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北原夏美 四十路 初裏無修正

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樹氷 投稿日:2008/01/14 (月) 20:29

私は妻の「ファスナーのロック、外してぇな‥」の言葉に、ペニスを固くしたままで、言われるがままに従った。

[カチッ‥カチャッ‥]
ボンデージのファスナーのロックを外すと、妻は後ろ手で器用にファスナーを引き下ろした。

ハイネックのホックを外し、肌とラバーが張り付くように密着していた腕を袖から抜いた‥
[キュッ‥キュッル‥ピチッ‥]
妻は、「フゥ…」っと、軽く吐息を吐き出し、薄桃色の肌に、細かい玉のような汗が光る上半身を晒した。

Eカップの釣り鐘型のバストと、[ツン]と、上を向いた乳首が眩しい‥
妻は、片脚ずつブーツを脱ぎ、無造作に傍らに投げ棄てた‥
そして、妻はヒップを上げて、ボンデージを引き下ろした。

ボンデージを脱ぐとともに、あっという間に妻の体から立ち込める濃密な淫臭。

裏返しになったボンデージは、巨根竿師のディルドだけが、そのまま妻のヴァギナに埋没したままで繋がっていた。

妻のヴァギナに‥巨根竿師のディルドに、強い意思があるように…

「ハァぁ~熱いわぁ…
‥」
妻はディルドを埋没させたままで、私に向き直り、腰を降ろし、挑発的に脚を広げた‥

「見えるやろ?もっと近づいて見てえなぁ‥早よう!もっとや!」

私は戸惑いながらも、顔を近づけた‥鼻を突く淫臭‥包皮が剥け、朱く肥大したクリトリス‥淫烈のビラビラは、[このペニスを離さない‥このペニスだけは何があっても離さない!!]とするように逞しいペニスの胴体に張り付いている。
突き刺さる巨根竿師のディルドは、[本物]にしか見えない。
その見事な巨根竿師のペニス(ディルド)は、極限まで、突き刺さる淫烈を広げて、赤黒い胴体を妻の愛液でヌラヌラと濡らし、浮き上がる血管、筋が、より肉感さを増してしてた。

「パパ‥これ抜いてみてぇな‥」

私は 「…あ‥あぁ‥」と、この非現実的な異様な空間に圧倒されながら妻に突き刺さるディルドの根元部分‥ボンデージのクロッチ裏地に固定されたディルドの根元部分を恐る恐る掴み、《グイッ》っと、引き抜いた‥《ズルッ‥ズルッ‥ズルリ‥》まるで大蛇が巣穴から出て来るようだ‥

「あふぅ‥ん‥ん‥」
妻の甘い吐息が漏れた‥
しかし‥その長大で極太なペニスは、ヴァギナから半分抜けた時点で、「ピクリっ」とも、動かなくなってしまった。

「な‥な‥何や?‥抜けんで!! お前?締め付けてんのかい?」
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樹氷 投稿日:2008/01/14 (月) 00:20

「あふぅ‥んぐぅ‥あぁ‥アカン‥また‥またやぁ…アソコが…アソコが熱い‥たまらんわぁ‥グチョグチョやわぁ‥このペニス‥エエわぁ‥なぁパパぁ‥見てえなぁ‥」
立ちながら自慰に耽り出した妻が、快感を抑えきれずにソファーに腰を下ろし、背もたれに全体重を架け‥腰を迫り出させ、思いきり両脚を開脚させ、ヴァギナから数センチ飛び出したディルドの根元部分をボンデージの上からリズミカルにかるに出し入れ始めた‥

「あふぅ‥あふぅ‥見てぇ‥ペニスの根元がヴァギナから出入りしてるの分かるやろ‥あぁぁ‥当たるぅ‥当たるわぁ‥大きい‥中が‥ヴァギナの中が‥カリで擦られるぅ~‥エェわぁ‥」

ボンデージと股間部位の隙間から、本物と見紛う巨根が、ヴァギナから出入りする度に、妻の発達したビラビラをめくり上げ、愛液で極太な胴体をヌラヌラと濡らし、《グチュ‥グチュッ‥グチョッ》と、音を立て、白濁色の泡を飛ばしている。
リビングに充満している淫臭が、密度を増した。
「ハァ~ン‥中で‥中で‥大きいペニスの形が‥形が‥はっきり分かるわぁ‥凄い‥な‥な‥見えるやろ?あふぅ‥あふぅ‥イクッイク‥イク!!アッ‥アァ~!」

[ビクッビクッ‥ヒクッヒクッ‥]妻は小刻みに体を痙攣させた。

[ハァ‥ハァ‥ハァ‥ハァ…フゥ‥ハァ‥」

妻は上半身を揺らしながら、ゆっくり息を整えていた。

私は、目の前で繰り広がる、その刺激的な光景に、妻を妖しい危険な取り返しのつかなくなる方向から引き戻す事など忘れてしまい、興奮し、固くなったペニスからは我慢汁が流れ出していた。
ソファーで横たわる妻が私の股間の慎ましい膨らみに気付き、おもむろに起き上がり、意地悪な顔で、私に近づいた…

「動いたらアカン!!」
妻は私に言い放ち、スラックスのファスナーを下げて、痛い程に固くなったペニスを引っ張り出した。

妻は左手を自身のボンデージと、ヴァギナの隙間に滑らせ、ディルドの根元部分に指を回し、右手は、私のペニスを掴んでいた。

「あ~ぁ…ムリやわぁ…分かるやろ?」と、妻は私のペニスを一瞥し、自身のボンデージとヴァギナの隙間に滑り込ませた左手に視線を移した。
妻の視線につられ、妻の左手を…ボンデージとヴァギナの隙間のディルドを凝視する私に、
「しゃあないなぁ…」と、けだるそうに私に背中を向けて「ファスナーのロック外してぇな‥なぁ‥早う‥」
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樹氷 投稿日:2008/01/13 (日) 21:43

我に還った私だったが、一体どうすれば良いのが分からなかった…
しかし、後戻り出来るならば、する事に越した事は無いのだ‥話し合って、趣味、遊びの範囲で止めなくてならない!!
言葉を尽くして伝えなくてはならない‥私は、私の頭を押さえ付けていた、妻の両腕を払い、淡々と妻に語りかけた。

「スマンかった。ワシはただ‥その特殊な構造のボンデージを、お前に着て欲しかっただけなんや‥ワシは、お前が性に淡泊な女やと思い込んでいた‥だから、そのディルドを果たして受け入れるのか?受け入れて、ボンデージを着たお前が、どれだけ変貌するのか?ワシの欲や‥欲望やったんや…この間、お前が、そのボンデージを着て、ワシに初めて見せるようなエロい姿見てな…こりゃもっと凄いモンが見れるんやないかと思うて、更にエスカレートして、それら用意してもうたんや…でもな‥今の、お前の姿だけじゃなく、様々な思い、言葉を聞いてワシの愚かさが…いかにアホなんかが分かる……
ワシがホンマに悪かった‥もう脱いでくれ!!もうエエ」
妻は、私の言葉を冷めた表情で聞いていた。
そして人変わりような口調で言った。

「嫌や‥アンタが望んだ事やろ?もうムリや‥」

「何でや?ワシが興味本位やったんは謝ったやないかい‥な‥な‥勘弁したってくれ」

私の言葉に、妻は立ったまま右手をディルドが納まったヴァギナに持っていき、人差し指、中指、薬指の3本で[グィっグィっ]と、ボンデージのラバー地の上から、腰をゆるやかに前後しながらまさぐり、左手は、Eカップの胸を揉みながら 「あふぅ‥アカンねん‥この間のまでは我慢出来た思う‥あぁ‥見て‥なぁ‥この指、この腰‥勝手に‥勝手に動いてるんやで‥あんっ‥このボンデージ着てな‥このディルド入れてるとメッチャ気持ちエエんや‥あぁ‥ん‥ディルドがな‥ウチのアソコの中で、ビクッ‥ビクビクッって動くねん‥嘘やない‥あふぅ‥でなぁ‥どんどんキツい感じが薄れて、まるでウチのアソコの為に生まれた‥ウチのヴァギナのサイズを正確に計って作ったようなペニスや!!]
これはディルドに塗り込めた媚薬の劇的な効能なのか…媚薬が妻を狂わせたのか?

「お‥お前‥ペニスて、それは確かに本物から型を取って作ったモンやけど、ディルドはディルドやないかい!]

私は自分でも不思議な程に気色ばんで答えた。
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樹氷 投稿日:2008/01/13 (日) 18:48

「ウチは鏡の中の自分に驚いた‥《こ、これが‥ウチ?ほんまにウチなん?》女のウチから見ても、エロい‥ごっつうエロかっかたん‥その時アソコの中のディルドが動いたんよ‥《ズン!》ってな‥もうアカンかった‥後は覚えて無いんや‥パパからの電話までな‥したら今度はファスナーがロックされてて脱げんやもん‥驚いたわぁ‥天罰やて思うた‥パパは帰って来るし、オシッコは漏れそうやし‥そしてパパにボンデージ着てるのバレて‥ウチの体‥火ぃ着いてしもうてたから‥あのザマや‥しまいにオシッコ漏らしてもうて‥]
私は妻のヴァギナの匂いにクラクラしながら‥先程、妻の放った、短小ネタを心に引きずりなら、妻の言葉に反論する気力も無く、妻の言葉を聞いていた。

「でもな、パパ?あの後でウチは酷く後悔したんやで‥何でこのボンデージ着てしまったんやろ?あのディルドをアソコに受け入れてしまったんやろ?ってな‥パパに見せた事の無い姿‥パパでは引き出す事の出来ない私の姿‥見せてしもうた‥何をやってるんやウチって‥ウチが汚したカーペット洗いながら泣いたんやで‥パパを傷付けたんやないか?怒らせたんやないか?ってな‥」

「もうコレを着るのも‥ディルドを受け入れるのも、あの日限りや、って決めてたんや‥後戻りが出来るうちにな‥」

妻の瞳から大粒の涙が、零れ落ちた‥

「でも、今夜パパからの電話で‥私の中の何かが‥壊れたわ‥壊れてもうた‥この間より生々しい‥誰が見てもドキドキするようなディルド見せられて‥ウチ‥ムリやった‥でもな‥欲しい思うたけど、こんなん入りきらん思うたんや‥この間のが元カレサイズや‥アレでも立派過ぎる程に立派や‥アソコ壊れてまう思うた‥押し当てて‥キツい‥キツいてな‥でもウチのアソコ‥アレを欲しがったんや‥隙間も無いぐらいにキツキツなんやけどココに全部‥全部、根元まで納まってもうた‥妻は私の頭を抱え込む両腕に力を込めて私の口を巨根竿師のペニスを型取ったディルドが納まる部位に押し当てて「ここや‥ここになんやで‥ここに全部納まってるんやで‥あの大きいのが‥全部や‥」
沈黙が流れた‥

「体がな‥体が勝手に動いてまうねん‥さっきコレ着てから気持ち良うて、気持ち良うて、何度イッたか分からへんのや‥」
妻の瞳の涙は乾き、恍惚の表情になっていた。

私は小料理で感じた胸騒ぎが現実の物となった事で、ようやく我に還った。
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樹氷 投稿日:2008/01/13 (日) 17:32

妻は言葉を続けた。
「でもウチは、浮気だけは考えへんかった…子供が出来辛い体の事をパパに隠していた負い目と罪悪感や…」
私は妻のヴァギナに顔を押し当てられたまま、妻の衝撃の告白を聞いた…私の脳は、真っ白に‥真っ白になっていた。
ショックだった‥心の中が、凍りついたようだった。
[パパのは小さい‥] [パパのは細い‥][パパのじゃ届かない‥]そして[パパは早漏‥]‥分かってはいた‥分かってはいたのだ‥私だって若い頃からヤンチャして、数え切れぬ程の女を抱き、現実を知り、己のペニスの小ささを嘆き、しかし、どうにかなるのでは?と、悪あがきを繰り返し、色んな女性とセックスを重ね‥舌技、指技を磨き‥時には、大人のおもちゃ迄駆使し‥
しかし‥女性の中には[生身じゅなきゃダメ‥巨根じゃなきゃダメ!]という人も居る事は確かなのだ‥
本来、女性とは本能で強い男を求める生き物であるのは明白。
女性の、その本能の根元は[子孫を残す]事なのだ。
力強く逞しいペニスに惹かれ、それに貫かれた時の悦びは、男の単純で浅はかな考えなど及ぶ物では無い。

私は全身から力が抜けて行くのを感じていた‥しかし、ヴァギナに押し当てられた鼻腔からは、妻の牝のフェロモン溢れる淫臭が、絶える事無く流れ込み、太腿の付け根から垂れる愛液は、私の口に流れて落ちてきている。力の抜けた体なのに、私のペニスは痛い程に固くなっている。

妻は、瞳に涙を潤ませて、「寝た子を起こしたのは、パパなんやで‥この間、山田さんの所から、このボンデージが送られて来て、裏側のクロッチ部分から生えた生々しいディルドを見て‥ウチは震えた‥子宮が、キュンってなってもうた‥見ているだけでアソコから溢れて来るのが分かった‥でもな‥ウチ宛てに届いても、《パパが、こんなのを私に贈る?山田さんが宛て先、間違えたんや‥》 って…封印していた物が、顔出さんように頑張ったんや…けど‥気付けば、あの生々しいディルドに手を添えてしもうた‥頭にカァっと血上ってしもうて‥しゃぶってもうて‥自然とパンツ脱いで‥ボンデージに脚通して、アソコに、あの逞しいディルド押し当ててた‥久々やった‥挿入する時、アソコからメリメリ音聞こえそうな、大きなペニス。でもウチのアソコは‥アソコはな、嬉しそうに飲み込んでしもうた‥次の瞬間、ウチは躊躇無くボンデージの袖に手を通し‥背中のファスナーを上げていたんや‥
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樹氷 投稿日:2008/01/13 (日) 16:17

私は妻の言葉に‥妻の淫靡なヴァギナの香りに、軽い目眩と痺れを覚え、固まったままだった。
妻は、私の頭を抱え込む両腕の力を強めながら、上から見下すように言った‥
「パパに‥パパに隠していたけど‥パパと結婚する前に、付き合っていた彼って、パパと違って、ペニスごっつい大きくて‥長くて‥太かったんや‥セックスもメチャ強かった‥私は、その人に娘から女にされたんよ‥
でも‥ろくに仕事もせん遊び人やった‥何度も‥何度も、別れよう思うたし、逃げ出そうとも思うた、でもな、18、9の娘にはようできん‥毎日、毎日、何度も抱かれ‥女の悦びを教え込まれたんや‥都合が悪くなると、組み伏され‥金をよこせと組み伏されて‥頭ではこんな、ろくでなしと居ったらエライ事になるて分かってはいたねん‥けどな‥体が‥体が言う事聞かへんのや‥その時に気付いた‥ウチは底抜けに淫乱なんやって‥]

「あげくの果てに、避妊もしてくれへんから妊娠や…。親にも言えへん…彼氏は、堕胎しろしか言わん‥けど堕胎するお金も無い‥しゃあないさかいモグリの産婦人科行ったわぁ、したら子供の出来辛い体になってしもうた‥私は身も心もボロボロ‥ズタズタや‥それでようやく彼氏と別れる決心が出来て‥きちんとした仕事にもついて‥その頃や‥パパに出会ったのは。ウチの勤めていた店に、会社興したばかりのパパが出入りしておって‥パパは、いつも笑顔で、優しくて‥傷心だったウチはどれほど救われたか分からん。そして‥お付き合い始めて‥パパに初めて抱かれた時にパパのペニス見て、何で大きくならんのやろ?固くなるだけやって、不思議やった‥元カレの半分もあらへん‥挿入たら挿入たで全然当たらへん‥ウチは元カレのしか知らへんし、それが当たり前やと思っていた‥けどパパのは‥小さくて‥細くて‥それでいて、いざ挿入したらしたで、あっという間にイッてまうし‥
元カレに仕込まれて、作られたウチの体はイク事も出来ん‥欲求不満や‥でもな‥あの頃のウチはセックスの快楽より、人間の思いやりや優しさが心地良かったんや‥だから‥だから‥後ろめたい気持ちもあったけど、パパのプロポーズを受けてお嫁にしてもろうた…
その時にウチは心に決めたんや…《性に淡泊な女を演じ続けようて。自分の中に居る淫乱な好きモノな女は一生封印しようて》でもな、ウチも女や…もう30にもなる女盛りやで?だからや、だからスポーツクラブ通って‥欲求不満を解消して‥」
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樹氷 投稿日:2008/01/13 (日) 14:56

間接照明で、照らされ、私を見つめる妖しく光る目は、何故か哀しみと哀れみを宿しているように見えた。

妻は、無言で私の方へ、一歩、一歩、カーペットを外されたフローリングを[カツッ‥カツッ]と、ブーツの踵の音を響かせて、近づいて来る…
近づく妻とともに牝の淫臭が私の鼻をついた。
無言のままで妻は、私の腕を掴み、体を入れ替え、妻が先程まで座っていたソファーに[ドンッ]と、私を突き倒した。
私はソファーに尻餅をつき、私の目の前に立つ、妻を見上げた。
妻は、無言のまま、[スゥっ]と右手を伸ばし、私の後頭部に手を回し、[グイっ]と、私の鼻腔を、妻のボンデージに覆い隠されたヴァギナに‥巨根竿師の巨大なペニスを型取ったディルドが余す所無く埋まるヴァギナを覆うラバーに押し当てたのだ。

驚きのあまりに固まり、身動きの出来ない私に、妻は、左手も私の後頭部に回して、左右の腕で私の顔を抱え込むように、自身のボンデージに覆われたヴァギナに押し当てた。
鼻腔を突く、濃厚なヴァギナとラバーの匂い。
太腿の付け根からは、トロトロの愛液が、溢れ、滴り落ちて来ている‥ 鼻腔を通じて伝わる妻の淫臭は私の脳を痺れさせ、股間を熱く‥固くさせた。
私は痺れを感じながら、上目使いで妻を見上げた‥そこには、哀れみを瞳に映した妻の顔があった。
妻は私と目が合った瞬間、初めて口を開いた。
「パパ‥アンタ、阿保やろ?もう‥もう無理やで‥分かってるな?] 妻の言葉に私の脳は更に痺れを増して行った。
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樹氷 投稿日:2008/01/13 (日) 13:48

[ガチャッ‥ガチャガチャッ]
玄関を開けると、蒸せ返るような淫臭が漂っていた。
普段なら必ず点いている、玄関、廊下の照明が点いて無く、真っ暗だ。 リビングから薄暗い間接照明の明かりだけが漏れている。
物音は一切無くて、妻の所在すら分からない…
ヴァギナから漏れたのであろう、牡を本能で刺激する愛液とラバーの入り混じった[淫臭]だけが確実に妻の所在を告げていた。

私は自分の家だと言うのに何故か、音を立てるが憚れるように、忍び足でリビングのドアを開けた。

薄暗い間接照明に照らされて、そこに妻は居た!
まるで香を焚きつめたように淫臭が充満したリビングの中で、巨根竿師の巨大なペニスを型取ったディルドを自身のヴァギナに余す事無く納めて、ボンデージを身に纏い、踵の高い太腿までの長さのロングブーツを履いた妻を、間接照明は妖艶に照らし出さしていた。

私は、その妻の姿を見て[ゴクリ]と、喉を鳴らし、立ち尽くしていた。
妻は、数日前の夜に見た、あの時よりも格段に艶を増している…
あの時は[ボンデージに、着られている感、妻自身にも戸惑いと罪悪感による抵抗感]が否めない部分もあったが、目の前の妻は、オーダーメイドだからでは無くて、そのボンデージ自体が妻を着手として選んだ…正に正真正銘に妻の為の物であるようだ。

限界まで締め上げられようなウエストの括れ…
谷間が強調されたバスト…ハイレグデザインにより脚長を際立たせ、股間部の土手を盛り上がらせ、牡を挑発しているかのようだ…
そして、西島氏からのブーツは、ボンデージ姿の妻を‥巨大なディルドをヴァギナに飲み込んだ妻を、より妖艶に見せている。
私が初めて見るような、メリハリのあるメイクをしている妻‥真紅のルージュが、眩しい。
薄暗い間接照明の中で、濃いめのシャドウで彩られた目が妖しく光っていた。
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樹氷 投稿日:2008/01/13 (日) 11:57

リビングからは妻の…否‥魔性のボンデージの虜に‥巨根竿師のペニスを型取ったディルドの虜になった[淫乱な牝]の、甘く、せつない、淫靡な声が絶える事無く聞こえている。
あの巨根竿師のディルドは、閉ざされていた扉の中で、息を殺して潜んでいた[性に貪欲な淫乱な牝]を、解き放つ鍵なのかも知れない…
[鍵]…それどころか、妻の鍵穴は、この鍵でなくては開かない鍵穴になるのでは無いのか? [鍵]は、その先端の形状、長さ、太さ、材質、その全てが、鍵穴に寸分違わずに、隙間無く、合っていなくては鍵穴が回る事は無い。
今、妻のヴァギナと言う名の鍵穴は、巨根竿師のディルドと言う[類い稀な鍵]によって作り替えられているのでは無いのか?
私は、そこまでの事態になっている事など知らずに小料理屋で、酔えぬ苦い酒を飲んでいた。
そう‥ここまで書いたボイスレコーダーの中身は、この夜、全てが終わった後に一人確認した物なのだ。

時計の針は10時を指そうとしていた。
私は、頃合いとばかりに小料理を出て、自宅に向かうべくタクシーに乗り込んだ。
自宅までは、タクシーなら5分足らずの距離だが、私にはタクシーでの時間が、酷く長い物に感じていた。
[期待と胸騒ぎの交差する]異様な思いを胸にして。
やがてタクシーは、自宅マンションの入口に横付けされた。
数日前に山田君と謀って、妻にボンデージを着せた時でも、こんな不思議な、複雑な感覚にはならなかったのに…
私の体の中の何かが、危険なシグナルを送り続けいるのだ。
早鐘のようなシグナルの音は、ヘッドホンで音楽を聴いている時に、緩やかにボリュームのダイヤルをMAXにされていくように、大きくなっている。
心臓の鼓動が、尋常じゃない。
私は、意を決して玄関を開けた。
[ガチャッ‥ガチャガチャ]
長い夜の‥淫靡な夜の扉は開いた。
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