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北原夏美 四十路 初裏無修正

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KYO 6/29(木) 22:20:25 No.20060629222025 削除
「ああ……そんな……」

妻の瞳からポロポロと涙がこぼれ落ちます。

恐らく妻は不倫がばれた時には家族を捨てて家を出ろと言われてい
ても、しばらくの間犬山たちの言うとおりにしていればいずれ解放
されるだろうと甘く考えていたのでしょう。いかに嗜虐的な趣味を
もつとはいえ、社会的地位のある男たちが人妻を拉致するというよ
うなことをするはずがないと思っていたのだと思います。

解放されたら私のところに戻り「不倫という罪を犯したからには申
し訳なくて私とは一緒にいられないと思い、長尾とも別れて独りで
反省してしていたが、どうしても子供を捨てることは出来ないので
家に帰って来た」と頭を下げる。そうすれば私は一時は妻を叱るか
もしれないが、結局は長い不在を心配し、また子供を思う気持ちが
勝って自分を家に入れるだろう。それからゆっくり私に詫びれば良
いと安易に考えていたのかも知れません。

「どうなんですか? ここで私の妾として暮らすといったのは嘘だ
ったんですか? ええ、奥さん」

犬山はそういいながら妻に迫ります。

「う、嘘ではありませんわ……」
「それなら私を愛しているというのも本当なんですね?」
「ほ、本当です……」
「ご主人よりもですか?」

妻は少しの間つらそうに顔を伏せていましたが、やがてさっと顔を
上げると「はい……主人よりも愛しています」と答えました。

(嘘だろう……絵梨子)

私は、妻が犬山を愛しているといったのはこの場をしのぐための方
便だろうと思いながらも、激しい衝撃に胸が痛くなります。しかし、
次に妻が取った行動はさらに私を驚かせるものでした。

「それじゃあ、愛している証拠を見せてもらえますか」

犬山はそういうと腰に巻いていたバスタオルを外します。52歳と
いう年齢が信じられないほどの逞しい男根が隆々と屹立していまし
た。犬山は先走りの液体にぬらぬらと光ったそれを妻の口元に押し
付けるようにしました。

「わかりました……」

妻はうなずくと口を開け、ピンク色の舌を出すと犬山の亀頭に這わ
せました。

「ああ……素敵……逞しいわ」

ため息をつくようにそう言った妻は、ぺろぺろと鈴口の辺りをなめ
上げていましたが、やがて大きく口を開け、犬山の肉棒を飲み込む
ようにします。

「犬山さん……好きよ……ああ……愛していますわ」

妻はさもいとおしそうに犬山の男根をしゃぶり続けます。

「玉袋も舐めるんだ」

妻はこっくりうなずくと犬山の男根から口を離し、チュッ、チュッ
と何度か再び口吻をしてから大きく口を開け、だらりと垂れた玉袋
を咥えます。

「もうご主人には未練はありませんね」
「は……はい……」
「ちゃんと答えるんだ」

犬山の声に妻はとろんと潤んだ瞳を向けます。

「……もう、主人には未練はありませんわ」

そういうと妻は再び犬山の肉棒に熱い口づけを注ぎます。犬山が何
事か妻にささやきかけると、妻はため息をつくように口を開きます。

「絵梨子が二度と主人のところへ帰れないように……絵梨子のオマ
ンコの毛を全部剃ってください」
「絵梨子は赤ちゃんのような身体になって、生まれ変わったような
気持ちで犬山さんに、お妾さんとしてお仕えしたいの」
「奥さんの気持ちはよく分かりました」

犬山はそういうとすっと身体を引きます。妻は一瞬きょとんとした
ような表情を犬山に向けます。私はそれがまるで、妻が犬山を最後
までイカせることが出来なかったことを残念がっているように思え
ました。

「これ以上私一人が楽しんでいては、他の皆さんに恨まれます。そ
ろそろ浣腸を始めましょう。いいですね、奥さん」
「ハイ……」

妻は素直にうなずきました。

嫌悪しているはずの浣腸責めを受け入れる──妻の現在の表情には
抵抗といったものは見られず、ただ気弱げに目を伏せ、羞恥に薄く
頬を染めているだけでした。

「浣腸の前にお尻の穴を少しマッサージしてあげましょう」

犬山はそういうとKYゼリーを指先に取り、露わになった妻の肛門
に塗り付けました。
KYO 6/29(木) 22:20:56 No.20060629222056 削除
「あっ……」

妻の喉から小さな悲鳴が洩れます。

「おや、どうしたんですか? 感じるんですか」
「そ、そんなこと……ありませんわ」
「そうでしょう、お尻の穴で感じるなんて、奥さんはそんなはした
ない女ではないはずですよね」

犬山は意地悪くそんなことを言いながら、指で妻の菊の花弁を丹念
にマッサージしていましたが、それが徐々に粘っこい柔らかさを示
して来たのを見ると、おちょぼ口のような菊蕾に人差し指を差し入
れます。

「ああっ……」

再び妻は切なそうな悲鳴を上げます。犬山はそんな妻の反応を楽し
むように、ゆるやかに指先を抽送し続けます。

「おしっこの穴でも、お尻の穴でも感じるなんて変態女は私の妾に
するわけにはいきませんよ」
「は……はい……」

妻はそういいながら、つらそうに眉をしかめます。

「犬山さん……も、もう十分ですわ……」
「マッサージはもう良いんですか?」
「はい……」
「浣腸をして欲しいというんですね?」
「は、はい……」

そういいながらも犬山は淫靡な指の動きを止めません。妻は徐々に
切なげに豊満な尻をくねらせ始めます。

「あ、ああ……そんなにされたら……お、お願い……」
「感じてしまうというのですか?」
「ち、違います……」

KYゼリーでしっとりと濡れた妻の肛門は犬山の指の動きにあわせ
てまるで食虫植物のように収縮し、ぬちゃ、ぬちゃという音を立て
始めます。

「お願い……早く浣腸を……」

妻はその部分からはっきりと、妖しいばかりの性感を覚え始めたの
でしょう。もどかしく尻をくねらせながら浣腸を催促します。

「まだまだ……もっとお尻の穴をやわらかくしなければ……」
「ああっ……もう許して……」

犬山はピンク色をした小さなローターを取り上げると、妻の肛門に
当てました。ジーッという小さな音が響き、妻の肛門がひくひくと
収縮します。上方の陰裂から愛液がいわゆる蟻の門渡りを伝わり、
つーっと流れ落ちてきました。

「ああーーん」

妻は明らかな歓喜の声を上げて、双臀を蠢かせます。あの貞淑な妻
が自分を陥れた憎い男に排泄器官を責められ、喜悦の声を張り上げ
ている。私は悪い夢を見ているような気分になってきました。

「お尻で感じているんですね、奥さん」
「ち、違います……感じてなんかいません」
「それじゃあ、これは何ですか?」

犬山は指先で妻の愛液を掬い取ると、目の前に差し出します。妻は
嫌々と首を振りますが、犬山は濡れた指を妻の頬で拭うようにしま
した。

「感じたんですね?」

犬山に問われて、妻は赤く頬を染めてこっくりとうなずきました。

「はっきり言いなさい。尻の穴で感じたんですね」
「はい……お尻の穴で感じました」
「そんな変態女は私の妾にするわけにはいきませんよ」
「嫌っ」

妻は悲鳴のような声を上げて身体を悶えさせます。

「お妾にしてくださいっ、お願いですっ。絵梨子を犬山さんのお妾
にしてくださいっ!」
「駄目です。奥さんのような変態女はやはり、温泉に売り飛ばして
ピンクコンパニオンやストリップをさせた方がいいでしょう」
「嫌、嫌、お願い……売らないでっ!」

妻は「売られる」という言葉に反応するのか、裸身を激しく悶えさ
せて泣きじゃくります。

「お、お浣腸のお仕置きを受けたら絵梨子を売らないとおっしゃっ
てくれたじゃないですか。は、早くお仕置きをして。絵梨子にお浣
腸をしてっ!!」

妻の激しい乱れように、男たちの間からは嘲笑が洩れます。

「わかりました。それじゃあ、浣腸してあげましょう」

犬山はようやくローター責めをやめると、用意していたガラス製の
浣腸器を取り上げます。安堵のため息をついた妻に犬山はまたして
も難題を吹きかけます。
KYO 6/29(木) 22:21:41 No.20060629222141 削除
「浣腸液はいつものように薬用グリセリンを2倍に希釈したもので、
このシリンダーには100ccの浣腸液が入ります。奥さんに施す
浣腸の量は200ccです。いいですか?」
「はい……」

妻はすっかり覚悟を決めたのか、拘束椅子の上に乗せられたままう
っとりと目を閉じ、浣腸を受けるのを待っています。

「100cc入れるごとにカメラに顔を向けて『○○cc、お浣腸
いただきました、有難うございました』とはっきりお礼を言うので
すよ、わかりましたか?」
「はい、わかりました……」

これ以上取り乱すのも見苦しいと考えたのか、妻は素直にうなずき
ます。いよいよ浣腸責めの開始です。

「あっ!」

浣腸器の嘴管が肛門につきたてられた瞬間、妻はうなじを見せて顔
をのけぞらせます。犬山がポンプを押すと、浣腸器の中の薬液がみ
るみる減っていきます。

あっという間に100ccの薬液が妻の体内に注ぎ込まれました。

「ひゃ、100cc、お浣腸、いただきました……あ、有難うござ
いました」
「よく言えましたね」

犬山は続けてシリンダーに薬液をたっぷりと吸い上げます。妻が顔
をこわばらせてそれを見ているのに気づいた犬山は、叱咤するよう
に言います。

「そんな硬い表情は気に入りませんね。奥さんがお願いするから浣
腸して上げているのですよ。もっと嬉しそうに、浣腸をしてもらう
ことへの感謝の気持ちを表さなければなりません」
「は、はい……すみません」

妻は無理やり作り笑いを浮かべます。犬山はそんな妻を見ながら、
再び嘴管を妻の肛門に突き立てました。

「あっ……」

妻は硬い嘴管で微妙な箇所を突き破られる苦痛に小さな悲鳴を上げ
ます。

「おや、どうしました。浣腸が嫌なんですか?」
「い、嫌じゃありません……う、嬉しいです」
「浣腸されて気持ちいいですか?」
「は、い……気持ちいいです」
「そうですか」

犬山は残酷な笑みを浮かべました。

「浣腸されるのが気持ち良いなんて、やっぱり奥さんは変態ですね」
「ち、違います」
「そんな変態女は私の妾になるより、温泉に売られる方がお似合い
じゃないですか?」
「嫌っ、売らないでっ!」

妻は幼児が駄々をこねるように、逞しいばかりに張り出した双臀を
揺らせます。

「それじゃあ、やっぱり浣腸は気持ちよくないんですか? クリ責
めに切り替えましょうか?」
「嫌っ! ク、クリは嫌っ……ああ……絵梨子、いったいどうした
らいいの……」

混乱の極致でシクシク泣き出す妻の菊蕾を、犬山は嘴管の先でくす
ぐったり、ぐいと挿入してはほんの少し薬液を注入したり、いった
ん浣腸器を外して指先でやわやわとマッサージしたりします。一寸
試し五分試しになぶり抜く犬山の手管に、妻は次第に狂乱状態に陥
っていきます。

「あ、ああっ、も、もうっ!! じ、じらさないでっ!! か、浣
腸するなら早く浣腸してっ!!」

双臀をうねらせて悶え泣く妻の陰裂からはとめどなく甘い果汁が滴
り落ち、こころなしか大きさを増したクリトリスは鞘を弾かせてフ
ルフルと震えています。それを見た犬山はクリキャップを取り出す
と妻の花芯に装着しました。

「ああっ、もうっ、そ、それは嫌っ!!」

再びクリキャップで花芯を吸い上げられ、妻はその鋭い感覚に絶叫
します。犬山はクリキャップを弾いては浣腸器のポンプを一押しし、
もう一度弾いてはまた押すという動作を繰り返します。

2つの性感帯を時間差で責められるたまらない感覚。シリンダーの
中の薬液が少しずつ減るにつれて、妻は快楽の頂上へと追い上げら
れて行きます。

「あ、ああっ、も、もうっ、イキそうっ!!」

クリトリスとアヌスを交互に責められる倒錯的な快感に妻はついに
断末魔の悲鳴を上げます。

「そらっ、とどめだっ!!」

犬山はニヤリと笑うとシリンダーに半分近く残った薬液を妻の体内
に一気に注ぎ込みました。
KYO 6/30(金) 22:40:48 No.20060630224048 削除
「あっ、あああっ!!! い、いっ、イクっ、イキますっ!! あ
ああっ!!」
「ちゃんとお礼の言葉をいわんかっ、この変態馬鹿女っ!!」
「ああっ! に、200cc、お浣腸、いただきましたっ!! あ
りがとうございましたっ!!」

直腸内に注ぎ込まれる浣腸液を膣内への射精のように感じた妻は、
そうほざくように叫ぶと、がっくりと首をのけぞらせました。


200ccの浣腸を施された妻は、うっとりと目を閉ざしたまま犬
山によって腹部を緩やかにマッサージされています。犬山に耳元に
何か囁かれた妻は微笑してうなずき、求められるままに唇を重ねま
す。妻は温泉に売られたくない一心で犬山に媚を売っているのかも
しれませんが、その様子はまるで仲の良い夫婦のようで、私は激し
い嫉妬に身体が熱くなります。

「どうですか、奥さん。そろそろ催してきたんじゃないですか?」

犬山が尋ねると妻は恥ずかしげにこっくりうなずきます。

「それじゃあ素直におねだりしなさい」
「ハイ……」

妻は羞恥に頬を赤らめてそう返事をしました。

「犬山さん……絵梨子、し、したくなったの……お願い……」
「何がしたくなったんですか?」
「ああ……意地悪……」

妻は裸身をうねらせ、ため息をつくように言います。

「い、犬山さん……絵梨子、う、ウンチがしたくなったの……」

妻がそんな言葉を吐くのを聞いた役員の男たちはいっせいに笑いこ
けます。

「通常の浣腸なら、大人でも50%グリセリン溶液で100cc注
入すれば排便を誘発できます。3分から5分我慢させれば十分排泄
の効果は得られます。奥さんの場合は倍の200ccを注入しまし
たから、排泄欲求が起きるのも当然でしょうね」

犬山は妻の苦痛をよそに、ペラペラと解説を始めます。

「さすが会長、お詳しいですな」
「これからは、浣腸博士と呼んであげましょう」

男たちは妻が苦悶する様子を楽しげに見ながら、そう言ってゲラゲ
ラ笑いあいます。

「それじゃあ、そろそろ始めましょうか」

妻はほっとした表情になります。真性のサディストといってよい犬
山にしては意外に早く解放するのだなと思っていたら、犬山は部屋
の奥の方から病院で使う医療用のワゴンのようなものを引っ張り出
してきました。

ワゴンの上にはぬるま湯の入った洗面器とエネマシリンジ、そして
片側にゴム球、もう片側に萎んだ風船のようなものが付いたチュー
ブ状の器具が乗せられています。

「奥さん、これが何だかわかりますか?」

犬山は片方のチューブの先に取り付けられたしぼんだ風船のような
ものを妻に見せ付けます。妻は首を振りますが、なにか不気味なも
のを感じているのか、表情は不安に満ちています。

「これはピッカーカテーテルという医療用の器具です。一般的には
バルーン浣腸と呼ばれています。こちらの萎んだ風船をお尻の穴に
入れて、このゴム球を押すと……」

しぼんだ風船が見る見る膨らみ始めます。妻の瞳が徐々に恐怖の色
に染まっていきます。

「こんな具合に肛門内部で膨らんで、便が洩れるのを防ぐことが出
来ます。また、このエネマシリンジをチューブの先に取り付けると……」

犬山がエネマシリンジのゴム球を押すと、バルーンの先からピュッ
とぬるま湯が迸り出ました。

「このままの状態で浣腸も出来るのです。どうですか? なかなか
便利なものでしょう」
「そ、それを私に使おうというのですか……」
「もちろんですよ。他に誰に使うのですか?」
「そ……そんな……さ、させてくれるんじゃないんですか」
「何を寝ぼけたことを言っているんですか、奥さん」

犬山は悪魔的な笑みを浮かべます。

「ただ単に浣腸をして排泄させてあげる、それでは奥さんの便秘の
解消を手伝っているだけで責めにも何もならないじゃないですか」

犬山の言葉に男たちはどっと笑いこけます。

「奥さんは『浣腸責めにかけて下さい』といいましたよね。責めと
いうからには苦しんでもらわないと意味がありません。今からこの
バルーンを奥さんのお尻の穴に挿入して、空気を入れて内側から拡
張します。そしてエネマシリンジを使ったぬるま湯での高圧浣腸に
かけます。たっぷり1時間は我慢してもらいますからね。楽しみに
して下さい」
「そ、そんな……い、嫌っ!」
KYO 6/30(金) 22:41:24 No.20060630224124 削除
妻は悲鳴をあげて拘束椅子に固定された豊かなヒップを揺らし、必
死で抵抗しますが、所詮は自由を奪われた身の悲しさ、あっという
間に肛門にバルーンを挿入されてしまいます。

「早くしないと洩らしてしまいますからね」
「ああっ!!」

犬山がゴム球を2、3回握ります。たちまち妻の直腸内でバルーン
がふくらみ、妻は傷ついた獣のような悲鳴をあげます。あっと言う
間に妻の排泄口は内側から栓をされてしまいました。

「どうですか、奥さん、苦しいですか」

犬山はゴム球を片手で持ったまま、ブルブルと痙攣している妻の尻
を撫で回しします。

「く、苦しいです……」
「そうですか……」

犬山は口元に悪魔的な笑みを浮かべます。

「……それでは、もう少し膨らませましょうね」
「嫌っ、ど、どうしてっ!!」

犬山はもう一度ゴム球を膨らまします。ディスプレイに映し出され
た妻の肛門が、内側からの圧力で盛り上がっているように見えます。
余程苦しいのか、妻の丸い尻にたらたらと脂汗が流れ落ちます。

「どうですか? 奥さん」
「く、苦しい……ああっ…辛いわ……」

苦悶に歪んだ妻の表情を、犬山はさも楽しそうに眺めています。

「それでは高圧浣腸を始めますよ」
「いやーーっ!! も、もう許してっ!!」

犬山はぐいっ、ぐいっとエネマシリンジのゴム球を押し、妻の腹中
に浣腸液を注ぎ込んでいきます。先ほどのようなグリセリン溶液で
はなく、ただのぬるま湯ですが、量が多いため大変な圧迫感がある
ようです。

さらに先ほどのグリセリン浣腸によってすでに妻の大腸は刺激され、
蠕動運動に伴う激しい便意が起こっています。まさに「責め」の名
にふさわしい圧倒的な浣腸に、妻は哀れにもヒイ、ヒイと泣き喚い
ています。

私はディスプレイの中の妻のそんな苦悶の姿を呆然と見つめながら、
犬山や他の男に対する憎しみよりも、そんな妻の妖しいまでの被虐
美にすっかり魅了されているのを感じていました。私はいつの間に
かズボンを降ろし、剥き出しのペニスを片手で握り締めています。
先端は先走りの液で濡れ、爆発寸前といった状態です。

「どうですか、奥さん、相当苦しそうですが、大丈夫ですか?」
「い、いえ……も、もう限界です……」
「なに、遠慮しなくてもいいんですよ。こんなに立派なお尻をして
いるんですから、まだまだ入るでしょう」
「うーーっ!! ゆ、許してっ!!」

再びエネマシリンジのゴム球が押され、妻に浣腸液が注入されます。

「これでグリセリンが300cc、エネマシリンジで1リットル入
りました」
「そ、そんなに……」
「どうですか? 奥さん、もう限界ですか?」
「も、もう駄目……こ、これ以上入りません」
「折角だから2リットルまで頑張りましょう」
「あーーっ!! もう駄目っ!!」

犬山が再びゴム球を押します。再び妻の絶叫と男たちの哄笑が部屋
中に響きます。

犬山の見事なまでのサディストぶりに、私は驚嘆の念を禁じ得ませ
んでした。妻を好き放題に嬲られていることへの腹立たしさはもち
ろんあり、証拠を押さえた後は犬山や他の役員に鉄槌をくらわせた
いという思いもあるのですが、今は犬山に対してなぜか不思議な親
近感と畏敬の念すら感じます。

「これでグリセリンと合計して2リットルが入りました。今から1
時間頑張ってください。いいですね」
「そ、そんな……我慢出来そうにありません」
「今からそんな泣き言を言ってどうするんですか、情けないですよ、
奥さん。そんなことで私の妾は務まりませんよ」

そう言うと犬山はピッカーカテーテルのゴム球を持ちます。

「それじゃ、漏れないようにもう少し膨らませて上げましょう」

犬山はそう言うと2回続けざまにゴム球を押しました。

「ぐ、ぐふうっ……」

限界まで拡張される苦痛に妻は白目を剥きます。拘束椅子の上で妻
は、身体を固定した皮バンドを引きちぎらばかりの勢いで苦悶にの
たうちまわります。

「ああっ……辛いわっ!! お腹が……お腹がっ、ああっ、ど、ど
うにかなりそうっ」

脂汗を流しながら裸身をよじらせる妻の腹部は心なしかぷっくりと
膨らんでいます。犬山はそんな妻の腹部に手を当てるとぐいと押し
ました。
KYO 6/30(金) 22:42:02 No.20060630224202 削除
「お、おおおっ!! お腹が、お腹が裂けちゃうっ!!」

犬山にぐいぐい腹部を押されるたびに妻は言語を絶する苦痛に泣き
喚きます。脂汗を流し、裸身を震わせながら苦悶する妻の様子を男
たちはさも楽しそうに眺め、談笑しているのです。

「い、犬山さん……絵梨子、もう、もう、限界です……」
「まだ10分もたっていませんよ」
「だって……だって……絵梨子、気がおかしくなりそうなんです」
「これくらいでおかしくなったりしませんよ。おかしくなるってい
うのはこういうことを言うんです」

犬山は再びクリキャップをつまみあげると妻の花芯に装着します。
その悪魔的な性具の刺激は浣腸の苦痛に戦っている妻の精神力を粉
々に打ち砕きます。

「うわ、あっ、あっ! あああっ!!」

無残に引き出された妻のクリトリスを犬山はキャップ越しに数度弾
いていましたが、やがてローターを当てて刺激し始めます。

「ひ、ひいいっ!! い、犬山さんっ、か、堪忍してっ!! 気、
気が変になるうっ!!」
「変になっても良いんですよ、奥さん。奥さんは温泉に売られるん
ですからね」
「い、嫌っ!! 売られるのは嫌っ!!」

妻は拘束椅子の上で泣き叫び、悶え苦しみ、そして快感にのたうち
まわりながら必死で犬山に哀願します。

「う、売らないっていってくれたじゃないですかっ!! え、絵梨
子をお妾さんにしてくれるって、いったじゃないですかっ!!」
「奥さん。奥さんをずっとここに置いておく訳にはいかないですよ。
いくら私のホテルとは言っても、監禁罪になってしまいます」
「そ、そんなっ!!」
「西伊豆のコンパニオン業者とは話をつけています。奥さんはピン
クコンパニオンとして売られて、温泉旅館の助平な客の接待をした
り、ストリップ小屋で実演専門の踊り子として働いてもらいます」
「い、嫌ですっ。売られるなんてっ!!」
「奥さんは42歳とかなり年齢はいってますが、若く見えるのであ
と10年は稼げますよ」
「ああ……そんな……」

妻は絶望の声を上げます。

「人間諦めが肝心ですよ、奥さん。だいたい、長尾先生と不倫した
ばかりでなくホテルの外で露出プレイをしているところまで見られ
て、これからどんな顔をしてご主人と暮らしていくんですか」

犬山はローターを止め、妻のぷっくり膨らんだ腹部を撫でながら、
因果を含めるように話します。

「おまけに奥さんは我々に調教されて、オシッコの穴や尻の穴で感
じる変態女になったんですよ。もう普通の生活を送るのは無理だと
思いませんか?」

妻はもはやシクシクとすすり泣くだけでした。

「ピンクコンパニオンとして売られるのを承知するのなら、バルー
ンの空気を抜いて楽にして上げますよ。どうですか、奥さん……」
「……嫌です……夫や子供と別れるのは嫌……」
「まだそんな強情を張るのですか」

犬山はエネマシリンジのゴム球をぐいっ、ぐいっと続けざまに押し
ました。激烈な苦痛に妻は「おおっ!」と獣が吠えるような叫び声
を上げ、恐ろしいほどの力で身体を捩じらせます。

「どうですか? まだ頑張りますか?」

犬山は再び、妊婦のように膨らんだ妻の腹を押し続けます。膀胱が
激しく圧迫されたのか、妻の股間から噴水のように尿が迸り出ます。

「ゆ、ゆっ、許してっ!! い、い、言う通りにしますっ!! だ、
だからっ、だ、出させてっ!!」
「浣腸責めを中止して欲しいということですか?」
「は、はいっ!」
「ピンクコンパニオンとして売られてもいいんですね」
「は、はいっ!! い、いいですっ!!」
「実演専門のストリッパーにもなりますね?」
「な、なりますっ!! だ、だからっ、もうっ!! 出させてっ!!」
「わかりました。女に二言はありませんよ」

犬山はピッカーカテーテルのゴム球を取り上げます。

「どうですか、奥さん。浣腸責めは辛かったですか」
「はい……つ、辛かったです」
「それでは、バルーンの空気を抜いてあげます。いいですか?」
「は、はい……お願いします」

妻はようやく浣腸責めの苦痛から解放されると知って、苦しげな中
にも安堵の響きが混じった声を出します。

「念のために言っておきますが、浣腸責めはクリトリス責めの代わ
りということで奥さんの希望で行ったんですから、これを中止する
ということは、代わりにクリトリス責めを再開するということにな
りますが、いいですね」
「え、ええっ??」

妻は恐怖と驚きに目を丸くします。

「それと手間をかけさせた罰として、クリトリス責めの時間は当初
予定の8時間から、12時間に延長することにします」
KYO 7/1(土) 07:52:57 No.20060701075257 削除
あまりのことに妻は言葉もありません。

「まあ、かわいそうですからこの浣腸責めに費やした時間も責めの
時間に算入することにしましょう。今12時を少し過ぎたところで
すから、奥さんの排泄が終わったら10分休憩して、その後に責め
を再開します。終了時間は最初の予定の午後6時から、4時間延長
されて午後10時になりますからあと10時間弱頑張ってください。
しょうがないので私も付き合いますよ」

妻ははらはらと涙を流します。

「ああ……ひ、ひどいわ……あんまりだわ……」

哀れっぽくすすり泣く妻の乳房をやわやわと揉みながら、犬山が因
果を含めるように話しかけます。

「まあ、私も鬼ではありませんから、クリに繋ぐ錘は少し軽めにし
てあげますよ。苦痛がまぎれるようにアヌスやオマンコも一緒に、
バイブで責めてあげます。奥さんもゆっくり楽しむと良いですよ」
「ああ……犬山さん……も、もう……絵梨子、駄目なのね」

妻は涙にぬれた瞳を犬山に向け、ため息をつくように言います。

「絵梨子、もう、もう、どうなってもいいのです。犬山さん……絵
梨子を好きなように責めてください」
「そうですか……奥さんがそんな気持ちになってくれるのを待って
いたんですよ。ようやくマゾの悦びに目覚めてきたようですね」

犬山はそう言いながら、妻の膨らんだ腹部を撫で回します。

「クリトリス責めをされても良いんですか、奥さん」
「か、構いませんわ……」
「アヌスやオマンコを一緒に責められてもいいんですね?」
「お、お任せいたします……」
「ピンクコンパニオンになるのも承諾しますね」
「しょ、承諾いたします……」

犬山はにやりと笑って妻に接吻します。チュッ、チュッと音を立て
て接吻を交し合う妻と犬山を、私はすっかり虚脱した表情で眺めて
いました。

ようやくバルーンのの空気が抜かれます。妻の腹部は苦痛のため麻
痺したようになっており、すぐには排泄されません。やがて肛門が
ぷっくり膨らんで、腸内にたまった便が大量の浣腸液と共に堰を切
ったように吹き出してきました。犬山は妻の臀部に当てた洗面器で
それを受け止めています。

「あっ、あああっ……ああっ……」

妻は身も世もあらずといった感じで泣き崩れています。それが排便
の一部始終を見られることの恥ずかしさからなのか、ピンクコンパ
ニオンとして温泉へ売られると決まったことによる辛さなのか、そ
れとも犬山が言うとおり、マゾの悦びに目覚めたことに対する悲し
さなのかはよくわかりませんでした。

犬山は妻の排泄の始末を終えると、股間に装着されたままのクリキ
ャップを指で弾きます。

「それでは始めますよ、奥さん」
「お願いします……」

妻は犬山の言葉にはっきりとうなずきました。


その後延々と、犬山による妻に対する凄絶な責めが展開されました。
クリトリスを高々と吊り上げられ、苦痛と快楽の入り混じった強烈
な感覚に狂い泣く妻と、嗜虐の鬼と化して妻の女体を徹底的に責め
抜く犬山の、戦いとでも表現すべきぶつかりあいに私は完全に圧倒
されました。

妻は陰核を滑車で吊り上げられ、錘のバケツをぶら下げたまま大山
の手にするバイブ、ローター、綿棒といった責め具で、尿道口、膣、
肛門という女の穴という穴をかわるがわる責められ、数え切れない
ほどの絶頂に達し、数度にわたる失神を経験しました。

責めと責めの間の短い休憩時間に妻は犬山の手で、ミネラルウォー
ターやゼリー状の食物を取らされました。驚いたことに休憩の間も
妻はクリキャップをつけたままのことがほとんどでした。

私はとても全てを見る勇気はありませんでしたし、途中で他の役員
たちも犬山の熱気に当てられたのか、次々にログオフしていきまし
た。

浩樹の食事の支度をしたり、風呂に入ったりしているときも、私の
頭からは、犬山の責めに悶え狂う妻の裸身が決して離れることはあ
りませんでした。

犬山が宣言した責めの終了予定時間である午後10時近くに、私は
再びおそるおそるオンライン役員会にログインしました。他の役員
も犬山と妻の戦いの結末を見届けようというのか、すでにログイン
していました。

私の目に飛び込んできたのは、依然として素っ裸のまま拘束椅子に
固定され、全身に脂汗を流しながらクリトリスに繋がれた糸でバケ
ツを高々と吊り上げている妻の姿でした。

「あと10分で12時間だ、頑張れるか、絵梨子」
「は、はいっ、犬山様っ。頑張れますっ」
「クリは痛くないか?」
「もう、すっかり痺れてしまって……感覚がありませんわ……」
「どれ……感覚が戻るよう、ローターで虐めてあげよう」
KYO 7/1(土) 07:53:40 No.20060701075340 削除
犬山はピンクのローターを手にとり、スイッチを入れると妻のクリ
トリスに押し当てました。

「ああ、ああっ、あーーん!!」

限界まで引き伸ばされた花芯をローターで刺激される妻は明らかな
喜悦の声を上げ、双臀をもどかしげに揺らせ始めます。妻のその貪
欲なまでに被虐の悦びを求める姿に、私はただ呆然とディスプレイ
を眺めるだけでした。

「気持ち良いのか、絵梨子」
「は、はいっ、き、気持ち良いですぅーーっ」

妻は甘えたような鼻声を出します。10時間近くの間交互に訪れる
苦痛と快楽に悶え狂い、泣き叫んだためか、妻の声は随分ハスキー
になっていました。

「どこが気持ち良い?」
「絵梨子のクリが、クリがたまらないーー」
「バケツをぶら下げているのに気持ち良いのか」
「あーーん、クリが引っ張られるのが、痛くて、切なくて、変な感
じなんですーー」
「それじゃあ、今夜はずっとクリを責めてやろうか?」
「いやーん、それはいやっ」

妻は拗ねたような声を出し、腰部を切なげに悶えさせます。滑車か
らぶら下げられたバケツが妻の頭上でゆらゆらと揺れています。

「絵梨子、犬山様に言われた通り、頑張ったのよ……だから、約束
は守って」
「さあ、何の約束だったかな?」

犬山は会心の笑みを浮かべると、ローターを妻の秘園にずらします。
妻は「ああっ!」と鋭い悲鳴を上げました。

「そ、そこは駄目っ!」
「どうして駄目なんだ」
「だ、駄目っ、駄目なのっ!」

犬山がローターを置いて妻の陰唇を指で開きます。すると膣内に溜
まっていた愛液がどっとばかりにあふれ出て、蟻の門渡りを伝って
拘束椅子を濡らします。

「そ、そこを責められると、あと10分我慢できなくなっちゃうっ。
お願い、そこは今はやめてっ!」
「こっちはもう我慢できないな。さっきからチンポが破裂しそうだ」

犬山はそう言うと妻の股間に顔を沈めます。

「あ、あんっ!!」

妻は黄色い悲鳴を上げます。

「え、絵梨子も我慢しているのよ。お願い、終わるまで待って!」
「そう言っているうちにあと5分だ」

犬山はローターを妻の陰裂に当てて、優しく撫で上げます。

「いやんっ、そ、そこは駄目っていったでしょっ」
「あと5分このまま我慢して見ろ」
「そ、そんな、我慢できないわ」
「我慢できないのならこっちも約束は守らないぞ」
「嫌っ、そんなの嫌っ」

妻は駄々をこねたように下半身を揺らします。

先程から妻と犬山の会話に出てくる「約束」とは一体なんでしょう。
私がログオフしている間に妻と犬山の間にある取引が成立したよう
なのです。

妻が責めに耐え抜いたら解放する、あるいは少なくとも明日の肉体
改造を受けたら妻を温泉に売るようなことはしないとでも犬山は約
束したのでしょうか。

「しかし、変われば変わるもんですなあ。これがあの貞淑そのもの
と言った感じの○○さんの奥さんとは」
「会長の手腕も大したものです。さすがですな」
「いや、○○さんが会長の好みにぴったりだったんですよ。調教に
熱も入るはずです」

そんな役員の男たちの会話から、私は何かたまらなく不安なものを
感じていました。

「あっ、ああっ、あああっ!!」
「あと1分だ、耐えられるか、絵梨子」
「が、頑張りますっ、あああっ!!!」
「あと30秒」
「ひいいっ!!」
「もう降参かっ」
「ち、違いますっ。ああっ、そんなにローターを強くしないでっ!」
「あと15秒」
「あっ、ああっ! ひいっ!」
「こら、そんな風にケツを動かすな」
「だって……ああっ、もう駄目っ」
「あと10秒」
「ああっ、絵梨子、頑張るわっ、絵梨子、頑張るっ」
「あと5秒」
「ひいっ!」
「4、3、2、1、ゼロ!」

犬山がローターを離すと妻は力つきたようにがっくりと顔を横に伏
せます。男たちから拍手の音が湧き起こります。
KYO 7/1(土) 07:54:26 No.20060701075426 削除
「いや、奥さん、よく頑張りましたね」
「会長の12時間の責めに耐え切れるなんて、奥さんが初めてじゃ
ないですか」
「本当に驚きましたよ」

妻はついに延々12時間に渡る犬山の責めを耐え抜いたのです。C
CDカメラが妻の顔にズームインします。

(絵梨子……)

汗と涙、そして涎ですっかり化粧のはげ落ちた妻の素っぴんの顔が
ディスプレイに大映しになりました。その表情は長時間にわたる凄
惨な拷問を耐え抜いた貞淑な人妻のものではなく、なにか激しい疲
労の中にも幸福感を漂わせている、お産を終えたばかりの母親のよ
うな美しさを感じさせました。

「よく頑張ったな、絵梨子」

犬山が滑車からバケツを外し、妻の頬に軽くキスをすると、映像を
妻の股間に向けたCCDカメラに切り替えます。

妻の充血したクリトリスは完全に鞘から露出し、堂々とまで屹立し
た姿を見せています。私が知っているそれよりも随分肥大したよう
に見えるそれは、明日予定されている道岡による改造手術を待たず
してその大きさと形状を完全に変化させられたように思えます。

犬山は妻の陰唇を押し開き、尿道口を露わにします。メンソレやベ
ビーオイルを塗った綿棒で責め立てられたその部分は、排泄器官と
いうよりは妻の小さな性器というようなたたずまいを見せています。

それはとめどなく分泌される愛液にしっとりと濡れ、玩弄のためか
少し腫れた感じがあります。女のそんな箇所が性感帯になるとは私
にとっても驚きでしたし、もともと性に関して奥手の妻にとっては
さらに衝撃だったでしょう。

それ自身が一つの生き物であるかのように恥ずかしげに震え、息づ
いている妻の尿道口は、禁断の喜びを教え込まれて拘束椅子の上で
妖しい被虐の快感の余韻に浸っている妻自身のように思えました。

その下の、すっかり開花して悦楽の果汁をとめどなく溢れさせてい
る妻の女陰――犬山はなぜかそこへの刺激は入り口のみに止め、本
格的な責めは避けていました。そのためか妻の女の象徴は何かそこ
だけが取り残されたような不満を言い立てるように、ゆっくりと収
縮しています。女陰を取り囲む陰毛は汗と愛液でべっとりと肌に張
り付き、清楚な妻には似つかわしくないほどの野性味を醸し出して
います。

犬山は最後に妻の尻たぶを押し開き、双臀の狭間に秘められた肛門
を露出させます。私は妻の隠微なその部分の変容ぶりにも驚かされ
ました。

ピッカーカテーテルとエネマシリンジを使用した凄絶な浣腸責めに
耐え抜いた妻の肛門は、ふっくらと内側から膨らみ、まさに開花寸
前の菊の花のような風情を見せています。妻の荒い呼吸に合わせて
かすかに収縮するその姿は尿道口以上に性器そのものという感じで、
私が見慣れたつつましいそれとはまったく異なるものでした。

犬山が唇を求めると妻は潤んだ瞳を開け、うっとりとした表情を見
せながら唇を預けます。熱烈な接吻を交し合う2人を見ながら、私
は敗北感に打ちのめされるとともに、取り返しのつかない失策を犯
してのではないかという後悔に苛まれていました。

私は今日のところは軽率に動くのは控え、明日、肉体改造の場で4
人が終結したときに動かぬ証拠を押さえて彼らを一網打尽にし、妻
を救い出そうと考えていました。週末の役員会やオンライン役員会
ですでに妻は4人の嬲り者になっており、今日もう一度犬山から責
められてもたいしたことではないのではと軽く考えていたのも事実
です。

妻が犬山に進んで舌を吸わせている姿を見ていると、道岡のクリニ
ックで妻が改造されることさえ回避できればと思っていたのですが、
それがとんでもない間違いだったのではないかという疑念が湧いて
きます。

私は役員4人をセットで考えており、犬山はその中心的な人物では
あるが、特に彼だけを警戒するということはありませんでした。む
しろ妻の不倫相手であった長尾の方を警戒していたのです。

妻が12時間の責めに耐え抜いたことも驚きですが、52歳の犬山
が妻を12時間、いや、正しくは妻への責めは午前9時にはすでに
開始されていましたから13時間もの間責め続けることが出来たと
いうことのほうが驚異です。

明日の肉体改造を待たずして、妻は犬山の責めによってすっかりそ
の肉体も、また精神までも改造されてしまったのではないか、とい
う恐怖に似た思いがわきあがってきます。

いや、元々道岡のクリニックでの包皮切除手術や肛門の美容整形と
いうのは犬山が行う妻に対する徹底的な人格および肉体の改造の仕
上げを彩るセレモニーに過ぎないのではないでしょうか。

その証拠に、CCDカメラを通じて映し出される女の肉体は、どう
見ても私が知っている慎ましく清純な妻ではありませんし、犬山と
熱い接吻を交し合う女は私の愛する妻とは別人のようです。

「絵梨子ががんばりぬいたのだから、俺もちゃんと約束を守ってあ
げるよ」
「嬉しいわ……犬山様」
「その前に絵梨子を見守ってくれた役員の皆さんにご挨拶するんだ」
「はい、わかりました」

妻は恥ずかしそうにうなずきました。
KYO 7/1(土) 07:55:36 No.20060701075536 削除
「毛塚様…橋本様…道岡様…ご覧になっていらっしゃいますか?」

妻はそういうと悩ましげに大きな尻をゆらゆらとうごめかせます。

「おお」
「ちゃんと観ているよ、奥さん」
「マンコから尻の穴まで、よーく見せてもらっているよ」

3人の男たちが笑いながら返事をします。

「え、絵梨子、今日は皆様にぜひお伝えしたいことがあるんです……
聞いていただけますでしょうか?」

「なんだい、奥さん」とか「もちろん何でも聞いてやるよ」という
返事が聞こえます。

「○○絵梨子は夫のある身でありながら、息子の担任である長尾先
生との不倫にうつつを抜かし、あ、愛欲に溺れる生活を送っており
ました……」

妻がいきなり長尾との不倫について告白を始めたので、私は驚きま
した。

「わ、私は、学校の公的機関であるPTA役員会厚生部の副部長で
ありながら、若く将来のある長尾先生を、熟女の手管を使って篭絡
し、毎月2回ある懇親会を一次会で抜け出し、せ、先生を無理やり
いかがわしいラブホテルに連れ込み、若い男性の肉体を存分に楽し
んでおりました」

とんでもない女だ、とかB高PTAの面汚しですな、といった野次
が聞こえます。

妻の告白は犬山によって無理やり言わされているに違いない、真実
ではないと思いながら、あまりの露骨な内容に私は言葉もありませ
ん。

「こ、このような淫らな女を、犬山会長様と皆様におかれましては、
役員会の書記に任命していただいただけでなく、か、隔週の役員会
において厳しくも暖かいご指導を頂戴いたしました」

男たちはどっと笑いこけます。妻のこの言葉から、週末の役員会に
おいて役員たちから妻に対してどのような行為が為されたのか想像
が出来ます。

「このたび……そのご指導の総仕上げとも言うべき厳しくも暖かい
調教を犬山会長様自らの手によって行っていただいたことで、○○
絵梨子はすっかり生まれ変わることが出来ました。絵梨子はこ、こ
れまでの怠惰でおろか、またふしだらな生活とは一切決別し、会長
様および役員の皆様他の殿方を慰安するための性の奴隷として、こ
の身をささげる事をお誓いいたします」

男たちからいっせいに拍手が沸き起こります。

犬山はうっとりとした表情で男たちの嘲笑交じりの歓声を浴びてい
る妻の耳元に何事かささやきかけます。妻は犬山の言うことにうん、
うんと素直にうなずいています。

「それじゃあいいか、絵梨子」
「はい……犬山様」

私は先ほどから妻が犬山に対して「犬山さん」ではなく「犬山様」
とか「犬山会長様」と呼び、また犬山が妻に対して「奥さん」では
なく「絵梨子」と名前を呼び捨てにしているのが気になっていまし
た。また、犬山はこれまで状況に応じて妙に丁寧な言葉遣いをした
り、わざと乱暴な話し方をしたりと巧みに使い分けていたのですが、
調教終盤からの妻への言葉遣いからは丁寧さは完全に消えており、
まるで自分の所有物としてみなしているかのようです。

その変化の理由も、私はすぐに分かることになります。

「絵梨子から皆さんへお伝えしたいことはまだ途中ですが、ここで
少し絵梨子がこの場にいないご主人に対してぜひ言っておきたいこ
とがあるようです。皆さんに代わりに聞いてもらいたいとのことな
ので、よろしくお願いします」

犬山の言葉に他の役員たちはしんと静まります。

「ね、ねえ……あなた……絵梨子、あなたにこれを機会に是非申し
上げておきたいことがあるの……」

妻がいきなりカメラに向かって話し出したので、私はまるで自分に
話しかけられているような錯覚にとらわれ、どぎまぎしました。ま
さか妻は私がオンライン役員会にアクセスしていることは知らない
はずです。

「絵梨子……あなたをずっと裏切っていました。長尾先生と半年以
上も不倫の関係に浸り、妻としての勤めを怠っていたのです。これ
だけでもあなたに愛想をつかされても仕方がないことだと思います……」
「絵梨子はもう、あなたにお別れをしなければなりません。だけど
それは長尾先生との不倫が原因ではないのです」

妻の瞳から一筋、二筋、涙が零れ落ちてきます。犬山から妻に叱咤
の声が飛びます。

「絵梨子、泣かないでちゃんと話すんだ」
「はい……わかりました」

妻はうなずいて再び口を開きます。

「長尾先生との不倫のことなら、絵梨子が誠心誠意謝って、もしあ
なたが許してくれるなら、あなたとお別れをしない道もあると思い
ます。でも、今の絵梨子はもうあなたと一緒には絶対に暮らすこと
は出来ないのです」
KYO 7/1(土) 07:56:38 No.20060701075638 削除
「絵梨子っ!」

私は思わず声に出して妻に呼びかけました。

「あなた……?」

ディスプレイの中の妻が不思議そうな顔をします。

「どうしたんだ、絵梨子」
「今、主人の声が……」
「そんなことがあるはずないだろう。おおかた絵梨子の罪悪感が幻
聴を生んだのではないのか。ぼうっとしていないで先を続けろ」
「はい、わかりました……」

絵梨子は再びカメラに顔を向けます。

「あなた……絵梨子は犬山会長様をどうしようもないほど愛してし
まったのです。いえ、愛という言葉では正しくない、愛と言う言葉
だけでは足らないかもしれません。犬山会長様にこの身も心も捧げ
たい──絵梨子は今、そんな気持ちなのです」

「最初絵梨子は自分の気持ちを、犬山会長様の妻になりたい、いえ
、それがかなわないのなら愛人になりたいということだろうかと思
いました。でも、自分の心とよく向き合ってみたら、それとは違う
のだということがわかりました」

「犬山会長様の目の前でに臓物まで露にして、女の穴という穴を──
あなた、はしたなくてすみません。絵梨子はこんな言葉も平気で口
に出来る女になってしまったのです──虐められ、極限の羞恥の姿
を晒した絵梨子は、犬山会長様のいわれるがままに生きることに悦
びを感じるようになり、会長様の奴隷として生きたいと真剣に思う
ようになったのです」

「絵梨子は明日、犬山会長様のお言いつけどおり、道岡様のクリニ
ックで肉体改造の手術を受けます。その後会長様のご指示により、
西伊豆の温泉にピンクコンパニオンとして売られていきます。これ
からはピンクコンパニオンとしてお客様の宴席で素っ裸で接待した
り、野球拳のお相手をしたり、殿方と混浴をするだけでなく、いわ
ゆる枕営業──つ、つまりお客様のセックスのお相手もすることに
なるのです」

「ま、また、コンパニオン業者が経営するストリップ劇場で、踊り
子として出演させていただくこともあるそうです。で、でも絵梨子
はまともなストリッパーとしての踊りは出来ませんので、そこでは
実演専門──つまり舞台の上で男優の方とセックスをお見せするこ
とでお金をいただくストリッパーになると思います」

「そ、そんなわけですから絵梨子はもうあなたの妻でいることは出
来ません。浩樹の母でいることも出来ません。私の勝手でお別れを
するのですから、慰謝料や養育費をお支払しなければならないとこ
ろですが、ピンクコンパニオンとしてのお給料も全て犬山様に捧げ
ることになっておりますので、も、申し訳ございませんが、絵梨子
への財産分与と相殺していただきたくお願いいたします」

これは妻の本心ではない、犬山から言わされているに違いないと私
は必死で自分を納得させようとするのですが、妻のすべてを諦めき
ったような静かな口調がそれを否定するようで、私の心は乱れます。

長い台詞を言い終えた妻に男たちの拍手が沸き起こります。犬山は
妻をいたわるように肩に手をかけて引き寄せます。

「よく言えたな、絵梨子」
「ああ……」

私に対する恥ずかしい告白を強いられた妻は、その場に私がいない
と思っていてもやはり心が乱れたのでしょう。妻は自分から犬山の
唇を求めていきました。犬山は妻を抱きながら妻に熱い接吻を注ぎ
込みます。

「いやいや、お二人はすっかり息が合っていますな」
「○○さんがこれほど犬山会長に首っ丈になるとは、さすがですな」

役員たちは口笛を吹いて犬山と妻を冷やかします。

熱い接吻を終えた妻は、犬山の胸にすがりつくようにします。

「ねえ、ねえ、犬山様……絵梨子、もう犬山様しかいないの。お願
い、絵梨子を捨てないで」
「ああ、わかっている。絵梨子は永遠に俺の奴隷だ」
「本当? 絵梨子、信じていいのね」
「もちろんだ。絵梨子が売られてからも、ちょくちょく西伊豆まで
行って絵梨子を座敷に呼んでやるし、ストリップも見に行ってやろ
う」
「嬉しい……絵梨子、犬山様がいらっしゃるのを毎日お待ちしてお
りますわ」
「まじめに働いていたら、いずれ買い戻してやってもいいぞ」
「本当? 本当ね? ああ……そうしてくださるなら、絵梨子、何
でもいたしますわ」

妻はすっかり気を高ぶらせて、犬山の唇、首、胸元など、ところ構
わず接吻を注ぎ込んでいきます。私は妻を完全に失ってしまったと
いう喪失感、そして犬山に対する敗北感に打ちのめされていました。

妻は続けて、それぞれの役員に対して「生まれ変わった絵梨子の決
意表明」をさせられました。

「毛塚様……絵梨子は明日の肉体改造が終わったら西伊豆に参りま
すが、毛塚様のブティックの下着モデルにお使いになりたいのでし
たら、いつでもお声をおかけください。絵梨子は藤村さんに比べて
胸が小さいし、お尻が大きく、み、見苦しい身体ですが、絵梨子で
お役に立てるのならどんなエッチな下着のモデルでも、絵梨子は構
いませんわ」
KYO 7/1(土) 07:58:21 No.20060701075821 削除
「橋本様……橋本様が銀行で絵梨子の上司だったとき、課の飲み会
の後、せ、折角絵梨子をホテルに誘ってくださったのに、絵梨子、
つれなくお断りして申し訳ありませんでした。それと、エ、エレベー
ターで絵梨子の大きなお尻を触ってくださったとき、『セクハラで
す』などと失礼なことを申し上げ、すみませんでした。心よりお詫
び申し上げますわ。これからは絵梨子の大きなお尻でも、貧弱なオ
ッパイでも、いつでも好きなようにお触りになってください。絵梨
子の身体のどんな部分もご自由にお使いいただいて結構ですわ」

「道岡様……以前の役員会で道岡様が絵梨子のク、クリトリスの皮
を剥こうとされたとき、絵梨子、興奮してしまって道岡様の手の甲
に噛み付いてしまいましたこと、ふ、深くお詫び致しますわ。その
お詫びとして、明日は絵梨子のクリの皮を道岡様の手ですっかり剥
ぎ取っていただきますわ。な、なお剥ぎ取ったクリの皮は道岡様に
差し上げますので、ホルマリン浸けにして保存していただくなり、
わ、わさび醤油でお召し上がりいただくなり、お好きなようになさ
ってくださいませ」

妻の3人の役員に対する決意表明が終わり、男たちから妻に対して
拍手が湧き起こります。妻は拘束椅子からようやく解放されますが、
激しい責めのため身体がガタガタになっているのか、まともに立つ
ことも出来ず、犬山にしっかりと支えられています。

「それじゃあ、絵梨子との約束を果たしてやろう」
「嬉しいわ……犬山様」
「その前にどんな約束だったか、絵梨子の口から役員の皆さんに説
明するんだ」
「そんな……恥ずかしい」

妻は頬を染めて顔を伏せます。

「ちゃんと説明しないと、約束は守れないぞ」
「待って……駄目っ。ちゃんといいますから……」

妻はしっとりと濡れた瞳をカメラの方に向けます。

「皆様……犬山様は絵梨子に、犬山様の責めを12時間耐え、また
最後の50分のクリ吊りを一度もイカないで堪えることが出来たら、
犬山様のおチンポで絵梨子のオマンコを思う存分犯してくださると
約束してくださったのです」
「それは絵梨子がおねだりしたことだろう」
「だって、だって……」

妻がすねるように身体を捩らせます。

「犬山様ったら、絵梨子のオマンコをちっとも責めてくださらない
のですもの……」

絵梨子はそう言うといきなり犬山の下半身に巻き付けられたバスタ
オルを剥ぎ取り、屹立した肉棒を握り締めました。

「こら、絵梨子。あわてるんじゃない」
「だって、だって、ずっとじらされていたんですもの。早くちょう
だいっ」

13時間にわたる責めでくたくたのはずの妻の身体のどこにそんな
力が残っていたのか、妻は犬山の肉棒を握ったまま、ベッドの方へ
引っ張るようにします。

「わかった、わかった、慌てるな。その前に役員の皆さんに挨拶し
ないか」
「わかりましたっ、犬山様」

妻は犬山にしがみついたまま媚びめかしい表情をカメラに向け、犬
山に指示されたとおり観客の3人に挨拶します。

「役員の皆様……絵梨子はこれから、クリトリス吊りの責めに耐え
抜いたご褒美として犬山さまに抱いていただくのです。大好きな犬
山さまのおチンポで絵梨子のオマンコが串刺しにされる場面をご覧
になりたければ、引き続きオンラインで中継いたしますから、ぜひ
お楽しみになって……」
「よし、抱いてやるからベッドに横になれ」

妻は嬉々としてベッドに横たわると、大きく両足を開きます。犬山
は素っ裸の妻にのしかかり、ぐいと抱き寄せます。

「あーんっ! 嬉しいっ」

犬山の剛直が妻の中に侵入した途端、妻は喜悦の悲鳴をあげます。
犬山が腰を使い出すと、妻も応戦するように下から腰を突き上げま
す。

「あんなに長い間責めあげたのに、これほど腰を触れるとは、絵梨
子もたいした淫売女だ」
「ああっ、言わないでっ」
「このチンポが欲しかったんだろう」
「そ、そうよっ。おチンポが欲しかったのっ!! あ、あっ、犬山
様のおチンポが絵梨子の中に入ってるぅっ!」
「絵梨子のどこに入っているんだ、言ってみろ」
「絵梨子のオマンコ、絵梨子のオマンコよっ!!」

信じられないことに犬山と妻のセックスは途中何回かの休憩を挟み、
夜明け近くまで続けられました。犬山は妻の中に少なくとも3回は
発射し、妻は犬山の剛直で貫かれながら歓喜の声をあげ続け、7度
のエクスタシーに達しました。

荒淫の果てに疲労し切った2人が眠りにつくまで私はログオフする
ことが出来ませんでした。私は妻が犬山に抱かれ、悦楽の境地を極
めるのを眺めながら犬山と同じく、3度も射精したのです。
KYO 7/1(土) 07:59:42 No.20060701075942 削除
携帯メールの着信音が耳元で響き、私は目覚めました。頭は重く、
身体は泥のように疲労しています。

時計は午前7時を指していました。夜明け近くまで起きていました
ので2時間ほどしか眠っていないことになります。頭が重いのも当
然です。

メールは里美からでした。里美は私に、自分の部屋にアクセスする
ように促していました。

そういえば昨日里美は、ダウンコンバータを買いに行くといってロ
グオフして以来、私に連絡を取ろうとしませんでした。里美によれ
ばダウンコンバータは、私にとって4人の役員の悪行の証拠を押さ
えるための重要な武器となるものでしたが、今の私にはもはやどう
でも良いという気分になっていました。

私は妻を完全に犬山に奪われてしまったのです。

仮に犬山の元から妻を取り返したところでどうなるでしょうか。妻
は犬山が与える嗜虐の悦楽の虜になり、犬山に身も心も捧げ、彼の
奴隷としていきたいとまで言っています。

妻は肉体だけでなく、その人格も犬山によって改造されてしまった
のです。もはや元の妻に戻すことは不可能でしょう。

喪失感と敗北感に苛まれながら携帯の画面をぼんやり眺めていたら、
再び里美からメールが入りました。

「何をぼやぼやしているのっ! 今すぐ私の部屋にアクセスしてっ」

里美に叱咤された私はのろのろとPCを立上げ、里美の部屋にアク
セスしました。Tシャツ姿の里美は艶やかなボブヘアーの下から私
を睨みつけています。

「遅かったじゃない。何をしていたの」
「何って……」
「奥様を助けに行くわよ」
「え……」

私は突然の里美の言葉に驚きました。

「絵梨子を助けに行くだって? どうやって……」
「○○さん、あなた、寝ぼけているの? 今日は奥さんがやつらに
肉体改造されてしまう日なのよ。助けないでどうするの」
「しかし……助けても……」

私は逡巡しました。仮に妻をやつらの手から取り戻しても、妻が落
ちた倒錯の性の蟻地獄から妻を救うことが出来るだろうか。妻は私
や息子を捨て、何度でも犬山のもとへもどろうとするのではないだ
ろうか。

「○○さん、いったいどうしたの?」
「里美……絵梨子はもう無理かもしれない」
「無理って……どういうこと?」
「もう以前の絵梨子じゃないんだ」
「だったらどうだっていうの? もう○○さんは奥様を愛せないっ
て言うの?」
「そんなことはないっ!」

私は叫ぶように言いました。

「そんなことなないんだ……でも、絵梨子は犬山を選んだ……里美
は絵梨子の変貌ぶりを見ていないから分からないかもしれないが……
もう元には戻らない」
「見ていたわよ」
「えっ」

私は思わず聞き返しました。

「ずっと見ていたわよ。といっても電気屋を往復する間、2時間く
らいは抜けたけれど、奥様への、その……浣腸責めの終わりあたり
からはずっと見ていたわ」
「どうして連絡しなかったんだ?」
「機械のセットや録画や……色々忙しかったのよ。その代わり、犬
山が奥さんに対してどんなことをやったか、そして犬山と奥様の不
倫の証拠も取れたわ」
「しかし……」

私には里美の行動が理解できませんでした。妻を救うために証拠固
めをしているのなら、どうしてそれを昨日知らせてくれなかったの
でしょう。そうすれば私は精神的にかなり楽になったはずです。

「ごめんなさい……」
「えっ」

里美が小さな声で私に謝ったので、私は再び驚きます。

「私……本当は、奥様が責められている姿から、眼を離すことが出
来なかったの」
「どういうことだ?」
「奥様が犬山の責めにのたうちまわり、身悶えしている姿、本当に
素晴らしかったわ……だけど、私、自分のそんな気持ちを認めるの
が怖かった。奥様がその……尿道責めを受けているあたりから私は
自分を慰めたくて我慢できなくなったの。だけど、○○さんの前で
そんなことは出来ないわ……それでダウンコンバータを買いに行く
って言っていったんログオフしたの。だけど、すぐにまたログイン
し直したの」
「電気屋に行ったんじゃないのか」
「いえ……ごめんなさい。それも嘘。ダウンコンバータは前日に手
に入れていたわ」
「何だって?」
KYO 7/3(月) 19:56:42 No.20060703195642 削除
「それじゃあ、里美はコピーガード外しの方法に気がついていたの
か?」
「つい最近よ。水曜日の藤村さんが参加したオンライン役員会が終
わった後で、知り合いのビデオ録画に詳しい人に聞いてみたの。も
ちろん内容は伏せて、コピーガードがかかったストリーミング映像
を録画する方法はないかって。その人はとても単純な方法で外せる
んだけど、一般にはあまり知られていないと言いながら、具体的な
やり方について教えてくれたわ」
「それなら、昨日の映像は……」
「頭から全部記録出来ているわ。2時間のVHSビデオテープを1
0本も使ったわ。デジタル映像に比べると画質は落ちるけど、そう
……ビデオで3倍速モードで録画したような感じかしら。音声もか
なり鮮明よ」
「里美……しかし、どうして……」
「ちゃんと説明するから、今はとにかく色々なことが手遅れになら
ないように行動しましょう。とりあえず○○さんは例の知り合いの
興信所に連絡して、橋本の尾行の手配をして。橋本の不倫の現場を
押さえるのよ」
「えっ? そ、そうか……」

昨日の彼らの会話では、橋本は道岡のクリニックには行かず、オン
ラインで役員会に参加することになっています。橋本は昨年度の役
員をしていた江藤さんとの関係が続いており、妻が肉体改造を受け
るシーンを彼女とともにホテルで鑑賞しようというのです。

私は里美に言われたとおり、知り合いの興信所に連絡しました。休
日の朝の7時過ぎではオフィスに連絡しても捕まりませんので、直
接担当者の携帯にかけます。眠そうにしている担当者にPTAの役
員名簿に記載してある橋本の住所を告げ、なんとか緊急の尾行を依
頼しました。

「役員会はいつもは夜だったよね?」
「ああ、しかし今日はもっと早いかもしれない。絵梨子と藤村さん
の2人の手術を済ませてししまおうっていうんだから」
「道岡のクリニックの営業時間は午前10時から午後7時までか……
美容クリニックって、結構遅くまでやっているのね」
「そういえば橋本が『早めにホテルにチェックインして……』と言
っていたな。すると役員会の開始は午後2時か午後3時あたりかな」

里美と話しているうちに私は徐々に元気が出てきました。妻を取り
戻せるかどうかは分かりませんが、やれるだけのことはやってみよ
うという気分になっています。とにかく、犬山達にやられっぱなし
になっているというのはどうにも気持ちが収まりません。

「道岡のクリニックのあるC駅の近くに、光ファイバーのブロード
バンド対応のラブホテルがあるわ。『ラブマシーン』っていう名前」
「凄い名前だな」
「住所と電話番号が載ったアドレスを送るわ。ここから役員会にア
クセスしましょう。○○さん、ノートパソコンを持ってこれる?」
「ああ」
「私はビデオデッキとダウンコンバータを持っていくわ。午後1時
にC駅の改札で待ち合わせをしましょう。VHSビデオのテープを
たくさん買ってくるのを忘れずにね」

そこで里美はいったん言葉を切って俯きます。

「……私の気持ちと、昨日取った行動の理由についてはその時に説
明するわ」

そう告げると里美はログオフしました。


私は車でC駅まで向かうとコインパーキングに停め、里美と待ち合
わせをした改札口へ向かいます。時間より少し早く着きましたが、
里美は既に待っていました。ビデオデッキとダウンコンバータが入
っているのか、大きなキャンバス製のバッグを抱えています。

「里美」

私が声をかけると、里美は少し恥ずかしげに微笑みます。考えてみ
ると里美とは常にライブチャットでのやりとりばかりで、リアルで
会うのは初めてです。

里美は思ったよりも小柄で、ボブヘアのせいかディスプレイで見る
よりも子供っぽく見えますが、なかなかの美形であることは間違い
なく、女優の栗原千明に少し似ています。

男物のような白いシャツブラウスにデニムのボトムという里美の姿
は、顔立ちの綺麗な少年のようにも見えます。

「○○さん」
「わざわざ付き合ってもらって申し訳ない。俺のために」
「奥様のためよ。行きましょう」

私は里美のバッグを手に持つと、パーキングへ向かいます。道岡の
クリニックはC駅の駅前にあります。まだこの時間なら毛塚や犬山、
そして妻はクリニックには現れないとは思いますが、道岡とはひょ
っこり顔を合わせる危険もあり、私たちは『ラブマシーン』に急ぎ
ました。

『ラブマシーン』はC駅前から車で5分ほどの近さです。車を駐車
場に入れると私たちは部屋に向かいます。光ファイバーが完備され
ている最新式の部屋は建物が出来てから間もないこともあるのか非
常に綺麗で、いわゆるラブホテルのイメージとは随分違います。

道岡のクリニックで何かあったらすぐに飛び出せるようにあらかじ
め4時間分の料金を前払いしておきます。私と里美は部屋に入ると
早速PCをランケーブルにつなぎ、ダウンコンバータを使ってビデ
オデッキに繋ぎました。部屋には大型のテレビがあり、オンライン
役員会にアクセスしながら同時にビデオの映像をモニターすること
も出来そうです。
KYO 7/3(月) 19:58:00 No.20060703195800 削除
ようやくセッティングを終えた私たちは念のためにテストをします。
いつものようにユーザー名とパスワードを入力し、オンライン役員
会にアクセスします。問題なく繋がったので私たちは安堵の吐息を
つきました。回線のスピードも十分なようです。

「これで準備は万端ね。興信所には連絡がついた?」
「ああ、大丈夫だ。30分ほど前に橋本が家を出たという連絡があ
った」
「やっぱり、開始時間は私たちが思っていたとおりね。たぶんあと
30分ほどかしら」
「里美、そろそろ説明してくれないか……」

私は冷蔵庫から缶コーヒーを2本取り出すと、里美に1本渡しまし
た。

「里美はこの件で、ずっと俺を助けてくれた。一時は里美が俺に好
意を持ってくれているからとも思ったんだが、どうもそういう訳で
もなさそうだ。単に正義感から行動してくれているのかとも考えた
が、そうとばかりも言えないようだ」

ベッドに腰をかけている里美は私の言葉を聞きながら缶コーヒーの
プルトップを空け、一口飲みました。

「里美の協力にはとても感謝しているが、俺たち夫婦のプライバシー
の問題に里美を引き入れすぎているんじゃないかとも思う。特に、
絵梨子が犬山達に責められている姿を見ている里美はとても辛そう
にも見えていた。しかし、昨夜の里美の行動でまたわからなくなっ
た」

私は出来るだけ穏やかな口調で聞きました。

「今日はやつらとの対決になるが、正直言って絵梨子を犬山たちか
ら取り戻すことが出来るかどうか自信がない。里美が一緒に戦って
くれるのは心強いが、それだけに味方のことは良く知っておきたい。
里美、どうして俺たちにこんなに肩入れする?」
「そうね……やっぱりきちんと説明しないと駄目よね」

里美は飲みかけの缶コーヒーをテーブルに置くと、私の方に向き直
ります。

「○○さん、私、レズなの」
「えっ?」

思ってもいない言葉が里美の口から飛び出したので、私はひどく驚
きました。

「男性が全然駄目って訳じゃないんだけれど……女性の方がずっと
好きなの。驚いたでしょう」
「……驚いたが、確かに里美と話していてもあまり色っぽい方向に
会話が行かなかったな。若い女の子とライブチャットで話しながら、
相手の服を脱がそうとも思わなかった。自分でも不思
議だとは思っ
ていたんだが、そう言われれば里美に女性を感じていなかったのか
も知れないな」
「若い女性としてはそういう評価は、本当はあまり喜ぶべきことじ
ゃないのかもしれないけれど」

私の言葉に里美は苦笑しました。

「オンライン役員会にログインして、○○さんの奥様がローターを
使ってオナニーをさせられているのを見たとき、私、犬山達に腹が
立って仕方がなかった。奥様にこんなことをさせるなんて許せない
って」
「そういえばあの時の里美は随分怒っていた。俺のために怒ってく
れているのかと思っていたが」
「違うのよ……私、奥様みたいな女性がタイプなの。○○さんには
申し訳ないけれど一目見たとたん好きになっちゃったの」
「しかし……絵梨子と里美は随分年が違うぞ」

私は頓珍漢なことを言ってしまいます。

「そう、多分母親と娘ほども年が違うわね。でも、私昔からそうな
の。母親くらいの年代の品のよい、綺麗な女性が好きなのよ。男と
女でもそんな関係はあるでしょう。こういうのも一種のマザコン、
っていうのかしら」

私はあまりにも突飛な里美の告白に呆気に取られていま。

「ローターを使いながら恥ずかしそうにオナニーをしている奥様を
初めて見たとき、私、身体に電流が走りそうになったの。そして、
そんなことを奥様にさせる犬山達が許せなかった」
「だけど、あの時○○さんが先にログオフしてしまって、奥様が茄
子やプチトマトを使って恥ずかしいことをさせられるのをずっと見
なければいけない羽目になったとき、私、自分の気持ちに徐々に気
づき始めたの。
実は私も○○さんの奥様を思い切り辱めたいと思っているんじゃな
いかって、犬山達の立場に嫉妬しているんじゃないかって。あとで
○○さんの前で奥様が犬山達に何をさせられたか演じて見せたとき、
私は奥様に感情移入しながらも、同時に奥様を虐める犬山達にも感
情移入していたの。それで自分の身体を奥様の身体と見立てて、○
○さんの目の前で責め苛んだ……そうすることで奥様と一体になれ
るような悦びを感じたの」

里美は頬を上気させて話し続けます。私の妻に対する愛情を私の前
で告白する──相手が男ならば許しがたい行為ですが、里美のよう
な美少女とも言ってよい若い女が相手の場合はなんとも現実味がな
く、どのように反応したらよいのか、私にはさっぱり分かりません
でした。
KYO 7/3(月) 19:59:43 No.20060703195943 削除
「しかし、それならそうとどうして早く言わなかったんだ?」
「そんなこと、そう簡単にはいえないわよ。私、○○さんとは本の
趣味も合うし、仕事の話も面白いし、生意気な言い方だけれど、と
ても良い友達になれそうだって思っていた。そんな人に自分がレズ
だっていうことをカミングアウトするだけでも勇気が要るのに、お
まけに女のマザコン、しかもサドなのよ。変態の三乗だわ」
「確かに、そう言われればそうだな……」

私は妙に納得してしまいます。

「昨日、奥様が犬山に延々と責め立てられている姿から、私、目を
離すことが出来なかった。奥様をあんな目に合わせる犬山が許せな
かった。でも、本当は犬山じゃなくて私が奥様を虐めたかったの。
代わりに私がやりたくてしょうがないことをやっていたから、犬山
を許せなかったの」

「○○さん、奥様を犬山から取り返すのよ。西伊豆に行かされたら
奥様は色々な男たちから昨日のようなことを毎日のように続けさせ
られるのよ。あんな奴らに奥様をこれ以上自由にさせれば、奥様の
身体はボロボロになってしまうわ」
「里美……」

私は里美の勢いにたじたじとなります。

「俺も絵梨子を取り戻したい。しかし、絵梨子はもう以前の絵梨子
ではなくなっているかもしれない……」
「だからどうだっていうの? 奥様は奥様よ」
「それはそうだが……」
「○○さん、私は昨日奥様が犬山に責められている姿を見ながら、
何度も何度も自分を慰めたの。奥様をこれ以上、やつらの手にゆだ
ねるなんて我慢できないの。○○さんはもう奥様に魅力を感じてい
ないの?」
「えっ……」

私は里美の問いに咄嗟に答に詰まります。

「私、知っているのよ。昨夜○○さんが、犬山に抱かれている奥様
を見ながら自分を慰めていたこと……私と○○さんは同じだわ」

私を裏切って長男との不倫に走った妻、犬山の奴隷になると誓った
妻、どれも私にとっては腹立たしく、許せない行為です。

しかし私は里美に言われる通り、以前よりも一層、妻に惹かれてい
ることを否定することができないのです。

「そんなことはない……」

私は絞り出すような声をあげます。

「そんなことはないんだ……だが、絵梨子は俺で満足するだろうか」
「長尾や犬山を負かせる自信がないの?」

里美の問いに私は答えることが出来ません。里美は俯いている私を
黙って見ています。

「○○さん……レズの私から誉められても嬉しくないかもしれない
けれど、○○さんは長尾や犬山なんかより男としてずっと上よ」
「どうしてそんなことが言える?」
「伊達にチャットレディを長くやっているわけじゃないのよ。レズ
のせいで色恋が混じらない分、男を見る目は確かだと思うわ」
「それならなぜ……」

妻は私を裏切ったのか……私はその言葉を呑み込みました。

「どんなご馳走も毎日食べていると飽きるわよ。奥様、○○さんの
良さがだんだん分からなくなってきたのね。そこで新鮮な若い男に
誘惑され、ついふらふらと道を外す。そこに犬山なんてつまらない
男に付け込まれ、今まで経験したことのないようなプレイを仕込ま
れる──奥様は今、倒錯的なセックスの中毒になっているようなも
のよ」
「だからといって、俺は今回のことで絵梨子を簡単に許すことは出
来そうにない」
「簡単に許さなくたって良いじゃない」
「え?」

私は里美の意外な言葉に顔を上げます。

「簡単に許さなくてもいいのよ。奥様は不倫の罪を犯し、○○さん
やお子さんを捨てようとしたのだから。そんないけない奥様は、心
の底からよーく反省するまで徹底的にお仕置きしてあげればいいの
よ」
「犬山と同じことをやれって言うのか?」
「いーえ、同じことじゃないわ。もっともっときついお仕置きよ」

里美は口元に妖しい笑みを浮かべます。

「でも、奥様にとってはとっても楽しいお仕置きになるかもしれな
いわね」
「絵梨子を虐めるなんてそんなこと……俺には出来そうにない」
「私が手伝ってあげるわ。それが奥様にとってはつらいお仕置きに
なるのよ」

里美がベッドから立ち上がり、私にぴったりとくっつくようにソフ
ァに座りました。

「一緒に、奥様を虐めさせて……それが私が○○さんに協力する条
件よ。2人で力を合わせれば犬山なんて怖くないわ」

里美は私の身体に、ふくよかな乳房を押し付けるようにします。
KYO 7/4(火) 22:32:59 No.20060704223259 削除
「……里美はレズじゃなかったのか?」
「男の人が全然駄目って言うわけではないのよ。セックスは出来れ
ばしたくないけれど」

里美は私の耳元で甘く囁きかけます。

「私は○○さんの愛人、っていうことにしておくと良いわ。不倫し
た奥様に対する復讐として夫が愛人を作り、その若い愛人と一緒に
罪を犯した奥様を責め上げる。考えただけでぞくぞくするシチュエ
ーションだとは思わない?」

里美という娘は相当変わっていると思っていましたが、ここまで来
ると私の理解の範囲を越えます。しかし、私は里美の熱気に当てら
れたのか、「目には目を」の言葉ではないですが、あの犬山達の異
常性に対抗するためには、それを超える異常性を持つ里美の力を借
りるしかない、という気分になって来ました。

「……わかった。里美の条件を呑むから協力してくれ」
「そう来なくっちゃ」

里美が喜色を露わにし、私の頬にキスします。その時私の携帯電話
が鳴りました。発信人を見ると例の興信所の男です。

「10分前に橋本が、女と一緒にホテルにチェックインしました。
聞いていた特徴から、相手は江藤という女性に間違いないと思われ
ます」
「写真は?」
「任せておいて下さい。ばっちり撮っていますよ。この蒸し暑いの
にべったり腕を組んで、どこからどう見たって不倫カップルですよ。
いつもの浮気調査もこれくらい楽だといいですね。引き続きホテル
で張ります」
「頼む」

私は電話を切りました。

「いよいよね……」

心なしか里美の表情も緊張してきたようです。その時、ノートPC
の画面が待ち受け状態から変わり、道岡のクリニックの一室が映し
出されました。部屋の中にはすでに道岡と毛塚がいます。

部屋の中にはCCDカメラが何台も取り付けられているようで、毛
塚がテストしている様子が映し出されています。道岡はさすがに施
術を控えて、用具の点検などをしているようです。

「里美、ビデオ録画を開始してくれ」
「OK」

PCとビデオを繋いだダウンコンバータによってデジタル映像がア
ナログ映像に変換され、部屋に置かれた大画面のTVに道岡のクリ
ニックの様子が映し出されます。相当画質が落ちるのかと思ってい
ましたが、モニター上ではほとんど違和感はなく、まるでテレビド
ラマの画像を見るような鮮明さです。むしろPCのディスプレイよ
りも格段に画面が大きく、スピーカーの質も良いため、いつもより
も迫力があるほどです。

「異常ないわ。ちゃんと録画できているわよ」
「よし……」

これで少なくとも犬山、道岡、毛塚の3人が揃った現場を押さえる
ことが出来ます。また、すでに興信所が橋本の不倫の証拠も押さえ
ることも確実なので、計画は今のところ順調といえます。

やがて橋本がホテルからログインしてきました。

「やあ、橋本さん。出張ご苦労様です」

毛塚がニヤニヤ笑いながら橋本に挨拶します。

「どうも、お手伝い出来なくてすみません」
「いいですよ。まだ会長がきていないから、久しぶりに江藤さんの
顔を見せてくれませんか」

毛塚の言葉に、橋本はどぎまぎしています。少したって妻より少し
年上と思える、派手な顔立ちの女性が画面に現れました。この女が
藤村さんの前に役員会で会計を担当していた江藤さんしょう。

「知っていたの……皆さん、意地が悪いわ……」
「江藤さん、お久しぶりです」
「橋本さんにたっぷり可愛がってもらっていますか?」
「いやらしいことおっしゃらないで……もう」

江藤さんはまるで男たちを挑発するように身体をくねらせます。江
藤さんの髪は綺麗にセットされており、巧みに化粧も施されていま
す。江藤さんが橋本との逢瀬を心から楽しんでいる様子が画面から
うかがえます。

「○○さんと藤村さんの肉体改造の様子を是非見たいって、橋本さ
んにおねだりしたんですって?」

毛塚に問いかけれれて、江藤さんは顔を赤らめます。

「そんなことまでお話ししたの、あなた?」
「いや、それは……」

橋本は再び慌てて、言葉を詰まらせます。

「いいんですよ、別に。ただし、今日のことは絶対秘密にしてもら
わなければ困りますよ」
「わかっていますわ。私も主人に知られたら大変ですもの」

江藤さんは微笑して頷きます。
KYO 7/4(火) 22:33:47 No.20060704223347 削除
「でも……あの上品そうな藤村さんや○○さんが、犬山会長たちの
調教でどんな風に変貌したのか、とっても興味があるわ」

江藤さんは妖しく瞳を輝かせながら言います。

「今日はとうとう藤村さんは豊胸手術を受け、○○さんはクリトリ
スの包茎手術を受けるって言うじゃない。○○さんはクリトリス包
茎って訳じゃないんでしょ?」
「違いますよ」
「包茎でもないのに皮を剥ぎ取って、常に剥き出しにしてやろうっ
て言うのですよ」

毛塚と道岡はそう言って笑いあいます。

「そんなことされたら女の身体ってどうなるのかしら?」
「ちょっと布に擦れると感じてしまうから、パンティも穿けなくな
るだろうな」

橋本は笑いながらそう答え、江藤さんを抱き寄せて大ぶりな乳房を
揉み始めます。
「嫌だわ……私、そんな風にだけはなりたくないわ」

江藤さんはくすくす笑います。

「そんなこと言って、お前だって道岡先生に豊胸手術をしてもらっ
たからこんなデカパイになったんだろう」
「いいのよ……主人だって喜んだんだから」

橋本は江藤さんのブラウスのボタンを外し、玄人っぽい黒いレース
のブラジャーに覆われた巨乳を露わにします

「久しぶりにみんなに自慢のオッパイを見てもらうか?」
「もう……エッチね……」

江藤さんはそう言いながらも強くは抵抗しません。ブラが外され、
ゴム毬のような江藤さんの乳房がこぼれ出ました。

「でも私、○○さんっていい年をしている癖に何だかぶりっ子で気
に入らなかったの。専門部会の懇親会でお酒が入ってエッチな話に
なっても、自分だけは関係ありません、なんて顔をして済ましてい
るんだから。長尾先生の餌食になったって聞いたとき、正直言って
痛快だったわ」

そう言うと江藤さんは橋本にしなだれかかり、キスを求めます。

「……この女、何なの」

江藤さんの態度に里美が怒りを露わにします。

「品がないし、全然可愛くないわ。○○さんの奥様と比べたら月と
スッポンよ。別の意味で徹底的に虐めたくなる女だわ」

確かに江藤さんの言葉の端々には妻や藤村さんに対する悪意が感じ
られます。昨年役員たちの慰み者になったはずの江藤さんは言わば
妻の同類と言えますが、それだけに倒錯した嫉妬心のようなものを
妻に感じているのでしょうか。

その時、道岡のクリニックのインターフォンがなりました。

「おや、会長の到着だ」

毛塚が液晶の画面で確認します。

「お前は隠れていろ。話がややこしくなる」

橋本に指示されて、江藤さんは渋々画面から消えます。

やがて施術室の扉が開き、妻と犬山が部屋に入ってきました。驚い
たことに妻は全裸に股縄をかけられ、さらに後ろ手に縄を打たれ、
片手に青竹の鞭を持った犬山に罪人のように引き立てられています。
おまけに妻は、口に何かビニールの袋のようなものを咥えさせられ
ていました。

「本当に素っ裸でつれてきたんですか……」

毛塚がさすがに驚きます。

「そうですよ。ホテルから車まではコートをかけてやったが、車の
中では素っ裸にしてやりました。いや、隣からやたらに覗かれるの
で大変でしたよ」
「そりゃそうでしょう」

毛塚が呆れたような声を出します。道岡が心配そうな顔で尋ねます。

「まさかクリニックの中も裸で?」
「そんなことをしたらさすがに道岡先生の営業妨害になるでしょう。
先に施術用の上っ張りをお借りして、駐車場の中でそれを絵梨子に
羽織らせました。部屋に入る直前に脱がしたんです」
「途中で縄が見えなかったかなあ」

道岡はまだ心配そうです。

「奥さんが口に咥えているのものはなんですか?」
「ああ、これは昨日道岡先生が競り落とされた品ですよ。後で本人
から直接渡させます」

犬山に縄を解かれ、妻はその場に直立不動の姿勢で立たされますが、
長く立っていることが出来ず、ふらついたところを犬山に抱きとめ
られます。
KYO 7/4(火) 22:34:38 No.20060704223438 削除
「あんなに長い時間クリトリスを吊られていたんですから、腰が抜
けたようになるのも無理がないでしょうな」

カメラが股縄をかけられた妻の股間に寄ります。なんと妻はまたし
てもクリキャップを装着されており、2本の細い縄がクリキャップ
を挟み込むように股間に通されていました。

「これでは歩くたびにクリが刺激されるでしょう、どうですか、奥
さん?」

道岡が尋ねますが、妻はビニールの袋を咥えたまま魂を抜き取られ
たように虚ろな表情を前に向けているだけです。

「……奥さん、責め過ぎておかしくなってしまったんじゃないでし
ょうね」

道岡が心配そうな声を上げます。

「まさか」

犬山は笑いながらそう言うと、いきなり青竹で妻の大ぶりの双臀を
ピシッと叩きます。

「うっ!」

妻の肉感的な尻がブルッと震え、小さく悲鳴を上げた拍子に口に咥
えていたビニールの袋が床に落ちます。ようやく妻は目を覚ました
ような表情になりました。

「あ……ここは……」
「何をボケているんだ、道岡先生のクリニックじゃないか」
「道岡先生……」

妻は靄のかかったようになっている記憶を必死で探るように眉をひ
そめます。再び犬山の鞭が飛びます。

「ひっ!!」
「今日は絵梨子が先生にケツの穴の拡張とクリの皮剥きをしてもら
うことになっていただろう。忘れたのか、この馬鹿女っ!」
「お、思い出しましたっ!!」

妻は悲鳴のような声をあげました。

「○○絵梨子は本日、道岡先生にお尻の穴の拡張とクリの皮剥きを
お願いするためにここに参りました。よ、よろしくお願いいたしま
す」

妻は叫ぶようにそう言うと深々と頭を下げます。男たちは笑いなが
ら拍手をしています。

「毛塚様、淫乱人妻絵梨子の肉体改造にお立会い願えるだけでなく、
道岡先生の助手まで買って出てくださったとのこと、深く御礼申し
上げます」
「橋本様、お仕事お疲れさまでございます。わざわざ出張先から絵
梨子の肉体改造をお見届けくださるとのこと、有難うございます。
最後までよろしくお付き合いくださいませ」
「車の中で何度も、挨拶の仕方を練習させたんですよ」

犬山が楽しげに笑います。

「道岡先生へお渡ししなければいけないものを落としやがって、そ
のまましゃがみこんで口で拾い上げるんだ」
「はい……」

妻は犬山に命じられたとおり後ろ手に縛られたまま床にしゃがみこ
み、床に落ちた袋を口でくわえて拾い上げようとますが、手が縛ら
れているためにバランスが取れず、なかなかうまく拾えません。妖
しく蠢いている妻のむっちりとした双臀の間にピンク色をした器具
が挟まっています。

「お尻に挟まっているものは何ですか? 奥さん」

毛塚が尋ねると、ようやく妻は口で咥えあげた袋をテーブルの上に
おき、小さな声で答えます。

「それは、アナルストッパーですわ……」
「アナルストッパー? 何でそんなものをしているんですか」

毛塚は道岡と顔を見合わせてクスクス笑いながら再び尋ねます。

「犬山様が、道岡先生のお手間を少しでも減らすために、絵梨子が
自分で拡張しておけとおっしゃったので……」

妻は恥ずかしそうに頬を染めて俯きます。

「なるほど、そうですか」

道岡は笑いながら妻の尻を撫でます。

「どうですか、だいぶ開きましたか?」
「……」
「尻の穴がだいぶ開いたか、と聞いているんですよ。医者の質問に
はちゃんと答えなさい」

道岡は厳しい声を出して、妻の大きな尻をピシャリと平手打ちしま
す。

「は、はいっ……だ、だいぶ開きましたわ」
「何ミリくらいですか?」
「は?」
KYO 7/5(水) 23:26:22 No.20060705232622 削除
「は、じゃありませんよ。奥さんの尻の穴のサイズを聞いているん
ですよ」

道岡の突飛な質問に、犬山と毛塚はゲラゲラ笑い出します。妻は真
っ赤な顔で俯いて「ぞ、存じませんわ……み、道岡先生が後で詳し
くお調べになって下さい」と答えます。

「くそっ、変態医者めっ」

私はTV画面を見ながら怒りにテーブルを叩きます。

「落ち着いて、○○さん。こうなったら連中のお下劣なところを出
来るだけ記録しておいた方が、後々脅すのに役に立つわ」
「しかし……これでは絵梨子が……」
「大丈夫よ」

里美は妙に自信ありげです。

「だけど、確かにこの道岡って男、犬山とはタイプが違うけれど相
当の変態ね。類は友を呼ぶってよく言ったものだわ」

私は再びモニターに視線を戻します。妻は手首を縛った縄をようや
く解かれています。手首に縄の痕が赤くついているのが痛々しいで
すが、そういったものが嗜虐心をそそるのか、里美は真剣に画面に
見入っています。

「股縄も解いてやろう、こっちを向け」

犬山は妻のヒップをパシンと平手打ちします。

先程から事あるごとに妻はその大ぶりの尻を男達から叩かれており、
その度に妻の大柄な裸身がブルッと小さく震え、白い尻は少しずつ
桜色に染まって行きます。

妻は素直に犬山に陰部を向け、股縄を解かれ、クリキャップとアナ
ルストッパーを外されます。無言のまま犬山に身を任せていた妻で
すが、ストッパーの一番太い部分が肛門を過ぎるときに、さすがに
辛いのか「うっ」と小さな声をあげます。

「尻の穴がどれくらい開いたか、皆さんにお見せするんだ」

妻は素直に「ハイ……」頷くと道岡や毛塚に尻を向け、両手で尻た
ぶの肉を押し広げながら身体を大きく前に倒します。CCDカメラ
が妻の肛門をアップで映します。

Sサイズとはいえ、アナルストッパーを長い間押し込まれていた妻
の肛門は確かに心なしか口を広げ、男達の目に晒されて恥ずかしげ
に息づいているようです。股縄の刺激で潤んだ秘裂から流れ出た蜜
が蟻の門渡りの辺りでキラキラと光っています。

隣の里美が食い入るようにディスプレイを眺めています。里美がレ
ズだと言うのは確かにウソではなさそうです。しかも妻が辱められ
れば辱められるほど里美は興奮しているようで、随分息遣いも荒く
なっています。

「み、皆様、絵梨子のお尻の穴……いかがですか? 少しは拡がっ
たでしょうか」
「そうですな……」

道岡はもっともらしい顔つきをして妻の尻を覗き込みます。

「前回の役員会のときと比べると、だいぶ大きくなったようですが
……奥さんの希望はどれくらい広げることでしたかな?」
「は、はい……前回のオンライン役員会では、お尻の穴でプチトマ
トを呑み込ませていただきましたが、今度はぜひピンポン玉をお尻
の穴で呑み込んでみたいと思います」

妻はゆらゆらと尻を振りながらそんな卑猥な言葉を吐きます。

「それはお前が命令したことでしょう。この変態医者っ」

私に落ち着けと言った里美が吐き捨てるように言いました。里美は
かなりのめりこんでいるようですが、私の方はこの場の展開に気が
気ではありません。

昨日は妻を完全に失ったという喪失感や敗北感がなぜか被虐的な快
感になったのですが、里美の力を借りて妻を助けることが出来るか
もしれないという期待が生まれると、途端に落ち着かなくなってし
まったのです。自分の気の小ささに嫌気が差してきます。

「ピンポン玉が呑み込めるようになれば、次はゆで卵ですな。そう
すれば会長の自慢の息子もこっちの穴で呑み込むことが出来るよう
になりますよ」

道岡は「どうですか、楽しみでしょう」といいながら、妻の尻を撫
でさすります。

「はい……楽しみですわ」

妻は男達のからかいにどのように反応すれば喜ばすことが出来るの
かを次第に身につけてきたようで、道岡の嘲笑まじりのからかいに
迎合的に尻をくねらせます。

里美は相変わらず夢中でモニターの妻の姿に視線を注いでいます。
それは、妻がどのような責めにどう反応するのかを自分の頭の中に
すべてインプットしようとでもいうかのようです。

(里美はひょっとして妻にとって、犬山たちよりも恐ろしい存在に
なるかもしれない……)
KYO 7/5(水) 23:27:08 No.20060705232708 削除
私はそんな漠然とした不安まで感じます。毒を持って毒を制すとい
いますが、里美の嗜虐性は妻に対する倒錯した愛情のせいで犬山た
ちよりもより過激なものになる可能性があります。妻ははたしてそ
んな里美の嗜虐性に耐えることが出来るでしょうか。

しかし今はとにかく里美の力を借りるしかありません。私は再びデ
ィスプレイに視線を戻します。

妻は次に前を向き、クリキャップを外した後の陰核を突き出すよう
にしています。男たちは軽くそれに触れ、妻に甘い悲鳴を上げさせ
ながら「随分大きくなりましたね」とか「これなら手術してもしな
くても同じじゃないですか」などとからかっています。

「絵梨子、道岡先生にお渡しするものがあっただろう」
「あ……ハイ……」

妻は頷いて、自分が口に咥えてきたビニールの袋を手に取りました。

「道岡先生……これ、昨日先生が競り落としてくださった、絵梨子
のパ、パンティとブラですわ。どうもお買い上げありがとうござい
ました」
「ほう、わざわざ持ってきてくれたのですか」

道岡はビニールの袋を受け取ると、中を覗き込むようにします。袋
は食物の保存用に使うファスナー付きのもので、中に妻の白いパン
ティとブラが入っていました。

「どうしてこんな袋に入れてきたのですか?」
「は、はい……中に入っているパンティが良く見えるように透明の
ものを使い、絵梨子のに、匂いが出来るだけ逃げてしまわないよう、
密閉式のものにしました」

道岡はファスナーを開くと、中の匂いをかぐようにします。それを
見た犬山と毛塚がゲラゲラ笑い、妻は羞恥に身を捩じらせています。

「なるほど、確かに奥さんのアソコの匂いがしますよ……おや、写
真が入っていますね」

道岡は袋に入っていた数枚の写真を撮り出しました。写真がCCD
カメラの前に順にかざされます。

最初の写真はパールホワイトのシャツブラウスと薄いグリーンのスー
ツ、そして同系色のスカーフを身につけて恥ずかしそうに微笑んで
いる妻の姿でした。

「あの写真は……」

私は思わず画面に身を乗り出します。

「どうしたの?」
「確か3月に絵梨子が藤村さんに呼び出されて、PTAの書記を引
き受けさせられたときに着ていたものだ」
「そんなの覚えているの?」
「出かける前に妻が、ファッションショーをするみたいに俺に見せ
ていった。とても似合っていたので思わずぼおっと見とれてしまっ
たのを覚えている」
「そうなの……」

今思えばあの日が全ての始まりでした。しかし、妻や藤村さんを嬲
るときは凌辱の証拠を残さないよう気を配っていたはずの犬山たち
でしたので、写真を撮っているとは思っていませんでした。

「どうですか、懐かしいでしょう、この写真。まさに貞淑そのもの
の人妻って感じですな。まだほんの3ヶ月前のものとは信じられま
せんよ。この頃はまさか奥さんも、今のように尻の穴まで広げられ
ることになるとは夢にも思わなかったでしょう」

道岡は笑いながら、ことさらにその平和な頃の妻の写真を、いまや
男たちの性奴隷に落ちた妻に見せつけるようにします。さすがに妻
も辛いのか、写真から顔を背けます。

2枚目の写真は、純白のブラとパンティを身に着けた妻が、まるで
囚人のようにホテルの壁際に立たされている写真です。

「……なるほど、確かに奥さんがこの下着を身に着けていたという
証拠がないと、値打ちがないですからな」

道岡と毛塚が感心したように笑います。

最後の3枚目の写真は、同じ場所で妻が全裸で直立不動の姿勢を取
っている写真でした。いかにも女奴隷らしいその写真は妻の見事な
までの転落を鮮やかに物語っています。

「これは今朝撮影したばかりのものですよ」
「なんとなく奥さん、痩せたように見えますな」
「見えるんじゃなくて実際に痩せています。ホテルに転がり込んで
きたときにはろくろく食うものも食っていなかったようですが、そ
れでも体重は58キロもありました。今朝出る前に体重計に乗せた
んですが、54キロまで減っていましたよ」
「昨日の責めは奥さんにとっては実に効率的なダイエットだったわ
けですな」

男たちはしばらくの間その3枚の写真を見比べ、しきりに妻をから
かっていました。やがて道岡が財布から1万円札を5枚取り出し、
全裸の妻に押し付けるようにします。

「ほら、これが奥さんの下着の代金ですよ。女子高生が穿いていた
パンティならともかく、42歳の主婦の使用済みパンティとブラを
こんな高値で買ってもらえるんだから、ありがたいと思うんですよ」
「は、はい……有難うございます」
KYO 7/5(水) 23:27:41 No.20060705232741 削除
妻は代金を受け取ると深々と頭を下げますが、素っ裸のカバンも財
布も持たない身で、受け取ったお金を持て余しておどおどと犬山の
方を見ます。

「おやおや、お金をしまう場所もないんですか」

妻の戸惑う様子を見ながら道岡が楽しげに笑います。

「い、犬山様……絵梨子のお金を預っておいて頂けますか?」
「パンティを売った金を俺に預れというのか?」
「で、でも……絵梨子、しまっておくところがありません。裸のま
まだと道岡先生に失礼ですし……」
「裸のままで失礼しているのは奥さんのほうでしょう」

男たちはそういうとゲラゲラ笑いあいます。

「絵梨子、女には男と違ってしまっておく場所があるだろう」
「えっ……?」

妻は一瞬何のことか分からない、という怪訝な表情をしますが、犬
山に「そこだ」と股間を指差されて、顔を真っ赤に染めます。

「で、でも……こんなところでしまったら」
「感じやすい奥さんのことですからせっかく稼いだお金がびしょび
しょになってしまうでしょうな」

毛塚がおかしそうに笑います。妻は消え入りたそうな風情でこくり
と頷きます。

「いい方法がありますよ」

道岡は机の中からコンドームを取り出すと、5枚の1万円札をくる
くると筒型に丸めてその中に入れ、先端に結び目を作ります。

「どうです、これならしまえるでしょう? タンポンよりは大き目
かもしれませんがね」

妻はその子供のペニスほどの大きさの棒状のものを呆然とした表情
で見つめていましたが、やがて「わ、わかりました……」と頷いて
受け取り、それをゆっくりと秘苑の中にしまいこみました。

「少々のことで落ちないかどうか、そこで2、3回飛んでみなさい」
「ハ、ハイ……」

妻はその場でラジオ体操をするように両足をそろえ、2、3度垂直
に飛びます。妻の膣内に挿入された紙幣は最初の位置で維持された
ようです。

「これで奥さんのマンコは財布としても使えることが証明できたわ
けだ。時々そのまま買い物に行ってもらいましょうか」
「支払をするときには股を開いて、店員にマンコの中のお金を取り
出してもらえば良いでしょう」
「ストリッパーとして実演を披露して、チップを受け取るときもそ
こにしまうようにすると客に受けますよ」

男たちはそんな野卑なからかいを妻に浴びせながら、さもおかしそ
うに笑いこけます。妻はさすがに屈辱に裸身を震わせ、涙を堪える
ような表情になっています。

「それでは奥さん、いよいよ施術を開始しますが、その前に当クリ
ニックの規則ですので同意書を書いていただきます」

道岡は便箋とボールペンを妻に渡します。妻はおろおろとした表情
を道岡に向けます。

「私が言うとおりに自筆で書いて、署名捺印をしていただきます。
いいですか?」
「は、はい……」

妻は裸のまま机の前に座り、ボールペンを取ります。

「まず、一番上に『同意書』と書いて下さい。その下に『私、○○
絵梨子は以下の手術に同意いたします』と続けてください」

妻は言われたとおりに便箋に書きます。

「次は同意する手術の内容です。1.肛門拡張手術、2.肛門美容
整形手術、3.クリトリス包皮切除手術……」

いよいよ冗談ではなく自分の身体に肉体改造手術が施される……妻
はさすがに恐怖を感じているのか、裸身が小刻みに震え始めます。

道岡に言われる通りの内容を書き終えた妻は、今にも涙がこぼれそ
うな表情になっています。

「最後に住所、氏名と認めの印鑑を押してください」
「あの……印鑑を持っていないんですが」

妻は涙に潤んだ瞳を道岡に向けます。

「奥様のあの表情、たまらないわ……」

モニターを見ながら里美が溜息をつくように言います。

「こんなときに何を言っているんだ」
「だって……」

里美は妻が男たちによって精神的に嬲られている様子に本当に嗜虐
心が刺激されているようで、私の隣で身体をもじもじさせています。
KYO 7/6(木) 17:00:47 No.20060706170047 削除
「印鑑も持っていないんですか、しょうがないですね……」

道岡はわざと溜息をつくように言います。妻はもはや着るものも財
産もない、文字通り裸一貫の身の上が改めて身に染みたのか、悲し
げに俯いています。

「あ、あの……拇印でよろしいでしょうか」
「奥さんのオッパイはとてもボインとは言いがたいですな」

毛塚はそう言うと妻に後ろから抱きつくようにして小ぶりの乳房を
揉み上げます。

「あ、あっ……やめて下さい……毛塚様」
「どうしてですか? 奥さんはもう我々の奴隷になることを誓った
んでしょう?」
「で、でも……これから絵梨子は道岡先生に手術を受けなければな
らない身ですわ……お願い」

妻は身を捩じらせて毛塚の手を避けようとしますが、その仕草はか
えって嗜虐者を焦らしているようでもあり、むしろ挑発的にも思え
ます。それが証拠に毛塚が妻に抱きつくようにして乳房を揉みつづ
けると、いつのまにか「あっ……嫌ン……」などと甘い鼻声をあげ
始めているのです。

「手術を受けなければいけない身はよかったな」

道岡は犬山と顔を見合わせて笑いあいます。

「しかし、考えてみれば大変な変わりようですな。あの清楚な人妻
といった感じの○○さんの奥さんが、完全にセックス奴隷に変身し
てしまっているじゃないですか。そういえば、会長。昨夜はあれか
らどうしたんですか?」

道岡は、朝方まで続いた犬山と妻の激しい肉交の後、このクリニッ
クに来るまでの2人の様子を聞きます。それは私も興味があるとこ
ろでした。

「昨夜……といっても今朝方ということになりますか、年甲斐もな
く午前5時まで絵梨子と頑張りましたが、さすがにその後は疲れ果
てて眠り込みました。しかし、どうもこの年齢になるとどんなに遅
くまで起きていても決まった時間には目が醒めてしまうものですな。
いつも通り7時には起きてしまいましたよ」

毛塚に乳房を揉み続けられている妻を楽しそうに見ながら犬山が話
し始めます。

「隣を見ると、絵梨子がまだ寝ていたんで叩き起こしてやりました。
ご主人様よりも奴隷の方が朝寝をするなんてのはとんでもないこと
です」
「なかなか厳しいですな」

毛塚が笑います。

「当たり前ですよ。奴隷のしつけは最初が肝心です」
「会長のことですから、何かお仕置きしたんでしょう」
「もちろんです」

犬山が淫靡な笑いを口元に浮かべました。

「素っ裸のまま浴室へ連れて行き、土下座で詫びを入れさせた後、
イラマチオの特訓をしてやりました」
「イラマチオ?」

道岡が不思議そうな顔で聞き返します。

「おや、道岡さん、ご存知ないんですか?」
「いや、聞いたことはあるんですが……フェラチオとどう違うんで
すか?」
「イラマチオって言うのは女がチンポを咥えて頭を動かすんじゃな
くて、男が女の口の中にチンポを突っ込んで、頭を掴んで動かすこ
とですよ。騎乗位と正常位みたいなもんですな」
「そんなことをしたら苦しがるでしょう」
「苦しがるくらいじゃないとお仕置きになりませんよ。ただ、窒息
しそうになって思わずチンポを噛まれてしまう危険がありますから、
噛めないように絵梨子には開口具をつけさせました」
「開口具をですか?」

道岡が驚いたような顔つきをします。

「歯医者で使うようなプラスチック製の簡単なものですよ。それで
も口がかなり大きく横に広がります。素っぴんのまま歯茎まで剥き
出しにして泣きべそをかいている絵梨子の顔はなかなか見ものでし
たよ。あんな顔はご主人にも見せたことがないでしょうな」

犬山が残酷そうな笑みを浮かべます。

「それはまたマニアックな責めですな」
「そうでしょう。開口具をつけた絵梨子を浴室のタイルの上に正座
させたまま、唇から喉の奥まで思い切り犯してやりました。いや、
朝から実に痛快な気分でした」
「……犬山会長は昨夜あれだけハッスルされてたのに、今朝はちゃ
んとナニが立ったんですか?」
「朝勃ちしなくなったら男はおしまいですよ」

犬山はヘッ、ヘッと下品な声で笑います。

「絵梨子のやつ、私のチンポの先でのどちんこまでぐいぐい突かれ
て、涙目になりながらも一生懸命尺八の練習をしていましたよ。最
後にはゲロゲロ吐くまで絵梨子の喉を突きまくってやりました」
KYO 7/6(木) 17:02:19 No.20060706170219 削除
道岡はさすがに呆れたような表情を犬山に向けます。私は涙と胃液
で顔をどろどろに汚しながら、犬山の肉棒をしゃぶりぬく妻の姿を
想像すると、さすがに痛ましいような気持ちになります。

「奥さん、いつまでオッパイを揉まれてよがっているんですか。早
く同意書を仕上げて下さいよ」

道岡は毛塚に乳房をもまれている妻に声をかけます。

「あっ……で、でも……認印は……」
「そうですね、認印を持っていないんだったら、奥さんの肛門拓で
いいことにしましょう」
「え、えっ?」

妻は何を言われているのか分からず、おろおろした表情で道岡を見
上げます。

「肛門美容が終わったら奥さんのお尻の穴にたっぷり朱肉を塗って
あげますから、魚拓のようにしてこの同意書に押してください。そ
れを認印代わりにするということでいいでしょう」
「そ、そんな……」

さすがに妻は激しい羞恥に顔を赤らめます。

「なに、皺の一本一本まで綺麗にとってあげますよ。そうだ……こ
れを見て下さい」

道岡は机の中から一枚の紙を取り出してきます。紙の中央には菊の
蕾のような肛門が鮮やかな朱色で浮き出しています。紙には黒々と
「たかこ」という署名まで記されていました。

「どうですか、綺麗に取れているでしょう」
「こ、これは……」
「去年の会計を担当した江藤さんの奥さんの肛門拓ですよ。なかな
か形がいいと思いませんか?」

道岡はくっ、くっと不気味に笑います。

「私は女性のマン拓や肛門拓を収集するのが趣味でね。このクリニ
ックに来る患者さんも、綺麗な女性なら麻酔をかけている間に素早
く採集したりしているんですよ。もう100人分はたまったかな。
奥さんの肛門拓も私のコレクションに加えてあげますよ」

妻はあまりのことに唇をブルブルと震わせています。

「とんだ変態医師もあったもんだ」

犬山と毛塚は顔を見合わせて苦笑しています。モニターの中の橋本
が複雑な笑みを浮かべています。

「それじゃあ念のために同意書を読み上げて下さい」

道岡は妻が署名した同意書を突きつけます。

「ああ……」

妻は覚悟を決めたようにそれを手にもち、読み上げ始めました。

「同意書 道岡美容クリニック御中 私、○○絵梨子は道岡美容ク
リニックにおいて以下の手術を受けることに同意いたします。1.
肛門拡張手術、2.肛門美容整形手術、3.クリトリス包皮切除手
術……。な、なお、道岡美容クリニックとの診療契約を取り消すこ
とはいたしませんし、施術されたことについては一切異議を申しま
せん」

そこまで妻は読み上げるといったん言葉を切りました。

「じゅ、住所、K県Y市I区○丁目、Iパークホテル内、○○絵梨
子……」

読み上げた住所は妻が軟禁されている犬山の経営するホテルのもの
でした。それは妻がもう私の家に帰ることはないという決意を表明
しているように思えました。

「いいでしょう、それではいよいよ施術を始めましょう。台の上に
乗って下さい」

妻は道岡の指示に従い、全裸のまま診察台にあがります。性器の美
容整形用の診察台は施術台兼用になっており、産婦人科の診察台と
同じ肢受けの付いた電動式の本格的なものです。両肢を肢受けに固
定された妻は羞恥に赤く裸身を染め、露骨な姿を男たちの視線に晒
しています。

「○○さんと藤村さんの施術には看護婦は使いませんので、恐縮で
すが犬山会長と毛塚さん、助手をお願いします」

道岡が2人の男にブルーの施術衣とキャップを渡します。

「一度お医者さんごっこというのをやって見たかったんだ」
「橋本さん、見ているだけとは残念ですな」

男達はモニターの中の橋本に笑いかけながら施術衣の袖に腕を通し
ています。

「それでは肢を開きますよ。いいですか、奥さん」

道岡が診察台のスイッチを入れると肢受け機械音を立てながらが左
右に開きます。妻の両肢は極端なまでに開かれ、女の羞恥の2つの
源泉は野卑な男たちに丸見えになってしまいました。
KYO 7/6(木) 17:02:58 No.20060706170258 削除
「どうですか、奥さん。今の気分は……」

道岡が妻の乳房を指でつつきながらさも楽しげに尋ねます。

「は……恥ずかしいです」
「そうでしょう。ここに来る女性患者は問診のときは平気な顔で自
分のセックス体験などの質問に答えていても、この台に乗せられて
大股開きのポーズをとらされると、恥ずかしさに実に情けなさそう
な顔になりますよ」

道岡はそういいながら診療ユニットを診察台の傍に引き寄せると、
そこに取り付けられた無影灯の前に手をかざします。

「あっ……」

照明器が自動点灯し、妻の股間が煌々と照らし出されました。道岡
は診療ユニットから電動ローターを3個取り出すと、犬山と毛塚に
1つづつ手渡し、残りの1つを自分で持ちます。妻は脅えたような
表情で男たちを順に見つめています。

「奥さんには特別サービスをしながら問診をしてあげましょう」

道岡はローターのスイッチを入れ、妻の羞恥の茂みの生え際の辺り
にそっと触れさせます。

「あっ!」

妻はいきなり敏感な箇所を攻撃され、電流に触れたようにぴくっと
身体を震わせます。

「会長、毛塚さん、奥さんのオッパイをお願いします」
「よし来た

犬山と毛塚は舌なめずりをするような表情で妻の左右から、両の乳
首に同時にローターを触れさせます。

「あっ、あっ……」

妻は再びぴくっ、ぴくっと身体を震わせます。男たちは互いに顔を
見合わせ、ニヤニヤ笑いながらローターで妻を責めつづけます。道
岡の持つローターは徐々に妻の羞恥の中心部に向かい、クリキャッ
プで引き伸ばされ続けて未だ鞘から露出したままのクリトリスの亀
頭にちょん、ちょんと触れています。犬山と毛塚が操るローターは
妻の乳首を触れるか触れないかという微妙さで愛撫しつづけます。

最初は嫌悪の表情を見せていた妻の顔はローターの刺激に徐々に被
虐性の快美感に蕩けていき、診察台の上の裸身は海草のようにゆら
ゆらと揺らめき始めます。

「だいぶ気持ちが良くなってきたようですね、奥さん」

道岡の問いかけに妻ははっきりと頷きます。

「それでは問診を始めます。いいですか」
「は、はい……」

妻は溜息をつくように答えます。

「奥さんの初潮年齢は何歳ですか?」

いきなり極めてプライベートな質問をぶつけられた妻は一瞬戸惑っ
たような表情をしますが、道岡が催促するようにクリトリスにロー
ターを強く押し付けられると、「ああンっ」と甘い悲鳴をあげて、
身悶えします。

「じゅ、15歳ですわっ」

妻は悲鳴のような声をあげます。

「ほほう……随分奥手ですな」

毛塚がそう言いながら妻の乳首を責め続けます。

「この奥さんみたいに身長の高い女性は往々にしてそういうことが
多いんですよ。初潮が来るとその後女はあまり背が伸びませんから
な」

道岡がローターでクリトリスを責め、妻に「あっ、あっ」と甘い悲
鳴をあげさせながら解説します。

「月経周期はどれくらいですか?」
「さ、32日ですわ……」

少し長めですかな、いや、正常の範囲でしょうなどと男たちが批評
を加えます。

「性病の経験はありませんか?」
「ご、ございませんわ」
「初体験はいつです?」

妻は一瞬辛そうに眉をしかめますが、男たちが目配せをしてロータ
ーを妻の身体から離します。

「あ……嫌……」

いきなり快感を中断された妻は戸惑ったような声をあげます。妻の
緊張が緩んだところを見計らって、3人の男たちはローターで一斉
に攻撃を再開します。

「ああっ!」

ローターの攻撃に男たちの指先による責めが加わり、妻の身悶えは
一層激しくなります。
KYO 7/6(木) 20:01:55 No.20060706200155 削除
「素直に答えるんですよ、奥さん」
「に、24歳のときですわ……」
「なんですって?」

道岡が聞きとがめます。

「それでは結婚するまでずっと処女だったんですか?」
「そ、そうです……」
「ご主人がはじめての男性というわけですね」
「は、はい……」

妻は改めて私を裏切ったことを辛く思い出すのか、シクシクとすす
り泣き始めます。男達は嵩にかかったように妻を責め立てます。い
ったん火のついた身体は燃え上がるのも早く、妻は「ああ……」と
悩ましげな声を上げながら診察台の上で裸身を悶えさせています。

「それでは、奥さんの2番目の男性は誰ですか?」
「……」
「長尾先生ではないんですか?」
「……そ、そうですわ」
「少し答えにためらいがありましたね。何か隠しているんじゃない
ですか」

道岡は妻のクリトリスにローターを強く当てます。

「ああっ、な、何も隠しておりませんっ!」
「嘘でしょう。淫乱なマゾの奥さんはひょっとしてローターや指で
責められるだけでは物足りないのですか?」

道岡は診療ユニットからクリップを何個か取り出し、2人の男に渡
します。犬山と毛塚はニヤニヤ笑いながらクリップを、屹立した妻
の乳首に取り付けます。

「い、痛いっ!!」

敏感になった乳首をクリップで責められ、妻は苦痛の悲鳴を上げま
す。道岡も大きめのクリップを2つ手に取ると、充血のため肥大を
見せている妻の左右の大陰唇を挟みます。

「おおうッ!!」

激痛のため妻は首をのけぞらせます。クリップにはそれぞれ細い紐
が取り付けられており、道岡は大陰唇を挟んだクリップから伸びた
紐を、診察台の肢受けに固定します。これにより妻の秘園は無理矢
理に全開させられた形となりました。

「オシッコの穴まではっきり見えますよ、奥さん」

道岡は綿棒を取り上げるとアルコールに浸し、露わになった妻の尿
道口を軽くつつきます。妻は「ヒッ!」と悲鳴を上げて下半身を捩
らせます。すると大陰唇がクリップに引っ張られて激しい痛みが走
るのか、再び「おおっ!!」と悲鳴を上げます。

「痛いですか? 奥さん」
「は、はい……痛いです」
「どこが痛いですか?」
「え、絵梨子のち、乳首とオマンコが……」

消え入りそうにつぶやく妻の乳首を、犬山と毛塚がいっせいに引っ
張ります。

「い、痛いっ! 許してっ!」
「奥さん、医師の問診に答える時はオマンコなんてあいまいな言い
方はだめですよ。ここは大陰唇というんです。わかりましたか?」

道岡は大陰唇に取り付けたクリップをぐい、ぐいと引っ張ります。

「は、はいっ! わかりました」
「それじゃあ言ってみなさい。絵梨子の大陰唇が痛いです、と」
「絵梨子の……だ、大陰唇が痛いです……」
「良く言えましたね」

道岡が淫靡な笑みを浮かべます。痛いと言えたからといって紐をゆ
るめてくれる訳ではありません。妻は苦痛の中にも諦念と、被虐性
の快感を感知し始めた微妙な表情を浮かべています。

「それでは問診を続けますよ、奥さん。おりものの量や色、匂いは
どうですか?」
「え?……ふ、普通ですわ」
「普通とはどういうことです? もう少し具体的に答えてください」
「そんな……具体的と言われても……特に多くはございません。に、
匂いや色もありません……」
「本当ですか? ちょうどいいから検査しましょう」
「あっ、ああっ……そんな……」

道岡は綿棒を妻の膣の中に挿入します。妻の秘苑はすでにすっかり
潤っているのか、キラキラと愛液に光っており、細い綿棒をするり
と受け入れます。

「会長、毛塚さん、ちょっと手伝ってください。奥さんのおりもの
を採取するんです」
「面白そうだな」
「お手伝いしましょう」

犬山と毛塚も手に取った綿棒を妻の全開にされた膣口に伸ばします。
3本の綿棒に同時に膣内をほじくり回される妖しい感覚に、妻は豊
満な双臀をブルブル震わせます。

「あっ、ああっ、嫌っ! ゆ、許してっ!」
「奥さん、量は多くはないと言ってましたが嘘ですね。後から後か
ら流れ出してきりがありませんよ」
「そ、それは違いますわっ、あ、ああっ。お、おやめになって!」
KYO 7/6(木) 20:02:40 No.20060706200240 削除
妻は散々男達によって愛液を採取されて行きます。ようやく玩弄の
手が止み、妻ははあ、はあと荒い息を吐いています。綿棒で蹂躙さ
れた妻の秘苑からは甘い果汁が溢れ出ています。

「さあ、質問に答えてもらいますよ。本当にご主人と結婚してから、
長尾先生と関係を持つ間には何もなかったんですか?」
「……ございました」

妻が小さな声でそう答えたので、私はひどく衝撃を受けました。

「そうでしょう、こんな淫乱な奥さんがご主人一人だけで20年近
くも満足できるはずがないですからな」
「どこの誰と乳繰り合ったんですか? 正直に答えてください」

男達はそう言いながら、妻の乳首や大陰唇を挟んだクリップをくい、
くいと引っ張ります。

「あっ、あっ、しょ、正直にお答えしますわ。で、ですからクリッ
プを引っ張るのはやめて」
「それじゃあ、いつ誰と寝たんですか? 詳しく話しなさい」
「はい……お話しますわ」

妻は記憶を呼び起こすようにそっと目を閉じて、話し始めます。

「あ、相手は高校のころの同級生です。結婚してから5年ほど経っ
たころ、卒業10周年ということで盛大に同窓会が開かれることに
なりました。主人にお願いして子供を見てもらって、わざわざ帰省
して出席したんです」

「本当に懐かしい友達や先生がたくさん揃っていて、私も高校時代
に戻ったような楽しい気分になって、ふだんはあまり飲めないお酒
をつい飲み過ぎてしまいました」

「同窓会も終わりに近づいたころ、同級生だったDさんから突然、
昔からずっと好きだったと告白されました。すっかりお酒に酔って
いた私も当時Dさんのことは素敵だと思っていたので、嬉しくなっ
て2人で二次会で盛り上がってしまいました。そして気が付いたら
ラブホテルのベッドで下着姿のままDさんに抱かれていたんです」

男たちはほう、とかさすが淫乱妻ですなというから回を浴びせます
が、妻は淡々と話し続けます

「私はとてもびっくりして、すぐにベッドから飛び起きました。D
さんは平謝りに謝って、気分が悪そうだったからホテルで休ませて
いただけで、何もいかがわしいことはしていないと必死に弁解しま
した」

「Dさんはそう言っていましたが、私は目覚めたときの身体の感触
から、何もなかったということは信じられませんでした。でも、私
にも落ち度があったことでもあり、Dさんもちょうどその頃婚約し
ていたこともあって、その夜のことは2人ともなかったことにしよ
うと言って別れました」

「家に戻ってからしばらくの間、私は申し訳なくて主人の顔をまと
もに見ることができませんでした。このことは一生主人に内緒にし
て、それこそ墓場までもって行こうと決心したのです」

妻の告白を聞いた私は呆然と言葉もありませんでした。長尾との不
倫、犬山への従属を聞かされた時もショックでしたが、それらにつ
いては妻は巧妙な罠にはめられたのだからと、妻に同情する気持ち
もありました。

長尾や犬山との関係に比べれば、一夜限りの同窓生との過ちはささ
いな事かも知れません。しかし、それが私にとってかえって衝撃的
だったのは、妻がもともとそういう隙のある女だということを思い
知らされたことです。

私が妻に対して20年近く抱いていた、清楚な妻に対するイメージ
がガラガラと崩れて行くような思いでした。

「衝撃の告白、といったところかしら。○○さん、大丈夫?」

里美が心配そうに私に声を書けます。

「でも、告白ビデオが撮れた訳だから良かったじゃない。奥様を虐
めるネタがひとつ増えたと思えば?」
「絵梨子……許せない」
「えっ?」

私の呟きに里美が怪訝な表情を見せます。

「俺をずっと騙しやがって……思い知らせてやる」

里美はしばらく驚いたような顔を私に向けていましたが、すぐにに
っこり笑うと、いきなり私に抱きつくようにします。

「そうそう、その意気よ。○○さん。あんな浮気妻はギュッと言わ
せなければ駄目よ。私が手伝うから、きついお仕置きをして上げま
しょう」
「ああ……」

私は妻に対する愛情がはっきりと憎しみに変わって行くのを感じま
した。いや、正確に言うと愛しているからこそ憎いということでし
ょうか。

長尾や犬山が妻に対して本質的な愛情はもっておらず、そこにある
のは倒錯的なセックスの相手としての興味だけでしょう。里美は妻
に、レズビアンとしての愛情は感じているかも知れませんが、憎し
みの感情は持っていないでしょう。
KYO 7/6(木) 20:03:34 No.20060706200334 削除
従って、妻に対して誰よりも強い感情を抱いているのは私というこ
とになります。自分以外の人間に対してそこまで強い感情をもてる
とはこれまで考えてもいませんでした。

告白が終わった妻は静かに目を閉じて男たちのからかいを受けてい
ます。

「思った通りの淫乱人妻ですな」
「10年もあっていなかった男と、再会したその日にベッドインす
るとは」
「そんなしまりのない下半身で恥ずかしくないんですか」

男たちは口々に妻を嘲りながら、乳首や大陰唇に取り付けられたク
リップを引っ張り、妻に小さい悲鳴を上げさせています。

「ああっ、許してください」
「お酒に酔って知らないうちになんて言っていましたが、どうせ奥
さんの方が誘ったんでしょう」

「そ……そんな……違いますわ」

毛塚がニヤリと笑い、思い切り妻の左の乳首を引き伸ばします。

「あっ、い、痛いっ! そ、そうですっ。わ、私の方から、お誘い
しましたっ」

妻は痛みに耐え兼ねて迎合的な男たちに返事をします。

「絵梨子もその頃は28歳、子供も生まれて女の悦びが分かり始め
るころだから、同窓生の逞しいチンポで後ろから前から一晩中、ズ
ッコンバッコンやられまくったんだろう」
「そ……その夜のことは本当に覚えていないんです」
「嘘をつくなっ、この淫乱女がっ!!」

犬山が妻の右の乳首に取り付けられたクリップを力任せに引きます。

「お、おおっ! や、やめてっ、お乳が、お乳がちっ、千切れるっ」

妻は激しい苦痛に上半身をのけぞらせて喚きます。

「本当のことを言えっ!」
「は、はいっ! 言いますっ。ほ、本当は逞しいもので、後ろから
前からズッコンバッコンやられまくりましたわっ!」

妻は全身を震わせながらそう叫びます。

「その夜一度だけというのも嘘じゃないですか? 不倫の楽しさに
酔ってお互い夫や婚約者の目を盗んで、それから何度も乳繰り合っ
たのでしょう?」
「そ、そんな……主人を裏切ったのはその時だけです。嘘じゃあり
ません……」

道岡は無言で妻の大陰唇に取り付けられたクリップを思い切り左右
に引きます。妻のその部分がトランプのダイヤを横にしたような極
端な形に拡張されました。

「ひ、ひいっ! や、やめてっ! あそこが、あそこが裂けちゃう
っ!」

妻は白目を剥いて腰部を痙攣させ、悶え苦しみます。

「う、嘘を言ってごめんなさいっ。え、絵梨子はふ、不倫の楽しさ
に溺れて、そ、その後も夫や、Dさんの婚約者の目を盗んで、何度
も何度も乳繰り合っていましたっ、あ、あなたっ、御免なさいっ!」

その後も妻は男たちに責め続けられ、ついにその同窓会以来毎年2、
3度の実家への帰省の度にDに抱かれる生活がもう15年近くも続
いていると告白するに至りました。

それが本当のことなのか、男たちに拷問されて嘘の自白をさせられ
ているのか、それとも男たちの嗜虐心を煽ってマゾヒスティックな
快感に浸るために作り話を小出しにしているのか、私には分かりま
せんでした。

しかし妻が実家への帰省の際に、久しぶりに友達と空いたいからと
いう理由で、私より先に帰ったり、一人で残り後から家に戻ったり
することはしょっちゅうあります。ですので、Dとの不倫の継続も、
ありえない話ではありません。

「……絵梨子が肉体改造を受けて、西伊豆に売られて行くことは納
得いたしましたが……それで主人や子供と一緒に暮らせなくなるこ
とよりも……Dさんと二度と会えなくなる方が辛いですわ……」

そんなことをシクシクと甘いすすり泣きとともに口走る妻は、淫ら
な不倫妻であることを演じ、自虐の快感に酔っているのか、本当に
そう思って泣いているのかさっぱり分からなくなりました。

「やっぱり奥様って素敵だわ……」

里美がため息をつくようにそう言います。

「どういうことだ?」
「どういうことって……奥様、犬山たちを完全に自分の下僕にして
いるじゃない」
「犬山たちが下僕?」

私は里美の言葉に混乱します。

「絵梨子がやつらの奴隷になっているんじゃないのか?」
「○○さんって、少しはこっちの趣味の素質もあるみたいだけれど、
まだまだ初心者ね」

里美が呆れたように言います。
KYO 7/8(土) 20:30:57 No.20060708203057 削除
「MはマゾヒストのMっていわれるうけれど、本当はMこそご主人
様、Masterなのよ。SはサディストではなくServant。マゾヒストの
快楽に奉仕する哀れな下僕に過ぎないわ」
「奥様は3人の男たちに責められているように見えるけど、実際は
自分の被虐の快楽に男たちを奉仕させているのよ。モニターを通し
て奥様を見ている橋本や江藤も、そして私達でさえ、奥様の快楽の
触媒に過ぎないわ」
「そんな……」

私は妻という女に何か底知れぬ物を感じます。

「もちろん奥様が意図してやっていることとは思えないわ。奥様は
そのあたりが天然なんだけど、だからこそ最強なのよ。もう、本当
に素敵だわ……」

里美はキラキラした瞳をモニターの中の妻に向けています。その姿
はまさに妻に恋する乙女、いや、里美の少年っぽい服装もあいまっ
て、恋する美少年といった感じがします。

妻に対する道岡の問診がようやく終了し、ようやく施術が開始され
ることとなりました。

「それじゃあ奥さん、約束どおり肉体改造を開始します。いいです
ね?」
「はい……」
「承諾書をいただいていますから、これはあくまで奥さんの意思に
基づく美容整形手術です。それについても異存ありませんね?」
「い……異存ございませんわ」
「それから、奥さんはもう家には戻らないということですから、今
後は奥さんの外見に関する改造も進めて行きたいと思います。これ
がその計画書です」

道岡はA4サイズの紙を犬山と毛塚に渡し、開脚の姿勢で診察代に
固定された妻の前に広げるようにします。それを目にした妻の表情
が見る見るうちに青ざめていきます。

「オンラインで参加している橋本さんのためにも、計画の内容を説
明してあげましょう」
道岡は妻の強張った顔を楽しげに眺めながら、計画書の説明を開始
します。

「○○絵梨子肉体改造計画」

道岡はまず計画書の表題を読み上げます。

「第1段階、○○絵梨子を身も心も淫乱なマゾ奴隷に落とすことを
目的とし、クリトリス包皮の切除、肛門美容整形、肛門拡張を行う。
これにより絵梨子はパンティの布地が陰核に触れるだけで欲情し、
また肛門でも男性の肉棒を受け入れることが可能な淫乱女に改造さ
れることになる」

ここまでは今日中に施術を終えます、と道岡は悪魔的な笑いを浮か
べます。

「第2段階、○○絵梨子の淫乱化を促進するための処置を行う。具
体的には以下のとおり。1.クリトリスへのヒアルロン酸注入によ
る増大強化、2.膣内壁へのヒアルロン酸注入による膣縮小、3.
レーザー脱毛による陰毛の完全除去、4.小陰唇と大陰唇の脱色、
5.大陰唇への脂肪注入による肥大化……これは明日から順に実行
しましょう」

そんなことをされれば妻はもとの生活に戻ることは絶対に出来なく
なるでしょう。

「これから後は慰安旅行移行の処置になります」と前置きして道岡
は続けます。

「第3段階、○○絵梨子をこれまでの生活と完全に決別させ、淫乱
マゾ奴隷としての新しい人生を歩ませるための外見の改造。具体的
には以下のとおり。1.豊胸手術、人工乳腺法により最低300cc
の乳腺を絵梨子の大胸筋筋膜下に注入、現状のBカップをEカップ
まで拡大する。2.腹部の脂肪吸引、3.ヒアルロン酸注入による
臀部の拡大、4.トータルフェイスリフトによる若返り、5.レー
ザー脱毛による陰毛の完全除去……」
「ケツをわざわざでかくするんですか?」

毛塚が驚いて道岡に尋ねます。

「脂肪吸引によってお尻を小さくしたがる女性は多いですが、ブラ
ジルあたりでは美人の条件はケツでかであることで、尻が大きくす
る手術が一般的らしいですよ。この奥さんのチャームポイントはな
んといってもデカいケツですからな。胸だけを大きくしたんでは魅
力が失われてしまいます」
「それにしても……」
「腹の脂肪も取りますから、一昔前のアメリカのグラマー女優か、
エロ劇画に出てくる女みたいなプロポーションになりますよ。フェ
イスリフトをすると顔の張りも出て、まず見た目10歳は若返るで
しょうから、仮に道でご主人や息子にばったり出会っても、奥さん
とは気づかないことは請け合います」

道岡がさも楽しげに話します。妻はさすがに衝撃を受けたのか、ぼ
ろぼろと涙を流しています。

「ああやって泣いているけど、奥様はそれほど嫌がってはいないは
ずよ」

里美はすすり泣く妻の姿を食い入るように見つめながら言います。

「そうなのか?」
「奥さんにとっては、道岡たちの脅しは一種の言葉責めになってい
るのよ。もう、悔しいわ。私ならもっともっと上手に責めてあげる
のに……」

里美はそんなことを言いながら、頬をすっかり上気させています。
KYO 7/8(土) 20:31:48 No.20060708203148 削除
「第2段階以降については改めて書面で同意書をもらいますが、と
りあえず口頭で奥さんの了解をもらいたいですね。いいですか? 
奥さん」

さすがに逡巡する妻を3人の男たちは再びローターで責め立てます。
何度も絶頂近くに追い上げられ、そこから8合目付近まで落とされ、
再び追い上げられるという寸止めの拷問を繰り返された妻はついに
屈服します。

「わ、わかりましたっ……え、絵梨子の道岡先生の身体をお好きな
ように改造してくださいっ! で、ですから……」
「ですから、何ですか?」
「ですから……ああ……お、お願い……一度イカせてっ!」

道岡と犬山は顔を見合わせてにやりと笑いあいます。

「いいでしょう、思い切りイキなさい」
「ハ、ハイっ!!」

3つのローターが妻の裸身の上で踊ります。妻は診察台の上で限界
まで開脚した姿勢のまま、「い、イキますっ!」とほざくように叫
び、激しい絶頂に達しました。

「すっきりしたところで、昨日の約束どおり剃毛してあげましょう。
それが終わったらいよいよ肛門拡張ですよ」

道岡がしとどに濡れた妻の秘園を拭いながらそう言うと、妻は素直
に「ハイ」と頷きます。

「赤ちゃんみたいな身体にしてあげますよ、嬉しいでしょう」
「う、嬉しいですわ……」
「慰安旅行が終わったらレーザー脱毛してあげますからね」

道岡はそういいながら妻の黒々とした陰毛を撫で上げます。

「それにしても奥さんは随分お毛々が多いようですが、それまでこ
こを剃ったことはあるんですか?」
「ございませんわ……」
「それなら、子供の頃からずっと育ててきた大事なものとお別れす
るわけですね。名残惜しいでしょう?」
「は、はい……名残惜しいですわ」

妻はため息をつくようにそういうと、軽く身悶えします。

「それならマンコの毛を剃る代わりに、腋毛を伸ばさせてやろう」

犬山が笑いながら妻の繊毛を引っ張ります。

「あっ、そ、そんなことをされたら、ノースリーブを着られなくな
ってしまいますわ……」
「何を寝ぼけたことを言ってるんだ」

犬山は笑います。

「絵梨子はこれからずっと素っ裸で暮らすと誓ったじゃないか。ノ
ースリーブも何も、服を着ることすらないんだぞ」
「そ……そんな……でも……いまどき腋毛を伸ばしているなんて、
おかしなな女だと思われます」
「思われてもいいじゃないか」
「事実そうなんだから」

男たちはそういうといっせいに嘲笑します。

「とにかく、これからは自分で腋毛の処理をすることは一切許さん。
毎日、伸び具合を報告するんだ」

犬山にぴしゃりと決め付けられて、妻はがっくりとうなだれます。

「わ……わかりました。おっしゃるとおりに致します」

3人の男たちは満足そうに笑いあいます。

「ところで奥さん、施術料金はどうしてくれますか?」
「え、ええっ?」

思いがけないことを道岡に聞かれ、妻は戸惑いの表情を浮かべます。

「何を驚いているんですか? 専門家に美容整形手術を依頼するん
ですよ。奥さん自身がちゃんと同意書を書かれたじゃないですか」

道岡は妻が署名した同意書を、わざとらしく妻の顔の前でひらひら
とさせます。

「いくらくらいかかるんだ」
「そうですね……クリトリスの包皮除去で10万円、肛門の美容整
形で10万円、肛門の拡張はサービスしておきましょう。合計で2
0万円ですね」
「絵梨子、20万円だそうだ。道岡先生にお支払しなさい」

犬山に命じられた妻は世にも情けない表情になります。

「そ、そんな大金……私にはございませんわ……」
「お金もないのに施術を依頼したのですか?」

道岡はわざとらしく大きな声を上げます。

「一円も持っていないのですか?」
「い、いいえ……」

妻は小さな声で答えます。

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