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北原夏美 四十路 初裏無修正

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[Res: 78558] Re: 赦さない・・・③ ヨシキリ 投稿日:2012/06/07 (木) 17:48

夕食を済ませ風呂から出て、リビングで少しの時間を過ごすと寝室へと行った。
お互いのベッドに入り電気を消し、私は妻に問いかけた。

私「そんなにアイツのチンコが良かったのか?」
妻「そういう事じゃなくて・・・」
私「セックスが上手かったわけだ」
妻「違うの、本当に愛していた、ただそれだけで・・・。側に居たかった・・・それだけだった」

私「アイツの言う事は、何でも受け入れていたんだろ?」
妻「どういう事?」
私「野外でやったり、SMとかハメ撮りとかもしたんだろ」
妻「そんな事してない」
私「露天風呂は野外じゃないのか?」
妻「・・・・・」


私「アナルも捧げたのか?」
妻「それは私が大嫌いなの知ってるでしょ」

確かに私の知る限り、アナルに触れるのも嫌がっていた。

私「それは俺との事で、アイツは特別の人だから何でもやらせていたんだろ」
妻「本当にしてない」
私「そうか・・・」

私もかなり疲れていたのでしょう、そのまま深い眠りについた。


翌朝、朝食を食べながら

私「それじゃ、この先お前の“やり直したい”という気持ちを見させてもらうからな」
妻「ありがとう。それから・・・何て呼べばいいの?」
私「あぁ俺の事か。そうだな、“ヨシジさん”でいいよ」
妻「・・・わかった」


いつになく仕事を休みたい気分の月曜日だったが、無理して出社した。
仕事をしていても、頭の中がモヤモヤしてスッキリしない一日であった。


この日の帰り道、私はとある考えからアダルトショップに寄り“ローション”を買った。

家に着くと妻は夕食の支度をしていた。
私は先に風呂に入ろうとした時、電話が鳴りました。

電話は横山氏からで「示談の手続きをしたいので土曜日に事務所へ来てほしい」との事でした。
私は「当分の間、妻と別れずに居る事になった」と言い、麻美さんにも伝えてほしいとお願いした。

横山氏は妻に代わってほしいと言うので、キッチンまで子機を持っていった。
妻は強張った面持ちで「・・・はい、・・・はい、大丈夫です」と何度か返事をして電話を切りました。

妻「今度の土曜日に一緒に事務所に来てくれと言ってたけど」
私「うん、聞いたよ。事務所の場所は知ってるから」
そう言うと私は風呂に入った。


食事も終わりリビングでテレビを見ていると、洗い物を終え風呂から出て来た妻が側に来ました。

妻「土曜日にお金を持って行かなくてはならないのでお願いします」
私「そうか、通帳と印鑑だよな。あとで出しておくから」
妻「はい。それと、明日からお弁当を持っていきますがヨシジさんも要る?」
私「俺は今まで通り外で食うから要らない」
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[Res: 78558] Re: 赦さない・・・③ ヨシキリ 投稿日:2012/06/05 (火) 19:48

強張った表情の妻に、立て続けに聞いていきました。

私「やり直したとしても、お前に皮肉を言う事や辛く当たる事があるはずだぞ」
妻「それは、しょうがない事だと思います」
私「耐えられるのか」
妻「はい」


私「それじゃ、お前が本気なのかどうか、俺が出す条件に従うなら様子を見ようじゃないか」
妻「どんな事ですか」


私が出した条件は、

嘘や隠し事は絶対にしない。些細な事でも全て報告する。
金銭管理は全て私がする。家賃を含め公共料金も食費も半分ずつ負担する。通帳もカード類も預かり、妻は小遣い制にする。
営みは出来る限りの奉仕をする。私からの要求は全て受け入れる。
貴金属、バッグ類、服などのブランド品は全て処分する。


かなり戸惑っていた妻だが、最終的には承諾した。

私「それら全てを誓いの言葉として用紙に書いて署名捺印しろよ」
妻は私の言った事に従い、書き始めた。


私「もし約束を守らなかった時は終わりだ。親を始め知り合い全員に証拠の全てをぶちまけるし、もちろん慰謝料も要求する」
妻「約束します、絶対に守ります。償わせて下さい」

私「通帳と印鑑、キャッシュカードにクレジットカードもここへ出せよ」
妻は素直に私の前に差し出した。

通帳は2つ有り、両方の預金を足すと約610万円ありました。
(後日、記帳してみると最近の約2カ月で、かなりの金額が頻繁に引き出されていた)


私「それじゃぁ、全部預かるからな。他にヘソクリとかは無いのか?」
妻「無いです」


私「小遣いは月に2万円な。食料などの買い物用として1万円渡しておく、それはレシートを見せれば補充するから」
妻「会社の付き合いとかお昼代を考えると足りないと思うんだけど・・・」
私「2カ月以上も好き勝手しておいて馬鹿言ってんじゃねーよ。お昼は、残り物を弁当にして持って行けよ。
後はやり繰りするんだな」


その後、貴金属・バッグ類・服などを私の目の前に出させた。
必要最低限の物だけを妻に返し「売れる物は金に換えるから安心しろ」と言った。

妻「時計は必要なので返してほしいんだけど」
私「アイツと会う時に付けていた物や、着てた物は全て処分するからダメだ」
妻「・・・・・」
私「アイツの結婚指輪と似てる指輪ってどれだ?」
妻「あっ、それはポーチの中に」

妻は、いつも持ち歩いているポーチを持ってきて、中から指輪を取り出した。

私「これは捨てるぞ」と言って指輪を受け取った。


次にタンスまで行き下着を全て見せるように言った。
そこには上下揃いの高級そうな下着が、かなりの枚数入っていた。

私「見た事の無い下着があるなぁ。アイツの為に買った物か?」
妻「・・・そうです」
私「全て捨てるからな」
妻「・・・はい」


私「それから今してる結婚指輪は外して俺に預けてもらおうかな」

妻は全てを諦めたかのように、私の言った事に従った。
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