投稿者:MM 投稿日:2004/08/05(Thu) 20:44
5月2日(日)
朝、目が覚めると、妻は隣のベッドでまだ眠っています。起こさない様にそっと部屋を出て、コ
ーヒーを煎れていると妻が起きてきました。
「すみません。私が用意しますから休んでいて下さい。」
「今日はいいから休んでいろ。」
妻の顔を見ると、泣いた後のように目が少し腫れているような気がします。
コーヒーとトーストだけの朝食を食べながら、疑問だらけの私は。
「昨日は何処で仕事をしていた?帰ってから、一緒に夕飯でも食べようと美鈴の会社まで行った
が、誰もいなかったぞ。」
「え・・・・。言って無かったですね。ごめんなさい。会社ではなく、メーカーで・・・・・。」
言ってしまってから後悔しました。妻に先に言わせないと言い訳されてしまいます。この様な時
でも、私は妻と駆け引きをしていました。
「あいつも一緒だったのか?」
「はい。でも、私は自分の車で行っていたので行き帰りも別々で、他の社員も5人行っていまし
た。あなたが疑うのは当然です。ごめんなさい。仕事以外、何も有りません。」
妻の会社へは電車を利用した方が便利ですが、メーカーへは車で行った方が早いので、妻の話は
辻褄が合っています。しかし、妻の力の無い話し方が気になりました。
「俺と別れる様な事はしていないだろうな?俺を犯罪者にしてしまうような事はしていないだ
ろうな?信じていいのか?」
「・・・・・・はい。」
妻はまだ少し身体がだるいと言って、寝室に行きました。
私には、もう1つ疑問に思っていた事が有りました。昨夜帰って来てから、妻はシャワーを浴び
るどころか、下着も穿き代えた様子が無いのです。妻の性格からいって、少しでも動ければシャ
ワーを浴びたがるはずです。それが出来なくても下着ぐらいは穿き代えるはずです。何か秘密が
有るような気がして、寝室に行き。
「急に美鈴のが見たくなった。下を脱いでくれ。」
「私、今日は。」
「分かっている。何もしない。見るだけだ。」
妻は仕方なく、パジャマのズボンと一緒にパンティーも脱ぎました。妻の足を開き、覗き込んで
いると、この様な時でも私の物は、自然と元気になってきます。
変わった様子は有りませんでしたが、ただ、昨日出掛ける前にシャワーを浴びたとしても、もう
24時間は経っています。その前の夜だとしたら30時間以上です。そのわりに妻の匂いが少な
い様に感じました。次に、パジャマと一緒に脱いだパンティーを手にとって見ましたが、普段ど
おりの白い物で、特別セクシーな物では有りません。ただこれも、長い時間穿いていたにしては、
きれいだと思いました。
この様子を見ていた妻は、私がなぜこの様な事をしているのか分かり。
「あなた・・・・。私・・・・・・・。」
「どうした?」
「いいえ。疑われても仕方ないです。ごめんなさい。」
そう言う妻の目には涙が溜まっています。この涙は、私を裏切っていて出てくる物か、私に疑わ
れて、悲しくて出てくる物かは分かりません。ただ妻が普通でない事は感じました。
5月3日(月)
この日も妻はほとんどベッドから出てきません。
「病院に連れて行こうか?」
「大丈夫です。ただの疲れだと思います。」
コンビニへ昼食の弁当を買いに行き、妻が眠っているといけないので、物音を立てない様に家に
入り、そっと寝室のドアを開けると、妻は携帯で電話していました。私に気付いて慌てた様子で。
「ではまた6日にメーカーの方に行きます。失礼します。」
妻の携帯を取り上げて調べると、掛かって来たのではなく、妻から野田に電話したものでした。
「どういう事だ?説明してくれ。」
「ごめんなさい。仕事が気になって。あなたには言えませんでしたが、まだ終わって無かったの
で、昨日もみんなはメーカーに出向いているはずです。私があまり疲れているようなので、私だ
け休めと言われました。私は行くつもりでしたが、とても行けそうも無くて。」
「どうして俺のいない時に電話するんだ?疚しくなければ俺がいてもいいだろ?」
「折角帰って来てくれたのに、私がこの状態で、その上仕事の話だと気分を悪くすると思いまし
た。相手が課長では尚更・・・・・・・。」
妻が言っている事は本当の話かもしれません。しかし、もうピエロになるのは御免です。何とか
調べてみようと思いました。妻の話が本当なら、それに越した事は無いのですから。