた私は妻に背を向け身支度を始めました。

「あ、あなた、出かけるの?」

私のただならぬ雰囲気に気付いたのか、妻は慌てて聞いてきます。

「…話にならん女と同じ空間を共有出来るほど大人じゃないんでね…失礼します!」

短気な性格の私は気まずい空気が大嫌いです。そんな時は外に出て空気を変えるのが一番なのです。

「悪いけど、俺が納得できるまで寝室は別々にする。今のお前じゃ話にならんからな!」

「…………」

それでも俯き黙っている妻。本格的に頭に血が上り始めた私は寝室のドアを思いっきり締めて出て行きました。

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川越男 9/6(土) 13:33:27 No.20080906133327 削除
「英夫さん?おい、英夫さんって誰だよ?」
妻の口から突然飛び出た聞き覚えのない名前に私は素早く反応していました。妻は口を押さえ少し動揺している風にも見えます。
「ごめんなさい。人を引き合いに出して比べるものじゃありませんでした」
殊勝な事を言ってはいますが、私の質問に答えていません。しかし、私もこれ以上くだらない事で言い争いをするのは嫌でしたし。喉に小骨が引っかかった様でしたが納得して幕引きとなりました。

あれから数日がたったある晩の事です。
息子と風呂に入って今日一日の出来事を聞いていました。
すると、気になる名前が息子の口から出て来ます。
「んとね、ヒデオ叔父さんとね、公園でキャッチボールしてね、ジュース買って貰ったの」
またあの名前でした。いったい誰なんだろう…隆の友達の父親か…
「ヒデオ叔父さん?ヒデオ叔父さんって隆の友達のお父さんなの?」
息子に聞いてみました。 すると、
「違うよ、ママの友達だよ」
息子の答えに唖然としました。
妻の友達?今までそんな事聞いた事がありません。何で妻の友達が息子とキャッチボールするのか納得できません。
いや、百歩譲ってそうだとしても、夫であり父親でもある私に一言もないのはおかしすぎます。

その後、寝室に戻った私は息子を寝かしつけて戻った妻に聞いてみました。

「なあ、隆から聞いたけどヒデオ叔父さんって誰だ?」
妻が一瞬ビクッとなったのを見逃しませんでした。
「その名前聞いて思い出したけど、前にお前が口走った゛英夫 ゛って 言うのとおんなじ奴じゃないのか?」
妻は強張った表情して固まっていましたが少し間をおいて話し始めました。

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川越男 9/5(金) 14:39:21 No.20080905143921 削除
私の名前は松田一樹(仮)37歳、関東圏内にあるS県在住でリサイクル関係の仕事に従事しています。
家族構成は、妻 果歩(仮)35歳と一人息子の隆(仮)7歳との3人家族です。

妻とは結婚10年目、共通の友達の紹介で出会い、2年の交際の後結婚しました。 妻は非常に明るい性格でこちらが気を使うくらい気配りに長けた人です。初対面の時も1人忙しく私達の食べ物や飲み物を作ったり寄そったりしてました。そんな妻を見た私の第一印象は(こんな人が奥さんだといいなー)でした。
顔の方は芸能人で言えば南果歩に似ています。

結婚後息子が産まれ、そして私が仕事を独立と妻にはかなりの負担をかけてしまいました。それでもそんな事をおくびにも出さず私を支えてくれた妻を心から愛し感謝していました。妻としても母としても文句なく100点満点でした。

そんな奥さんに何の問題があるの?と思われる人もいるでしょうが私自身、最初に違和感を感じたのは些細な夫婦喧嘩でした。

独立後経理を任せている妻に、ガソリン給油のレシートを催促されました。私の仕事は車を使う事がメインの為ガソリン代が非常にかかります。なので従業員にも口すっばく給油したらレシートを提出するよう日頃から言われていました。私自身も言っていた為常に出していたのですが、今朝給油した時のレシートがどこを探しても見つかりません。しょうがなくその事を妻に言うと案の定責められました。
しかし、今までこんな事なかった私に対し他の従業員のいる前で激しく責める妻に反省していた私もつい逆切れしてしまい口論になってしまいました。
その時、妻がある事を口走りました。

「少しは英夫さんを見習って欲しい」と。

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川越男 9/5(金) 13:51:11 No.20080905135111 削除
この話は、私が体験した地獄のような体験です。
今でも夢に出てきては私を苦しめ続けています。

事の始まりは些細な夫婦喧嘩からで、その時妻が口走った一言から始まったのです。
初めて文章を書きますので誤字、脱字も多いでしょうが何卒温かい目で見守って下さい。
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[3755] 情けない 14 投稿者:飯田 投稿日:2005/11/14(Mon) 07:23

2つの事を同時に片付けられるほど、私は器用ではなかった。
放っておいても、この家で辛い立場にいる妻の事は一時横に置き、妻にこんな事をさ
せていた奴を、叩き潰す事を考える。
しかし、犯罪になること以外、私に何が出切るのか。
家族も無く、仕事も無い男に、慰謝料以外の制裁は何も無い。
慰謝料にしても、私達が離婚でもしない限り高が知れている。
離婚したとしても、裁判になれば奴から取れるのは、精々300万が良いところ。
そのぐらいは、奴がもらった慰謝料で払われて終わりだ。
事を大きくして世間に知られると、奴は人妻を落とした男で、私は妻を寝取られた、
情け無い男と言う烙印を押される。
この立場の違いは、いったい何だ?
他人の家庭を壊した男よりも、壊された男の方が、男としての世間の評価は明らかに
低い。
本人の前では、相手を悪く言って同情してくれるが、陰では馬鹿にされるのだ。
そんな男を何人も見てきた。
復讐したいが、事件にでもなってしまって世間に知られるのが怖い。
結局、慰謝料しかないのかと思っても、慰謝料をもらってしまうと奴に対してこの事
は、済んでしまった過去の事になる。
その後奴は気楽に生き、私達家族は一生苦しむ。
そんな思いから奴には何もせずに、妻に嫌味を言うのが精一杯で、3週間が過ぎてし
まった。
相手が誰であろうと、私を裏切ったのは妻だ。
せめて奴から慰謝料だけでも取って、妻との今後をどのようにするか考えようと、考
えを変えて、奴の家に電話した。
「はい、加藤でございます」
出たのは女性で、後ろからは子供の声が聞こえた。
「飯田です」
「今、主人は不在ですので・・・・・」
私の名前を聞いた時の慌てた様子で、別れた奥さんだと思ったが、確かに主人と呼んだ。
「今から、お伺いします」
彼女は何か言っていたが、無視して奴の家に向かった。
応対に出たのは、やはり別れた奥さんで、1週間前に復縁したと言う。
妻のように、こんな男とは知らずに飛び込み、真の姿を知って逃げた女もいれば、こ
んな男から折角逃げられたものを、また飛び込む女もいる。
逆恨みかも知れないが、元はと言えば、この女が不倫した事から始まった事ではない
のか?
復縁して幸せに暮らしているかと思うと、彼女に嫌味を言いたくなった。
その時、下の娘が出てきて、私に可愛く愛想笑いをする。
それを見た私は何も言えない。
情け無い。
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[3751] 情けない 13 投稿者:飯田 投稿日:2005/11/12(Sat) 18:09

私は大事に育てた花を、一瞬で踏み躙られた気分だったが、この様な事を要求されて、
逃げずに従った妻も理解出来なかった。
私の知っている妻は、死んでもこの様な恥ずかしい行為の出来る女ではない。
妻の口から、セックスという言葉が出ることすら、以前では考えられない事だ。
「おかしいと思った時に、どうして逃げ出さなかった?」
妻は何をされようとも、逃げ出す事は出来なかったと言う。
それは、私や娘達を傷付けてまで、そんな男を選んでしまった罰だと思って。
償う事の出来ない罪を犯してしまった、自分への罰を受けるつもりだったと言う。
しかし私に、電話を掛けてしまった。
私の顔を見た瞬間、緊張の糸は一気に切れた。
これで助かったと思ったそうだ。
不思議なもので、妻が遠ざかって行くと思った時は、全てを許し、あんなに妻を引き
戻したかった私が、もう妻には私の所以外に行き場が無いと知ると、許せなくなって
いる。
奴のオチンチンを身体に受け入れ、その後も性欲処理の道具にされて、そんな痴態を
晒し続けていた妻を、許す事など出来なくなっている。
本当に情けない男だと、自分でも嫌になる。
「この一ケ月。俺は恵を忘れようと、必死に耐えてきた。子供達も同じだ。それが今
になって戻ってきても、それは都合が良過ぎないか?あの時は取り乱してしまって連
れ帰ったが、やはり俺にはもう無理だ。悪いが2、3日中に出て行ってくれ」
泣き崩れる妻を見ながら思う。
妻は一時の、熱病に罹っていたのかも知れない。
このような過ちを、私は絶対に起こさないとは言い切れない。
しかし妻を許せない。
私を裏切り、捨てて出て行った妻を許せない。
奴があのまま、大人しく優しい男だったなら、果たして私の元に帰って来ていただろ
うか?
私を選んだのではなくて、その時々の都合で、楽な方へ流されただけでは無いのか?
これは正に消去法で、奴が駄目だったから残ったのは私。
完璧な人間などいない。
都合の良い方へ流されても、本来責められないのかも知れない。
私を含め、ほとんどの人間は、楽で都合の良い方へ流される。
妻も、弱い普通の人間なのだろう。
しかし妻は、私にとって女神だった。
女神は、そのような普通の人間であってはならない。
女神が過ちを起こし、汚れる事は許されないのだ。
汚れた女神は、もはや女神などではない。
そう思うと、妻は汚れた、ただの汚い牝に見えてくる。
この心境の変化は何だろう?
やはり自分が優位な立場になった事で、そう思えてしまうのか。
情けない
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[3747] 情けない 12 投稿者:飯田 投稿日:2005/11/11(Fri) 16:14

娘達は妻に対して、出て行けとは言わない代わりに、話しかけても返事もしない。
妻の作った物は食べずに、無言で生ゴミのバケツへ。
まるで目の前に、母親などいないかのように、目を合わせる事も絶対にしない。
そう言う私も、何があったのか妻から話す気になるまでは、無視しようと決めていた。
帰ってきて3度目の夜、ようやく奴との生活を話し出したが、私は返事もせずに相槌
も打たず、ただ黙って聞いていた。
付き合っていたのと、一緒に暮らすのは大違いだった。
3日もすると奴は徐々に本性を現し、普段は優しくても、書く事に行き詰まる度に不
機嫌になる。
最初の内は物に当り散らす程度で、そんな自分に気付くと、すぐに謝っていたが、次
第に妻や子供達の見境無く、だれかれと無く当り散らすようになった。
妻は、そのような奴の顔を見るのは初めてだった。
毎日のように通っていても、そのような素振りさえ見た事が無かった。
妻が家を飛び出し、行き場を無くした事で安心感が生まれて、本当の自分の姿を見せ
出したのだろう。
暴力は振るわないまでも子供達は脅え、それで食事を忘れられても文句も言わずに、
妻が行くまでは自分達で作っていたのだ。
妻が子供達に聞くと、奴が時々そのような状態になるのは、1年前に母親が出て行っ
てしまってからの事で、以前私の家に来た時に行儀良くしていたのも、父親を恐れて
の事だった。
行き詰まって書けない時の、奴の言動は更に異常性を増し、子供達の前でも、平気で
セックスをさせない妻を詰るようになる。
時には子供達がいてもお構いなしに、妻に抱き付いてきて強要するので、その意味が
分かる上の娘は、その度に妹を他の部屋に連れ出す。
出さない内は落ち着いて書けないと言って、自分の要求が通るまで執拗に迫るので、
妻は仕方なく手や口で応じる。
しかし、出してもらって満足すると、急に元の優しい男に戻り、必要以上に謝り続けた。
最初は、行き詰まって苦しんでいるのだと同情したりもしたが、次第にその異常性に
恐怖するようになる。
一度は自分達を捨てた母親の所にでも、これでは逃げ出したくなって当然だ。
「それがどうした。俺には関係のない話ばかりだ。そんな奴が好きだったのだろ?俺
よりも、そんな男を選んだのは恵だ。見た通り、この家には恵の居場所はもうない。
奴の所にいつ帰る?いつでも送って行ってやるぞ」
妻は激しく首を横に振り、縋る目で私を見ていた。
しかし、行き場を失くした妻に対して、立場の逆転した私は強い。
まるで、奴と同じだ。
奴の所に帰れと、更に虐める。
すると妻は、また戻りたくない訳を話し出したが、それは耳を疑う様な内容だった。
そんな奴でも子供は好きなのか、出て行った子供達の代わりを産めと、妻に執拗に迫
りだす。
それも、子供達が出て行ったのは、妻の責任だと言いながら。
奴の言動が心配になった妻は、入る事を禁じられていた書斎に入り、奴の書いていた
小説を盗み見て、更に恐怖する。
奴は妻に推理小説を書いていると言っていたらしいが、そこで妻が見た物は、自分を
主人公とした卑猥な小説だったのだ。
それも、主人公の相手として登場している2人の女は、別れた奥さんと妻だった。
妻はショックでその場から動けなくなり、帰って来た奴に見つかってしまう。
奴は開き直り、小説のイメージ作りに協力しろと言って、妻に短いスカートを穿かせ
て、近所のスーパーへ買物に行かせた。
しかも、その下には下着を着ける事を許さず、奴は少し離れた所から、妻の羞恥に染
まる様子を見ていたようだ。
またある時は、卑猥な下着を買って来て、これも小説のイメージ作りだと言って妻に
着せ、それを眺めながら、自分で処理をしていた。
その他にも、自分の書いた卑猥な小説を大きな声で読ませ、喘ぎ声の箇所などは、も
っと感情を込めろと怒り、何度も繰り返し言わせた。
妻に絶えずセックスを迫り、妻は何とか口や手で処理していたが、多い日には一日に
5回もさせられた事があるそうだ。
正常な時は、セックスが出来ない理由を理解してくれていて優しいが、いつ変貌する
か心配で、必ず奴が眠ってからでないと眠る事も出来ず、眠ってからも不安から熟睡
は出来ずに、何度も目が覚めた。
私に電話してきた日は、あと3日で離婚しなければ、小説に出てくる妻のように、身
動きがとれないように縛って、妊娠するまで毎日、中に出し続けてやると脅されたのだ。
話しながら、妻は泣いていた。
妻は性的な事で、こんな露骨な表現の話を出来る女ではなかった。
それだけ戻るのが嫌で、必死だったのかも知れないが、妻の口からこの様な生々しい
話は聞きたくなかった。
泣きたいのは私だ。
情けない。
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[3743] 情けない 11 投稿者:飯田 投稿日:2005/11/10(Thu) 14:55

妻が出て行き、一晩中泣き続けたであろう娘達は、次の日からは2人で家事を分担し、
あんな母親など要らないと言わんばかりに頑張っていた。
我が娘ながらつくづく思う。
やはり男よりも女は強いと。
娘達も内心は無理をしているのだろうが、私だけが後ろを向いているように思えた。
そんな娘達を見ていて、私から妻を連れ戻しに行く事も出来ずに、私もあんな妻など
いなくても平気だという顔をしていた。
しかしそれは、娘達の前でだけ。
Wベッドに横になると、その広さが寂しくて仕方がない。
妻と奴が絡み合っている姿ばかりが浮かび、酒でも飲まなければ眠れない。
四六時中妻の事が気になっていても、私から連絡すれば私の負けのような気持ちにな
って、意地を張って電話出来ない。
妻も勝手に出て行った手前、私には何の連絡もして来ない。
流石に娘達の携帯には、絶えず掛けてきているようだが、娘達は2人で話し合って決
めたらしく、電話には出ずに、メールも読まずに削除していた。
せめて慰謝料だけでも取って、関係をきちんとしなければ駄目だと思いながらも、や
はり未練が断ち切れず、今ひとつ気持ちに踏ん切りを着けられないでいた。
今から2ヶ月半ほど前の、妻が出て行ってから1ヶ月近く経った夜、妻から初めて私
の携帯に電話が掛かった。
「10日前に、加奈ちゃんと美保ちゃんを、奥さんが連れて行ってしまったの。引き
止めたけれど、あの子達は、はっきりと母親を選んだ・・・・・・・・」
妻の言いたい事が分からない。
どうして今になって、その様な事を言ってきたのかも。
何が言いたいのか詳しく聞きたかったが、運悪く側には娘がいる。
「それがどうした!俺に何の関係が有る!」
娘達の手前、また強い父親を演じてしまい、一方的に携帯を切る。
その夜は、酒を飲んでも眠れない。
何故なら、2人だけで暮らしているのが分かったから。
子供達がいれば、多少の遠慮もあるだろうが、2人だけだと朝から晩まで裸のままで、
ずっとセックスをしている姿が浮かぶ。
新婚当時、休日は私達がそうしていた様に。
次の日、初めて私から電話を掛けた。
「昨日は何の話をしたかった?」
「いえ・・・・・何と言う事は・・・・・・・・」
妻の様子が変だと感じた。
長い付き合いの私には分かる。
自然と車は、奴の家に向かっていた。
出てきた妻は、私の顔を見るなり涙を流す。
自分の好きに行動してきた、妻の涙が分からない。
裸足のまま土間に下りて、抱きついてきた妻を抱き締めてやれない。
それどころか、妻の肩を掴んで引き離す。
その瞬間、玄関の外から声がした。
「そう言う事か。それで分かった。」
振り向くと、昼間からどこで飲んで来たのか、真っ赤な顔をした奴が立っていた。
「私の性欲を処理する事ぐらいしか、他に能が無いないくせに、どうしてオマンコに
入れさせないか、これでよく分かった。一度は抱かれて『もっと、もっと』と言って、
何度もせがんできた淫乱女が、何が『きちんと離婚するまでは許して』だ。やはり、
こういう事だったのか」
私はまた殴ってしまった。
しかし酔っているからか、前回のように脅える事もなく、倒れながらも妻を睨みつけ
ている。
「よくも今まで、口と手だけで誤魔化しやがったな。オチンチンを美味しそうに舐め
回しながら、自分も濡らしてしまっている淫乱な年増女が、おかしいと思ったら、や
はりそう言う事か」
奴の口が利けなくなるまで殴りたくて、飛び掛ろうとした。
しかしその時、向かいの奥さんが玄関から、こちらを見ているのが目に入る。
これ以上やれば、警察に通報される。
そう思った時、妻を助手席に押し込んで、車を走らせていた。
慌てて逃げる、犯人のように。
情けない。
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[3737] 情けない 10 投稿者:飯田 投稿日:2005/11/09(Wed) 09:06

愛の形には色々あるのだろう。
強い男に惹かれる愛。
頼れる男に惹かれる愛。
これらは、男に守られたい愛かも知れない。
それとは逆に、弱い男を放ってはおけない愛。
この愛は母性本能に訴えかける愛だ。
つまり、頭で考える愛よりは、本能としての強い愛。
その愛を奴にだけではなく、2人の幼い娘に対しても感じているとすれば、その愛は
更に何倍も強くなっていく。
まずそこから妻を引き離すために、こちらからは離婚の話を一切せずに、話を出来る
だけ引き延ばす。
あの子達には申し訳ないが、母親に引き取られて奴の所からいなくなれば、きっと妻
の奴に対する愛も、変化すると信じながら。
「あなた、お願い。離婚はまだ無理でも、あの子達の所に通わせて。そうでないと、
あの子達を捨てた母親が、連れて行ってしまう」
私はどの様な惨めな思いをしようとも、一人で戦うつもりでいた。
娘達の事は言わずに、私だけの気持ちで戦うつもりだった。
しかしこの時、1対3では勝てないかも知れないと感じた。
それで卑怯にも、娘達の事を駆け引きに使ってしまう。
「子供達を捨てた母親に、今から子供達を捨てて出て行こうとしている母親が、偉そ
うに何を言っている」
「えっ?私は違う。愛と瞳を捨てたりなんかしない。経済的に許せば引き取りたいし、
この家を出てからも毎日会いに来ます。あの子達はもう大きいし、ここに残った方が
幸せだと思ったから・・・・・・。あの子達の幸せを考えたから・・・・・・・・」
「奴の別れた奥さんと、どこが違う?きっと彼女も、同じ事を思っていたに違いない。
子供を捨てる母親は、皆自分を正当化する為に同じ事を言うのだ。ようは母でいる事
よりも、女でいる事を選んだ自分への釈明だ」
「違う。私は違う」
妻は1日泣き続け、その夜キッチンからは、娘達の罵声と泣き叫ぶ声が聞こえてきた。
「不潔!出て行って。私達とお父さんの家から、すぐに出て行って!」
「もう母親だとは思わない!」
「私達を捨てて、さっさと出て行ってよ!」
「もう二度と会いたくない!」
私がドアを開けて入っていくと、娘達は泣きながら抱きついてきた。
「私はこんなお母さんなんかいらない。お父さんだけでいい」
「私もいらない。お父さんが可哀想」
妻は私の言った言葉が気になり、自分の想いを娘達に分かってもらおうと、説得しよ
うとしたのだろう。
娘達を捨てるのではないと、分かってもらおうとしたのだろう。
しかし娘達は、そんな妻を許さなかった。
家族のルール、親としてのルール、夫婦のルール、人間としてのルールを破った妻を
許さなかった。
私を想う娘達の気持ちは、涙が出るほど嬉しい。
しかしこれで妻の居場所は、この家には無くなってしまった。
こんな辛い時でも、仕事は待ってくれない。
妻の気持ちが戻って来たとしても、仕事が無ければ土台から崩れる。
早く仕事を切り上げて家に帰ると、嫌な予感は的中するもので、何処にも妻の姿は無
く、1枚の便箋だけが、寂しくテーブルの下に落ちていた。
『あなた、ごめんなさい。彼の所に行きます。勝手な私を許して下さい。こんな事は
今更関係ないと思われるでしょうが、きちんと離婚が成立するまでは、もう彼とは身
体の関係は持ちません』
最後の言葉は何だろう?
私に対する、最後の優しさのつもりか?
私に少しでも、誠意を見せているつもりか?
健康な男と女が1つ屋根の下に暮らして、そのような事が信用出来るはずがない。
それが本当なら、私と一生離婚出来なければ、一生関係をもたずに暮らすのか?
それなら、離婚なんてしてやるものか。
そう強がってみても本心は、この様な事をされても尚、離婚する決心がつかないだけ。
情けない
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[3736] 情けない 9 投稿者:飯田 投稿日:2005/11/09(Wed) 08:54

その夜も、一緒にお風呂に入れと強要する。
その後また妻を抱こうとしたが、ただ涙を流しているだけで、昨夜のような抵抗はない。
しかし結局は、妻に惨めな思いをさせ、私も惨めな思いをしただけに終わる。
「恵は俺に対して、何をしたのか分かっているのか?これでも悔しい思いを抑えて、
可也譲歩したのだぞ。あの条件が飲め無いのなら、とにかく俺との事がはっきりとす
るまでは、奴とは絶対に会うな。それがケジメだ。」
「・・・・・・はい」
妻は黙って、私が軟化するのを待っていたが、一週間もすると急に焦りだした。
「何を焦っている?21年間も一緒にいて、急に別れてくれと言われても、すぐに結
論なんか出せない」
「分かっています。でも・・・・・」
妻は約束を守って逢ってはいなかったが、時々電話で様子を聞いていた。
奴がたまたま留守で下の娘が出た時に、姉がご飯を作ってくれていると聞く。
出て行ってから初めて、母親が来た事も。
上の娘に代わってもらうと、奴は書斎にしている部屋にこもってしまい、周りが何も
目に入らない時があると言う。
出て行った母親は、時々娘達に電話を掛けてきていたが、娘達の世話を何もしないで、
書く事に没頭してしまう事は、口止めされていて話していなかった。
仕事も、塾の講師をしている事になっていたらしい。
しかし、下の娘が全て話してしまった。
当然、私の妻の存在も。
おそらく、妻との事が思い通りに運ばずにイライラしていたのか、父親の様子が変だ
と感じ、不安になって、母親に助けを求めたかったのかも知れない。
母親が来たのは、その後だった。
娘達は母親が来た訳を知らず、気になった妻は、すぐに奴の携帯に電話して聞くと、
約束が違うので娘達を引き取りたいと言って来たと知る。
夫婦や家族の約束を破って不倫した女が、約束を破ったと言って来る神経が、私には
理解出来ないが。
奴も奴で、夏休みが始まるまでに改善出来なければ、娘達を渡すとその場凌ぎの約束
をしたらしい。
今は別れて1人らしいが、一度は子供を捨てて男に走った母親。
普段は優しくても、没頭すると娘達の存在を忘れてしまう父親。
どちらと暮らしても、あの子達には可哀想な気もする。
夏休みまでは、あと1週間。
妻の焦りが、手に取るように分かる。
「自分達の事しか考えられないのか?俺が何か悪い事をしたか?どうして俺が、お前
達の都合に合わせなければならない」
「ごめんなさい。あなたには、本当に申し訳ないと思っています。こんな酷い女はい
ないと自分でも思います。でも自分を自分で抑えられないの。たぶんあなたと別れた
ら、私は幸せにはなれない。いえ、幸せになんかなってはいけない。そう分かってい
ても・・・・・。あなたは強い男です。彼と違って強い人間です。私は彼を放ってお
けない・・・・・」
私は決して強い男などではない。
強い男になりたいと思って生きてきただけ。
今までずっと、強い男を演じてきただけ。
私は奴よりも、弱い人間に違いない。
妻に裏切られても、奴のようには離婚に踏み切れないでいるのだから。
他の男に抱かれた妻を、許そうとしている弱い男。
それどころか、逆にこんな事は許して欲しいとさえ思っている。
情けない。
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[3733] 情けない 8 投稿者:飯田 投稿日:2005/11/08(Tue) 07:41

相変わらず、奴の態度は煮え切らない。
何を言っても、ひたすら謝るだけで話にならない。
先ずは、私と妻との問題だと気付いて追い帰す。
「あんな男が好きなのか?」
「・・・・・・・はい」
奴はどの様な男なのか妻に聞く。
驚いた事に、奴は3月いっぱいで教師を辞めていて、4月からは無職だった。
「無職?」
学生の時から小説家志望で、国語教師をやりながら書いていたが、二足のワラジでは
思ったように書けないと言って辞めたそうだ。
妻はその事を、辞めてしまった後に聞かされた。
それで余計に奴と子供の事が心配になって、妻からも連絡を取るようになったのだ。
妻は気付いていなかっただけで、3月に我が家に招待した時には、奴に対して既に特
別の感情があったのかも知れない。
いや、相談を受けている内に、只ならぬ感情が芽生え始めている自分に気付き、その
ような自分を否定し、その事を吹っ切る為に私に会わせたのだろう。
それが、夢を追い掛けて無職になった事で。
奴は無口で大人しく、優しい男だと妻は言うが、奴の事をどれだけ知っていると言う
だろう。
大人しい男が、人妻とそのような関係になれるのか?
優しい男に、他人の家庭を壊せるのか?
2度しか会った事が無いからか、確かに大人しそうは見えても、私には奴の本当の姿
が見えない。
無口なだけに、余計どのような男なのか掴みきれない。
私に謝り続けながらも、奴の心は他を向いていたような気がするが、これも私が奴の
事を悪く思いたいという、嫉妬心から来るものなのか?
今も寝癖がついたままの髪で来たが、身なりも構わず、お金にも無頓着で、頻繁に奴
の家に通い出してからは、妻がお金を管理していた。
現在、貯金を食い潰して生活しているが、このままではあと1年もたないと言う。
「それまでに、小説が売れなかったらどうする?」
「家を売ってアパートに住めば、しばらくは生活出来ると彼が・・・・。ですから、
どうか彼への慰謝料は許して下さい。私は何も持たずに出て行きます。私も働いて、
出来る限りの養育費は払って行きます。ですからお願い。あの様な金額は・・・・・・・・」
知らぬ内に、離婚の条件を話し合っている。
そうだ、私は離婚すると口にしてしまったのだ。
「恵も働くって?」
「パッチワークの教室はまだ生徒さんも少なくて、色々支払うと3万程しか残りませ
ん。ですから・・・・・・」
「教室をやめて働くと言うのか?あれは恵の夢ではなかったのか?長年の夢が叶っ
たと言うのに、それを捨てると言うのか?」
妻は自分の夢を捨ててでも、奴の夢を叶えてやろうとしている。
そう言えば、私にも大きな夢はあった。
しかし、45歳になって家族がいては、そうは冒険も出来ないでいた。
「・・・・俺よりも好きになったのか?」
「・・・・ごめんなさい・・・本当は、よく分からないの。でも・・・・・・・・・」
ぼんやりした男でも、大きな夢を持っていた。
妻は、そんなところに惹かれたのだろうか。
大きな夢を諦めた、今の私の夢は小さい。
2人の娘を嫁に出し、妻と老後を仲良く平穏に過ごす事。
情けない。
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[3730] 情けない 7 投稿者:飯田 投稿日:2005/11/07(Mon) 16:59

娘達が出掛け、私は奴を待っていた。
事の重大さに恐れをなして、我が家に着くまでに考え直せと思いながら。
約束の時間が迫り、妻はお茶の準備を始める。
「泥棒にお茶がいるか!」
湯飲みを投げて叩き割る。
それほど私は、気が昂っていた。
昨夜の惨めな私とは違い、完全な戦闘モードだ。
妻が玄関まで迎えに行き、入って来た男は、何も言わずに立っている。
「座れよ」
「この度は・・・・・・・」
「この度は何だ!」
気が付くと殴っていた。
暴力だけは振るうまいと思っていたが、こんな時でもモジモジしている男に切れた。
「あなた、やめて!」
妻がすぐに間に入って、次の私の動きを封じる。
しかしこれは、犯罪者になる私を心配したのではなくて、奴が殴られるのを可哀想に
思い、庇っているだけだと感じた。
「あなた、ごめんなさい。全て私が悪いの。私を殴って」
奴の前に立ちはだかり、目を閉じている妻を見て思う。
妻は、こんな男に真剣なのだと。
「分かった。離婚してやる。すぐに別れてやる。今から条件を話し合おう」
私の口から、思ってもいなかった言葉が、次から次に飛び出した。
こんな場面で、男気を出している。
一番肝心な場面で、強い大人の男を演じてしまっている。
奴を見ると、妻の後ろで震えていた。
良かった。
女の後ろで震える男を見て、私の暴走に歯止めが掛かる。
奴が妻を庇って前に出ていたら、勢いで離婚を進めていたかも知れない。
「一方的に俺を裏切って離婚するのだから、財産分与はしない。慰謝料はいらないが、
養育費は愛と瞳が20歳になるまで、一人月10万。これで離婚してやる。」
「えっ・・・・・」
「加藤、おまえは慰謝料として5千万払え。それで許してやる」
「はい、分かりました。ごめんなさい。こんな事になって、ごめんなさい。ありがと
うございます」
私は耳を疑った。
無理な条件を出して、諦めさせようと思っていたのに、こいつは金持ちだったのかと。
「あなた、待って。彰さん、分かっているの?5千万と月々20万よ。彰さんと私に、
そんな大金が払える訳ないでしょ?」
「えっ?慰謝料五百万と月々10万かと思った。出て行った妻と、相手の彼からもら
った慰謝料があるから、頑張ればどうにかなると思った」
「しっかりしてよ。それに、あれを使ってしまったら、加奈ちゃんと美保ちゃんはど
うするの?あれには養育費も含まれているのよ」
殴られて平常心では無かったにしても、私よりもこんな男を選ぶのか。
情けない
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[3726] 情けない 6 投稿者:飯田 投稿日:2005/11/06(Sun) 09:54

妻は、他の部屋で寝ると言う。
しかし私は、それを許さない。
仕方なくWベッドに入ってきたが、その位置はいつもよりも、30センチ以上は離れ
ていた。
このわずか30センチが、途方もなく遠く感じる。
私が少し動く度に、身体を硬くする妻の緊張が伝わってくる。
「お願い、やめて!彼に抱かれてしまった、こんな私を抱けるの!」
妻の抵抗は凄まじく、パジャマのボタンが弾け飛ぶ。
もはやこれは、夫婦の営みなどではない。
愛を確かめ合う儀式などではなくて、完全なレイプだ。
泣いている女を、強姦しようとしているのだ。
「抱けるとも!恵は俺の妻だ!」
迫る私の唇から、何とか逃げようと左右に顔を背ける。
そんな妻の、髪を掴んで動きを制し、唇を押し付ける。
舌の進入を阻む閉じた歯を、何とか開かせようと頬を掴む。
昨夜までは絡めて来た舌で、私の舌を押し返す。
いつもは優しく舐める乳首に歯を立てる。
妻の顔は苦痛に歪む。
こんな事をしていては、よけいに妻は離れていくと分かっていても、私も必死だった。
何とか濡れて欲しくて舐め続けても、そこは私の唾液で濡れるだけ。
虚しい。
妻の言う通り、私のオチンチンは大きくなるどころか、普段よりも縮んでいた。
「恵のせいだ!恵が何とかしろ」
妻の唇に押し付けても、硬く閉じた唇をこじ開ける硬さなどない。
「どうしてだ。どうして俺が、こんな惨めな思いを・・・・・・」
情けなく縮んだオチンチンをぶら下げた私は、もう格好なんて付けてはいられず、声
を殺して布団に泣き伏した。
しかしこれは、ただ泣いているだけではない。
妻の同情を買おうとしている。
オモチャ売り場の前で、泣いて愚図る子供と同じように。
思惑通り、妻は私の背中に抱き付く。
「ごめんね・・・ごめんね・・・酷い妻でごめんね」
私は次の言葉を待っていた。
ただ一言『やっぱり離れられない』と言う言葉を。
しかし妻から、その言葉は出てこない。
私はその言葉が聞きたくて、今度は声を出して泣く。
情けない。
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[3716] 情けない 5 投稿者:飯田 投稿日:2005/11/05(Sat) 07:43

妻は両手でお湯をすくって顔を洗い、大きく深呼吸をすると話し出した。
「加奈ちゃんや美保ちゃんの事で、瞳が卒業してからも時々電話で相談に乗っていま
した。気になって、私から電話した事もあります。それが2ヶ月ほど前、子供達が精
神的に不安定になってしまったと相談を受けて、彼の家まで様子を見に行くようにな
りました。毎日のように彼の家に行くようになったのは、2週間ほど前からです」
私も大きく深呼吸した。
「家に行っていた?」
「加奈ちゃんと美保ちゃんの世話を・・・・・・・・ごめんなさい」
その中に、私の聞きたかった答えはない。
勿論これらも知りたかったが、もっと知りたい事がある。
「奴に抱かれた・・・・つまり、関係をもったのはいつからだ?」
気は焦っていても余裕がある振りをして、わざとゆっくり話す。
「・・・・・・・・・・・今日初めて・・・・・・・」
「今日!」
声が裏返る。
妻の話に嘘は無いと思った。
それは妻が話す様子からだけでなく、証拠はないのだから、身体の関係など無いと嘘
をつけば、私への罪が多少は軽くなったのだから。
たった1日の事が重い。
昨日打ち明けていてさえくれれば、最低身体の関係だけは止める事が出来て、妻に対
する愛だけで勝負出来たのに。
いや、そんな過ぎた事を考えても仕方がない。
身体の関係をもってしまったから、打ち明けてきたのだろう。
関係をもってしまった罪悪感から、そうしようと思った?
いや、それだけなら妻の性格からして、私と離婚して奴とも別れる。
関係をもって、相手に対する情が深まった?
それなら、21年間も一緒にいた、私への情の方が深いと思う。
以前からそう考えていて、関係をもった事で決心がついた?
これが一番近いのか。
それとも、関係をもって、離れられなくなるほど、奴とのセックスが気持ち良かった?
関係をもって、奴のセックスの虜になった?
こんな下種な事まで考えてしまう。
情けない。
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[3711] 情けない 4 投稿者:飯田 投稿日:2005/11/04(Fri) 14:15

当然、まだ聞きたい事は山ほどあったが、これ以上は聞かなかった。
この期に及んでも妻に対して、少しでも懐の深い、大きな男に見せようとしている。
「風呂に入るぞ」
この事から逃げたくて、何も無かったかのように平然と言ったが、当然妻は激しく首
を振っていた。
「まだ俺達は夫婦だ。いつも通りにしろ」
私は声を張り上げた。
いくら大きく見せようとしても、この様なところにも、人間の器の小ささが現れてし
まう。
妻は泣きながら従ったが、私に戻ってきた訳では無い。
これは私が騒いで、娘達に気付かれるのが嫌だったから。
まだ良い言い訳を思いつかないのか、または私との事が全て決まって、逃げられる場
所を確保してから言いたいのか。
見慣れた妻の裸体が、昨日までとは違って見える。
1日で、何が変わったのだろう。
小振りだからか、41歳になってもきれいな形をしているバスト。
細いウエストに、垂れるほど大きくないヒップ。
その下には、すらっと伸びた脚がある。
太らない体質なのか、たまに山を歩く以外、これと言った運動もしていないのに、あ
まり昔と体形が変わっていない。
ただ大きく変わったのは、私が吸い、途中娘達が吸って、その後また私が吸い続け、
黒く大きくなってしまった乳首と、今はタオルに隠れて見えないが、黒く飛び出して
しまったヒダヒダ。
今まで私だけの物だと疑わず、慣れ親しんだこの身体が、今は他の女の身体に見える。
お乳も垂れ、お腹にも大量に肉が付き、お尻も垂れた醜い体形になっていたら、5歳
も若い男は、見向きもしなかったかも知れない。
ブクブクと太って歳相応に見えれば、5歳も若い男は、並んで歩くのを嫌がったかも
知れない。
ところが、肩よりも長いストレートの髪を栗色に染めて、若妻の様な化粧をしている
スリムな妻は、あの男よりも年下に見えてしまう。
一緒に並んで歩いていて誇らしかった妻が、今は醜い身体に変わっていて欲しかった
とさえ思えてしまう。
私は顔を洗い、シャンプーをした。
いつもは身体から洗うのだが、涙を隠したかったから。
2人並んで湯船に浸かると、また妻が泣き出した。
「・・・・・・・ごめんなさい」
「いつからの付き合いだ?」
妻は声を殺して泣いていて、話す事が出来ないでいる。
早く答えが聞きたくて、もう一度聞こうと思ったが、黙って妻の答えを待っていた。
次に声を出せば、また顔を洗わなくてはならなくなるから。
情けない
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[3710] 情けない 3 投稿者:飯田 投稿日:2005/11/03(Thu) 21:07

まだ、妻の一時的な気の迷いだと思いたい私は、一番気になる事を聞いた。
「身体の関係もあるのか?」
普通、一緒に暮らそうと約束した男と女なら、身体の関係が有って当然かも知れない。
しかし私は、妻の貞操観、倫理観を信じたかった。
「・・・・ごめんなさい」
この妻の身体を、私以外の男に見られた。
見られただけではなくて、触られ、舐めまわされ、男の下で喘いでいた。
私以外の男の、硬く勃起したオチンチンが、妻の中に入った。
それも、無理矢理押し入ったのではなくて、妻もそれを望んで濡らしていたのだろう。
これは私にとって、どの様な事を意味するのか。
私だけの占有物を共有された?
いや、違う。
私しか入ってはいけない所に、他の異物が入った?
いや、違う。
そんな簡単な事では無い。
私以外は踏み込んではならない領域に、他の男が踏み込んだのだ。
それも、その領域全てを私から奪い、逆に私が入れない領域にしようとしているのだ。
これは戦争だ。
私の全てを、奪おうとしている男との戦争だ。
ようやく私に、怒りと言う感情が込み上げる。
「奴を呼べ」
「今は愛と瞳が・・・・明日あの子達は出掛けるので、その後来てもらう約束になっ
ています」
「喧しい。今すぐに呼べ。それなら最初から、娘に聞かせられない様な事をするな」
「あなた・お願いします・・・愛と瞳にはまだ・・・・・・・」
つい声を荒げてしまったが、言われなくても話せない。
自分達の母親を、他の男に渡してしまった情けない父親。
自分達の父親は、妻を盗られた情けない男。
嫌だ。
今まで偉そうに人生を説いていた、父親としての威厳まで崩れ去る。
出来れば、娘達が知るまでに、何とか妻を取り戻したい。
結局私は、話せないのではなくて、知られるのが怖いのだ。
情けない。
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[3709] 情けない 2 投稿者:飯田 投稿日:2005/11/03(Thu) 08:27

本当は声を出して泣きたいのだが、それだけは何とか堪えた。
これは男としてのプライドか?
涙を流していては、プライドなど既に無いのだが。
普通の夫ならここで激怒し、離婚と言う言葉を叫ぶだろう。
すぐに離婚を口にしないまでも、頬を張り、家から叩き出しているだろう。
しかし私には、何も出来なかった。
夢か現実かの、区別すらもついていないのだ。
妻は週3回、生花店の2階を借りて教室を開いているが、その日以外は、温かい物を
食べさせたいと言って、昼食の弁当を届けてくれる。
その時、自分の弁当も作ってきて、一緒に食べる事もある。
仕事からどんなに遅く帰った日でも、必ず起きて待っていてくれて、一緒にお風呂に
入り、一緒に食事をする。
休日は2人で山歩きをし、季節の花を見に、遠くまでドライブする事も多い。
セックスも週2回はしていて、現に昨夜もしたばかりだ。
その妻が他の男と付き合っていたなど、すぐには信じられるはずが無い。
「相手は誰だ?」
「・・・・瞳の担任だった・・・・・加藤彰先生です」
この男なら知っている。
知っているどころか、我が家で一緒に食事をした事がある。
昨年、下の娘が中学3年だった時の担任で、体は細くて背が高く、青白い顔をした、
無口で大人しい男。
同じく教師だった奥さんが、同僚と不倫して家を出て、酷い事に、子供をおいて出た
ので、男手一つで2人の娘を育てている。
我が家も娘2人なので、役員をしていた妻は子供の育て方など、何かと相談に乗って
いたようだ。
妻が世話好きなのは昔からで、加藤の事を男としてよりも、幼い娘の父親として見て
いたので、まさかこの様な日が訪れるとは、想像もしなかった。
娘の進学では、他の生徒よりも随分世話を掛けたので、娘の卒業を待って食事に招待
したが、加藤の娘は小学3年と1年で、2人共礼儀正しく可愛かった。
お姉ちゃんはしっかりしていて、絶えず妹の世話を妬く。
妹は知らない家で不安なのか、お姉ちゃんの服の裾を掴んでいた。
それを見ていた私は、娘達の幼い頃を思い出し、この子達は母親に裏切られながらも
頑張っていると思うと、目頭が熱くなったのを覚えている。
加藤はと言えば、小さな声でボソボソとしか話さず、私との会話も続かない。
お酒を勧めたが、飲むのか飲まないのかはっきりせずに、結局私1人が飲んでいた。
奥さんが一方的に悪いと分かっていても、この男なら仕方がないとも思ってしまった。
しかし私は、その男に妻を盗られようとしている。
私はこの男よりも下だと言う事か?
情けない。
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[3708] 情けない 投稿者:飯田 投稿日:2005/11/02(Wed) 18:43

青天の霹靂、寝耳に水、何と言って表現したら良いのだろう。
一寸先は闇、これが一番近いかも知れない。
妻とは2年付き合って、結婚してから19年経つ。
妻とは結局、21年一緒にいた事になり、妻の事は何でも知っていると思っていた。
それだけ信頼もしていた。
木曜の夜、家族4人で笑って食事をし、いつもの様に妻と一緒にお風呂に入り、妻と
2人でお酒を呑んで、妻を抱いた。
それが金曜の夜、妻をお風呂に誘うと真剣な顔で話があると言う。
「あなた・・・・離婚して・・下さい」
当然私は、悪い冗談だと思って笑った。
しかし妻の涙を見た時、私の顔から笑いが消える。
「俺に不満でもあるのか?」
「不満などありません。100点満点の夫だと思っています」
「それならどうして?俺の事を嫌いになったのか?」
「嫌いになんかなれない。好きだから、ずっと言えずに悩んでいました」
頭の中が混乱して、何が何だか訳が分からない。
しかし次の一言で、今までの全てが崩れ去り、私の人生は終った気がした。
「ごめんなさい・・・・一緒に・・暮らしたい人がいます」
私は妻の為に生きてきた。
妻と一緒にいたくて出張の多い会社を辞め、脱サラをして小さなビルに小さな事務所
を借り、この不況の中、妻に人並み以上の生活をさせたくて頑張って来た。
妻も仕事を手伝うと言ったが断った。
何故なら、妻にはパッチワークの教室を開きたいという夢があり、その夢を実現させ
てやりたかったから。
どうにか営業1人と事務員を1人雇えるようになって、妻の長年の夢だった、パッチ
ワークの教室を開くのにも協力出来た。
それなのに。
考えれば考えるほど信じる事が出来ず、私の顔には笑みが戻っていた。
「冗談はやめてくれよ。心臓が止まるかと思ったぞ」
「冗談ではないの・・・・ごめんなさい・・」
妻が泣き崩れるのを見て、妻の話が事実である事を、受けとめざるを得なくなった私
の目からも、大粒の涙がこぼれた。
情けない。
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離婚男 2/20(金) 20:31:51 No.20090220203151 削除
私が、妻の浮気・妊娠の一件で離婚してから1年半ぐらいが経つ。

ずっとずっと、悔しくて、恥ずかしくて、腹が立って、情けなくて信じられない毎日をすごしてきたが、やっと傷口が閉じ始めたかな。あまり、性的な描写はないですが、実話なので。

 昔ふられた彼氏と偶然再会したらしい。人妻だと聞いて、また、取り上げて遊んでやれと思ったに違いない。馬鹿な女だ。
確かに、妻は処女ではなかった。気の小さい私は、怖くて過去のことは何も聞けなかった。でも、正直「ゆるゆる」いや下品だが、ガバガバという言葉が似合うあそこだった。

 第一発見者は、なんと、同一県内に住む私のおばからだった。「あなたの奥さんにソックリの人が、背の高い同じぐらいの歳の男と腰をだきながら恋人のように歩いているのを見た。」というのだ。見据えたら、目をふせて顔をそらせたらしい。私は妻に問いただすのが怖かった。そのまま、放置しておいた。

 ある日、妻が私に言った。「私、赤ちゃんができたみたい。」おばの言葉が、頭から離れなかった。なんというべきだろう。妻自身、私の反応を見て、少しオドオドした態度になったが、勢いで乗り切るように。
「望んでなかったかなぁ、でも私はすごくうれしいんだ。イエーイ。」
「僕だってうれしいよ。イエーイ」そういうのが精一杯だった。
その日から、毎日苦しかった。興信所を頼むことを決意した。

 興信所からの報告は、多いときには週3回も、電車で3駅先まで出かけていき、駅前で相手と待ち合わせ、車に乗ってホテルに出かけていたようだ。心臓が止まりそうだった。初めて男の写真を見た。背が高くてイケ面、いかにももてそうな男だ。打ちのめされた。相手の職業はフリーターのようだった。後から気がついたが、うちの預金も100万単位で減っていた。ホテル代、遊び金から、性欲の処理まで。まだ早い段階とはいえ妊娠した体で甲斐甲斐しい女だ。おんぶにだっこ状態だったんだろう。

 後日、俺は、妻に切り出した。
「興信所頼んだんだ。証拠も十分ある。ホテルAとかね。別れてくれ。」妻は、少しドギマギした態度を見せたが無言だった。その日はお互い別室で寝た。翌朝、「手切れ金が欲しい。」そういう妻に、
「バカも休み休みに言え。殴られたいのか。」私は、激高した。
「あんたの妻が寝取られておもちゃにされてる写真、会社に送るよ。「孕ませちゃってすみません。」ってコメントつけて。きれいに別れてあげる。もう何も言わないから。」
「相手の男を訴えてやる。」
「情けない男、法廷にみんな連れといで。私たちの激しい肉体関係全部話してあげるから。毎日疼いちゃって私のほうから誘ってベトベトにして出かけてったの。」

 妻が、勝負に出てきていることはわかった。俺は、胸倉をつかんで発狂しながら、2発、3発殴った。
「これで、おあいこでいいでしょ。彼のところ行くわ。家庭内暴力に苦しんで逃げ込んだってことで。」
私は、一思いに殺してやろうかと思ったが、がっくり地べたにしゃがみこんで何もしなかった。その後、帰ってこなくなった妻と調停をやった。「奥さんは、裁判で家庭内暴力を訴えるっていってますよ。悔しいこともいろいろあると思いますが、ここは手切れ金を少し出してやるのが賢いかと思います。」調停員はそういった。

 今でも心では妻を恨んでいる。でも、正直、妻の裸や体が恋しい。一人で慰めているときも、妻とのセックスを思い出して興奮している。プリプリしていい体ではあったが、もうユルユルだったあそこ。さんざん使い古された体でさえ、私からは、舌を出して逃げていった。悔しい、でも寂しい。
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[2721] セクハラ課長と妻④ 投稿者:美巨乳妻の夫 投稿日:2006/04/01(Sat) 04:51

そんなやり取りをしていたら5分くらいが過ぎてしまいました。
待ちきれなくなったのか、リビングの課長から

「おーい!はじめよう!」

と声がかかりました。
その声と同時に妻は台所へ、私はリビングに走りました。
私と部長はビールを3本くらいあけ、空腹だったせいかちょっといい感じになってきま
した。妻は台所で簡単な料理を作っていました。

「奥さん、美人じゃないか・・・」

課長は妻が相当気になるらしく、ちらちらと台所の方を振り向いては、妻を目で追って
いました。私との会話など上の空だったと思います。

挙句の果てに

「さあ、本格的に飲もう!奥さんもこっちに来て一緒に飲みましょう」

なんて言い出しました。
やっぱりセクハラ部長です。男より女というのがみえみえでした。
妻も家に着てから初めて部長に声をかけられたせいか、

「はい」

と少し緊張した返事とともにエプロンをはずしリビングにやってきました。
胸元のボタンが上から三つも外れていて超ミニの妻を見て部長のテンションは上がって
きたようです。
タイトスカートとピチピチのシャツ・・・改めて見てみると完全に妻のボディーラインが
丸分かりの格好でした・・・。
腕回りやウエストが華奢な分、ボリュームのある胸とお尻がより一層引き立っています。
清楚な顔と肉感的なカラダのギャップがいやらしさを際立たせるのです。


初めは会社の話や普通の世間話をしながら3人で普通に飲んでいたのですが、突然部長が

「奥さん色白で、色っぽいねえ」

なんて言い出しました。

(やっと部長らしくなってきたな)

ワクワクしてきました。
妻はそんな発言に対しても楽しそうに笑って答えながらお酌をしていました。
お酌するたびに前かがみになると大きく開いたシャツの胸元から妻の胸の谷間が強調される
のが私の角度からもわかりました。
部長の目を追うとじっと谷間を見てニヤニヤしています。

課長は、社内でも有名な乳フェチです。
仕事中も女子社員の胸元が気になって仕方がないようで、視線はいつでも胸元に行ってい
ます。少し胸が大きめの女の子がタイトなサマーセーターなどを着てくると、仕事そっち
のけで人目もはばからず舐め回すように見ています。
一度、デスクの上で開きっぱなしになっていたノートに乳首の絵がたくさん書いてありま
した。きっと、お目当ての女子社員の膨らみを想像して楽しんでいたのでしょう。

そんな課長の目の前、手の届くところに、若々しく可愛い妻の豊満なバストがが晒されて
しまっています。課長はすでに乳首や乳輪の形を想像している頃でしょう。

ボタンがはじけ飛んでしまいそうな窮屈なシャツを着て、エロ親父のいやらしい視線を
その美巨乳に受けている妻に激しく嫉妬し・・・興奮してしまいました・・・。
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[2686] セクハラ課長と妻③ 投稿者:美巨乳妻の夫 投稿日:2006/03/27(Mon) 00:59


「山口君・・・なかなかいいじゃないか・・・」

おそらく、期待を大きく上回っていたのでしょう。
上品な顔立ちとは不似合いな妻の巨乳に気づいたのか、課長の口元は、すでにいやらしく
歪んでいました。
とにかくその場は課長にはあがってもらい、先にリビングに通して

「由美、家でスカートなんて、珍しいじゃないか。それにそのシャツ・・・」

と聞くと、得意そうに

「だって、あなたが出来る限りのおもてなしをするように言ったからよ」

と、嬉しいことを言います。
妻は、相当保守的な方だと思うのですが、天然なのです・・・。
私にとっては思いもかけない展開です。まさか妻がそんなに協力的だとは思いも
しなかったので、調子にのって

「そうか、ありがとう。でもどうせサービスするなら胸のボタンをもう一ついや、
二つくらいはずしてあげたらきっと喜ぶと思うよ」

と半分本気っぽく、半分冗談っぽく言いました。すると妻は

「そうかなぁ、こんな感じ?」

とボタンを二つはずして見せました。まさかそんなに簡単にはずすとは思って
いませんでしたのでちょっと面食らってしまいましたが、こんどは出来るだけ
本気っぽく

「そうだなぁ、良いんじゃない。それだったらスカートももう少し短くしてみたら?」

と提案してみました。

「えー!これ、十分短いと思うんだけど・・・」

と言いながらも、妻はまるで女子高生のように腰の所で一回、二回と折って短くして
みせました。そして一言

「これじゃ座ったらパンティー見えちゃうよ・・・」

と私に笑いかけます。その笑顔に対し私はあくまでも真剣に

「そんなことないよ、僕の昇進がかかってるんだ。そのくらいしてあげないと・・・」

と言うと妻もちょっと真剣な顔に戻って

「そうね・・・!」

と小さくうなずきました。
                
そして、出来上がった妻の姿は想像以上にいやらしいものでした。        
見栄を張ったのか、寄せて上げるタイプのブラジャーを着けており、ただでさえ深い
Fカップの胸の谷間が激しく強調されているのが大きく開いた胸元から覗いています。
そして膝上というより股下何センチとなったスカートからはむっちりとした太股が完全に
露出され、座ったら確実にパンティーが見えそうです。

貞淑な妻の思いも寄らない恥ずかしい格好に、すでに私の股間は張り裂けんばかりでした。
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[2675] セクハラ課長と妻② 投稿者:美巨乳妻の夫 投稿日:2006/03/25(Sat) 15:18


「散らかってますけど」

恥ずかしそうに出てきた妻は、なんとセクハラ課長のボルテージを一気に上げる格好をして
いたのです。

風呂上りの薄化粧に上はピンクのシャツ、下は白のタイトミニ。

普段はGパンやスウェットが多い妻ですので、家では見慣れないスカート姿に、私も興奮しま
した。しかもそのスカートは映画の試写会の際に揃えた一張羅で、控えめの妻が思い切って
買った膝上15センチのミニでした。
デパートで「ちょっと派手かなあ」と悩む妻を強引に口説いて買わせたものでした。案の定、
試写会の前後、人妻でありながら多くの男のいやらしい視線を浴びていました。
よほど恥ずかしかったらしく、それ以来穿いてくれません。

ストッキングを穿いてはいましたが、形のよい妻の白い太腿が半分ほど露出しています。
スリットは後ろに入っており、フォーマルでありながら色気を感じさせるオトナのスカートです。

淡いピンクのシャツは、ホワイトデーに私がプレゼントした生地が薄い細身のドレスシャツです。
一応ブランド物だったのですが、サイズが小さかったため残念ながらまだ着てもらった事が
ありません。

サイズは、Sでした(よくわからずに買ってしまったのですが・・・)。
身長157センチと小柄な妻ですので袖丈や着丈はサイズに合っていてはぴったりなのですが、
Fカップの胸の部分が苦しいのです。着てみると、予想以上の激しさで胸がブラウスを突き上げて
しまっていました。袖や腰回りも体ににフィットしていて、素肌がすっかり透けています。
特に密着している胸の部分は、ブラジャーが完全に透けていて、レースの模様どころか縫い目まで
見えていました。

「嬉しいけど、これじゃ外歩けないな・・・」

残念そうにしていた妻に、申し訳なさを感じていたところです。
何を思ったのか、妻はそのピチピチのシャツを着ていました。

ウエストがぴったりしている分、逆に胸が強調されて前に飛び出して見えたました。ただでさえ
少ないブラウスの布地が左右に引っ張られて、ボタンとボタンの間の合わせ目が数センチほど
開いてしまい、隙間からちょうどカップの連結部分が見えてしまっていました。

課長の喜びようは半端ではありませんでした。
「若くてきれいな奥さんじゃないか!よろしくおねがいします!お邪魔します!」
視線はすでに太股と胸に注がれていました。

事実、妻は結婚式で見たどの女性よりも魅力的で、セクシーな格好をしていました・・・。
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[4138] セクハラ課長と妻3 投稿者:美巨乳妻の夫 投稿日:2006/03/22(Wed) 04:00


課長と私は国道沿いのディスカウントショップでビールを買っていくことにしました。
ビールとつまみを買い終えたあと、課長は
「ちょっと付き合え」
と言って、私はオトナの玩具売り場へと連れて行かれました。
課長はあれこれ物色した挙句、ニヤニヤしながら液体の入ったビンを手に取りました。
「なんですか?それ」
「カミサンにおみやげだよ。効くぜ~こいつは」
どうやら、一種の媚薬のようでした。アメリカで流行った催淫剤らしく、1万円近く
しました。ラベルには半裸で横たわる女性の写真があしらわれ、

『発情ホルモン誘発』
『淑女の理性がぶっとぶ!』
『全身が超敏感に!!』
『通常の3倍のエクスタシー』

とか書いてありました。

課長の奥さんとは、一度ゴルフのコンペで会ったことがありました。決して美人ではなく、
下品なおばさんというイメージしか残っていません。年は課長と同じ年だったと思います。
その奥さんがこんな薬を使って欲情している様を思い浮かべると、滑稽でさえありました。
そして、課長のエロさ加減を再認識しました。
課長の奥さんは不感症らしく、こういった薬がないととても濡れないようです。
セックスの前には欠かせないそうです。

我が家へ向かう途中でも、課長はその媚薬の効き目がいかに絶大か、私に自慢するように
言って聞かせました。とにかくそこから家までは課長と奥さんのエロ話で盛り上がりました。
夫婦仲は良好で、40前の今でさえ、週に1回はセックスしているようです。媚薬を使い
ながらですが。
「一晩で3回することもある」と自慢され、その絶倫ぶりに驚かされました。
スケベな中年を絵に描いたような課長をますます妻に会わせたくなってきました。

家に着くと妻が出迎えてくれました。
「ただいまー!」
「お帰りなさい。こんにちは」

ドアを開けて出迎えた妻の姿を見て、私はびっくりしてしまいした。

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[4137] セクハラ課長と妻2 投稿者:美巨乳妻の夫 投稿日:2006/03/21(Tue) 11:42

妻、由美(26)は、夫の私が言うのもなんですが、かなり美人だと思います。色白で
上品な顔立ちをしています。
髪の毛はセミロングで身長は157cmと少し低いですが、特筆すべきはその胸です。
身長の割に、バストが大きく(89のF)、くびれたウエストと少し大きめなお尻と、
その清楚な顔からは想像できないくらいいやらしい体つきをしています。

事実、外を一緒に歩いているときなども男の視線が妻の胸に集中するため、妻は
恥ずかしがってあまりボディーラインが出るような服を着ようとしません。


私は、結婚式で若い女のセクシーな姿を見て悶々とした部長に妻を会わせたくなって、
二つ返事で家で飲むことをOKしてしまいました。
大学時代にミスキャンパスに選ばれかけましたが、水着審査がイヤで辞退したと聞いて
います。


電話をかけると、妻は入浴中でした。

「由美、ゴメン。今、課長といるんだけど、飲む場所がなくてさ。これから家に連れて
っていい?」
「えー!!もうお風呂入っちゃったよ!!部屋も散らかってるし!」
「大丈夫!そんな気を使うような人じゃないから!」
「だって!・・・課長って、太田課長でしょ?いつも話してる・・・」
「そ!!エロエロの、太田課長!今日は接待だと思って、頼むよ!」
「えーっ!何それー!」
「とにかく!俺の昇進がかかってるんだから、おもてなし頼むな!20分後に行くから!」
「もう!!なんにもないからね!」
「いいよ、いいよ!ビールは買ってくから、くれぐれもよろしくな!」
「はーい・・・」
「できるだけ、セクシーな格好で!」
「もう、ふざけないで!!じゃあね!」

渋々承諾した妻をよそに、電話を切った私はすでに興奮で半勃ち状態でした。


「おう、奥さん大丈夫か?」
戻った私に課長が声をかけました。
「はい。大丈夫です!風呂に入ってたみたいですけど」
「おお・・・!風呂上りか!!なんかドキドキするな!」
あれこれ想像する課長を見て、私の期待も加速されていきました。

(妻はどんな格好で出迎えるんだろう・・・)
(課長は妻にどんな視線を向けるんだろう・・・)

私の妄想は膨らみ、帰り道、自然と足早になりました。
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[4135] セクハラ課長と妻 投稿者:美巨乳妻の夫 投稿日:2006/03/21(Tue) 01:59

私29歳、妻(由美)26歳、新婚2年目です。
私の上司(39歳)は、会社でも有名なセクハラ課長です。
40前ですが頭が半ば禿げていて、脂ぎってます。
酔うと若い女の子に絡み、カラオケなどではどさくさに紛れてあちこち触ってます。
女子社員からの嫌われ方も半端なく、「エロオヤジ」の名を欲しいままにしています。


先週の土曜日、会社の同僚の結婚式が私の家の近くでありました。
披露宴で私は課長の隣に座っていましたが、すでにセクハラモードに入っていました。
結婚式参加者の衣装って、何であんなに露出が多いんでしょう。新郎新婦の女友達の
大きく開いた胸元や、短めのワンピースに部長の目は釘付けでした。

シャンパンやワインで酔いが回ったせいか、課長は
「おおお・・・新婦、締まりよさそうだな」
「あの娘、パンツ見えそうだな・・・」
「あのドレス、背中丸出しで、エッチだな・・・」
とか、いつになく興奮気味でした。

特に普段一緒に働いている自分の部下のカクテルドレスにはひどく敏感に反応しており、
「○○は、意外と胸大きいんだな!!すごいスケベな谷間だぁ・・・」
「○○の太股、ムチムチでたまらんなあ・・・会社もミニスカートで来ればいいのに」
と、大はしゃぎでした。

さて、前置きが長くなりましたが、二次会が終わったところから話は始まります。
様々な興奮冷めやらぬ課長が、
「山口(私)の家で飲みなおそう!」と言ってきたのです。

辟易としていた私ですが、日ごろ「妻を他人に」と妄想し、興奮していた私には、
胸が高まる思いでした。
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父と妻

[2380] 父と妻 投稿者:部長補佐 投稿日:2003/10/23(Thu) 09:10

私が妻たちの関係が普通ではないと感じたのは半年あまり前からであったと思う。妻と父のことである。我が家は私42歳・妻37歳・父63歳・娘19歳という家庭である。私は大学を出ると父の薦めにて役所に就職、私の卒業時は所謂バブル景気で公務員は人気がなく民間へと人が流れた時代であった。役所所勤と言っても地方都市の役人にすぎないのだが、ここ10数年の不況を肌で感じると父の選択とコネがありがたく思えていた。妻とは親戚の薦めでお見合いで知り合い、結婚に至った。私にとって妻は十分過ぎるほどの女性で大変満足な生活を送っていた。
今春より娘は大学へと送りだし、我が家は普段は3人で過ごす事になった。私の母は四年ほど前に旅び立ち、その頃の父はまわりが心配するほど落ちこんでいたのだが、ここ2年ほどで以前の元気で、厳しい父に戻ってきたので、安心していた。

それは5月くらいであったと思う、娘が連休をこちらで過ごし都会へと戻ったときであったから。昼に私が家に居たので土曜か日曜であったと思う、リビングで新聞を読んでいたときのことである。
妻は台所で食事か洗い物なのかわからぬがしており、私が背を向ける形で新聞に目をやっていた。何気なしに消えているテレビに目をやると父が妻の脇を通る姿が見え、妻と父が重なる瞬間、父の手が妻のお尻を撫でたように見えた。私は目の錯覚か勘違いかと思い素知らぬそぶりで新聞を読むふりをし、目は画面へとむけていた。妻は父を見て私をみたようだが、何も言わずそのまま家事をこなしていた。父が冷蔵庫を扉を閉め、再度妻の後ろを通る時、私が数秒前見た同じ光景が写った。父は私のほうに顔を向け手は妻のお尻へ、2度ほど撫で自分の部屋へと向かう。私は信じられぬ思いがした。厳格な父が息子の嫁のお尻をなでる。信じられぬ光景であった。ただ父は母に旅立たれ寂しいのかとも思ったが、その反面、厳格な父があのような行為をし、また妻も驚く素振りを見せないのが、私にとって妙な気がした。妻にはその事が問いただす事ができなかった。なぜであろう、電車内で見知らぬ男が妻のお尻を触ったなら、私は何のためらいもなく、男を殴り、妻には声をかけると思うが・・。悶々とした日々を過ごしつつも、きっと父は冗談半分で触ったのだろうと考えるようになった、ただ気にかかるのは、妻がその時に何も言わず、驚きもしなかったことである。と言う事は父の行為はそのときがはじめてではないのではないかと思い始めた。

私は妻と父の関係の真実をどうしても知りたくなった。興信所とも考えたがこちらの身元が明らかになるのが心配であり、また普通の不倫ではなく、同じ身内、しかも父と娘であり一つ屋根の上で暮らしている2人とすれば、何も外で破廉恥な行為はする必要がなく、興信所という考えは瞬時に消えた。破廉恥な行為をしているとするならばであるが・・・。
かといって私が家に居る時にそのようなことが行われるわけもなく、どうしたものかと考えていた。

ボイスレコーダー・・・・。
私は会議に使うボイスレコーダーを思い付いた。ただ私のは2時間しか取れず長時間のものを購入することにした。九時間録音のもので細身の目がねケースくらいの大きさである。私は深夜妻の寝顔を横目に茶の間に向かった。ボイスレーコーダーを家の何処に隠そうかと思ったが、茶の間しか思い付かなかった。私はテレビの裏(ビデオの裏)の目立たぬところにテープで張りつけた。そして寝室へ・・。
ただ困った事があった。張り付けるだけではただの役に立たぬ機械、スイッチを入れないと本来の目的の録音ができない。当然であるが、夜中にスイッチを入れても、昼前に停止、だから朝出る時に入れなければならない。これには困った。朝バタバタしてる時にテレビの裏に手を回す人間はいない。数日が過ぎた。父は部屋にまだいる、私は妻が何かの用で2階に上がった時に実行に移す。ボタンを押すだけだから5秒も時間は要らない。

結果・・。
深夜に取りだし、翌日に聞くがあまりの長時間で聞くだけで疲れる。早回しをして止めながら聞くが、別に普段の会話、電話の会話、テレビ、掃除機、まったくの杞憂に終わった。
2度、3度、同じ行為(録音)を繰り返すが無駄であった。

が4度目の録音を聞いた時愕然とした、そして怒りと興奮が私を・・。
父「桂子さん、こっち来て面白いテレビをしてるよ」
妻「はいはい、何です」
普通の会話が続く、クダラヌ司会者の人生相談である。
しばらくすると妻の一言が。
妻「待って下さいね、窓と玄関を・・」
30秒後・・。
妻「お父さん、見えます?さぁどうぞ・・」
父「見える、桂子さんの大事なところ・・後を向いて」
妻「はい、こうですか?」
父「桂子さん、いつものあれお願い・・」
父「おおっいい・・おおっ」
後は妻と父が最後の行為までいくのはもはや自然であった。

私は役所の帰りに河川敷に車を止め暫し呆然するだけである・・。
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黒熊 11/27(月) 00:00:00 No.20061127000000 削除

「すみませんあなたッ…私は…私はふしだらな女です…でも、これだけは
信じて欲しい…私は、今でもあなたの事を愛しています…あなただけを…
愛していますッ!」

呆然としている私に妻はそう告げると、「ごめんなさいッ…」と再び頭を
下げます。そんな妻の態度からは、私に対する切実な想いが伝わってきま
した。

妻の告白からすると、私にも至らない点があったのだと思います。
仕事に追われて妻の事をないがしろにしてしまっていた事。妻の存在を居
て当たり前だと思っていた私の思い上がり。釣った魚には餌をやらない的
な、妻の事を一人の女として見ることが出来なくなっていた自分。そして、
夫としての責任を放棄していたにも等しい1年以上のセックスレス。
ここ数年の生活を振り返り、妻に対する愛情と呼べるものが果たして存在
していただろうかと私は考えました。

炊事をし、洗濯をし、掃除をする――それが妻として当たり前の事だと思
っていました。
仕事がどんなに遅くなろうとも、きちんと食事や風呂の用意をして待って
てくれた妻。
仕事のトラブルで苛々している時も、いつもと変わらぬ優しさで接してく
れた妻。
夜遅くに会社の上司や同僚・後輩を家に連れてきたときも、嫌な顔一つせ
ず接待をしてくれた妻。
新婚当初であれば、そんな妻に対し私も労いの言葉や感謝の言葉を返して
いたと思います。しかし、いつしかそれが当たり前の事だと思うようにな
ってしまっていました。そして、感謝の気持ちすら忘れてしまっていたの
です。
それでも妻は愚痴一つ零さず私に尽くしてくれました。それはきっと、私
に対して変わる事のない愛情を持ち続けていてくれたからなのでしょう。
そんな妻に対し、私は果たして愛情と呼べる接し方をしていたでしょうか。
今考えれば、その答えは「NO」です。

そんな事を考えていると、妻に対して申し訳なかったと言う感情が込み上
げてきます。
しかし、いくら自分にも非があったとしても、今の私には妻の言葉を到底
聞き入れる事など出来ませんでした。
私の脳裏には、ビデオの中の妻の姿が焼き付いて離れないのです。
決して私には聞かせた事のない激しい善がり声。全てを支配してくれる事
を望むようなお強請りの言葉。蕩けきった表情。そして、献身的なまでの
口奉仕。
それを思い出せば、またしても私の心には沸々と怒りが込み上げてきます。
出会って以来の妻の私に対する態度が、全て嘘で塗り固められた偽りの姿
だったのかと思えて仕方がないのです。

「ふざけるなッ!」

再び私は大声を上げていました。

「何が愛してるだッ!…そんなの信じられるかッ!…じゃあ…じゃあ何
だあれはッ!…こいつの身体にしがみ付き…好きなどとほざきながら気
持ちよさそうにしていた姿は一体何なんだッ!!…馬鹿にするなッ!!」

私は一気に捲し立てるように言うと、「フウゥッ…フウゥッ…」と鼻息も
荒く妻を睨み付けました。
妻は一瞬グッ…と唇を噛み締めると床に倒れこむようにして突っ伏して
しまい、「ごめんなさい…ごめんなさい…」と繰り返しながらすすり泣き
を零します。

「謝って済むことか!…ほら!…見てみろ!…これがお前の本当の姿な
んだろッ!?」

私は言いながらテーブルの上に置かれていたビデオのリモコンを取り上
げ、再生のボタンを押します。

『…アアッ!…す、凄いッ!…アッ!…アアッ!…またッ…またイッちゃ
うッ!…アアンッ!…裕之くんッ!…アアッ!…イッ…イクッ!…アア
ッ!…い、一緒に…裕之くんも一緒にイッてぇッ!』

途端にスピーカーからは男に媚びるような激しい善がり声が響き、画面に
は快楽を貪り合うような妻と男の痴態が余すところなく映し出されます。

「ああッ!…いやッ!…いやぁッ!…止めてッ!…あ、あなたッ!…お願
いッ!…見ないでッ!…見ないでぇッ!…お、お願いですッ!…お願いだ
からッ!…止めてぇッ!」

床に突っ伏していた妻は、スピーカーから自分のあられもない善がり声が
響くと同時に、私の腕にすがり付くようにしながらリモコンを奪い取ろう
とします。

「俺には見せられないのかッ!?…こいつとは愉しそうに見ていたのに
なッ!」

そう言いながら私は妻の髪の毛を掴み上げ、無理矢理にテレビの画面の方
を振り向かせました。

「いやッ!…いやぁッ!…あなたッ!…赦してッ!」

『…アアッ!…アッ!…イ、イクッ!…裕之くんッ!…わたしッ!…また
イッちゃうッ!…アアッ!…イクゥゥッ!…イクウゥゥゥゥッ!!』

『由紀子さんッ!…僕もッ!…僕もイクよッ!…ッ…ウッ…ウウウゥゥ
ゥッ…』

画面の中の二人が同時に絶頂を極めました。
髪の毛を掴み上げられたままの妻は「いやっ!いやっ!…見ないでぇ
ッ!」と叫び声を上げています。
画面の中では、同時に果てた二人が寝具の上でギュッと抱き合いながら、
恍惚の表情で口付けを交わしていました。
それを見ながら私は、自分の理性や精神が音を立てて崩れていくのを感じ
ていたのです。

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黒熊 11/23(木) 18:15:29 No.20061123181529 削除

妻はビデオを見ながら、私との性交を思い出していたと言います。もう随
分とご無沙汰な私との性交の記憶を蘇らせて、そして1年以上もほったら
かしにされていた事に遣る瀬無い気持ちを昂ぶらせていたのでした。
(あなたが構ってくれないから…)
だからこんなにも肉体が疼いてしまうのだと、妻は私を恨んだと言います。
(早く帰ってきて…私を抱いてッ…)
そのような想いを抱きながら、妻は画面の中の男と女に自分と私とを置き
換えていきます。
しかし、それは所詮想像の産物でしかありません。いくら私との性交を思
い描いたところで、欲情した肉体の疼きを鎮めることなどできないのです。
いや、それどころか、妻の肉体は益々刺激を求めて昂ぶっていったのでし
た。

そんな時、ふと隣に視線を移すと、彼のジーンズの股間がモッコリと盛り
上がっているのが判りました。
途端に、先程目撃した彼の男性器の姿が妻の脳裏に思い描かれます。そし
て疼き続けていた下腹部の奥がキュ~ンッ!と引き攣るような感覚を味
わったのです。
彼も興奮しているんだ…と妻は思ったそうです。
そして、本当にもう帰らなければ取り返しがつかない事になってしまうと
の思いが再び湧きあがってきたそうです。

「あなたが居れば、家に帰ってすぐにでも抱いてもらいたかった…」

告白の途中、妻はそう言いました。
しかし、その時点での私の帰国の予定はまだ4ヶ月以上も先の事だったの
です。
その時彼が「また興奮してきちゃった…」と言いながら妻の手を握り締め
たのでした。その瞬間、妻は何とも言えぬ心地よい刺激に見舞われたので
す。

いつの間にか妻の性感は敏感になってしまっていました。そこに、久し振
りに男の手が触れてきたのです。
妻は手を握られただけだと言うのに下腹部をジワッ…と蕩けさせてしま
ったと言います。
そしてその心地よい快楽に、妻は彼の手を振り解く事が出来なくなってし
まったのです。
(アアッ…駄目なのにッ…)
妻はそう思いながらも、手を握られるだけなら別に夫を裏切る訳じゃない
と、自分の都合のいいように解釈してしまいます。
しかし、彼は妻の手を自分の股間へと導いたのでした。
(アッ!…だ、駄目ッ!)
妻は宛がわれた股間から手を離そうとしますが、久し振りに感じる男性器
の感触に肉体は過敏に感応してしまいます。
ショーツの内側に愛液がトロリと溢れ出し、既に濡れている肉襞がクチュ
リと音を立てるのです。
妻は彼のジーンズ越しの男性器に触れただけで、この1年以上の間感じた
事のない悦楽を感じてしまったのです。
そして妻は、彼の股間から手を離す事が出来なくなってしまいます。
その時彼が不意に妻を振り向き、「我慢できないよ…」と告げながら妻を
押し倒してきます。
「だめッ!…だめよッ!…裕之君ッ!…や、やめなさいッ!」
妻は彼の身体を押し返しながら抵抗します。しかしその抵抗は形だけの物
だったと妻は言うのです。

「本当に拒むつもりだったら…まだ抵抗のしようもあったと思います…
それに、彼を納得させることも出来たと思います…」

妻は私にそう言いました。

「勿論、あなたを裏切る事なんて絶対出来ないと言う気持ちはありました
…その気持ちが一番大きかった…でも、心の奥底に…このまま彼に抱かれ
てもいいと言う欲望も…確かにあったのです…」

そんな妻の告白に、私は頭の中が真っ白になっていました。
勿論妻を責めたい気持ちもあります。
男に食って掛かりたい気持ちもあります。
しかし私は、何も言い返す言葉が見つからないのです。

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黒熊 11/23(木) 18:11:50 No.20061123181150 削除

その日は珍しく仕事が速めに切りが付き、妻はいつもより早い時間に彼の
アパートへと向かったそうです。
妻が彼のアパートに行くと、ドアを何度ノックしても返事がありませんで
した。留守なのかなと思いましたが、取り敢えずドアノブを廻すとドアが
開きます。無用心ね…と思ったそうです。
妻は彼が鍵を掛け忘れたまま外出しているのだと思い、取り敢えず食事の
用意だけでもしておこうと、無言でドアを開けました。そしてキッチンへ
と行きかけたとき、奥の部屋に彼の姿を見つけたのです。

何をしているのだろうと思いそっと部屋の中を覗くと、テレビにはアダル
トビデオと思われる映像が映し出されいます。そして彼はヘッドホンを装
着し、下半身丸出しで自慰に耽っていたのです。
驚いた妻は「あッ…」と声を上げ視線を逸らします。しかし、彼がその声
に気付くことはありませんでした。
妻はどうしたものかと迷い、もう一度彼へと視線を向けます。そこで妻の
目に映ったのは、彼が懸命に扱き上げている男性器でした。
それは、妻が久し振りに目にする男性器だったのです。
なぜならば、その時私は長期の出張中でしたし、出張に行く以前も仕事に
追われており妻との性交は殆どなく、1年以上の間セックスレスの状態だ
ったからです。

久し振りに見る男性器に、妻の視線は釘付けになってしまったと言います。
そして、何やら熱い疼きが妻の身体を駆け上がったのでした。
妻は彼の男性器から目が離せなくなってしまいます。久し振りに見る男性
器と言うこともありましたが、彼の男性器は今まで見たこともないほどに
長大で、逞しかったのです。
その男性器を扱き上げる光景を見て、妻の下腹部は甘い疼きに見舞われて
しまいます。下腹部の奥がジワリ…と蕩けるような感覚だったと言います。
妻は自分でも気付かないうちに太腿を擦り合わせ、柔らかいフレアースカ
ート越しの股間を片手で押さえ付けていました。
そしてその時、思わず「アアッ…」と甘い吐息を洩らしてしまったのです。
妻は自分の洩らした吐息で我に返ります。そして自分の行為を恥じながら、
彼に気付かれないように玄関へと戻ったのでした。
そしてその時です。奥の部屋から「あっ!」と言う声がしました。

その後妻は彼の料理を作るのですが、その時も彼の男性器が瞼に焼き付い
て離れなかったと言います。そして一度感じた下腹部の疼きは、益々酷い
物になっていったそうです。
そんな時、不意に彼が先程の自慰の話題を口にしてきました。
妻は自分の淫らな反応を悟られまいと、無理に笑顔を作って冗談を返しま
す。それでも、先程の彼の男性器が頭の中で益々リアルに思い描かれて、
知らず知らずのうちに視線は彼の股間を追いかけているのです。
そうしているうちに、話題は益々際どいものになっていき、妻の性生活の
ことに触れ始めます。
(2ヶ月どころか…もう1年以上もご無沙汰なのよ…)
(今の私は…裕之君以上に飢えているのかも…)
彼からの問い掛けににこやかな笑顔で冗談を返していた妻ですが、内心で
はずっとそのような事を考えていたそうです。
そしてそんな事を考えれば考えるほど、妻の肉体は浅ましく欲情していっ
てしまったのでした。
それでも彼からの「我慢できるものなの?」との問い掛けには「女は男と
違って、そのくらい我慢できるものなのよ…」と、笑顔で返すのです。
実際、妻自身その日までは絶対にそうであると信じて疑った事がなかった
らしいのです。

妻はその時点では、早くここから立ち去らなければと考えていたと言いま
す。自分の肉体の淫らな反応に戸惑いながら、これ以上ここいたらとんで
もない事になるかもしれないと感じていたのです。
しかし、彼がアダルトビデオを再生し始めると、妻はそこから動けなくな
ってしまいます。
初めて目にする卑猥なビデオに多少の興味もあったのですが、それ以上に、
1年以上に渡り抑制されていた妻の性欲が、どんな形でもいいから刺激を
求めていたのです。

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