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北原夏美 四十路 初裏無修正

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とんぼ 9/12(火) 03:27:29 No.20060912032729

若い男は家の裏山まで走って藪の中を逃げようとしましたが、少しもいかないうちに私に取り押さえられました。ひょろひょろとした見かけどおり、体力のない男でした。
身体をしっかり押さえつけられても尚、もがいて逃げようとする男でしたが、顔をばしっと張ってやると途端におとなしくなりました。やはり見かけどおり、度胸のない男でした。
「何をしていた?」
私はどすのきいた声で聞きました。
「・・・・・」
男は何も言わず首を振りました。
「分かっているぞ、盗撮だ。お前は俺の妻を盗撮していたな」
私は興奮していました。といってもそのとき私が興奮していたのは、妻を盗撮していた男に対する怒りというよりは、非日常的な出来事に突如遭遇したためでした。
「寄越せ」と言って私は男のデジカメを奪い、画像を確認しました。
デジカメには君恵の姿がしっかり記録されていました。といっても呑気に洗濯物を干しているだけの(私から見れば)色気もへったくれもない写真です。
「ほら見ろ、これで言い逃れは出来ない」
「勘弁してください」
若い男は急に泣きそうな顔になって、謝り始めました。
「あんたはこの近くに住んでいるのか? 答えろ」
 男はためらいがちにうなずきました。
「名前は?」
「タナカです」
「あんたがうちの妻を盗撮したのは今日が初めてなのか?」
タナカはこくこくとうなずきました。
「信用できない。これはデジカメだから、きっとパソコンにデータをおとしているはずだ。あんたの家に行ってパソコンの中身を見ればすぐに嘘がばれるぞ」
「・・・すみません、嘘をつきました」
タナカはあっさりと、といっても相当にびくびくしながら前言撤回しました。
その様子がおかしくて、私は笑ってしまいそうでしたが、顔だけは厳しく作ったままで、
「馬鹿野郎。よし、それならこれからあんたのうちに行く。いっしょにパソコンを見て、妻のデータを消す」
とタナカに告げました。タナカははじめしぶっていましたが、私の要求を断れるはずもなく、私たちはそのままタナカの家に行きました。

タナカの家へ向かう道すがら、私は彼の素性を根掘り葉掘り聞きました。その話によると、タナカは私立大学の四回生でしたが、二年留年しているのでそのときはすでに二十四歳でした。二十四歳にもなって親不孝なことに、いまだ親の仕送りで大学に通わせてもらいながら、学校へも行かず、バイトもせず、毎日ぶらぶらしていました。あげくの果てに盗撮ですから、まったくろくな若者ではありません。
「なんで妻に目をつけたんだ」
私はタナカに聞きました。
「近所のスーパーで奥さんをよく見かけて、凄いオッパイをしていたから気になって、ついふらふらと・・・すみませんでした」
「馬鹿野郎。謝ってすむか」
私が凄んで見せると、タナカはひいっと顔を歪めました。

「ここがお前のうちか」
「そうです」
タナカに案内されて着いた先は、私の自宅から十分程度の距離にあるアパートの一室でした。
「表札がタナカじゃないぞ」
「すみません、さっきは嘘をつきました」
「馬鹿野郎」
私はまたタナカの頭をはたきました。

タナカの部屋は予想通りごちゃごちゃとしていて、足の踏み場もありませんでした。普段、清潔の化身のような君恵と一緒に暮らしているので、余計汚らしく見えます。
「こんな部屋で暮らしているから、頭がおかしくなって妙なまねをするんだ。清潔にしろ、清潔に」
私はぶちぶち文句を言いながら、タナカを促してパソコンを起動させ、画像ファイルを開かせました。
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盗撮 1

とんぼ 9/12(火) 00:04:18 No.20060912000418

私が三十八歳の頃の話です。
当時、妻の君恵は二歳年下の三十六歳。専業主婦をしていました。

君恵は若い頃に父親を失くして以来、病気がちの母親(私と結婚する頃にはもう亡くなっていました)と幼い弟を抱えて苦労してきました。そんな家庭事情のせいか、そもそもの性格か、君恵はなんとなく母性を感じさせる女でした。私のほうが年上なのに、彼女といるとお袋と一緒にいるような温かみを感じるのです。出会った当初のまだ二十代の頃からそうでしたから、筋金入りです。よくいえば良妻賢母型、わるくいえば所帯じみた女でした。

先に良妻賢母型と書きましたが、その頃私たちの間にはまだ子供がいませんでした。君恵は身長が低く(150ちょっとしかありません)、丸まった身体つきをしています。尻と胸が豊かに張り出して
いますが、脂肪がついているわけではなく、腹も脚もきゅっと締まっています。典型的な安産体型ですが、いっこうに子供が出来る気配はありませんでした。私は特に子供に執着はなく、出来るときには出来るだろ、と呑気に構えていましたが、君恵は早く子供が欲しいとよく訴えていました。いつだったか、誕生日プレゼントに何が欲しいと聞いたら、「子供」と答えられてぎょっとしました。

それはともかく、事件の発端は結婚八年目の年のある日曜日でした。季節は春です。

その日の昼間、私は休日だというのにどこへも行かず、自宅の居間でテレビを見ていました。君恵は長年の習い性なのか、いつも身体を動かしてせっせと働いていないと落ち着かないたちなので、怠惰な日を過ごす亭主を放っておいて、朝から家の掃除やら草むしりやら花の手入れやらをやっていました。もし私が金持ちで自由に家政婦を雇えたとしても、君恵は嫌がったでしょう。もし私が金持ちで広い邸宅と庭を持っていたら、君恵はせっせと掃除や草むしりや花の手入れをやっていたでしょう。そんな女でした。

テレビに飽きた私はごろりとソファに横になりました。季節は春、暖かい陽光が眠気を誘います。
私はうとうとしながら、窓の外に目をやりました。窓越しの庭では、君恵が洗濯物を干しています。ムチムチと揺れる、肉感的な胸と尻を眺めているうちに、私はおかしなものに気づきました。
生け垣の間で、何かが日の光を反射してキラキラ輝いているのです。私はしばらく目を凝らしましたが、どうにも不審なので様子を見に行きました。

私たちの家は団地からちょっと離れた小高い場所にぽつんとあり、小さな山の崖を背にして建っています。隣家はありません。
玄関を出た私は、洗濯物を干しながら君恵が呑気に歌う鼻歌を聞きながら門の外へ出て、問題の生け垣の場所まで回りました。

いました。カメラを生け垣に押し付け、熱心に覗いているまだ若そうな男が。

私がゆっくり近づいていくと、男はすぐにそれと気づき、慌てた顔でぱっと逃げ出しました。私も咄嗟に後を追って走り出しました。


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WR 1/13(土) 17:25:43 No.20070113172543

「そうじゃなかったということか?」
「すみません……布団の中に入って彼を抱いてあげているうちに、彼の……」

妻はさすがに顔を赤らめ、口ごもります。私は残酷な気分になって妻を促します。

「どうした? そこまで話したんだから、最後まで続けたらどうだ」
「はい……」

妻は苦しげな表情を私に向けました。

「彼の……ペニスが驚くほど大きく、硬くなってきて……」

ある程度予想はしていた言葉でしたが、私の身体は怒りに熱くなります。しかし妻は話し始めたからには早く終わらせたいのか、先を続けます。「やめろ」と怒鳴りつけたいのですがそれも出来ません。妻と村瀬の間に何が起こったのかを知らずにいられないのです。それは怖いもの見たさなのか、自虐的な気持ちからなのか自分でもわかりません。

「私は驚いて身体を離そうとしたのですが、彼は私を力いっぱい抱きしめて来ました。そして『愛している』とか『始めて見たときから好きだった』とか何度も繰り返しながら……キスを」
「やめろっ!」

さすがに耐えられなくなった私は叫ぶような声を上げます。

「結局関係を結んだのだな?」
「はい……」

妻はぼそりとつぶやきます。

「……ふとわれに返ると、とんでもないことをしてしまった、あなたに顔向けの出来ないことをしてしまったという思いがこみ上げて、私は目の前が真っ暗になりました。でも、目の前で泣きじゃくりながら『ごめんなさい、ごめんなさい』と謝っている彼の姿を見ていると、胸が締め付けられるような思いになって……」
「……どうしたんだ?」
「私から、彼を抱きました」
「なんだと?」

妻の言葉を聞いたとき、私は妻とのこれまでの夫婦としての歴史が砂の城のようにガラガラと崩れ落ちていくのを感じました。私一人のものだった妻が他の男に抱かれた。しかも、二度目は自分から求めて──。

仮に村瀬とのことが一夜の過ちなら、妻は必死でそれを隠し、村瀬との関係を切ったと思います。しかし、こうして私から追及されたわけでもないのに自らの不貞行為を話すなど、自分の中でははっきりと覚悟を決めているのでしょう。

「香澄は、もう俺のことを愛していないのか?」
「そんなことはありません」
「ならどうして、俺と別れたいんだ」
「それはさっき申し上げたとおり、あなたと結婚したままあなたを裏切り続けることは出来ないから……」
「だからといって俺と別れたから村瀬と結婚するわけではないんだろう。村瀬と結婚しないということは、村瀬は裏切っても良いということではないのか?」

そこまで話した私はある可能性に思い当たりました。

「ひょっとして俺と別れて一人暮らしをするというのは、村瀬とも俺とも関係を続けたいということなのか?」
「そんなことはありません。そんな事を考えたこともありません」

妻は抗議するように私を見つめます。

「あなたは誰か新しいパートナーを見つけてください……私のようなふしだらな女ではなく……それに私は彼も縛るつもりはありません」
「何を言っているのかわからない。香澄が何をしたいのかがわからない」

私は頭を抱えました。自分は妻のことをわかっていたつもりになっていましたが、今の妻はまるで宇宙人です。しかし、もう私には抱かれないで欲しいと妻に告げた村瀬はその重みをどこまで理解しているでしょうか。

「これ以上はなしても堂々巡りだ。とにかく俺は離婚に応じるつもりはない」
「あなた……」
「明日村瀬をここに呼べ。奴にも責任がある」
「はい……朝9時でいいですか?」
「……どういうことだ?」
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WR 1/13(土) 17:24:08 No.20070113172408

「そういうわけではありません。償いはします」
「償い? どんな償いだ?」
「慰謝料とか……」

私は再び頭に血が上ります。

「金など欲しくない! それに慰謝料とはどういうことだ。俺と離婚でもしたいのか」

私は興奮して「離婚」という言葉を発したのですが、当然否定すると思っていた妻が黙り込んだので唖然としました。

「離婚したいのか……」
「はい……」

妻はそういうと床の上にひざまずき、深々と土下座をしました。

「あなた……ごめんなさい……離婚してください」

私は全身の力が抜け、ふらふらと床の上に座り込みます。

「離婚してどうする?」
「……」
「村瀬と結婚したいのか?」
「いえ……彼とは結婚しません」
「なら、どうして離婚したいんだ?」
「あなたと結婚したまま、あなたを裏切り続けるわけには行きません」
「綺麗ごとを言うな。今まで裏切っていたんじゃないか」

妻を非難する私の声に力がなくなってきています。

「ですから……ずっとつらかったです。これ以上黙っていられなくなって……」
「それで、そのつらさを俺に押し付けたのか。香澄は自分が楽になるためには俺がつらくなっても良いというのか」
「そんなことは……すみません」

妻は再び深々と頭を下げます。

「離婚する、村瀬とは結婚しない、なら香澄はこれからどうするんだ。どうやって生きていく?」
「一人で暮らします。幸い、フルートの講師を続ければ、私一人が食べていけるだけのお金はもらえるので」

私は妻の考えがまったく理解できませんでした。

「どうしてだ? 息子たちも独立して、これから2人で生活を楽しめると思っていたのに。そんなことを考えていたのは俺だけだったというわけか」
「そんなことはありません。私もこれからはあなたと2人で暮らしていくつもりでした」
「それがどうして今は違うんだ」
「あなたを裏切ってしまったから……」
「それは理屈の順序が違うだろう」

私はだんだん情けなくなってきました。高校時代に妻と出会ってから、妻は私の偶像でした。知性、教養、美しさを兼ね備えた理想の女性と思っていたのです。もちろん小さな欠点はありましたが、結婚後も妻は私の期待に答え、ほぼ理想の妻であり、理想の母親でした。

その妻がこのような軽はずみな行為に及ぶとは私には信じることが出来なかったのです。

「裏切ってしまったから一緒に暮らせない、ではなくて裏切ること自体が俺との生活、今までの生活を捨てることだ。どうして裏切ったんだ」
「それは……」

妻は頼りなく視線を泳がせます。

「私も、自分で自分の気持ちが説明できないのです……あなたを裏切るつもりはありませんでした。5月の連休の旅行で始めて彼に抱かれたとき、なんだか夢を見ているようで……それでいてとても自然で……あなたを裏切っているという感覚がなかったのです」

妻がそんな生々しい告白を始めたので、私は面食らいます。

「彼の必死の願いを聞いた私は、ただ母親が子供を抱くように、一晩一緒の布団で抱き合って眠ってあげるとだけ言ったのです。母親ほども年の違う私を彼が本当に女としてみているなんて信じられませんでした。男と女に起こるようなことがあるはずがない。一晩だけ彼の母親代わりをしてあげるという気持ちでした」
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Gソブ 8/24(木) 17:08:44 No.20060824170844

私は35歳のサラリーマンです。本当の話で恥ずかしいのですが
2年前に不能になってしまいました。インポです。
現在は7割の回復状態です。会社の大きなプロジェクトが失敗に
終わり、日々敗戦処理の業務に追われ、課長の私も厳しい責任が
問われ、円形脱毛症になりその後インポになってしまいました。
ストレスが原因だと思われます。治療薬や病院通いに200万程
使いましたが回復しませんでした。心理学の先生にも診察してもらいましたが効果がありませんでした。自分に自信を無くし、
妻の由美子(33歳)に
「お前が性的欲求を我慢出来なかったら、浮気を黙認する。
子供の為に家庭を壊さない条件で・・」と言った事がありますが
「私はそういう女ではありません!」と言ってくれました。
セックスは私の指テクと愛撫だけになりました。当然、私の
欲求は満たされないし逆に欲求不満になって由美子と肌を合わす
のも無くなってきました。
そんなある日、ネットで中年夫婦がスワップで嫉妬から来る刺激で
以前より元気になった・・みたいな投稿を読みました。
なるほど・・と思いながらも由美子を他の男に抱かせたくないし
それよりも由美子が賛同しないだろう・・とその時は漠然と思ってました。その後効果抜群と言われた新薬を手に入れ試したのですが
やはりダメでした。由美子は
「あなた、諦めないで・・いつか治るわよ・・」と言ってくれました。
私はヤケになりスワップの話を切り出しました。
「夫が・・妻を他の男に抱かせて、嫉妬からアソコが元気に
なった例が沢山あるみたいだぜ!」
由美子は唖然としていました。
「あ・・あなた・・私が他の男の人に抱かれても平気なの?」
「平気なわけないだろう!多分、ブチ切れるよ!!・・・
でも・・それで治るなら・・俺はもう耐えられない・・早く
元気になって由美子を抱きたい・・」
「私もあなたに・・抱かれたいわ・・他の人とエッチなことを
するなんて絶対・・イヤだけど・・それであなたが治るなら・・」
予想外に由美子が賛成してくれました。由美子を抱かせるのは
悔しくてたまりませんが、楽しみの為ではなく治療の為と自分に
言い聞かせました。
その後、スワップ関係の情報を調べ上げ一人の男と出会いました。
由美子は自分を知っている男性は絶対イヤという条件でしたので
初対面の男です。最初に私と2人で会い、恥ずかしながらインポ
治療の為と告白しました。40代の紳士風の男は理解を示して
くれ、日程を決めました。
都内のホテルでその男と由美子のセックスを私が見ている事と
なりました。当日、義母に子供を預けホテルに向かいました。
ホテルに向かう途中で私は悩んでいました。
由美子を抱かせてもいいのか・・?もし、治らなかったら、
やられ損だ・・!
その時、由美子が
「私が他の人に抱かれても・・嫌いにならないでね・・」
と涙を浮かべ手を握ってきました。私の為に好きでもない男に
抱かれる由美子を愛しく思い抱きしめたくなりました。
ホテルに到着して指定された部屋に入ると男が待っていました。
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香織

縦のドロップ 8/23(水) 17:40:14 No.20060823174014

6月の週末に会社の同期の3夫婦でペンションに泊まりで遊びに行きました。夕方から飲み始めたのですが、遊びに来た開放感からか
エッチな話で盛り上がりました。私の妻・香織29歳も普段はエッチ系の話題は好きではないのですが、今日は楽しんでいました。
そのうち、王様ゲームをやることになりました。
最初の方は夫婦同士なので、過激なモノはありませんでした。
高橋の妻に近藤が頬にキスをしたり、私が近藤の妻の手の甲に
キスをしたりと可愛いレベルでした。5番目に香織が当たりました
。高橋が香織の脚を触るという内容でした。
「え~!脚ですか・・」香織はためらっていました。
私はドキッとしました。
高橋は香織の脚を見つめています。その日は、高橋と近藤の妻は
ジーンズでしたが、2人に対抗意識があったのでしょうか・・
香織はピンクのタイトミニでした。
「高橋!膝から上はダメだぞ!」
私は、ジェラシー状態です。正座が崩れて脚を横に伸ばしている
香織のベージュのパンスト越しの脚を高橋はなぞっています。
調子に乗って太ももまで触りました。
「あ!い・・いや!」
香織の顔は真っ赤です。
「お前!反則だぞ!」香織の脚をさわられ、私はかなりムカついて
いました。
「危なくなって来たから、もうやめません?」と近藤の妻が
言ったのですが、このままでは、俺がさわられ損だ!と思い
「もう少しだけやろう!」と言いました。そして、私が当たりを
引きました!!私が近藤の妻・麻希子の胸にタッチです!!
「え~!信じられない~」と言いながら、酔ってるせいか麻希子は嫌がってませんでした。
「近藤!ゲームだから・・」と私は得意気に麻希子に近ずき
下乳部分を持ち上げる感じでさわりました。服の中のブラジャー
の感触が手に残りました。
「田中!持ち上げたろ!」近藤はニガ笑いでした。香織はムッと
していました。
「田中さん!エッチ!」
麻希子は笑っていました。その後、香織と高橋がキスをする
お題目が出てきました。
「キ・・キスは無理よ・・」香織は泣き出しそうです。
調子に乗ってた私も
「キスは無理だろ~」と助けに入りました。
「でも、私は田中さんに胸をさわられたわ!」
麻希子は笑いながらつっこんで来ました。
さすがに言い返せず
「舌入れは厳禁だぞ!」と言い香織を見ました。
香織は観念して高橋と向き合いました。
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WR 1/12(金) 18:15:23 No.20070112181523

「……なんだ、その目は」

私の声に妻ははっと自分の立場に気づいたように、目を伏せます。

「すみません……つい……」
「恋人を悪く言われて興奮したって訳か」

私は精一杯の皮肉をぶつけますが、妻は黙って下を向いています。

「しかし……あの時は確か香澄から電話があって、途中で久美さんに代わったぞ」
「あれは……」

妻は苦しげな表情を私に向けます。

「私に心配をかけてはいけないということで、久美さんが用意していたものです」
「録音された声か?」

妻はうなずきます。

「それじゃあすべてが計画的ということか。久美さんも共犯というわけか」

妻は私の視線を避けるように顔を逸らせました。

「そうじゃないと言ってもあなたは信じないでしょう……そう思われても仕方がありません」
「持って回った言い方をするな」

私は再び怒声を上げます。

「夏休みに三人で久美さんの父親の別荘に行ったというのも嘘か? あの時も二人だけだったのか?」
「いえ、あの時は久美さんも一緒でした」
「久美さんも一緒? おまえたちが乳繰り合っている間、彼女は一体何をしていたんだ?」
「乳繰り合うだなんて……」

妻は抗議するような目を向けます。

「違うのか?」
「いえ……そう言われても仕方がありません」

妻は悲しげに顔を伏せますが、私にはそれがかえって腹立たしく感じます。

「久美さんは……彼と一緒でした」
「彼と一緒だったのは香澄だろう。それとも奴はおまえたち二人を相手したということか?」
「いえ……彼というのは、久美さんの彼のことです」
「何だと?」

私は訳が分からなくなりました。

「いったいどういうことだ?」
「つまり……彼と私、久美さんと久美さんの彼の四人で別荘に行ったのです」

あまりのことに私は空いた口がふさがりません。

「いい年をしてお前はいったい何をやっている? 中年女が学生に交じって乱交パーティでもしていたのか?」
「そんなことはしていません……それに、久美さんの彼は学生ではありません」
「学生でなければ何だ? サラリーマンか? いずれにしてもお前は四人の中では浮いていただろう。いい笑い者だ」
「久美さんの彼はあなたより少し年上です。はっきり名前は言いませんでしたが、あるオーナー会社の社長だと言っていました。実は、別荘というのも久美さんの彼のものです」
「……」
「ですから……軽井沢では私達四人はどこでも家族ということで通りました」

あまりの怒りに私は声が震えてくるのを止めることが出来ません。

「香澄はそんなことが出来る女だったのか」
「そんなことって……」
「村瀬や久美さんと共謀して俺を騙し、彼らの親を騙し、世間を騙す。そんな情けないことが出来る女だったのかと言っているんだ」
「……なんと言われても仕方がありません」
「なんと思われても仕方がない、なんといわれても仕方がない、お前が言うことは仕方がないばかりか。夫婦の信頼関係を壊しても仕方がないということか」
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WR 1/12(金) 18:13:57 No.20070112181357

私は寝室の電気をつけます。明るい光に照らされた妻の白い肩先には幾つもの赤いキスマークがつけられていました。私は驚きに目を見張ります。

「今日は佐和子さんと買い物に行くといって出かけたな」

妻はこっくり頷きます。

「あれは嘘か?」

妻はまた頷きます。

「何をしていた?」
「……」
「村瀬と会っていたのか」

無言のまま頷く妻に苛立った私は怒声を浴びせます。

「黙っていたらわからない。ちゃんと聞かれたことに答えろ」
「……すみません」

妻は震える声で返事をします。

「彼と会っていました……」
「彼……」

息子よりも年下の男を「彼」と呼ぶ妻の姿が、私の知っている妻だとは信じられませんでした。

「どこで会っていた?」
「ホテルです」
「ラブホテルか?」
「はい……」

半ば皮肉のつもりで聞いたにもかかわらず妻が素直に頷いたので、私は衝撃を受けました。恥ずかしがり屋の妻は私がラブホテルに誘っても「誰に見られるかわからないから」という理由で、決して乗ることはありませんでした。

妻と村瀬が肩を並べて、いかがわしいラブホテルの門をくぐる姿を想像し、私は頭がかっと熱くなりました。

「村瀬に抱かれたのか?」

妻は消え入りそうな風情でうなずきます。

私は今起きている現実が信じられませんでした。今月銀婚式を迎えようとしている最愛の妻が他の男に抱かれたのです。そればかりでなく、その男から言われて、もう私から抱かれることは出来ないといっているのです。

そして妻の心と身体を奪ったその男は、私の息子よりも年下なのです。

「……いつからの関係だ?」
「5月の、温泉に行ったときからです」
「なんだと?」

私は再び激しい衝撃を受けます。

「あれは久美さんと三人で行ったのではないのか?」
「待ち合わせの場所に行ったら彼しかいなくて……聞いたら、久美さんが急に体調を崩して来られなくなったと……私はいくら年齢が離れているといっても、夫以外の男性と二人きりで旅行なんて出来ないと言ったのですが……彼がどうしてもと……」
「どうしてもって……それでOKしたのか?」
「彼は幼い頃に両親が離婚して、お父さんに引き取られて、母親の愛情を知らない……母親とはどういうものかといつも思っていたのだけど、私のような女性が母親だったらどれほどいいか……母親と作れなかった思い出を私と作りたいと必死にお願いされて……」
「そんな話にまんまと騙されたのか」
「騙されたわけではありません」

妻は顔を上げて私を見ました。

「彼の両親が離婚していて、母親の愛に飢えていたというのは本当です」
「仮にそれが本当だったとして、どうして香澄と男女の関係を持つということにつながるんだ? 奴は母親を抱きたがる変態男か?」
「そんな……違います」

妻は私をにらみつけました。私は思わず気圧されるものを感じます。
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V3 8/21(月) 17:35:51 No.20060821173551

私31歳と有紀29歳は結婚3年目の夫婦です。職場結婚で、現在も共働きです。6月に同期入社の山本がマンションを購入したので
引越し祝いを兼ねて有紀と遊びに行きました。山本の奥さんの
明美が作った料理を食べながらワインを中心にかなり飲んでいました。テーブルから離れテレビゲームをやり始めた時、山本の目が
有紀の下半身に行っているのに気がつきました。白のタイトミニの
為、ストッキングに包まれた脚がかなり露出されていました。
山本は微妙に位置を変えながら、有紀のミニの奥を覗こうと
していました。奥さんの前で山本に恥をかかせるのもどうかと
思い、イライラしながら見守っていました。
有紀が入社してきた時、山本の方が有紀に熱心でした。飲むたびに
「有紀をモノにしたい!制服に隠された裸を拝みたい!」と
言っていました。しかし、私と有紀が付き合うようになり、
私と山本の関係が少しギクシャクしましたが、結婚の時は祝福
してくれて、今は良好な関係を保っていました。
山本の有紀の白いミニの奥を覗こうとする行為から、まだ有紀の
事を・・・と思いました。
ほろ酔いでゲームに夢中の有紀は山本の視線に気がついていませんでした。有紀のパンティを見せたくない私は「飲みなおそう!」と
声を掛けテーブル席に有紀を呼びました。立ち上がった有紀を
眺めると、普段見慣れてる有紀のミニスカ姿に私は興奮していました。山本の視線が刺激になったのでしょう。その後、ハイピッチ
で飲みました。気がつくと、有紀がリビングのソファーで寝ていました。明美は白い床にもたれながら、寝ていました。腕時計を
見たら、午前0時でした。私もテーブル席で座りながら、寝ていました。その時です!トイレから帰ってきた山本が有紀に近ずいて
行きました。そして私を見ました。今、考えても不思議なんですが
私は眠った振りをしてしまいました。山本はソファーで寝ている
有紀のベージュのストッキングに包まれている脚をさわり始めました!!予想外の行動に胸が高鳴りました。ストッキングに包まれた
脚のつま先から太ももまでなぞり始めました。私を含めて何度も
有紀と飲んだ事のある山本は酔った有紀が寝てしまうとめったな
事では目を覚まさない事を知っている為大胆な行動にでていました
。山本の手が有紀の白いミニにかかりました!
有紀のパンティが見られる!!私は既に勃起していました。
ミニがめくられ、ストッキング越しに純白のパンティが表れました
。「やっと見れた・・出会って7年で・・こんなのを穿いているのか・・」山本の独り言が私を刺激しました。
有紀のパンティが見られてる・・同じ会社に勤めている男に・・
山本は有紀のストッキング越しのパンティに顔を埋めて匂いを
かぎ始めました。「有紀の匂いだ・・・」山本は感激していました。私は有紀の匂いを知られたショックと山本が未だに有紀を
性欲の対象として見ていた思いに興奮してしまいました。
山本は長年想っていた有紀の秘密の一部を暴き得意気でした。
山本の手はバスト83の有紀のおっぱいにむかってました。
オレンジのシャツの上から有紀のおっぱいを触り始めました。
そして、シャツのボタンを外すと有紀のブラジャーが見えてきました。「この、ブラの中に夢にまで見た有紀のおっぱいがあるんだ
・・・どんな乳首をしてるんだ!?」
私は、迷いました。有紀の裸は見せたくない!でもこの興奮を
抑えられない・・山本は有紀のブラを上にずらしていきました。
あ~有紀のおっぱいが・・乳首が見られる・・
その時でした!
「あなた、お願いやめて・・」眠りから覚めた明美が泣きながら
山本に言いました。
「あ・・・明美・・」山本は放心状態でした。
「あなたが、有紀さんに特別な感情を持っていることは知っていました。前から4人で会った時に有紀さんを見る目が特別だったから
・・・でも、有紀さんは友達の妻よ!それに・・寝ている女性を
襲うなんて卑怯よ!」
明美は立ち上がり有紀の胸元とめくれたスカートを直しました。
そして、明美は泣き出しました・・・・・
あれから2ヶ月が過ぎました。有紀は山本にパンティを見られ
匂いをかがれた事を知らずに、会社では山本と笑顔で喋っています。振り返ると、有紀の裸が少しずつほかの男に晒されていく
状況に興奮してしまいましたが、やはり、見られなくて今は
ホッとしています。あれからセックスの時は山本の家に行った時の
格好をさせています。有紀は「いつから、コスプレフェチに
なったの?」と不思議がっていますが、燃える私を見て、受け入れています。この白いミニを山本がめくった・・と思うと今でも
興奮します。山本には有紀のパンティを見せたけど、パンティの
中を知ってるのは俺だけだ!と思うと、異常に興奮してしまいます
。山本夫婦も仲直り一歩手前のようなので、また4人で飲みたいと
思います。
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万年平社員 8/9(水) 23:48:29 No.20060809234829

彼の名はFと言います。Fとは出向先で出会い、社宅では隣同士でした。
同じ工場でしたが班が違い、職場で出会うことはなく、送迎バスの中で挨拶する程度でしたが、
ひとつ違いということもあって、妻同士仲がよいというのは聞いていました。
これはFが奥さんを問いただし、聞かされた話しで、内容は驚くべきものでした。
社宅に限らず女社会のドロドロした話しは良く聞きますが、大企業と呼ばれる会社で、下請けとは言え関連会社の施設内でこのような事がまかり通っていたとは驚きです。
それも自分の妻がその犠牲になっていたとは、気づかなかった事も含め、情けない限りです。

本社の人間に対して快く思っていないのは、何も男ばかりでは無かったのです。
その妻達にしても同じ思いで、その矛先は同性である、出向者の妻に向けられていたのです。
その先頭に立っていたのが、主任の妻A子をリーダーとするグループでした。
彼女らは十代の頃、暴行等で何度も警察沙汰になった経験もあるそうで、社宅内はレディースさながらだったようです。
出向者の妻に対して、理不尽な規律を強制し、従わない者に対しては容赦ない嫌がらせ、更には工場側に規律を乱すなどと告発、
工場側には、元々本社に押し付けられた厄介者として見られていたその夫たちは、より過酷な職場に異動させられ、何人もの出向者が自主退職を余儀なくされていったと言うわけです。
これにより出向者の妻たちはA子を中心としたグループに、社宅内での絶対服従を強いられるようになっていったようです。
特に当時20代後半だったA子は、歳の近い若い主婦に対しては、異常とも思える対抗心を燃やしていたようで、最初は棟内の雑用全て押し付けていただけでしたが、家事や洗車に至る自分の家のことまでやらせるようになっていきました。
そして、もはや規律などとは呼べないものへと、エスカレートしていたのです。
ある日、A子の仲間に、若い主婦だけ五人ほどが呼び出され、集会所に行ったときの事です。
その中にはFの妻、そしてもちろん私の妻も入っていました。
集会所ではA子と仲間達が待っていて、購入したばかりのデジカメの試し撮りをするから、モデルをやるように、更には着ている服を全部脱ぐように言ってきました。
本来であれば聞き入れるはずのない話ですが、それほどまでに社宅での存在が大きかったと言うことなのでしょうか、
妻を含めた五人の女は、言われるがままだったと言います。
近くに娯楽施設もない退屈な場所です。自分の夫が油まみれで働いている時に、Y麗な職場で働く夫とのうのうと都会で暮らしていた女達。
その女が今、自分の前で惨めな姿をさらしている。
A子は写真を撮りながら、その事に優越感を感じていたようで、要求するポーズはどんどん過激になっていきました。
一緒にいた仲間も同じ思いで見つめてたようで、自分達に屈服し、尻の穴まで見せる同姓には、さぞ溜飲を下げた事でしょう。
その事を仲間の一人が自慢げに話していたことで、五人は密かな噂となり、写真を見られた主婦たちの笑い者になっていました。

A子は家のPCに保存していたため、その画像が夫、つまり私やFを怒鳴りつけていた主任の目に留まるまで、そう時間はかからなかったのです。

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WR 1/12(金) 18:12:49 No.20070112181249

夏が過ぎて季節は秋になり、妻は物思いに沈むような表情をすることが多くなり、口数も少なくなっていきました。私が話しかけても心ここにあらずといった様子です。

私はさすがにおかしいと思い始めますが、原因がわからないので対策の打ちようがありません。しかし10月に入ったある土曜日の夜、私が突然妻からセックスを拒絶されたことから、溜まっていたマグマが一気に地上に噴出すように事態が動き出しました。

「どうしたんだ? 生理は先週終わったはずだろう」
「ごめんなさい……出来ないんです」

それまで私たちは月に2、3回はセックスをしていました。妻の生理のとき以外はほぼ毎週といったペースです。それが年齢に比べて多いのか少ないのかわかりませんが、妻も私との行為を十分楽しんでいるしと思っていました。

体調が悪いときはもちろん無理には求めませんし、こちらもそれなりに雰囲気に気を配っているせいか、これまで妻が私の誘いを断ることはほとんどなかったのです。

「先週は生理、先々週は香澄は佐和子さんや美奈子さんと旅行に行っていたし、その前は確か風邪気味ということだった。かれこれ一ヶ月もしていないぞ」
「……」
「何か理由があるのか? 身体の具合でも悪いのか?」
「……すみません。そういった理由ではありません」
「ではなんだ? 言ってくれないとわからない」
「……」

妻は思いつめたような表情で黙っていましたが、意を決したように顔を上げました。

「彼が……あなたとはもうするなと……」

私は妻が何を言っているのかわかりませんでした。

「今何と言った?」
「ですから……彼が、あなたとはもう……セックスをするなと言っているので……」
「何だと?」

私は耳を疑いました。

「どういう意味だ? 彼とは誰のことだ」
「ごめんなさい、ごめんなさい」
「謝っているだけではわからない。きちんと話してくれ」

私は妻の身体をゆすります。妻はブルブル肩を震わせていましたが、やがて驚くべき名前を口にしました。

「真一さんです……」
「真一?」

その名前を聞いても私は一瞬誰のことかわかりませんでした。妻が個人レッスンをしている二人の教え子の話題がここのところ妻の口からほとんど出なかったため、村瀬という青年のことは私の念頭からすっかり消えていたのです。

しかも、47歳になる妻が「彼」と呼ぶ男が、今年22歳になったばかりの村瀬だということがとっさに私の頭の中で結びつきませんでした。

私は急に夏休み前に妻が思わず発した「真一さん」という言葉を思い出しました。それは説明のつかない違和感になって私の心の中に澱のように溜まっていたものです。ようやく私はその違和感の正体がわかりました。

「……村瀬のことか?」

妻はこっくり頷きます。

「どういうことだ? 村瀬と付き合っているのか?」

再び頷く妻が、パジャマの襟をしっかりと押さえているのに気が付きました。かっとなった私は妻の襟に手をかけます。

「駄目……」
「見せてみろ」
「許してっ」
「見せるんだ」

私は無理やり妻の襟をこじ開けます。パジャマの第一ボタンがはじけとび、妻の肩が露わになりました。
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WR 1/11(木) 18:23:58 No.20070111182358

「あなた……夏休みのことなんですが」
「ああ……」

私は顔を上げます。

「すまない……なかなか仕事の予定がたたなくてね。温泉旅行は秋あたりになりそうだな」
「ええ、それはいいんですが……実は、真一さんと久美さんがこの前のお礼ということで旅行に誘ってくれているんです」
「旅行に?」

私は眉を上げます。

「大学が休みに入る7月後半に、久美さんのお父様が持っている軽井沢の別荘に行かないかと誘ってくださって。真一さんも一緒に」
「久美さんの父親というのは軽井沢に別荘を持っているのか?」

さすがにR大の学生は違うと私は少々驚きました。

「はい……ずっと使っていなかったので、風を通したほうがいいからなんて言ってましたけど。久美さんのお父様は老舗の酒屋の社長さんのようです。別荘も古くから持っているものということで……」
「それにしても……」

ゴールデンウィークになかなか行けない高級温泉旅館に招待してあげたつもりだが、彼らにとってはそんなのは特に珍しくもなかったのかもしれないな、と私は思いました。

「まあ……それはともかく、大丈夫か?」
「何がですか?」
「この前は帰ってからかなり疲れていたようだったが」
「大丈夫ですわ。今度はあんなにはしゃぎませんから。真一さんや久美さんも気を遣ってくれますし」

私は妻の言葉に何か引っかかるものを感じました。しかしそれが何だかわかりません。話しているうちに引っかかっているものは話の内容ではなくて、妻の口調にあることに気づきました。

「香澄、5月の旅行がそんなに楽しかったのか?」
「え、ええ……」

妻が一瞬戸惑ったような表情を浮かべますが、すぐにまた微笑を浮かべます。

「とても楽しかったですわ。なんだか私、学生時代に戻ったような気がしました」
「そうか……」

私はそこで違和感の原因の一つに気が付きました。

「香澄は前からあの、村瀬って学生のことを『真一さん』と呼んでいたっけ?」
「え?」

妻は私の問いに目を泳がせます。

「さ、さあ……どうだったかしら? よく覚えていませんわ」
「確か『村瀬君』とか『真一君』と呼んでいたような気がするな」
「そうですか? 兵頭さんのことを『久美さん』と呼ぶんですから、同じように『真一さん』と呼んでいたと思うんですが……」

妻は首を傾げます。

「あなたが気になるようでしたら、呼び方を変えますが」
「いや、別に気になるほどじゃない」

私はグラスに残っていたビールを飲み干しました。

「俺が香澄のケアをしてあげられないのをあの二人に押し付けているようで、なんだか申し訳ない気がするな。あの二人も別荘なら若い友達と一緒に言ったほうが楽しいだろうに」
「それが、お世辞だと思うのですが、若い人と一緒よりも私といったほうが楽しいと言ってくれるのです」
「それは間違いなくお世辞だ。うちの陽一や栄治には絶対に真似のできない科白だな」
「まあ、ひどいわ」

妻が頬を膨らませるのを見て私は笑います。この時もなんとなく違和感を感じただけで、私には妻の旅行を止める理由はありませんでした。むしろ、自分が寂しい思いをさせているのを二人の教え子が埋め合わせをしてくれていると安易に考えていました。

しかし、三泊四日のこの軽井沢への旅行から帰ってきて以来、妻の様子は目に見えて変わってきたのです。
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万年平社員 8/9(水) 00:29:02 No.20060809002902

現在の職場に就いて一年、ようやく仕事にも慣れてきました。
今年で40歳、出世コースからは大きく外れてしまい、生活も楽ではありませんが
家族共々なんとか幸せにやっています。
そう思えるようになったのは、あの出来事があったからとも思っていたのですが。
大学卒業後、今の会社に就職し、32で結婚。10歳下の妻と結婚を機に社宅に住みはじめ、
子供が幼稚園に上がろうかという時に本社から、ある地方工場への出向命令が出されました。
出向とは言うものの、それまでの事務職と違い、20代に混じっての昼夜交代勤務の肉体労働は30半ばの私にとって大変に過酷なものでした。
早い話がリストラで、早期退職に応じない対象者は、全国の工場へ送り自主退職するのを待つのです。
実際出向になった者は何十人、全国合わせれば何百人とも言われています、残っているのはほんの数人だけ、
私自身ラインの足手まといになり、暴走族上がりとかの年下の主任に怒鳴られ、周りからはバカにされる毎日。
彼らのほとんどは高卒で、中には中退者や中卒の者もいました。
そして本社の人間に対して、快く思っていない者ばかりでしたから、辞めさせるために送り込まれた人間に対して遠慮無い態度も当然でしょう。
そんな状態の中で頑張ってこれたのは、本社に戻れる日を夢見ていたからに他なりません。
しかし辛い思いをしていたのは、私ばかりでは無かったのです。
むしろ、社宅で留守を守っていた妻の方が、もっと辛い思いをしていたとは、同じく出向になり、退職した男から聞かされるつい最近まで思いもよりませんでした。

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普通の夫 7/31(月) 12:06:19 No.20060731120619

私32歳、妻30歳で子供4歳の三人家族ですごく普通の生活を送ってます。
私と同じような考えの方がこんなに沢山おられるとはひと安心です。このサイトはよく拝見しており非常に興奮してます、
初めて私の体験を投稿します。
妻とは友人の紹介で付き合う様になりその後結婚をしました、
結婚当初は毎日の様に妻を抱いておりました、最近はマンネリぎみで刺激を求めいろんな事を想像したり(自分の中で)しておりました、妻が他の男に抱かれる姿が見たいと思うようになって行き、
次第に自分の中である計画を徐々に実行し、妻の恥ずかしがる姿
を見たいと強く思い実行に入りました。
妻は小柄でぽっちゃり系で非常におとなしい性格です、
魅力なのが小柄ですがおっぱいが大きく顔もかわいい系で
普段何気ない姿でも服の上からでもわかるおっぱいの大きさについ目がいってしまいます。
そんな妻ですが男性経験は私だけです、独身時代にいろいろな誘いもあったみたいですが性格上おとなしい為すべてお断りをしてきたそうです、
そんな妻にいきなり他の男と3Pしようとなどとても言えず徐々に
妻を変えて行こうと思いました、
ある時久しぶりに知り合いであるK氏と酒を飲む機会がありました
久しぶりと言う事で話も酒も進みしだいに妻の話になりました、
K氏はまだ独身でなかなか結婚もできないとボヤイテいました
互いに酔いが回ってきたころ妻他の男に抱かれている姿をみたいんだ、とK氏に言うと初めはびっくりしてましたが冗談だと思い軽く流して話を聞いてました、妻とK氏は面識はありませんでしたので
K氏に妻の写真を見せました、当然服を着た姿の写真ですが、
K氏は、こんなにかわいい奥さんを本当にそんなことしてもいいのかよーと言い写真を眺めてました、K氏はにやついた顔で
奥さんっておっぱい大きそうだなーと言い、俺でもいい?と
聞いてきました、私はいいよと返事をしましたが、いきなりの実行は難しいと言いました、そこからK氏との計画が始まりました。
K氏が徐々に実行して行くなら痴漢とか露出から始めてみては、と
言い出しました、確かに妻は他の男のおちんちんは見たことが無いと言っていた事を思い出し、露出して妻の反応を見てみようとなりました。
休日は良くデパートに買い物に行くと言うとK氏はじゃあそのデパートのエレベーターの中で俺の勃起した物を露出して見る、
その反応を報告すると言う計画はどうだ、と言いました、
徐々に変化をさせて行くのならその辺から実行して見るかと決まりました。妻のおとなしい性格から言って絶対騒ぐ事は無いなと確信してました。
いよいよ実行に移す時が来ました、前日にK氏に連絡し打ち合わせをして置きました、
私が休日の朝です、妻に今日は買い物に出かけようと誘いました、
もちろんOKです、私はそわそわするのを抑えるのに必死でした
妻は何も知りません、服を着替える姿を横目で見て興奮していました。
デパートに着きいつもの様にエレベーターに向かいました、
K氏は本当に来ているか不安になり辺りを見渡し探しました、
K氏は後を追う様にニコニコして居ました。
平日とありお客も少なく、私は内心で絶好の実行日だと思っていました、
いよいよです、エレベーターの前に着きました、他の客は誰もいません、早速私は妻にちょっと違う売り場を見ていくから先に行っててくれと告げ、子供とその場を離れました、
その直後K氏がエレベーター前に現われました、
私は影でその様子を見ていました、
ついにエレベーターが来ました、これから起こりうる事を何も知らない妻が中に入り、K氏も入って行きました、扉がしまり早速私は何階まで登って行くか確認しました、
ああ、今頃妻はK氏の勃起したおちんちんを見せつけられて
恥ずかしそうにしているのかなー、と空想しながないました
6階で止まりました、私は本当にK氏は実行したかが気になり
そわそはする自分を抑えるのが必死、心臓もバクバク状態でした
そして直に妻の居る売り場へ向かいました、
私は平常を装い妻の所に行きました、
妻は何となく顔が少し赤くなっていました、私と合流すると
何となく落ち着きがありませんでした、
私は確信しました、K氏は実行したな、と
その場所では妻は何も言いませんでした、
買い物わ済ませ家に帰ってきて直にK氏話が聞きたくて
妻にタバコを買って来ると言い車で出掛けました、
早速K氏の携帯に電話しました、
K氏は待ってましたとばかりに嬉しそう声で電話に出ました、
どうでした?私が聞きました
K氏は 本当に言ってた通り奥さん騒ぎませんでしたよ、
エレベーターのドアが閉まり直に声を掛け
いきなり勃起させたおちんちんを奥さんに見せたら
すごくビックリし直におちんちんから目を逸らして恥ずかしそうな
姿に興奮しおちんちんを握らせました、
その姿を楽しみましたよーと嬉しそうな声で言いました、
それだけでなくK氏は奥さんは本当に巨乳ですねーと言いました
K氏は興奮を抑えれなくてついおっぱいを揉んだみたいです、
短い時間でここまでしか出来なかったと悔しげに言ってました、
K氏にお礼を言い後日会う約束をしました、
私はたまらなくなりひと気の無い場所に車を止め
K氏のやった行動と妻の恥ずかしい顔の姿を空想しながら
オナニーをしてしまいました。
その夜の事です、
私は寝ようと横にました、すると妻が今日の出来事を話し始めました、妻の話しているないようですでに私は勃起してました、
妻はいきなりおちんちんを見せ付けられ、握らされ、胸を揉まれたと告白してきました、その事を話している妻は思い出しながら
恥ずかしかったと言いました、
私は妻が感じた事は聞きたく問い掛けてみました
妻は他の男の勃起したおちんちんを初めて見たことにすごく興奮したと言いました、どんなおちんちんだった?
大きくて、硬かったと、
私は興奮し、じゃあどっちが大きいと妻の前に勃起させたおちんちんを見せると、もちろんあなたのよと普段自分から咥えてくる事がないのに自分から咥えてきました、
その夜は私も興奮し、妻も何度もイってました、
少し妻が変わったなと実感しました。
後日K氏と合い先日の事を嬉しそうに話、
次の実行内容の計画を立て始めました。

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WR 1/11(木) 18:21:41 No.20070111182141

「どうしてってそれは……旅行に招待してくれたお礼だって……」
「それであんな派手な下着を?」
「わ、若い人たちにとっては下着を送ったり送られたりすることは特に珍しいことではないそうですわ」
「そうなのか? あまり聞いたことがないな」

私は首をひねります。

「今度婦人もの下着担当のバイヤーに聞いてみるよ」

先に述べたとおり、私は通販会社の役員をしていますので、婦人ものの下着は重要な商材です。若い人の間に下着のギフト需要があるのなら利用しない手はない、といった程度の軽い発言でしたが、それを聞いた妻の顔色が明らかに変わりました。

「く、久美さんの冗談かもしれません。あまり本気にとらないでください」
「もちろんわかっているよ。どうした、やはりいつもの香澄と違うな」
「そうですか……」

妻は私の視線を避けるように顔を伏せます。

「……少し疲れましたので、休ませていただいてよろしいですか?」
「ああ、二泊三日も若い人のペースに合わせていたんだから、疲れただろう。ゆっくり休めばいい」
「ありがとうございます」

妻は頭を下げると寝室に行きます。私は妻の態度になんとなく釈然としないものを感じながらも、仕事の都合で夫婦の旅行をキャンセルしてしまったという申し訳なさもあり、それ以上妻を問い詰めることはしませんでした。これが結果的には大きな判断ミスとなるのですが。


その後、社長は退院してきましたが、身体の方はすぐには回復しないようで、私が担当する業務量も以前よりはかなり増えました。必然的に毎日の帰りも遅くなります。

夫婦二人の生活になったのだから妻の精神状態をもっとケアしなければいけないという気持ちはあるのですが、なかなか周囲の環境が許してくれません。夏休みには、ゴールデンウィークに行けなかった温泉旅行の仕切り直しをしなければと思っても、先の予定が立たない状況にあります。

一時気分が沈んでいた妻も、次第に明るさを取り戻すようになりました。それと同時に今までにはないような明るい色のものやミニスカートまで身に着けるようになったので驚きました。

「ずいぶん洋服の趣味が変わったな」
「あら、そうですか?」

妻は何がおかしいのかコロコロ笑います。

「久美さんが選んでくれるんです。私くらいの年齢になったら明るいものを身に着けたほうが老けて見えなくていいって」
「久美さんと買い物にまで行くのか」
「はい」

妻は微笑して私の顔を見ます。私は妻のヘアスタイルも以前とは違っているのに気づきました。長さはほとんど変わらないのですが、ウェーブがかかり、色も明るくなっています。

「美容院に行ったのか?」
「あら、気づかなかったのですか」

妻はくすくす笑います。

「一週間前からこの髪ですよ」
「そうか……気づかなかったな」
「あなた、ここのところずっと忙しかったから」
「そうだな……」

妻をケアしなければいけないと頭で思っていても、ヘアスタイルが変わったことにすら気づかないのは情けない話です。

「それも久美さんの影響か?」
「久美さんが知っているヘアスタイリストを紹介してくれたんです」
「そうか……」

妻が明るくなったのはいいことですが、反面、私が知らないうちに妻がどんどん変わってくるような気がして、説明のつかない不安が高まってきました。その不安が大きくなったのは夏も近づいたある日のことです。いつものように二人の食卓で妻が口を開きました。

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WR 1/11(木) 18:08:56 No.20070111180856

「こういうことは年長者の責任です。どちらにしても妻がお世話になりました。遠いところをわざわざありがとう」
「いえ、伊豆からでしたら私達も通り道ですから。これから東京に戻ります」
「遅くなったんで駅まで車で送りましょう」
「いいんです。タクシーを待たせていますから。本当にすみませんでした、それと有り難うございました。今回の旅行、とっても楽しかったです」

久美はそこで村瀬と顔を見合わせ、微かに意味ありげな笑いを浮かべました。

「それじゃあ、失礼します」

2人は声をそろえて挨拶すると帰って行きました。その時の私は「今時の子にしては礼儀正しいな」といった程度にしか考えていませんでした。

2人を見送った後振り返ると妻の姿はありません。私は妻の名を呼びました。

「香澄」

廊下をダイニングの方に向かうと浴室からシャワーの音がします。

(風呂に入っているのか)

私は「香澄、入るぞ」と声をかけ、脱衣所の扉を開けました。

浴室の中からシャワーの音に混じって妻の泣き声が聞こえるような気がしました。

「香澄、どうした」
「あなた……」
「泣いているのか」
「ま、まさか……そんなことはありませんわ」
「せっかく2人に送ってもらったのに見送りもしないで、どうしたんだ。香澄らしくないな」
「……ごめんなさい」
「俺に謝ってもらっても仕方がないが……」

私はそう言いながらふと脱衣籠に目を向けました。底には私が見たこともないような真っ赤なパンティが脱ぎ捨てられていました。

(香澄はこんな派手な下着を持っていただろうか……)

真面目な性格の妻は下着も地味なものが多く、色も白かベージュがほとんどです。時々私がもっと派手なものを履いてくれと頼んでも、笑いながら聞き流されてしまいます。私は首を捻りながら脱衣所を出るとリビングに向かいました。

しばらく待っているとパジャマに着替えた妻が入ってきました。

「あなた……申し訳ございませんでした」
「さっきも言ったが俺に謝る必要はない。それにしても様子が変だぞ、香澄。旅行先で何かあったのか?」
「な、何もありませんわ……」

妻はあわてたように首を振ります。

「本当か? あの村瀬という学生と久美さんの間に何かあったんじゃないか」
「いえ……そんなことはありません。楽しい旅行でした」
「それならいいが……」

平静を装っていますが妻の様子がやはり普通ではありません。私は質問を変えました。

「香澄はあんな派手な下着を持っていたのか?」
「え?」

途端に妻の表情がこわばりました。

「何のことですか?」
「脱衣所に見たことのないような真っ赤なパンティがあったぞ。香澄のものじゃないのか」
「……あ、あれは……久美さんのものですわ?」
「久美さんの?」

私は驚いて問い返します。

「なぜ久美さんの下着を香澄が持っている?」
「い、いえ……言い間違えました。久美さんが旅行に持ってきて、私にくれたんです」
「どうして?」
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弱男 7/3(月) 09:16:10 No.20060703091610

妻と久しぶりにドライブに出かけ、海辺の砂浜が見える近くに車を止め、砂浜に下りていきました。あたりには人影が無く、近くに古びた海小屋がありました。久々の自然の中での2人で新婚のような雰囲気になり、妻の腰に手をまわし、妻は私に寄りかかってきました。そのうち、私は妻のパンティーの中に手を入れ、優しく愛撫してやりました。妻は周りを気にしていましたが、誰もいないので、私に抱きつくようにして、股を少し広げました。
 しばらくすると、バイクが3台、大きな音を立て、やってきました。いかにも、素行の悪そうな男たちでした。彼らは私たちを見つけると、私に向かって「ここで昼飯を食べるのだけど、奥さん、給仕させてくれないかな、旦那さん、いいだろ、たまには。」とにやにや笑いながら言いました。私は、恐怖心と頭が真っ白になって、黙っていると、男はさらに私に詰め寄るように「いいだろ、」と言いました。私は思わず、妻に「給仕だけだから、しょっと、してやり」なんて心にも無いことを言いました。
男たちは旦那の許しが出た、あそこの小屋で食べようで、なんていって妻を連れて行きました。
私はじりじりする気持ちで、終わるのを待ちました。
1時間ぐらいだったでしょうか、男たちは、笑いながら、出て、立ち去っていきました。妻が出てこないので、私は急いで、小屋に行きました。
そこには全裸の妻が横たわっており、形のいいお尻を上にして妻は涙ぐんでいました。周りは何枚ものテッシュがありました。
3人に回されたのは明らかでした。
私は妻のところに行き、「ひどいやつらだな、給仕だけといったのに、ひどい、」と言いました。妻は「あなたごめんなさい、」と言いました。
私は「災難みたいなものだ、忘れよう」と言いました。
妻の割れ目から、精液がまだたれていました。
本当は素行の悪い男たちに妻を預けたら、どうなるか、推測はついていたんだけど、自虐性が興奮に変わっていたんです。
私は待っている間、オナニーをしていたんです。
最近は「妻の貸し出し」とかを考えているのです。

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rokoko 6/23(金) 21:59:25 No.20060623215925 削除
僕もついに妻を他の男性に抱かせてしまいました。
2年ほど前から妻には自分の性癖を告白していて、何度も断られていました。
まぁ…2年前っていうとまだまだ新婚の時ですからそんな告白をした僕が愚かだったというか…
それでもこの約2年間なんとか頑張り、妻の承諾を得ることが出来ました。
条件は僕も一緒にその場所にいるっていうこと。
実際目の前で見てみたい僕には願ってもない条件でした。
でも…何があったのか知らない焦る気持ちも良かったな…なんていうのは贅沢な話でしょうか?

妻の承諾を得てからは、気持ちが変わらないうちにと大急ぎで相手を探しました。
知ってる人より知らない人の方がまだマシ…と言ってたので知人に頼むということも出来ません。
ちょっと怖いなんて気持ちを持ちながらも、僕はネットで相手を捜すことにしました。

見つかった相手は42歳の男性。
妻とは一回り違うので、妻の反応が気になりましたけど、年齢を伝えた限りでは拒否反応を見せることなく、思ったよりすんなりとこの男性に決定しました。

決行の日は日曜日。あまりいい天気じゃなかったですけど、正直僕はそんな天気のことなんてどうだってよかったです。
午前10時に待ち合わせて、その男性は車で着ました。
一応何かあったら…なんてことも頭を過ぎって僕は車のナンバーをメモ…今更そんなことしても遅いんですけどね…
とにかく、言葉数が少なくなって固まってしまっている妻を助手席に、僕は後部座席に座って出発。

その男性…僕と妻は年齢差もあっておじさんと呼んでました。
おじさんは妻を気に入ってくれたのか、すごく上機嫌で止まることなく話しかけてきます。
もちろんその相手は僕にじゃなく妻に。
この日の決め事として妻とおじさんは恋人同士を演じるという約束でした。
妻に貸し出しなんて言葉を使ったら気分を悪くされそうなので本人の前ではその言葉を口に出しません。
心の中では僕もおじさんもそう思っていたんですけど…

ホテルに向かう前に軽く昼食でも…ということで僕達はファミレスに入りました。
車を降りるとおじさんが妻の手を取って歩き出します。
妻は振り返って僕を見ましたが、僕が手を合わせて頭を下げると、恋人同士を演じきらなきゃいけないという約束を守って、おじさんに手を引かれるまま歩きました。
目の前で妻が他の男性と手を繋いで歩いてる姿を見ただけで僕の股間は爆発寸前です。
店内に入ると、妻とおじさんが隣同士。僕がその前に座る形になりました。
後から聞いた話ですが、テーブルに隠れて見えないところで、おじさんは妻の内股に手を差し込んで撫でていたそうです。
ちなみにこの日の妻の格好は膝丈くらいのスカート。
普段はスカートなんて穿かないんですが、この日の為に僕が買ってきてお願いして穿いて貰ったものです。

ファミレスでは食事だけ済ませて、すぐにホテルに向かいました。
どこのホテルなんて指定は一切していません。
おじさんが向かったのはコテージのように部屋が独立しているホテル。
モーテルとは違うのかな? なんていうのかわかりませんが…
横についている車庫に車を入れて直接そこから部屋に入っていきました。
ホテルのランク的には中の下といったところでしょうか…
綺麗に掃除はされていましたが、建物自体は新しいわけでもなく、作りが一昔前といった感じです。

少し座って3人で話をした後、おじさんは妻とお風呂に入ると言い出しました。
僕は一部始終を見る…という予定だったので当然一緒になんて思いましたが、おじさんに止められてしまいました。
仕方がありません…僕は妻を見送っておじさんと2人で上がってくるのを待つしかありません。

20分…30分…40分…
妻とおじさんは一向に出てくる気配を見せません。
待ってるだけの僕にはこの時間はものすごく長いものです。
何をやっているのか…覗いてみていいのか…
でも僕には覗くことは出来ませんでした。
やったことといえば有線を切って、聞き耳を立てるくらいです。
妻の喘ぎ声でも漏れてくれば…と思ったんですがそれもなし。
でも古いホテルは壁が薄いかも、なんて思って壁に耳を押し当ててみたら喘ぎ声とは違うものが聞こえてきたんです。
「○○○○○挟んで…」
低いおじさんの声でした。はっきりとは聞こえません。
でも僕はその挟んでの一言である想像をしてしまったんです。
それは
「おっぱいで挟んで…」
おじさんとチャットで何度か話しているときに、妻の胸がFカップあることを伝えました。
その時パイズリをさせたいとおじさんは喜んで話していたんです。
普段よりも圧倒的に口数も少なく、身体も硬直してたように固まってた妻が自分からそんなことするでしょうか。
でも…この40分近くに浴室で何かあったとかもしれません。
「ああ~ いいよ…」
先程よりも少し大きな声の太い声が聞こえてきたんです。
それは妻がおじさんの希望通りの行動をとった証拠でした。
妻はどんな顔で…どんなことがあったんだろう…
見たい…覗きたい…知りたい…
それでも僕はそう出来ない自分自身にも興奮していたんです

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WR 1/10(水) 18:35:59 No.20070110183559

(ごめんなさい……慌てて取ったもので……)
「妙に息が荒いが、どうかしたのか」
(ああ……く、久美さんと露天風呂に入っていて、今上がったところなんです。電話が鳴っているのが聞こえたから、画面もみないで取ってしまって……)
「そうか」

すると妻と久美さんは裸ということか、と私は生々しい想像をしました。

「まあいい、そちらは何か変わったことはないか」
(いえ……あ、ありません)
「人様の家の大事なお子さんを預かっているんだ。事故がないように注意するんだぞ」
(わかっていますわ……あ……)

妻が電話の向こうで誰かと小声で話す気配がありました。

「どうした?」
(久美さんが……あなたとお話がしたいって……)
「え?」
(い、今、代わりますわ)

妻は私の返事も聞かずに電話を代わりました。いきなり久美さんの明るい声が飛び込んできました。

(おじさま、久美です)
「ああ……」
(渡辺先生……いえ、奥様をお借りしてごめんなさい)
「いや……君達こそ家内に付き合ってくれてありがとう」
(奥様がお留守だと家でお一人なんでしょう? お寂しいんじゃないですか)
「そんな年じゃないよ」
(奥様はしっかり私がお守りして、無事にお返ししますからご安心なさってください。それじゃあ、お休みなさい)
「あ、ああ、お休み……」

私の返事が終わるや否や電話は切れました。

(なんだか賑やかな子だな)

携帯を置いた私は首を捻ります。私は盃に残った酒を飲み干し、もう一杯注ぎます。

(香澄もたまには羽目を外すと良い気分転換になるだろう。子供たちが家を出てから沈んでいたからな)

私はそんなことを考えながら2杯目の酒に口をつけました。伊豆の旅館でどのような光景が繰り広げられているかをその時私が知っていたら、そんな暢気なことは決して考えなかったでしょう。


妻は予定どおり5日の夜に帰って来ました。意外なことに村瀬と久美さんが一緒でした。

妻はぐったりした様子で、村瀬に抱えられるようにしているので私は驚きました。

「どうした、香澄」
「あなた……」

妻はぼんやりした表情を私に向け、すぐに顔を伏せます。

「ごめんなさい、ご主人。私達が色々引っ張り回したせいで、渡辺先生、すっかり疲れてしまったようなんです」

久美が深々と頭を下げます。それを見た村瀬も慌てたように頭を下げました。

「そうなのか」
「はい……すみません」

久美が再び頭を下げます。

「いや、久美さんは良いんです。香澄に聞いているんだ」
「……いえ、私の方が年も考えずにはしゃいでしまって……すみませんでした」

妻は荒い息をはきながらそう言うと再び顔を伏せました。

「香澄が2人に送ってもらうなんて、立場が逆だろう」
「ご主人。私達が悪いんです。奥様をしからないでください」

久美が手を振ります。

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WR 1/10(水) 18:34:56 No.20070110183456

「あの村瀬って学生、香澄の大ファンなんだって?」
「まあ……」

妻はおかしそうにわらいます。

「あれは久美さんの冗談ですわ」
「そうかな」

私はグラスのビールを半分ほど呑みます。

「……名取裕子か。そういわれて見れば確かに香澄に似てるな。名取裕子なら若い男にもファンがいそうじゃないか」
「あなたまでが何を言うんですか。村瀬君は栄治よりも年下なんですよ。母親みたいな年齢の女を好きになるわけないじゃないですか」

栄治というのは今年就職した私たちの次男です。

「あの2人、幾つって言ったっけ?」
「村瀬君が一浪しているから今年22歳、久美さんは今年21歳になるはずです」

香澄は47歳ですから、村瀬とは二周り以上年の差があります。

「そうだな……すると栄治よりも一つ下か。確かに母親の年代だな」

私には、自分の母親を連想させる年齢の相手を女としてみることはないという先入観がありました。村瀬が妻に対して抱いていたものも母親に対するものと同じような一種の憧れであり、妻を恋愛や、ましてセックスの対象としてみているのではないと私は思い込んでいました。

村瀬の話はそれで終わり、翌日、妻は予定通り旅立っていきました。社長代行を務めなければならない私はゴールデンウィークにもかかわらず私は休日出勤を強いられましたが、夜はそれほど遅くはありません。私はなんとなく妻のことが気になって早めに家に帰りましたが、それでも帰宅時には時計は既に9時を過ぎていました。

私が予約した伊豆の温泉旅館の部屋は二間続きの和室で、露天風呂までついたかなり高級なものです。もちろん一室しかとっていませんでしたので、妻が久美さんと同じ部屋に寝て、村瀬はもう一つの部屋に寝るということでした。それはもちろん久美さんの親御さんに対する当然の配慮です。

(そろそろメールの一本くらいあっても良い筈だが……村瀬や久美さんの家への連絡で手一杯なのかな)

二十歳過ぎているとは言えいまだ学生の若い男女を妻が「引率して」いるのです。間違いがあってはなりません。

それにしても誰もいない家というのはなんとも寂しいものです。私が帰宅した時に妻が家を空けていることが今までなかった訳ではなく、さらに息子たち子供も留守にしていることはありましたが、子供が巣立ち夫婦2人だけの所帯になると、2人のうち1人がいないというのは大きいです。

私は風呂に入り、パジャマに着替えると冷蔵庫から缶ビールを取り出します。不在の間は外食で済ますと伝えて置いたのですが、妻は私の好きなつまみを何品か作り置いているようで、ラップのかけられた小鉢がいくつか冷蔵庫に入っています。私はそのうち一つを取り出すと缶ビールの蓋を開け、飲み始めました。

(それにしても……)

ビールを飲み終えた私は日本酒に移ります。いつの間にか時計の針は10時を回っていました。妻はこれまで家を空ける時には私が煩わしく思うほど頻繁に連絡をしてくるのが常でした。今回に限って連絡がないというのはどうしてでしょうか。私はふと昨日の村瀬の真剣な表情が頭に蘇りました。

(渡辺先生はおばさんなんかじゃありません。素敵な女性だと思います)

私は説明の出来ない不安に駆られ、妻の携帯を呼び出しました。

(出ない……)

コールが繰り返されますが応答がありません。10回近くコールした後にようやく妻が電話に出ました。

(はい……)
「俺だ」
(ああ……あなた……)
「あなたって……着信画面に俺の名前が出るだろう」

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WR 1/10(水) 18:33:29 No.20070110183329

妻が2人の生徒と一緒に旅行に出かけるのは5月3日から5日までの2泊3日です。旅行の前日である2日の火曜日の夜に私が帰宅したら、妻の生徒である村瀬真一という青年と、兵頭久美という娘が妻と一緒に待っていました。出発前にぜひ私に一度ご挨拶をしたいということでした。

「このたびは渡辺先生にお世話になります。それと、宿泊料のこと、ありがとうございました。ご主人にぜひご挨拶とお礼がしたくて伺いました」

2人が声を合わせて挨拶します。2人ともいかにもR大の学生らしい、良家の子女といったタイプです。村瀬という青年はひょろりと背が高く、黒縁の眼鏡をかけた真面目そうな雰囲気で、久美という娘はさほど長身ではない妻よりも小柄で、人形のような顔立ちをしています。

「よろしくお願いします」
「こちらこそよろしく。しかし、若い人2人の旅におばさん一人が同行じゃ、お邪魔じゃないのかな」
「渡辺先生はおばさんなんかじゃありません。素敵な女性だと思います」

村瀬が真剣な表情でそう言ったので、私は少し驚きました。

「そうかい? ありがとう。古女房を褒められるのは悪い気分じゃない」

私が冗談めかして答えると、村瀬は黙って顔を伏せました。

「村瀬君ったら、渡辺先生の熱狂的なファンなんです」

久美が悪戯っぽい笑みを浮かべながら少し大きな声で口を挟みます。

「だから、今度の旅行はすごく楽しみみたいで……私、お邪魔じゃないかと心配しているんですよ」
「久美さんったら、こんなおばさんをからかうもんじゃないわ」

妻は顔を赤くして久美をたしなめますが、まんざら悪い気分でもないようです。

「だけど、私もそう思いますわ。渡辺先生って女優の、なんていったかしら……そう、名取裕子にそっくりでとても綺麗です。村瀬君が夢中になるのも無理はないと思うわ」
「名取裕子か。お世辞でも嬉しいね。それじゃあ香澄が行く温泉では殺人事件でもおきそうだな」
「ご主人、それは名取裕子じゃなくて片平なぎさです」

久美が笑いながら訂正します。

「でも殺人事件はともかく、何か事件が起こるかもしれないわね……村瀬君と渡辺先生との間で」
「久美さん、いい加減にしなさい」

さすがに妻は久美を強くたしなめます。

「ごめんなさい……でもご主人、安心して。私がしっかり見張っていますわ。村瀬君が湯上りの先生の色香に迷って悪さをしないように」
「ほんとにもう、久美さんったら、冗談が過ぎますわ」

久美という娘は見かけによらずかなり奔放な性格のようです。村瀬はじっと黙って、時折ちらちらと妻の方を眺めています。

「あまりご主人を心配させてはいけないわね。それじゃあ、これで私たち失礼します。村瀬君、帰るわよ」
「あ、ああ……」

最後に2人は私と妻にぺこりと頭を下げます。

「遅いから、駅まで車で送るわ」
「あら、ご主人が帰ってきているのに悪いです。歩いていきますわ」
「そんなことを言わないで……何かあったら親御さんに申し訳が立たないわ。あなた、少し待っていてください」
「ああ、行っておいで」

妻は車に2人を乗せると、駅に向かって走らせます。私が風呂に入り、ちょうど出た頃に妻が帰ってきました。

「すみませんでした。すぐ夕食の用意をしますわ。しばらくこれでビールを飲んでいてください」

妻がいくつかの小鉢につまみを出し、グラスにビールを注ぐとキッチンに向かいます。
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WR 1/9(火) 18:00:06 No.20070109180006

「責任のある仕事についているんですから、しょうがないですわ。今ならキャンセル料もほとんどかかりませんし……」
「しかし残念だな……なかなか取れない宿なんだが」
「それはそうですね」

妻も残念そうです。私たちが行くはずだった宿は人気があり、ゴールデンウィークなどは半年前から予約で一杯になります。3月の申し込みで取ることができたのはたまたまキャンセルが出たためであり、その時は宝くじが当たったような幸運に感謝したものです。

「友達と一緒に行ってきたらどうだ?」
「そんな……あなたがお仕事なのに悪いですわ。それに今頃はみんな連休の予定は埋まっているでしょう」
「まあ、キャンセルするにもまだ少し余裕がある。一応あたってみろよ」
「そうですね……わかりました」

妻は微笑します。それから2日後の、自宅レッスンがあった日の夜に妻が食事を取っている私に話しかけます。

「あなた、例の温泉の件なんですが」
「うん? 行く相手が決まったか?」
「自宅でレッスンをしている生徒さんと行ってきては駄目ですか?」
「え?」

私は箸を置いて妻の顔を見ました。

「あれから佐和子や美奈子に聞いてみたんですが、やはりもう予定が入っていて、今からでは無理だと……それで、今日たまたまレッスンの後で連休の話になり、その話をしたら生徒さんがぜひ行きたいって……」

佐和子さんや美奈子さんというのは学生時代からの妻の友人です。

「生徒は男の子一人と女の子一人って言ったな」
「はい」
「その二人、恋人同士じゃないのか?」
「まあ……」

妻はコロコロと笑い出します。

「あの二人はそんなのじゃありませんわ。ただの友達同士みたいです。それに久美さんには別に彼がいるらしいです」
「久美さんっていうのが生徒さんの名前か?」
「あら、言っていませんでしたっけ? 村瀬真一君と兵頭久美さん、どちらもR大の学生さんです」
「R大か……ずいぶん遠くから通っているんだな」

R大は東京のターミナル駅近くにあるミッション系の大学です。

「実家がこちらにあるから週末には帰っているみたいです。だからレッスンも金曜日の午後が良いようです」
「それにしても……」

私は少し釈然としませんでしたが、それは若い男女が旅行するのに40代半ば過ぎの妻が着いていくという構図が不自然に思えたのか、恋人同士でもない男女が週一回、スクールでのレッスンも含むと2回も行動をともにしているということが不思議に思えたのか、自分でも良くわかりませんでした。

しかし私にも経験がありますが、音楽好きの人間というのは不思議な情熱があるもので、他の人から見れば不自然なことも結構平気で行います。私はそのときに感じた違和感をさほど追求することもありませんでした。

「親御さんがいいといっているのならいいんじゃないか」
「ありがとうございます。2人も、親の了解を取ってくると言っていました」
「なんだ、香澄はもう決めているんじゃないか」

私は思わず苦笑します。

「そういうわけじゃありませんが……すみません」

妻は少し顔を赤くしてうつむきます。

「いや、皮肉で言ったんじゃない。年下の人間と旅をするのもたまにはいいことだ。少し、若いエネルギーを分けてもらって来たらどうだ」
「まあ、それはやっぱり皮肉ですわね」

妻が再びコロコロと笑い、この話は終わりになりました。

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WR 1/9(火) 17:59:11 No.20070109175911

香澄との馴れ初めの話が思ったよりも長くなりました。結論から言うと私と香澄はその後いわゆる「遠距離恋愛」を続け、お互いに大学を卒業し、就職してから2年目の秋に結婚しました。私が24歳、香澄が23歳でした。

甘い新婚気分に浸る間は短く、翌年に長男が、そのまた翌年に次男が生まれます。妻は2人の子育てに追われ、私は私で商社マンとして忙しい日々を送ります。

転勤の多い生活の中で子供を育てていきながら妻がずっと続けていたのがフルートでした。下の子が小学校に入学した頃から本格的に再開し、地域のオーケストラに参加したり、ボランティアで室内楽の演奏会に出るようになりました。レッスンもずっと続けて受けており、次男が大学に入った頃にはある大手の音楽スクールの講師の仕事を始めるまでになりました。

昨年の3月には次男の就職が決まり、入社前研修のため会社の寮に入ったことから、自宅は私と妻の二人暮らしになりました。2人の息子を大学を卒業させ、私はようやく親としての勤めを果たしたという満足感を味わっていましたが、妻はむしろと子供が巣立ったことによる寂しさを感じているようでした。

私は5年前に商社はやめており、取引先の社長にスカウトされてある通信販売会社の役員になっていました。仕事の責任は重いですが、商社マン時代ほどの激烈な忙しさはありません。また、基本的に転勤はありませんし比較的時間も自由に使えます。

「5月の連休に2人で温泉にでも行くか」
「いいわね」

私は寂しげな妻を気遣って提案します。妻は微笑して頷きますが、やはりあまり元気はなさそうです。

「あなた、お願いがあるんですが……」

妻が遠慮がちに口を開きました。

「なんだい」
「今講師をやっている教室の生徒さんに、自宅でレッスンをしたいんです」
「自宅で?」

私は意外な申し出に聞き返します。

「子供たちも家を出ましたし、あなたにも迷惑をかけませんから……」
「僕は迷惑なんて思わないが、スクールのほうはそれでかまわないの?」
「はい、お金はいただくつもりはありませんし、来ていただく方もスクールのほうも続けることになっています」
「何人なの?」
「2人です。男の子と女の子。同じ大学のオーケストラで吹いているんですが、私の生徒の中では一番熱心なんです。もう2年も続けています」
「そうか……」

私は少し考えます。

「近所迷惑にならないかな?」
「私もレッスンをするのでリビングには防音処理がされていますから……回数も週一回だけですので」
「お隣とお向かいには事前にきちんと挨拶しておけよ」
「じゃあ、いいんですね?」
「香澄はやりたいんだろう。かまわないよ」

妻は嬉しそうに頷きました。

自宅で自分の息子や娘のような生徒にレッスンをすることで、2人の息子が手を離れたことによる妻の寂しさが紛れるのなら良いことだと私は思いました。そのことが後に大変な事態を招くことになるのですが。


自宅のレッスンは順調にいっているようで、妻はレッスン日である金曜日が近づくとそわそわとし、生徒をもてなすためにおいしい紅茶を買ったりケーキを買ったりしています。社会人になった息子たちは自分のことで精一杯なのか、ほとんど家に寄り付きません。思ったとおり2人の教え子が妻にとってすっかり息子たちの代わりになっているようでした。

一方、ゴールデンウィークに予定していた妻との温泉旅行ですが、思いがけない事態から行けなくなってしまいました。社長が持病のヘルニアを再発させ、緊急入院したことから私が一時的に社長代行をせざるを得なくなったのです。

「申し訳ない。楽しみにしていたのに」

私は妻に謝ります。

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WR 1/9(火) 17:58:15 No.20070109175815

「渡辺さん、私、転校しなければいけなくなったの」
「転校?」

思いがけない香澄の言葉に私は驚きました。

「いつ?」
「父の転勤で2年からは新しい学校に……」

私と香澄の通う学校は公立ですが地域では一応名の通った進学校で、学区外から越境通学をしてくるものもあるほどです。したがってよほどのことがない限り転校するものはありません。

「転勤って、どこへ?」
「I県に……」

香澄が口にしたのは北陸のある県でした。私たちが通う横浜の学校からは相当の距離があります。

「そうか……」

私は間の抜けた返事をします。

「クラブ、続けられないね」
「うん……」

香澄はまた頷きますが、なぜか私とは目を合わせません。

「みんなに言う前に、渡辺さんに伝えたかったの」
「そうか……」

今度は私が頷きました。

「クラブは3月いっぱい続けるよ。来週からまた練習だね」

香澄は笑顔を見せ、「それじゃ」と言って帰っていきました。私は香澄を見送ると、私が来たときに香澄がそうしていたようにぼんやりとグラウンドを眺めました。

(香澄がいなくなる……)

私は突然胸が締め付けられるような思いがしました。

私が友人と遊ぶ時間も惜しんでフルートの練習に打ち込んだのは、当初は楽器を一つ自分のものにしたかったからでしたが、次第に香澄に認められたいという思いからそうしていたのだということがわかりました。香澄がいつしか私に寄り添ってくるような演奏をするようになったとき、私の心の中になんともいえぬ幸福感が生まれていたのです。

ほとんど言葉を交わしませんでしたが、毎日の練習で私と香澄は確かに気持ちを伝え合っていました。ここはもっと早く、もっと強く、もっと優しく、歌うように……私は香澄のフルートの音色の中に香澄の声を聞いていたのです。私自身も自分の思いを演奏に込めていました。香澄と一緒にいられて嬉しい、もっと一緒にいたい、ずっと一緒にいたい……。

私は非常階段を一段抜きで駆け下りました。校門を出たところで、ずっと前のほうで一人で歩いている香澄の姿が見えました。

「村岡さん」

私が呼ぶと、香澄が驚いたような顔をして振り返りました。私は香澄に向かって駆け寄ります。

「忘れてた……僕からも話があったんだ」

香澄は私の顔を見ながら首を傾げます。

「時間はある?」

香澄はこっくりと頷きました。とっさのことなので私はどこへ行こうかまったく考えていません。そんな私に香澄が声をかけます。

「港の見える丘公園に行かない?」
「そう……そうだね」

私は頷くと、駅に向かって歩き出します。香澄は特に小柄というわけではありませんが、180センチを超える私とはかなり身長差があります。大きな歩幅で歩く私に香澄は懸命に着いてきました。
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WR 1/9(火) 17:57:16 No.20070109175716

後に私の妻となる香澄と交際を始めたのは高校1年の時に、ブラスバンド部で同じフルートパートに所属したことがきっかけです。音楽好きの私は何か一つ楽器をものにしたいという気持ちがあり、ブラスバンド部に入ったのです。楽器は何でも良かったのですが、たまたま3年が引退することによってひとりきりになるフルートパートを補充する必要があるということで、そこに所属させられたのです。一緒に入った友人は男っぽい金管楽器やサックスを選び、フルートでも良いといったのが私だけだったせいもあります。

私自身は楽器は未経験でしたが、香澄は中学時代にもブラスバンド部に所属していたためフルートは相当吹けるだけでなく、子供のころから続けていたピアノもかなりの腕前でした。フルートパートは人数不足だったため、私も入部して数ヶ月もしないうちに高校野球の応援などで吹かされましたが、テンポが速くなるとまったく指が回らず、音を出すふりをして誤魔化すのが精一杯でした。香澄が装飾音の多いフレーズをやすやすと吹きこなすのを見て私はひどく劣等感に駆られました。

今思うと3年の経験差があるのですから当たり前ですが、その頃は女である香澄に引けを取るというのが我慢できなかったのです。香澄はそんな私に対して優越感を示すでもなく、また同情して教えようともせず、常に淡々としていました。

私は朝早く来ては部室の裏の非常階段で延々とロングトーンを繰り返し、昼休みも音階やアルペジオといった基礎練習に費やしました。私は楽器の経験はなかったものの耳学問は達者だったため、そういった地味な練習が結局は上達の早道だと考えていたのです。

数ヶ月の間は苦労の日々が続きましたが、ある時、それまでの基礎練習の効果がようやく現れ出しました。毎日のロングトーンで鍛えられた音色は、自分が吹いていると信じられないほど澄んでおり、地道な音階練習によって鍛えられた指が急に回るようになったのです。

同学年の友人や先輩も、私の突然の上達を驚きの目で見ました。たいていの部員は面白みのない基礎練習を嫌い、演奏会でやる曲の練習ばかりしていたからです。

香澄は私から少し離れた場所に立ち、相変わらず冷静な視線を向けていました。私の上達について香澄が何も言わないのがなんとなく不満でした。

しかし香澄の態度が変わってきたのはその後の、秋の文化祭に向けた練習の時です。香澄はそれまでひたすら譜面と向き合って、自分のパートを正確に吹くことに集中していたのですが、あたかも私に寄り添うような演奏をするようになったのです。

フレーズの開始と終了、2つのフルートが織り成す和音とユニゾン、私は自然と香澄に導かれるように吹き、楽器を通じて香澄と会話をするような気分になっていました。これはこれまでの私では経験できなかったことでした。

秋の文化祭では私なりに満足できる演奏ができましたし、香澄もそれは感じているようでした。かといって私と香澄は実際にはほとんど会話を交わすことはありませんでした。季節は流れて年が変わり、冬休み明けの始業式の日、私は廊下で香澄に呼び止められました。

「渡辺さん」

この時の香澄の思いつめたような表情を今でも思い出します。私は気圧されるようなものを感じながら「何?」と返事をします。

「ちょっと話があるの」
「ここじゃ駄目?」

香澄はこくりと頷きます。私は「それじゃあ、後で部室の裏で」と答えます。香澄は再びこくりと頷きました。

始業式の日は授業もないため、教室で簡単な連絡事項が終わったら解放されます。私は香澄と約束した部室の裏の非常階段へ急ぎました。香澄はぼんやりとグラウンドを眺めていました。

「村岡(妻の旧姓)さん」

私に気づいていなかった香澄ははっとした表情を向けます。その切れ長の目が光っているのに私は気づきました。

「ああ……ごめんなさい。ぼんやりしていて」

香澄はそういいながら目元に手をやります。

(泣いていた?)

私は香澄の様子がおかしいことに動揺しましたが、わざと平気を装って尋ねます。

「用って何」
「あ……」

香澄は初めて呼び出した用件を思い出したように私を見ます。

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WR 1/9(火) 17:56:17 No.20070109175617

かなり遠い昔になりますが、性に目覚め自慰を覚えたころの対象となる女性は10代後半のアイドル、またはせいぜい二十歳そこそこの女優で、20代半ば過ぎになると正直に言って「おばさん」という印象でした。

まして自分の母親の年代とも言うべき40代の女性となるととてもそのような欲望の対象とはなりえず、またそういう年齢の女性がセックスをするということが現実のものとしてなかなか信じられませんでした。

しかし世の中というものはよくしたもので、男が年を取ってくるとそれなりに自分とつりあった 年齢の女性に対しても欲望を感じるようになります(一部、若い女でないとだめという男はいるでしょうが)。私もまもなく50に手が届く年齢になりましたが、学生時代から付き合い初めて就職して2年目で結婚した今年銀婚式を迎える妻に対していまだに性欲を感じるのです。

夫の贔屓目がかなり入っていますが、妻の香澄は名取裕子に似たはっきりとした顔立ちの美人で、身体は彼女をかなり豊満にした感じです。名取裕子は今年50歳だそうですが、今でも相当の艶がある美女だと思います。妻は学生時代はガリガリに痩せており、その大人っぽい顔立ちもあって実年齢よりも上に見られることが多かったのですが、結婚して2年目で最初の子供を生んでからはふっくらとした身体つきになり、かえって若々しくなりました。

そういえば昔に比べて女性が若々しくなったように思えます。名取裕子や、今年48歳を迎える熟年女優、片平なぎさがいまだに「2時間ドラマの女王」として艶麗な姿を誇っているのはそのためでしょう。化粧やエステにふんだんなお金をかけることができる女優だけでなく、普通の主婦でも実際の年齢を聞けば驚くほど若々しい容貌を保っている人が多いようです。

しかし、それでも二十歳そこそこの男が自分の母親のような年齢の女に性的な興味を持つというのは私には実感として信じられないことでした。前置きが長くなりましたが、この話は私たち夫婦に起きたそんな体験を基にしたものです。
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弱い鬼 10/25(水) 06:39:13 No.20061025063913

彼が帰って落ち着いた妻は「来週も来ます」と行って帰って行きましたが、その後妻が姿を見せる事は無く、電話すら掛けて来る事はありませんでした。
私はそれ以来君江さんとも別れ、妻との思い出が詰まった家に独りでいるのが堪えられずに、1年後には家を売却してアパートに住み、その翌年には働く気力も無くして会社を辞めてしまいます。
その後はしばらく何もせずにぶらぶらしていましたが、私が会社を辞めた事を知った大学時代からの友人に、新しく始めた会社を手伝って欲しいと頼まれて、もう一度人生をやり直してみようと決断して、遠く離れた地方都市に引っ越しました。
そして最後に妻の顔を見てから7年近い歳月が流れ、こちらの生活にも慣れた私は仕事が終って馴染みの定食屋に向かうと、途中にある学習塾の前に2人の少年が立っています。
するとすぐに一台のワゴン車が止まり、助手席から母親が降りて来て一人を乗せて走り去りました。
『こんな時間まで勉強か。今の子供は大変だ。でも今日は週末だから、家族揃って食事かな?』
すると残った方の少年は、車道に一歩出てその車をいつまでも見ていました。
「車道に出ては危ないぞ。誰か待っているのか?」
「お母さんが、帰りは迎えに来てくれるの。でもお母さんはお仕事が忙しいから・・・・・・」
その時横断歩道を走ってくる一人の女性が、こちらに向かって手を振りました。
「ごめん。仕事で遅くなってしまって」
しかしその女性は近くまで来ると急に立ち止まり、落としたバッグを拾おうともせずに、呆然と立ち尽くしています。
その20分後には私の真向かいの席で、大人のカレーライスを頬張る息子の姿がありました。
「辛くないか?」
「辛いけど美味しい」
息子は顔を上げてそう言うと、また一生懸命食べ始めます。
「そうか」
息子は一口食べる度に水を飲み、夢中でカレーライスと格闘していました。
『この子はさっきの幸せそうな家族を、何を思って見送っていたのだろう』
私は眠ってしまった息子を背負い、妻の済むマンションの階段を上っていました。
「今日はご馳走様でした。コーヒーでもどうですか?」
「でも・・・・・・いいのか?」
「この子と2人だけだから」
「2人だけ?」
『いつもこの子は、一人この部屋で母親の帰りを待っているのか』
私は思い切って聞いてみました。
「明とは?」
「彼は・・・・・死にました」
あの日の帰り、彼は駐車してあった大型トラックに、ノーブレーキで突っ込んだそうです。
それは妻に言われた事を考えていて気付かなかったのか、または意識的に突っ込んだのかは分かりませんが、どちらにしても死ぬ直前まで妻の事を考えていた事でしょう。
妻は多くは語りませんが、おそらく自殺だと思っていて、それで責任を感じて会いに来なかったのだと思います。
自分だけ幸せになろうとする事を、悪い事だと思ったのかも知れません。
「やはり彼を好きだったのか?」
妻は俯いているだけで、私の質問に答えてはくれません。
「もういいじゃないか。昔の事だ」
「あなたに悪いと思っても、彼がどの様な酷い事をしても、やはり私は嫌いにはなれなかった。でも彼に対する気持ちは、本当に愛とは違っていたの。私が愛していたのは・・・・・・・」
妻は息子を託児所に預け、出産から1年後には仕事に復帰したそうです。
しかし借りたアパートが私達の暮らしていた家から近く、私が君江さんと続いていると思っていた妻は、近くにいるのが耐えられずに転勤願いを出しました。
そして転勤となった街がここなのです。
私は運命を信じません。
それは何でも運命だと片付けるだけで、成るべくして成ったと思っていたからです。
しかし流石に今は運命を信じています。
この様な偶然があるなんて、他には説明が付きません。
「ありがとう」
「何がです?」
「健太を育ててくれて」
それからの私は、妻が仕事で遅くなる日は息子を迎えに行って一緒に食事をします。
今まで放っておいた時間を取り戻すかのように、休日は必ず息子の行きたい所に3人で出掛けるのですが、まだ父親だとは名乗っていません。
名乗っていないと言うよりは、まだ父親らしい事を何もしていないので名乗れないのです。
妻に対しても正式にプロポーズしたいのですが、息子の気持ちを考えると焦らずじっくり考えて進めようと思います。
そのくせ週末の夜は、息子が眠ると既に夫婦になってしまっている私達です。

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弱い鬼 10/25(水) 06:34:33 No.20061025063433

妻は気だるそうに私の膝から降りるとパンティーを直し、床に座り込むと泣き出しました。
「昨日君江さんが来たの。そして君江さんは言ったの。あなたは君江さんを私だと思って抱いていると。普段でも私の事ばかり考えていると」
確かに最近の私は妻の事を考えていました。
君江さんの身体に、寂しさをぶつけた事もあります。
しかし君江さんを妻だと思って抱くような、そんな失礼な事はしていないつもりでしたが、彼女はそう感じていたのでしょう。
「私は嬉しかった。凄く嬉しくて、何も考えずに来てしまった。でも、あなたの顔を見たら怖くて感情を出せなかったの。君江さんの勘違いじゃないかと。やっぱり君江さんの勘違いだった。あんな事をしてしまって許してもらえるはずが無い。そんな事は分かっていたのに」
妻は寝室を飛び出して行ってしまいましたが、私は後を追う事が出来ません
それは意地を張っていただけではなく、君江さんの名前が出た事で彼女を思い出してしまい、彼女に対して後ろめたい気持ちから動けなかったのです。
『俺は君江を、ただの慰み者にしていた訳ではない。俺を裏切った優香が嫌になり、優しい君江を愛したから関係を続けていたんだ。今の俺は君江を・・・・・』
そう自分に何度も言い聞かせていましたが、玄関の辺りで物音がすると、私は君江さんの事も忘れて部屋を飛び出していました。
「どこへ行く!お前は君江の代わりに来たのだろ。自分だけ満足してさっさと帰ってしまうのか?本当に勝手な奴だ」
この時の私には、この様な言い方でしか妻を引き止められませんでした。
「分かりました」
妻は玄関にバッグを置き、俯いたまま寝室についてきます。
「早く脱げ。裸になってそこに横になれ」
妻に覆い被さって乳房を乱暴に掴むと、乳首の先から乳が飛び散りました。
『これは息子の』
神聖なものを触ってしまった気がして、性欲はどんどん失われていきましたが、私の口から飛び出した言葉はそうではありません。
「やめた。奴に散々突っ込まれた穴に入れる気なんて起こらない。散々奴の精液で汚された身体を抱く気にはなれない。優香だって、本当は俺なんかに抱かれたくないだろ。今夜はもういいから明日は早く起きて、洗濯と掃除はちゃんとしていけよ」
結局この日は別々の部屋で寝て、朝起きると妻は洗濯機を回しながら朝食の準備をしていました。
「おはよう・・ございます」
妻を見ると目が真っ赤で、眠れずに夜通し泣いていたようです。
妻はこのあと家中を掃除し、昼食の準備を始めた時に玄関のドアを乱暴に叩く音が聞こえました。
「開けろ!優が来ているだろ!開けろ!」
近所の手前もあってドアを開けると、彼は私を押し退けて勝手に入っていってしまいます。
「優の実家に行って中の様子を伺っていたが、どうも様子が変だったのでもしやと思って来てみたが、やっぱりここに来ていたか。優、帰ろう。優を幸せに出来るのはこの男じゃない。こんな所にいても幸せにはなれない」
すぐに彼の後を追って肩を掴むと、彼が手首を掴んで捻った為に私は仰向けに倒れ、馬乗りになった彼に両腕を押え付けられて自由を奪われてしまいました。
「放せ!」
「優に付き纏うなと言っただろ!もう優に近付くな」
「放して!この人に何かあったら、私は絶対にあなたを許さない!」
妻を見ると、両手で包丁を握り締めています。
「優!」
「もう私に付き纏わないで!」
妻は包丁を前に突き出した状態で、彼に向かって走り出しました。
「優香やめろ!健太はどうなる!」
私の声で妻は立ち止まりましたが、鋭い眼差しで彼を睨みつけています。
『嘘じゃなかった。優香は俺を・・・・・・』
しかし私を助けようとしたのは、私への愛からだけでは無い事を次の言葉で知ります。
「どうして?人を力で押え付けるのは、体だけでは無くて心まで押え付けてしまう事を知っているはずなのに。それなのに・・・・・・もう二度と私の前に現れないで!」
「優・・・・・俺は・・・・・」
彼は妻の視線から逃げるように俯くと、立ち上がって玄関に向かって歩き出しました。
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弱い鬼 10/24(火) 06:47:52 No.20061024064752

私は頭の中で、ある仮説をたてていました。
妻もずっと明を好きだったのではないかと。
しかし彼を見ていると忌まわしい記憶が甦ってしまい、それから逃げたくて彼からの愛を拒絶していたのではないかと。
本当は明を愛していても、彼と付き合い一緒になる事は傷を舐め合っているようで許せなかった。
「優香も明を愛していたのだろ?俺と付き合ったのも、明を見ていると当時の事を思い出してしまうので、奴から逃げただけじゃないのか?もう俺とは離婚が成立しているのだし、明と一緒になっても何の問題も無い。それなのに、なぜここに来た?君江と何を話した?」
「大学生の時、あなたのデートの誘いにOKしたのは、今考えるとあなたの言った様に彼から逃げたかったのかも知れない。彼から逃げたかったと言うよりも、過去から逃げたかったのかも知れない。でも会う度にあなたを好きになっていったの。結婚したのもあなたを愛していたからで、決して彼や過去から逃げたかったからじゃない。今でもあなたが好き。彼とあの様な事をしてしまって信じてはもらえないだろうけれど、私が愛しているのは今でもあなただけです」
「でも子供の父親が明だったら、俺とは別れる事が出来た。現に今も簡単に別れられた。ただそれだけの愛だったんだ」
「私はあなたを愛していました。でも子供が出来て彼の子供だと思った時、あなたは許してくれないだろうと思った。そうしたら子供の将来が心配になって。生まれながらに父親のいない子供が可哀想で」
長年子供が授からない事で苦しんでいた、妻の気持ちも理解出来るつもりです。
もう諦めていた子供が出来、子供の事しか考えられなかった妻の気持も少しは理解出来るつもりです。
しかし夫婦になると言う事は、ただお金や生活を共有し、子供の為だけに一緒にいるだけでは済みません。
相手の人生なども全て共有し、身体も相手に捧げるのです。
「優香は明を愛してはいないと言うのだな?奴とは兄妹の様な感情しか無いと言うのだな?明を男として見ていなかったと言うのだな?」
「・・・・はい」
「夫婦に成るという事はセックスもするのだぞ。お前は兄妹でセックスをするつもりだったのか?毎晩兄に抱かれようとしていたのか?」
「それは・・・・・・・」
「現に結婚しなくても奴に抱かれているじゃないか。奴に感じさせられて、俺には聞かせた事が無いような凄い声まで上げていたのだろ?お前は兄に抱かれて、歓喜の声まで上げるのか?兄に跨って、自ら腰まで振れるのか?嘘を吐くな!お前だって奴を異性としてずっと意識していた。お前はメスとして、オスとしての奴を求めた。だから俺と別れて結婚しても良いと思った。お前の身体は奴を夫として、十分向かい入れる事が出来たんだ。それが奇跡的に俺の子供だった為に、父親としての俺を求めただけだ。違うか!」
「違う!違う!私はあなたを愛している!私が愛しているのはあなただけ!」
私は妻の服を荒々しく剥ぎ取ってブラジャーとパンティーだけの姿にすると、子供を叱るかのように膝に腹這いに乗せて、お尻を何度も平手で叩きました。
「奴の子供だったら、今頃お前は奴を愛していた!そうだろ!」
「違う!私はあなたを・・・・痛い・・・やめて・痛い」
「奴の子供だったら、今頃奴に甘えてセックスをお強請りしていた!」
「お願い・やめて・・・・痛いです」
しかし私は、妻のお尻を叩き続けます。
「何だ、この厭らしい下着は!本当は奴に抱かれたいくせに、こんな下着で俺を誘いやがって!」
妻は黒いレースの下着を着けていたのですが、お尻を叩いている内に指が大事な所に当たってしまい、指先に湿り気を感じたので見てみると、その部分だけが濃い黒になって湿っています。
「こんな事をされて感じているのか!いつからそんな淫乱になった!こんな事をされて感じるように、奴に調教されたのか!」
「違います!・・・痛いからやめてー」
叩くのをやめてパンティーを下げ、指を2本当てると難なくヌルリと入ってしまいます。
「何が違うだ!こんな事をされて濡らす女になりやがって!」
中で指を曲げて前後に動かすと、妻のそこはどんどん潤ってきます。
「やめて・・・いや・・・・」
私が指の動きを速くすると、速さに比例して妻の声も大きくなっていきます。
「尻を叩かれただけで、濡らす女になりやがって!こんな話をしている時でも、こんなに濡らしてしまう女になりやがって!」
「違う・・・私はそんな・・・・・・」
「何が違うだ!これでも違うと言うか!」
「いやー・・・こんなのいやー・・・いや・いやー」
嫌と言いながらも妻は飢えたメスになっていて、自らも腰を動かしながら登り詰めてしまいました。
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弱い鬼 10/23(月) 06:32:20 No.20061023063220

リーダー格の女が笑いながら見ている前で、7人の手によって全裸にされた妻は、大きく脚を開いた格好で押さえつけられていました。
「私達は確かにスケベ親父に処女を売ったが、それでもまだ相手は人間の男だ。しかしあんたは、こんな物で処女を失くすんだよ」
リーダー格の女は理科室から持って来た試験管を出し、妻の大きく開かれた脚の間に座ります。
「じっとしていなよ。暴れたら中で割れてしまって、大変な事に成るよ」
そう言われた妻は怖くて動けず、ただ泣く事しか出来ませんでしたが、いよいよ先が少し入ってきたと思った時に、入り口が開いて叫び声が聞こえました。
「やめろー!」
その声の主は、日頃から妻の様子が変なのを心配していて、義母から学校に行ったと聞いて嫌な予感がして駆けつけた彼でした。
しかしその頃の彼はひ弱だった為に、助けるどころか逆に押え込まれてしまいます。
「こいつは誰だい?」
「優香といつも一緒に登校して来る、隣のクラスの明という男です」
「そうか・・・・・・・それは面白い。こいつのズボンとパンツを脱がしてしまいな」
彼はベルトを外されて、下半身だけを裸にされてしまいます。
「彼女を助けたいか?助けたければここでオナニーして見せな。手を放してやるけれど逆らうと、大事な彼女がどうなっても知らないよ」
妻を見ると依然試験管を当てられていて、暴れれば割れると言われたのが怖くて動けずにいます。
「早くしなよ。まさかやり方を知らないのか?こうやってするんだよ」
リーダー格の女は彼のチンチンを握って扱き始めましたが、この様な状況で変化するはずもありません。
「出すまで許さないよ。そうだ。目の前で大好きな彼女のオマンコを見ればその気に成るだろ。彼女を彼の顔の上に跨らせて、彼にオマンコを見せてやりな」
「いやー。やめてー」
しかし妻は両腕を抱えられ、髪の毛を引っ張られて彼の所に連れて行かれ、顔の上に中腰で跨った状態にされてしまいます。
「ほら。大好きな彼女のオマンコだよ。いつも想像してオナニーしていたんだろ?」
すると彼のチンチンに変化が現れます。
「ほーら、大きくなってきた。誰か彼女のオマンコを開いて、彼に中まで見せてやりなよ」
彼の足を押えていた女が手を放しても、もう彼は抵抗せずにじっと横たわっています。
そして妻がその女の指で開かれると、彼は更に硬さを増していき、リーダー格の女は笑いながら手の動きを早くしました。
「みんな見てごらん。こいつは本当に出してしまいそうだよ」
その時女は急に手の動きを止めて、彼から離れてしまいました。
「あとは自分でやりな。彼女を助けて欲しかったら早くしなよ」
彼は8人の女に冷やかされ、笑われながらも自分で扱き始め、瞬きもせずに妻の開かれたオマンコを見ながら射精してしまいました。
その後妻は、試験管を自分で突っ込んだ事のある女と噂を流され、理科の実験に使う試験管から『リカちゃん』とあだ名をつけられ、彼はその様な妻の姿を想像しながら、毎晩オナニーをしていると噂を流された為に『オナ』と呼ばれるようになりました。
私はその時の妻のショックを考えると、可哀想で抱き締めたくなりましたが、まだ意地を張っていて出来ません。
「その時に傷付いた者同士、結婚の約束をしたのか?」
「いいえ」
その後妻へのイジメは徐々に減っていったのですが、隣のクラスでは『オナ』というあだ名をつけられた彼に対するイジメが始まります。
「私が原因で彼へのイジメが始まったから、毎日彼の部屋に行って孤独な彼に『私がいるから』とか『一生私がそばにいるから』とか言って慰めていました。
私は兄妹の様な感情で言っていたのだけれど、彼は異性として意識していたみたいで・・・・・・・」
その後妻と彼は励まし合い、虐めていた連中が行けないような学校を目指して猛勉強を始めます。
妻と彼には、絶対に知られたくない共通の秘密があったのです。
これを聞いて、妻を虐めていた連中に怒りを覚えると同時に、妻と彼の深い心の繋がりを感じました。
妻が彼の事を、心底悪い人間だとは思えない理由も分かったような気がします。
彼は多感な思春期に、8人もの女生徒の前でオナニーをさせられ、しかも射精までしてしまった事が、その後の人格形成に影響を及ぼしているとすれば、妻にも責任が無いとは言えません。
妻もその事に対して責任を感じているとすれば、彼を憎み切れないのも頷けます。

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