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北原夏美 四十路 初裏無修正

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黒熊 11/16(木) 00:18:45 No.20061116001845 削除

ソファーに腰を下ろし多少落ち着きを取り戻すと、未だにテレビの画面に
は妻と男の痴態が映し出されている事に気付きました。

『アアッ!…アアアンッ!…イイッ!…イイのッ!…アアッ!…ヒロユ
キくんッ!…わたしッ…わたし、またイッちゃうッ!…アアアアンッ!…
イッ!…イクッ!…イクッ!…イクウゥゥゥゥゥッ!!』

スピカーからも依然と妻のあられもない善がり声が響いています。しかし、
突然の出来事に必死で赦しを乞う二人は、その事さえ忘れてしまっている
ようです。

「早く止めろッ!」

私は目の前で土下座をする二人に向かって吐き捨てるように言いました。
すると二人は「えッ?」とでも言いたげな表情で顔を上げます。未だに私
の言ったことの意味が理解できていないようでした。

「早くその厭らしいエロビデオを止めろと言ってるんだッ!」

私が語気を強めながら言うと、妻はようやく言葉の意味が理解できたよう
で、「ヒッ…!」と声を詰まらせながらテーブルの上のリモコンを取り上
げ、あたふたと停止のボタンを押しました。そしてすぐさま額を床に擦り
つけ「ごめんなさいッ…ごめんなさいッ…」と詫び続けるのです。

「一体どう言うことだ?…判るように説明してくれ…」

私は懸命に感情を抑え込み、どうにか冷静な口調でそう問い掛けていまし
た。しかし、私の問い掛けに二人は土下座をしたまま何も返す事ができま
せん。

「由紀子ッ!…どうしてこんな男が俺の家に居るんだッ!」

「そッ…それはッ…」と私の問いに声を返したのは妻ではなく男でした。

「お前は黙ってろッ!…俺は由紀子に聞いてるんだッ!」

私は男を威圧するような態度で言います。すると妻がゆっくりと顔を上げ
ました。

「わ…判りました…私が…ちゃんとお話ししますから…もう彼は帰して
あげてッ…は、早く病院に行かないと…」

「そんな事はどうでもいい!…それとも、そんなにこいつの事が心配
か!?…俺達夫婦がどうなるかも判らないのに…それよりもこいつの事
の方が大事だとでも言うのか!?」

「そ…そんなことは…」

妻が何か言おうとした時、今度は男が顔を上げました。

「ぼ、僕のことだったら心配しないでください…このくらいの傷…何とも
ありませんから…」

そう言う男の顔は見るも無残に腫れ上がり、未だに止まらない血がポタポ
タと床に滴り落ちています。それでも男は必死に妻の事を庇うように、心
配しないでと繰り返すのです。
「そんな事言っても…」と妻も男の怪我が心配なようで、しきりに私の顔
色を覗っていますが、怒りの収まらない私は意地でも男を帰すことはしま
せんでした。
そして今の私には何を言っても無駄だと判断した妻は、ようやく私の質問
に答え始めるのです。

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黒熊 11/13(月) 23:35:06 No.20061113233506 削除

激しい音を立てて開けられたサッシへと、二人はビクリ!と全身を弾ませ
るようにして振り向きました。そして一体何が起こったのか理解できない
といった表情で石のように固まっています。
それもそうでしょう、この場に…いや、日本に居るはずのない私がいきな
り現れたのですから。

私は土足のまま二人へと歩み寄り、呆然としている男の胸座を掴んで立ち
上がらせると、怒りに任せて顔面を殴り付けました。

――グシャッ…!

肉が潰れるような嫌な音がしたのを覚えています。
男は殴られた顔面を両手で押さえて床へと崩れ落ちました。
私は再び男の顔面を蹴り上げます。その時も凄まじい音がしました。辺り
に血しぶきが飛び散るのが判りました。
それでも怒りの収まらない私は、グッタリとした男の腹や脇腹をこれでも
かと蹴り上げました。
と、そこで、背後から私の腰に誰かがしがみ付いてきました。

「あなたッ!…やめてッ!…お願いッ!…もうやめてッ!」

妻でした。妻が涙でグシャグシャになった顔を引き攣らせて、私の腰にし
がみ付いているのです。
私はもう一度男の腹に蹴りを入れると、今度は妻へと向き直りました。
「お願いッ!…やめてッ!…やめてッ!」と尚も私の腰にしがみ付く妻の
髪を鷲掴みにすると、私は妻を引き摺るようにして立ち上がらせます。

「ふざけるなッ!!」

私は叫ぶように言うと、今度は妻の頬を張りました。妻はソファーへと崩
れ落ちます。
それでも私はもう一度妻の髪の毛を掴み上げ、片手を振り上げました。
すると再び、背後から誰かが腰にしがみ付きます。

「すみませんッ!…すみませんッ!…悪いのは僕なんですッ!…すみま
せんッ!」

私に蹴り上げられてグッタリとしていたはずの男が、必死に私の腰にしが
み付いているのです。
そこで私はもう一度妻の頬を張り倒し、再び男へと向き直ります。
男の顔面は血だらけでした。口からもダラダラと血反吐を滴らせています。
そんな痛々しい男の顔を見ても、私の怒りは納まることはありませんでし
た。
しかし、これ以上殴る蹴るの暴行を繰り返せば取り返しの付かない事にな
ってしまうと本能的に察知したのでしょう。私は蹴り上げると言うよりも、
靴の裏側で男を押し遣るようにして蹴倒しました。
それでも妻は私の多少の手加減にも気付く事はなく、「お願いッ!…やめ
てぇッ!」と繰り返しています。

「ハアッ…ハアッ…ハアッ…ハアッ…」

私は興奮状態のまま、深い呼吸を繰り返しながらその場に立ち尽くしてい
ました。

「あなたッ…ごめんなさいッ…ごめんなさいッ…赦してッ…馬鹿な私を
赦してくださいッ…」

私の腰にしがみ付いたまま、妻がボロボロと涙を零しながら赦しを乞いま
す。

「すみませんッ…悪いのは僕なんですッ…本当にすみませんッ…」

男は血だらけの顔を床に押し付けるようにして土下座をしています。

「ふざけるなッ!…お前ら二人して俺を馬鹿にしやがってッ!」

未だに怒りの収まらない私は、目の前のソファーを思いっきり蹴り上げま
した。ソファーは倒れこそしませんでしたが、ガガッ!とフローリングの
床を引っ掻くような音を立てて斜めを向きました。

「ヒッ!…や、やめてッ!…お、お願いッ!…お願いですッ!」

「すみませんッ…すみませんッ…全て僕の責任ですッ」

腰に縋りついた妻と土下座をした男が必死で赦しを乞います。
それでも怒りの収まらない私でしたが、このまま暴力を繰り返していても
何の解決にもならないと思い、腰にしがみ付く妻を払い除け、斜めにずれ
たソファーへとドッカリと腰を下ろしました。
すると男は私の前へと身体を移動させ、そこで再び床へと額を擦りつける
ように頭を下げます。それを見た妻も男の隣に並ぶようにして座り、同じ
ように土下座をするのです。
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黒熊 9/1(金) 22:39:51 No.20060901223951 削除

「どうしてッ!?…何が駄目なのッ!?」

「駄目なのッ…わたし…わたし…もうこれ以上あの人を裏切れない…判
ってッ…私は主人の事を愛しているのッ…誰よりも主人の事をッ…」

妻はソファーの背凭れに斜めに身体を預けたまま、両手で顔を覆って「ワ
ッ…!」と泣き声を上げます。

「そんなのないよッ!…ねッ?…ほら…」

男は釈然としない表情のまま再びビデオのリモコンを取り上げ、何やら操
作をしています。そしてテレビの画面に、また新たな映像が映し出されま
した。

『…アアッ!…イッ…イイッ!…気持ちいいッ!…アアンッ!…こ、こん
なのッ…初めてよッ!…アアッ!…わ、わたしッ…も、もうッ!…アアア
アッ!!』

スピーカーから聞こえる音声は、先程の善がり声よりも更に卑猥さを増し
た、狂ったような妻の嬌声でした。
そして画面には、自分の脚を男の腰に絡み付けて、自ら卑猥に腰を振りた
くる妻の姿が映し出されているのです。

「ほら…僕たちはもうこんなに愛を確かめ合ったんだよ?…どう見たっ
て、お互いに愛し合ってる二人じゃないかッ…ねッ?…旦那さんなんかよ
りも…きっと僕のほうが由紀子さんにはピッタリなんだよ…」

男が話し掛ける間にも、妻は顔を手で覆ったままイヤイヤと首を振ってい
ます。
それでもスピーカーからは妻の狂ったような善がり声が響き渡るのです。

『…アアッ!…ダメッ!…アアンッ!…そこッ!…そこッ!…アアッ!
…イイッ!…イイのッ!…気持ちいいッ!…アアアアンッ!…こ、こんな
の初めてッ!…アアンッ!…ダメッ!…ダメェッ!…アッ!…イ…イク
ッ!…イクッ!…イクイクッ!…アアアッ!…イクゥゥゥゥゥッ!!』

「ほらッ…由紀子さんも思い出してよッ…僕たちあんなに愛を確かめ合
った仲じゃないかッ…ねッ?…旦那さんとじゃ、あんなに気持ち良くなれ
ないんでしょ?…由紀子さんは、僕とじゃなきゃ駄目なんでしょッ?」

妻との激しい性交の場面を見せながら、男は執拗に詰め寄ります。そして
再び妻の手を取ると、自分の股間へと導くのです。

「ああッ…だ、だめッ…お願いッ…違うのッ…あれは…あれは…違うのッ
…お願いッ…もう…これ以上は…赦してぇッ…」

そう言って拒絶の言葉を吐きながらも、妻は男に促されるままに男の股間
を摩り上げるのです。その仕草は、まるで男を受け入れようとしているよ
うに私には見えました。
そして私はこの時、完全に妻を失ったような感覚に襲われたのです。もは
や妻はこの男から離れられないのだと、私は本能的に感じたのでした。

「由紀子さんッ!」

再び男が妻の身体に圧し掛かっていきました。

「駄目ッ!…だめぇッ!…お、お願いッ!…もうこれ以上は駄目なのッ!
…お願いッ、判ってぇッ!」

「そんなの関係ないよッ!…僕が由紀子さんの全てを受け止めてあげる
からッ!」

目の前で起こる出来事に完全に打ちのめされていた私ですが、妻に圧し掛
かる男の姿を見て雄の本能が呼び覚まされたのでしょうか。私は不意に激
しい怒りに全身を震わせていました。
それは男に対するものなのか、それとも妻に対するものなのか、あるいは
両方に対するものなのか、その時の私には判りませんでした。
しかし、私は全身から湧き上る怒りに任せてサッシ窓を力強く押し開けた
のです。
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黒熊 9/1(金) 22:37:46 No.20060901223746 削除

男は妻の両手を握り締めたまま、そっと妻の表情を覗き込みます。

「由紀子さん…僕は本当に、由紀子さんの事…心から愛しているんだ…き
っと…幸せにしてみせるから…」

私と妻が交際している時期でも告げた事のないようなセリフを、男は優し
く囁くように告げるのです。それだけで、私の心は打ちのめされてしまい
そうでした。
男性器の大きさも然ることながら、この男は妻を悦ばせる術を知り尽くし
ているように思えるのです。セックスのテクニック然り、愛情表現然り、
そして優しさと強引さ――到底私には真似の出来ないことであり、そして、
この男は妻が本当に求めている物全てを持ち合わせているように思える
のです。
そうやって私が情けなくも敗北感に打ちのめされていた時、男が次の行動
にでました。男は優しく握り締めていた妻の手を、そっと自分の股間へと
宛がわせたのです。

「…えッ?…アッ…いやッ!…やめてッ!」

男の行動に、妻はその手を振り払うような素振りを見せます。

「由紀子さんッ、逃げないでッ…お願いだからッ…」

男は妻の手を股間に押し付けたまま、真剣な眼差しで妻を見詰めます。

「勿論、セックスが全てじゃないって事は僕にも判ってる…でも、お互い
の愛を確かめ合う上では…それも充分必要なことなんだよ…そして、愛が
深ければ深いほど…きっと、感じる快楽も大きくなってくると思うんだ
…」

「そ…そんなこと…それとこれとは…」

それとこれとは違うと、妻は言おうとしたのでしょうか。しかし男は妻の
言葉を遮るようにして話を続けます。

「由紀子さんに対する僕の愛の深さがわかるでしょう?…僕は…凄く気
持ち良かった…そしてきっと、由紀子さんも…旦那さんとの行為以上に…
感じてくれてたはずだよね?」

「だ…だから…それとこれとは…」

「由紀子さんも僕の事「好き」って言ってくれたじゃないか…」

「…………………」

「ほら…本当はもう判ってるんでしょう?…由紀子さんにとって、僕と旦
那さん…どちらが大切な存在なのか…」

男はそう言うと、股間に宛がわせた妻の掌で、ジーンズ越しの膨らみを撫
で上げさせるのです。

「…ッ…ァアァッ…」

妻の唇から小さな吐息が零れるのが判りました。そして既に、妻は男の手
を振り払おうとする素振りすら見せないのです。
このままだと、きっとこの二人はこの場で愛を確かめ合ってしまうと私は
直感しました。もはやこの二人の間には私の入り込む余地などないのでは
ないかと、情けなくも思ってしまったのです。

「由紀子さん…」

男はそう言って、股間に宛がわせていた妻の手から自分の手を離しました。
しかし、妻の手は依然と男の股間の膨らみを撫で上げているのです。

「僕の気持ちを受け止めてくれるね…」

男が妻の身体を正面から抱き寄せ、抱きしめます。妻はと言えば、もはや
男の成すが侭になってしまっています。
男はそれが暗黙の了解とばかりに、妻の身体をソファーへと押し倒します。
しかし、その時です。

「いやッ!…だめッ!…駄目よッ!」

妻は男の身体を力強く押し返しました。男は唖然とした表情で妻の表情を
見詰めていましたが、徐々にその表情は憮然としたものに変わっていきま
した。
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黒熊 8/29(火) 15:51:55 No.20060829155155 削除

リビングのソファーでは、恥かしそうに俯いて両手で顔を覆う妻に男が何
やらしきりに話し掛けています。当然その声は私にも届いているはずです
が、呆然自失としていた私の耳には聞こえていませんでした。
私は部屋の中の二人の様子を、まるで夢でも…いや、悪夢でも見ているよ
うな感覚で呆然と眺めていました。目の前で起こっている事態が、どうし
ても現実のものだとは感じられなかったのです。

最初に目にしたのは、懸命に妻を口説き落とそうとしている若い男の姿で
した。そしてそれをきっぱりと断った妻。
それまでの経緯は判らないにしても、その時点まででしたらまだ私の頭の
整理もどうにか付いていたはずです。
しかし、大画面のテレビに映し出されている妻と男の痴態――両手を拘束
されていたと言う事から、無理矢理に犯されてしまったのかとも考えまし
たが、妻の善がり声や仕草などから見ると決して嫌がっているようなふう
でもなく、それどころか嬉々としてそれを受け入れているようなのです。
「もっと」と男の責めを強請る妻。
「好き」と告げながら、男の名前を愛しそうに叫ぶ妻。
「大きい」と告げながら、さも大事そうに男の怒張へと奉仕をする妻。
どの場面でも妻の眼差しは淫猥に蕩け切り、その男の事を心から愛しく思
っているように感じました。
そしてそれは、決して私との営みでは見せた事がないほどに、男に対して
献身的に尽くしているのです。

(…どう言う事なんだ?…一体…由紀子は…)

私は妻の本心が判らなくなりました。
確かに先程は、男からの告白を断り私の事を選んだはずです。私の事を「愛
している」とも言っていました。
しかし、画面の中で繰り広げられる妻と男の交わりを見れば、そんな妻の
言葉も全て嘘に思えてしまうのです。

――それって、由紀子さんの本当の気持ちじゃないでしょ!?…ねえッ、
もう世間体にとらわれるのはやめて…そんな体裁だけの言葉じゃなく…
由紀子さんの本当の気持ちをおしえてよッ!――

男が妻に詰め寄った時の言葉が、私の頭の中でグルグルと巡りました。男
の言うように、私を愛していると言うのは本心ではないのでしょうか。た
だ世間体や体裁だけで、本当の気持ちを押さえ付けているのでしょうか。
そして、この男の存在です。
妻は私より、本当はこの男の事を愛してしまったのではないでしょうか。
ビデオの映像とスピーカーからの音声を聞く限り、私にはそう思えて仕方
がないのです。

(もしかしたら俺は、妻に捨てられるかも知れない…)

私の心の中でそのような思いが急激に湧きあがってきました。それは嫉妬
と言うよりも、もはや敗北者としての感情のほうが大きくなってしまって
いました。
その時、呆然自失の状態で固まっている私の耳にリビングからの妻の声が
聞こえました。

「お願いッ!…もうこれ以上私を困らせないでッ!」

妻はシクシクとすすり泣きを零しながら、俯いたままの顔を両手で覆って
頭をブルブルと振っています。

「お願い…私の事も判ってッ…私には夫が居るのッ…家庭があるのッ…
だから…もうこれ以上私を困らせないでッ!…お願いッ…お願いだから
ッ…」

そんな妻の姿を見ながら、私は身動き一つすることも出来ず、ただジッと
リビングの様子を覗っているだけなのです。

「由紀子さん…」

男はゆっくりと口を開きました。

「僕は旦那さんよりも…由紀子さんの本当の姿を知っていると思う…そ
して、由紀子さんは旦那さんと一緒に居る限り…ずっと…一生…本当の自
分を隠して生きていかなきゃいけないんだよ?…それでいいの?…由紀
子さんは、それで本当に幸せなの?」

男の言葉に、妻は両手で顔を覆ったままシクシクとすすり泣きを零すばか
りで何も答えようとはしません。

「ほら…ビデオを見てよ…」

テレビの画面には、男の怒張を愛しそうに奉仕する妻の姿が未だに映し出
されています。それは決して私にはしてくれた事のない情熱的な奉仕なの
です。

「旦那さんには…こんなに激しくしてあげた事ないって言ってたよね?
…それってつまり…旦那さんには本当の自分をさらけ出せないってこと
でしょ?…でも、僕の前でだったら…由紀子さんは本当の自分になれるん
だよね?」

男は俯いたままの妻をジッと見詰めながら告げます。そしてこう付け加え
ました。

「…きっと…それが本当の愛だと思うんだ…」

そう言うと男は、顔を覆ったままの妻の両手をそっと外し、優しく包み込
むように握り締めました。そして妻はその手を払い除けようともせず、た
だ俯いてすすり泣きを洩らすのです。
そんな二人の姿を見ながら、私はもはや負け犬同然の気持ちになっていま
した。
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黒熊 8/28(月) 00:33:20 No.20060828003320 削除

(な…なんだこれは?…一体…なぜ?…なぜこんな映像が…)

画面の中の妻は、頭の上で両手を縛り上げられた格好でベッドに寝かされ
ていました。そしてその妻の身体の上には、今目の前に居る若い男が覆い
被さっているのです。
私は訳が判りませんでした。殆どパニック状態だったと思います。

「ほらッ!…聞いてよッ!…由紀子さんの本当の声を…もう一度ちゃん
と聞いてよ!」

リビングから聞こえる男の声に私はハッと我に返りました。
男は手にしたリモコンを何やら操作しているようです。そして次の瞬間、
リビングのサラウンドスピーカーからビデオ映像の音声が響き渡りまし
た。

『アアアッ!…イッ!…イイッ!…ア…ア…ヒロユキ…くんッ…アアン
ッ!…す、すごいぃッ!』

それはあられもなく悶え喘ぐ妻の善がり声でした。
そしてその声は、私との営みでは聞いたこともないほどに蕩け切り、淫猥
な雰囲気を醸し出しているのです。

(う…うそ…だろ…?)

私はテレビの映像とスピーカーから流れる善がり声が、今までずっと一緒
に暮らしてきた妻の物であるとは到底信じられませんでした。しかし画面
に映っているのは確かに妻であり、スピーカーからの声は確かに妻の声な
のです。

『…アアッ!…す、すごいのッ!…アアンッ!…こ、こんなの初めてッ!
…アアッ!…も、もっとッ!…アアアァァンッ!』

「イヤッ!…やめてッ!…そ、そんなに大きくしたら外まで聞こえてしま
うッ!」

「ねッ?…これが本当の由紀子さんの姿でしょう?…ほら、あんなに僕の
身体に脚を絡めて…」

『アッ!…アアッ!…すきッ!…すきッ!…アアンッ!…ヒロユキくん
ッ!…ヒロユキくんッ!』

スピーカーから響く妻の善がり声に、私は愕然としてしまいました。そこ
で妻ははっきりと、その男の事を「好き」と告げているのです。

「お願いッ!…も、もう止めてッ!…ねぇッ!…もうお願いッ!…ヒロユ
キ君ッ!…もう止めてッ!」

妻の哀願に、男はゆっくりとソファーから立ち上がると、ビデオカメラへ
と近付きました。妻はと言えばビデオを止めてもらえると思ったらしく、
恥かしそうに俯いたまま両手で顔を覆っています。
しかし男はカメラからテープを取り出すと、その横に置かれていたもう1
本のテープをカメラに入れ再びソファーへと戻りました。
そしてテレビの画面には、新たな映像が映し出されたのです。

(…なッ!?)

私は再び驚愕してしまいます。
新たに映し出された映像は、妻が男の股間に顔を埋め男根を口に含んでい
る場面でした。

『チュパッ…チュパッ…ジュルッ…ジュルルッ…』

先程の善がり声とは違い、今度は糸を引くような粘着質な水音がスピーカ
ーから響きます。

「えっ?」

俯いて顔を覆っていた妻がビクリと表情をあげました。

「ほら、由紀子さん…あれが本当の由紀子さんの姿でしょう?…あんなに
美味しそうに僕のをしゃぶって…あんなの旦那さんにもしてあげた事が
ないって言ってたじゃない…」

「あ…あ…い…いやッ…いやぁッ…」

妻は再び俯いて頭をブルブルと振りながら顔を覆い隠します。ここから見
ても、妻の耳や頬、首筋が真っ赤になっているのが判りました。

『…ジュポッ…ンムムムッ…アアッ…す…すごいぃッ…チュバッ…チュ
バッ…ンンッ…こ、こんなに…大きいなんてッ…アアンッ…ジュルッ…ジ
ュルッ…ンンムムムゥゥッ…ジュボッ…ジュルジュルッ…ンンンッ…大
きいッ…おおきいっ…』

スピーカーから聞こえる妻の淫らな言葉に、私は心を引き裂かれるような
思いになりながらも自然と視線は画面へと吸い寄せられていました。
そしてその画面に映し出されている男の男根を見て、私は愕然としてしま
うのです。

その男根は色こそ日本人のものですが、サイズ的には黒人男性のそれを思
わせるように長大で逞しいものでした。
そして妻が、その日本人離れした特大の男根に舌を絡め、喉の奥深くへと
咥え込んでいるのです。

(由紀子は…あんなモノで……)

頭からスーッ…と血の気が引くのが自分でも判りました。全身から力が抜
け、脚はガクガクと震え、私はその場にへたり込んでしまいました。
それでも視線だけは、リビングの中の二人の様子を覗き込んでいるのです。
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黒熊 8/25(金) 16:41:39 No.20060825164139 削除
男の顔が…いや、唇が、妻の唇へと近付きます。
妻はこの男の口付けを本当に受け入れるつもりなのだろうかと、私は気が
きではありませんでした。
しかしその時です――ハッと我に返ったように顔を上げた妻がグイッ…
と男の身体を押し返したのです。
息も詰まる思いで見ていた私も、ホッと胸を撫で下ろしていました。気付
けば掌は滲み出た汗でグッショリと湿っています。

「…ヒロユキ君…本当にごめんなさい…あなたの私に対する気持ちが本
気だと言うことは、充分理解できるわ…でも、もう何度も言うようだけど
…私の気持ちは変わりません…私は今の生活を壊す気はないの…それに
…主人のことを今でも愛しているんです…」

ゆっくりと男を諭すように告げる妻の言葉に、メラメラと燃え上がってい
た嫉妬心が少しだけ鎮まるのが判りました。
今までにどんな経緯がこの二人の間にあったのかは勿論気になるところ
でしたが、最終的に妻の出した結論は私の事を選んでくれたのです。
それも私を目の前にしてではなく、やんわりと遠回しにでも断れるような
私が居ない状況の中で、妻ははっきりと男に私の事を愛していると告げた
のです。

「嘘だ!…それって、由紀子さんの本当の気持ちじゃないでしょ!?…ね
えッ、もう世間体にとらわれるのはやめて…そんな体裁だけの言葉じゃな
く…由紀子さんの本当の気持ちを聞かせてよッ!?」

男は妻の肩を揺さ振るようにしながら尚も詰め寄ります。

「判ってッ!…これが私の本当の気持ちなのッ!…ヒロユキ君が私の事
を想ってくれる気持ちは嬉しいけど…私はそれに応えることは出来ない
のッ!…ごめんなさいッ…ごめんなさいッ…」

「そんなのッ!…そんなの信じられないよッ!」

男の手を払い除けようとしながら告げる妻に、ヒロユキと呼ばれる男は尚
も食い下がるようにして妻の肩にしがみ付きます。
私はそろそろ潮時だなと思い、意を決してリビングへと踏み込もうとしま
した。
しかしその時です。男の発した言葉に私の身体は硬直してしまうのです。

「じゃあなんなのッ!?…このビデオに映ってる由紀子さんは嘘だって
言うのッ!?…違うでしょ?…これが本当の由紀子さんなんでしょ
う!?…ねえッ!…お願いだから本当の事を言ってよッ!…ねえッ!」

男の言葉に、私はアダルトビデオの事を思い出しました。
妻と男の会話と様子に全神経を奪われていた私は、最初疑念を抱いたアダ
ルトビデオの事などすっかり忘れてしまっていたのです。

男が再びテーブルの上の小さなリモコンスイッチを取り上げ、テレビの方
へと向けて腕を伸ばしました。私はその伸ばされた先へと視線を移します。
そこで気が付いたのですが、テレビの前にはハンディタイプのビデオカメ
ラが置かれています。それから伸びるコードがテレビの正面にある入力端
子へと繋がっていました。
ビデオカメラが我が家の物ではないと言う事はすぐに判りました。と言う
事は、それは男が持ってきた物なのでしょう。そして、先程まで画面に映
されていた映像もこの男が撮影したものであろうと推測できました。

男がリモコンの再生ボタンを押したのでしょう、テレビの画面には再びア
ダルトビデオが映し出されました。

(…えッ!?)

私は一瞬で度肝を抜かれてしまいました。
テレビの画面に視線を集中すると、そこに映し出されている男と女の姿は、
紛れもなく今ここに居る若い男と、そして私の妻である由紀子だったので
す。
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黒熊 8/24(木) 17:34:25 No.20060824173425 削除

明々と照明の灯ったリビングのプラズマテレビには、なにやらアダルトビ
デオらしき映像が映し出されています。
そしてその正面に位置するソファーに、妻と若い男が隣り合って座ってい
るのです。
妻が夫の留守の間に若い男を家に上げていると言うだけでも信じられな
い事ですが、まるで恋人同士のようにソファーに並んで腰掛け、なんとア
ダルトビデオを鑑賞しているではありませんか。

実は私も以前、妻にアダルトビデオを一緒に見ないかと誘ってみたことが
ありました。しかしその時は「何ばかな事いってるのよ」と軽くあしらわ
れた事があるのです。
それがどうでしょう、今妻は私以外の男とソファーで隣り合ってアダルト
ビデオを鑑賞しているのです。

男の年齢は、見た目だけで判断すると20代半ばと言ったところでしょう
か。妻の由紀子よりはかなり若いようです。
それでも、私は妻の年齢を知っているからそう思うだけであって、年齢よ
り若く見られることの多い妻とその男は、何処にでも居る普通のカップル
のように見えます。

男がテレビの画面を指差しながら妻に何やら囁き掛けると、妻がイヤイヤ
と首を振るような素振りを見せているのが判ります。きっと男が無理に見
せようとしているアダルトビデオを、妻が恥らいながら断っているのでし
ょう。
男は何度か画面を指差し妻に見るように勧めているようですが、妻は俯い
たまま見ようとはしません。そこで男はようやく観念したようで、ソファ
ーの前にあるテーブルから小さなリモコンスイッチを取り上げビデオを
停止させました。
その後も男はしきりに何かを話し掛けているようで、妻も何やら言葉を返
しているみたいですが、閉じられたサッシ越しでは二人の会話を聞き取る
ことが出来ません。

私はもしやと思いサッシに指を掛けました。
妻は部屋の空気の入れ替えをするためによくサッシを開けているようで
したし、きちんと戸締りをするのは就寝前のようでした。
サッシに掛けた指をゆっくりと横に引くと、サッシは音も無くスライドし
たのです。

「それじゃあさッ…僕がさっき由紀子さんに言った事の返事、聞かせてく
れる?」

「あ、あれは…さっきもう、返事したでしょ?」

「だからぁ…もう一度真剣に考えてみて…後で返事を聞かせてって言っ
たじゃない…」

「もうその話は、やめましょう?…いくら考えても、私の返事は変わる事
はありません…」

「それは、ただ単に由紀子さんが一歩足を踏み出せないだけでしょ?…世
間体や体裁に囚われて…自分の本当の気持ちを誤魔化しているだけでし
ょ?」

「……だから…もうその話は…」

妻の言葉の途中で男は不意に妻へと身体を向け、両手を妻の両肩に乗せ、
グイッ…と男の方を振り向かせました。

「そんなにあやふやにしないでッ…ね?…僕は本気なんだよ?…本気で
僕は、由紀子さんの事を愛しています…きっと、旦那さん以上に…だから、
もう一度真剣に考えてみてよ?」

男の表情は真剣そのものと言った感じです。傍から見ていても、その男が
真剣に妻を口説いていると言う事が判りました。
男の言葉に、私の中で嫉妬心がメラメラと燃え上がるのが判ります。私は
そのままリビングへと踏み込んで、男を殴り倒そうかとも考えました。し
かし、私はそうはしませんでした。
男の真剣な眼差しと言葉に、妻がどのような反応を返すのか見てみたかっ
たのです。

「………………」

妻は男の視線から顔を逸らし、少し俯き加減で黙っています。
どうしてそこできっぱりと断らないのかと、私の嫉妬心は益々膨れ上がっ
ていきます。

「ねえ?…もう僕の気持ちは充分に判っているでしょう?…それに由紀
子さんも…きっと、もう気付いているはずだよ?…自分の本当の気持ちに
…」

言いながら男は、両肩に手を乗せたまま、俯いた妻の表情を真剣な眼差し
で覗き込みます。

「…由紀子さん…今日は由紀子さんの誕生日だよね?…だから…新しい
自分に生まれ変わる最高のチャンスだと思うんだ…だからね…もう世間
体なんかに縛られるのはやめて…もっと自分のために生きてもいいと思
うんだ…」

「………………」

「ね?…もう我慢するのはやめて…自分に正直になりなよ?……今日か
らは新しい人生を歩いていこうよ?…僕と2人で…きっと幸せにします
…約束する…だから、ね?…今度ははっきりと答えを聞かせてよ?」

男はそう言うと、真剣な眼差しで妻の表情を覗き込みながら、自分の顔を
妻の顔へと近づけていきます。きっと口付けでもそようと考えているので
しょう。
私はここで踏み込むべきか否か迷いましたが、結局は何も行動を起こしま
せんでした。
妻が口付けを受け入れる訳が無いと言う思いもありましたし、男の言葉に
対する妻の本心を聞いてみたいと思ったからです。
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黒熊 8/24(木) 17:31:29 No.20060824173129 削除

最低限の荷物だけを詰め込んだスーツケースを静かに運びながら玄関ポ
ーチへ着くと、私はそれをポーチの脇へとそっと置きました。音がしない
ように鍵を開けてゆっくりと玄関ドアを開け、足音を忍ばせて玄関ホール
へと入ろうとした時です。私はふと足元を見遣り、そこに見慣れない靴が
ある事に気付きました。

(あれ?…誰か友達でも来てるのかな?)

私は最初そう思ったのですが、玄関にある靴はどう見ても男物のようです。
それも一組だけと言う事から、来客は一人だけと言う事になります。
私はシューズボックスの上にある置時計をチラリと見遣りました。時計の
針は20時30分を少し過ぎたところを指しています。

(こんな時間まで居る男性客となると…)

私は玄関のドアを開けたまま、少し考えを巡らせました。
親戚の誰かかも知れませんし、もしかしたら私の父親、それとも義父――
その時の私はそんな事を普通に考えていました。
そんな時です、廊下の先にあるリビングへの入口のドアから人の声が聞こ
えました。

「ねえ…もういいでしょ?」

「ハハッ…恥かしがってる由紀子さんも素敵だね?」

「もうッ…いいから止めてッ…」

それは確かに妻の声でした。そして相手の男の声は、私の聞いた事のない
若者の声なのです。

「そんな事言ってるけど…本当は由紀子さんも満更じゃないんでしょ
う?」

「馬鹿なこと言わないのッ!」

若い男をたしなめるような妻の声でしたが、どことなく恥じらいを含んだ
ような声色に、私の心には急激に不審の念が湧き上がってきました。
このままリビングへと向かうべきかどうか、私は迷いました。
そして私は再び玄関ホールを後にして、音がしないようにドアを閉め、鍵
を掛けました。
私はリビングの二人の様子がどのようなものであるのか知りたくなった
のです。

玄関から出ると、浴室とブロック塀との間の狭い隙間を抜け、多少の広さ
のある裏庭へと出ました。そこからですと、サッシ越しにリビングの様子
が窺えるはずです。
私は庭木の陰に身体を潜め、少しずつリビングのサッシへと移動しました。
あいにくサッシの内側にはカーテンが引かれており、すぐには中の様子を
伺う事は出来ませんでしたが、それは向こうからも此方の様子が窺えない
と言うことです。

私はどこか中が覗けるようなところがないか探しました。すると、サッシ
の一番隅の方からリビングの明りが洩れているところを見つけました。観
葉植物の枝に引っ掛かり、カーテンが閉まりきっていないようです。

私は物音を立てないようにしてゆっくりとその場にしゃがみ込み、リビン
グの中を窺いました。
そして私は、目に飛び込んで来たその光景に愕然としてしまうのです。
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黒熊 8/24(木) 17:30:17 No.20060824173017 削除

私36歳。妻33歳。
結婚して8年目になりますが子供はいません。
これはこんな私たち夫婦に起こった「妻物語」です。


――――――――――――――――――――――――――――――――


約半年間の海外への単身赴任を終え、我が家の前にタクシーから降りた私
は、久し振りに見るいつもと変わらぬ景色に心が休まる思いを噛み締めて
いました。

大手の製紙会社に勤める私は、海外に新設した工場の現場管理主任として、
受注や生産がおおむね軌道に乗るまでの約半年間と言う条件で赴任しま
した。そしてこの仕事が上手くいけば昇進も確実だと上司に太鼓判を押さ
れていたのです。

私はこの半年間、現地で雇っている従業員との親睦も深めながら、寝食も
惜しむようにして働きました。その甲斐あって、新規の海外工場としては
異例とも言える実績を上げ、上司からは昇進決定の報告も受けました。
そして私は予定よりも10日早く帰国する事を許可されたのです。

(半年ぶりか…由紀子のやつ、きっと驚くだろうな…)

私がこの日帰国する事を妻には知らせていませんでした。
妻の驚く顔を見たかったと言う悪戯心もありましたし、突然の私の帰国を
きっと喜んでくれるだろうと言う思いもありました。
そして何より、実はこの日は妻の33回目の誕生日だったのです。
時間がなかった事もあり、毎年恒例のケーキとワインは買う事が出来ませ
んでしたが、私の昇進確定の報告は、きっと妻にとっても最高のプレゼン
トになると思います。

出張に発つ前、「今年の誕生日は一緒にいられないね…」と少し寂しそう
に私に告げた妻の顔を思い出していました。
結婚して8年、年中仕事に追われていた私ですが妻の誕生日だけはどうに
か都合を付け、毎年途切れる事なく二人でささやかな誕生パーティーを開
いていました。
そして今年も、絶対に無理だろうと思っていた妻の誕生日にどうにか間に
合う事ができ、これは私たち二人にとっての神様からの贈り物だと喜んで
いたのです。

その時の私には、この後に待ち受けている悪夢のような出来事など想像す
ることすら出来ませんでした。
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[2975] 年上の妻に起こったこと 3 投稿者:MNAC 投稿日:2004/08/27(Fri) 21:24

絶頂に達し、静かになった妻の足を抱え込み、一番やせた先輩が正常位でペニスを挿入しようとしました。
しばらく妻の腹の上でモゾモゾと動いていましたが、すぐに離れてしまいました。どうやら立たなかった
ようです。次に2番目の先輩が赤黒いペニスをつかみ、グッと挿入しました。膣にペニスが入った瞬間、
妻は「ううんっ」っと喘ぎを漏らしました。でも2番目の先輩は、1分も持たずにイッてしまいました。
ピストン運動も大して出来なかったようです、妻の腹の上に精液を出しました。妻が感じた様子は無く、
僕は「早く終わってくれ、終わってくれ」と念じていました。妻には「感じるんじゃない、そのままマグロのように
寝ていろ」と念じていました。

最後の先輩が、妻の太ももを持ち、足を大きく広げました。
一番背が低い、小太りの先輩でした。短いわりに芋のように太い自身のペニスをつかむと
妻の膣に挿入しました。
まるで、機械のようなピストン運動でした。正確に、確実に妻の性器を挿し貫きます。
いつまでもいつまでも、正確な腰の動きは続きました。
そして、とうとう妻の口から声が漏れました。
いきなり、泣き声のような喘ぎでした、同時に妻の腰も上下に動き始めました。
先輩の陰嚢が、妻の性器に当たり「パン、パン」と音を立てました。
先輩のペニスは、妻の愛液でテラテラと光りながら、確実なペースで膣を出入りしていました。
妙に太いペニスで、妻の膣はきっと今までに無いくらい押し広げられているのでしょう、
妻は、泣きそうな顔のまま喘ぎ続けていました。
やがて、先輩のピストンが早まり始めました。絶頂が近づいてきたようです。
先輩と妻の肉がぶつかる音が、よりいっそう部屋に響き始めました。
妻は、また「ああっ・・気持ちいいっ」とうわ言のように繰り返し始めました。
そして妻は、いつも僕にするように先輩の腰に手を回し、グッと自分に引き寄せました
先輩も、妻の意図を感じたらしく、妻の背中に手を回し、お互いにしっかりと抱きつく格好をなりました。
そのままの格好で先輩は、妻の子宮を壊すかのごとく激しい勢いでペニスを突き始めました。
妻は、隣近所に聞こえる程の大声を出し始めました。「来てっ!来てっ!!ああ~ん!突いてええっ!」。
すると突然先輩は絶頂に達したらしく、急いでペニスを引き抜いて膣外に放出しようとしました。
すると、なんと妻は、先輩の背中に回した手を、より一層引き寄せたのです。
そして、こんなに開くのかと驚くほど大きく股を開き、先輩の腰に足をからめ、グッと抱きつき
先輩の精液を自分の膣の奥深く吐き出させようとしたのです。
先輩はそのまま、妻の意思にまかせるかのように、力いっぱいペニスを突きたて
妻の子宮奥深くに射精しました。
二人はお互いに力一杯抱きしめあっていました、妻の口から「出してえっ!出してえっ!・・
熱い!熱いい!出てるうっ・・」という叫び声が上がりました。

先輩たちは、僕を起こさないようにと考えたのか、静かに服を着て
妻の性器をティッシュで拭き、パンティをチノパンを元の様に履かせると、
こそこそと家から出て行きました。もう始発の時間でした。

僕も起き上がり、何事も無かったように微かなイビキをかいて寝ている妻のそばに座りました。
そっとキスをしました、先輩の精液のにおいがしました。
妻の体に寄り添って泣きました、ずっと泣いていました。

ふと目を覚ましました、いつの間にか寝ていました。
ソファに寄りかかったまま、僕の体にはタオルケットが掛けられていました。
味噌汁の匂いがしました、酒とツマミも片付けられ、妻は台所で朝ごはんを作っていました。
「おはよう、昨日は飲みすぎたみたい、頭がいたいもん」と、妻は笑顔で言いました。
妻の髪はまだ少し寝癖がついたままです。
「先輩達、いつ帰ったの?知らなかった」と妻は続けました。
僕は「もしかして記憶無いの?」と尋ねると、「うん、途中で寝ちゃったみたい」と明るく答えました。

僕は、何も言いませんでした。先輩にもなにも言いませんでした。
妻は、今日も明るく元気です。夜は、いつものように乱れることなく、静かにセックスをします。
僕は知っています、妻が、僕に見せない女の一面を持っている事を・・。
でも、いいのです、今の妻も、あの夜の妻も、両方とも本当の妻の姿だから。
たまに、トイレでそっとオナニーをします、あの夜の妻を思い出しながらオナニーをします。
その時の射精は、いつもより長く、長く、そしてちょっと寂しい気分が残る射精です。

僕の話はここで終わりです、有難うございました。
告白できただけで、なんかすっきりした気になりました。
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[2974] 年上の妻に起こったこと 2 投稿者:MNAC 投稿日:2004/08/27(Fri) 21:22

枕にしている手のシビレで、僕は目を覚ましました。
部屋は静かで、電気も点いたまま、でも誰の話し声も聞こえません。「みんな寝たのかな?」
酒で鈍った頭で考えました。
目だけを動かし、そっと部屋の中を見回しました。「ん?なんだ?」
真っ白なケツが見えました。先輩でした。変な格好でした、上半身はワイシャツにネクタイのまま。
下半身は素っ裸、でも靴下だけは履いています。「???」僕は混乱しました、そっと頭を動かし
良く目を凝らしてみて、僕は愕然としました。先輩2人が下半身裸で、ひざ立ちしています。
そしてソファには仰向けで寝ている妻。妻も上半身はポロシャツのまま、下半身だけは素っ裸のようです。
そして、先輩2人はひざ立ちのまま赤黒いペニスを、妻の口元に左右から2本押し付けていました。
一瞬にして目が覚めた僕は「酔っ払って寝ている妻にいたずらしているのか?」と考えました。
凄まじい怒りが沸きました。しかし、起き上がってぶん殴ろうと考えた僕の目に、
次に映った光景は信じられない物でした。妻は、2本のペニスを自分から手に取ったのです。
そして、代わる代わる口に含みました。根元まで深々と咥え、頬をへこませ吸い、しゃぶります。
口から出すと、舌を突き出しカリの回りを丁寧に舐めとります。
もう一人の先輩は?いた!妻の足元にいました。妻のひざを立てさせ、性器に顔を突っ込んでいました。
「じゃりじゃり」と妻の陰毛を舌で舐め上げる音が聞こえました。
僕は動けませんでした。なぜでしょう?立ち上がって飛びかかり、ぶん殴ってやりたかったのに。
先輩3人とも刺し殺してやりたいくらいだったのに・・。僕はうつぶせのまま見てました、泣きながら見てました。

やがて先輩2人共フェラチオに飽きたらしく、1人は妻のポロシャツを捲くり上げ、ブラをずらし
乳首を吸い始めました。もう1人は妻の下半身へ移動しました。
さっきから執拗に妻のクリトリス辺りを舐め続けていた先輩に加わり、下半身を攻め始めた先輩は
指を妻の膣に入れたようでした。「クチュ、クチュ」「じゃり、じゃり」静かな夜に、卑猥な音だけが聞こえます。
気づくと、卑猥な音に加え、違う音が混じり始めていました。「あんっ・・あんっ・・・・。」妻のあえぎ声でした。
あえぎ声を聞いた先輩は、妻にあからさまに見えるように指3本を差し出すと、そのままその3本の指を
妻の膣に深く差込み、激しくピストン運動を始めました。
「クチュッ、クチュッ・・」卑猥な音のペースが上がると、妻のあえぎ声が大きくなりました。
いつもの口を閉じた、控えめな喘ぎではありません。「ああ~ん、ああ~ん」と、まるでサカリのついた
オス猫のような声でした、僕が初めて聞く声でした。そして卑猥なピストン音のペースがより一層速くなると
妻は信じられない声を上げたのです「ああ~ん、気持ちいい・・・もっと早く・・早くうう・・」
そして、妻は自分の両手で自身の両太ももをつかみ、自分からM字型に大きく開いたのです。
先輩たちに、性器を大きく開き、見せつけながら、妻は「気持ちいいっ!気持ちいいっ!・・」とうわ言のように
繰り返していました、そして自身で腰を持ち上げながら絶頂を迎えました。妻は白目をむいて、よだれを流していました。

僕は、気づかれないように泣いていました。うつぶせのまま、パンツの中には勝手に射精していました。
今までに経験した事の無いような、長い長い射精でした。
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[2973] 年上の妻に起こったこと 投稿者:MNAC 投稿日:2004/08/27(Fri) 21:21

こんにちは、僕は27歳の男です。僕と、僕の妻に起こった出来事を聞いてもらいたくて
書き込みました。下手な文章ですが、読んでいただけると幸いです。

大学を卒業し、大手のチェーンストアDに入社した僕が、妻と知り合ったのは4年前です。
初の職場として都市部の巨大店舗に配属された僕、幹部候補生扱いでしたが
まずは、売り場での研修から始まります。1階フロア、そこでレジ主任として働いていた彼女。
僕より3歳年上、スレンダーで化粧っ気も無い、物静かなのにお客さんへは大きくハッキリした声で
キビキビ応対、いつも売り場の人気者でした、僕にしてみたらとても大人っぽい憧れの女性。
でも彼女には夫がいました。

2年後、僕たちは結婚していました。同じ職場で自然と親しくなった彼女の
悩みは夫から受ける言葉の暴力、浮気。「思い切って別れちゃいなよ」僕の言葉に
彼女は離婚を決意しました。そして、いつもお互いに悩みを打ち明けあっていた僕たちは
いつしか自然な流れで一緒に住むようになりました。式は挙げませんでしたが、入籍をすませ
狭い賃貸マンションの部屋で寄り添っていた僕は幸せでした。

料理の腕も最高、きれい好きでいつも控えめ、常識人でウソが嫌い。僕は妻が大好きでした、
本当に欠点の無い人です。唯一のマイナスポイントは、お酒に弱い事。
少しの酒で真っ赤になり、とても陽気になってしまう彼女は、居酒屋からの帰り道、大きな声で
歌を歌い、腕を振り上げくるくる回ります。タバコの自販機にぶつかり、なぜか機械に謝り始めます。
そして翌朝、なにも覚えていないのです。ちょっとした酒乱?でも、こんな事も愛らしいものでした。

妻はセックスをしている時も、あまり乱れる事はありません。恥ずかしいのか必ず照明を落とし、正常位で
僕たちはいつも抱き合いました。時間を掛けて前技をする僕に、妻はお返しにフェラチオしてくれます。
でも、まるでキスのようなフェラチオ。いつも途中で恥ずかしそうに止めてしまいます。でも僕は満足。
彼女は感じてくると小さなあえぎ声を出します。口を閉じたままの
こもった声で、「うんっ、うんっ・・」って。そして絶頂が近づくと僕の腰に腕を回し、ぐっと僕の体を
自分の体に引き寄せます。快感の中で抱き合ったまま、とても幸せな気分でした。
いつも静かな静かなセックスでした。

ある秋の日、職場の先輩3人と僕は連れ立って、居酒屋で酒を酌み交わしていました。
職場の店が閉まるのは夜9時。後片付けを終え、馴染みの店でちょっと一杯。時間はもう、
11時を過ぎようとしていました。
酒のせいで口が滑らかになった先輩達は、妻の事をいろいろ聞いてきます。なにせ先輩も
みんな妻とは職場で元顔見知り、話はいつもエロ話へ向かいます。「なあ、彼女はエッチの時、どんな声
だすんだ?」「もともと人妻だったんだからな、いろんなテクを教えてもらってるんじゃないのか?」
普段あまり猥談に参加したくない僕ですが、この日はなぜかノリノリでした。「彼女は大人しいですよ」
「正常位で普通のセックスしてますってば。」僕の答えに、「それはお前が下手だからだよ」
「お前チンコ小さいんじゃ無いか?」先輩の容赦ないからかいに、ちょっと腹が立った僕は
「彼女はきっとそんなにセックスが好きじゃないんですよ!淫乱じゃあるまいし!」と
答えたのを覚えています。

店を出たのは終電も終わった1時過ぎでした。「なあ、お前の家ここから近いだろう?雑魚寝でいいから
泊めてくれよ。」先輩の命令に逆らえなかった僕はしぶしぶ承知しました。
家に入ると早速2次会となりました。結婚して仕事を辞めた妻と、先輩達3人も久しぶりの再会です。
ビールと焼酎のお湯割りで大いに盛り上がりました。そのまま夜は更け、久しぶりに飲みすぎた僕は
眠くなってきました。畳にうつぶせになったまま、自分の腕を枕に、いつの間にか寝てしまいました。
眠りに落ちながら妻に目をやると、彼女はまた踊っていました。「結構酔っ払ってるな・・」ちょっと
心配な気分になりましたが、眠気には勝てなかったようです。

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[2492] 再婚男の独白<9> 投稿者:風倫 投稿日:2003/11/24(Mon) 21:50

別の男と痴態を繰り広げる妻を見ながら、他の女と交わる。つい3ヵ月前には想像だにできなかった行為に、私は常軌を逸した興奮を覚えてしまいました。何度射精しても歪んだ情欲は満足することを知らず、私は由紀の膣内があふれるほどの白濁を繰り返し注ぎ込み続けました。
「んっ!……くっ、あっ!」
声を出すことを北村に戒められているのか、由紀はしなやかな肢体をのたうたせながらも、ほっそりした白い指先を咥え、懸命に官能を押し殺しているようです。健気な姿にますます劣情をそそられ、無間地獄の業火にあぶられた私は外界の一切から隔絶されて、瑞々しい肉体を蹂躙していました。

「ふん。見ろ、言ったとおりだろ?」
脳天から振って沸いた言葉に、私は我に返りました。いつしか隣室の気配は消え、ひんやりとした空気が汗みずくの全身を冷ややかに炙っていました。
(ドアが開いている)
それが意味する事実を瞬時に理解しつつも、私は由紀の裸身を組み敷いた姿勢のまま、しばらく硬直して振り向くことができませんでした。
「……あなた」
歯を食いしばって返した視線の先に、妻がいました。残虐な微笑を唇の端に浮かべる北村に抱きかかえられるように、裸のまま棒立ちとなって、私と由紀を凝視しています。
そのまなざしに救いようのない絶望を認めたとき、私は悟りました。北村の巧まざる姦計に、夫婦揃って堕ちてしまったことを。
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[2485] 再婚男の独白<8> 投稿者:風倫 投稿日:2003/11/22(Sat) 11:59

翌日から、私たち夫婦の奇妙な暮らしが始まりました。妻との逢瀬が決まると、北村から連絡が入ります。私は約束の時間の30分前にマンションへ行き、例のクローゼットルームに身を潜めるのです。
妻は愛人と痴態を繰り広げ、夫は隣室からその情景を盗み見て自慰にふける。倒錯した構図であることは自覚していたものの、その異常性ゆえに果てしない快楽を感じていたのも事実です。いつしか私は、妻そのものではなく、この刺激を失いたくないと思うようになっていました。
別々に帰宅した後は、何食わぬ顔をして食事をし、会話をします。同じベッドで寝てはいても、セックスは皆無になりました。求めてこない私を妻は不審に思っている様子でしたが、自分が不倫をしているせいか深くは追求してきません。
一方、理由も定かでないキャンセル続きのため、業界における私の信頼はたちまち失墜し、仕事は途切れがちになりました。しかし、もはやどうでもいいことでした。

その日も、いつものように私はガラスの前でオナニーを始めました。妻は一糸まとわぬ姿で四つん這いとなり、背後から責められています。北村の腰が臀部に打ち付けられるたび、ピタピタと湿った音がスピーカーから流れてきました。そのときです。
「……○○○さん(私の名)」
クローゼットルームの片隅から、囁くような声がしました。度肝を抜かれた私は、かろうじて叫び声をこらえました。恐る恐る振り返ると、吊り下げられた衣装の奥から、一人の若い女性が現われたのです。
(君は!)
売り出し中のモデル・由紀(仮名)でした。私も一度、仕事をしたことがあり、清楚な色気と今どき珍しい聡明さに好感を持っていた女の子です。
(由紀ちゃんが、なぜこんなところに?)
しかも、近づいてくる彼女は裸でした。まだ成熟しきっていない瑞々しい乳房が、かすかに震えています。あまりにも突然の展開に、私は自分が性器をむき出しにしていることも忘れて、呆然としていました。
(声を出さないで)
というように人差し指を唇の前で立てると、由紀は私の下腹部に手を伸ばしてきます。萎みかけていた私のペニスは、ひんやりとした細い指に包まれて、たちまち強度を取り戻しました。
「……大きい」
小声で告げると、私の股間にかがみ込んできます。その部分に息を感じた次の瞬間、熱い湿り気に包まれていました。驚きと快感に平常心を失った私が隣室を伺うと、北村が妻を凌辱しながらこちらを見て不敵な笑みを浮かべていました。

(そういうことか)
由紀と組んだ仕事は、確かに高い評判を呼びました。しかし、だからといって若いモデルに惚れてもらえると思うほど、私は自信家ではありません。
つまり、由紀もまた妻と同様、北村の愛人なのでしょう。そして奴に命じられて、私がくる前からここに隠れていた。新しい愛人の亭主と関係を持たされるために。
(北村に嫌われたくない一心で、こんなことを)
好きでもない男の逸物を喉の奥まで含み、ぎこちない仕草で懸命に顔を前後に動かしている由紀を見下ろして、私は憐憫の思いを禁じられませんでした。

それにしても北村という男、何と歪んだ欲望の持ち主なのでしょうか。妻に対して正常な愛情を抱いているとは思っていませんでしたが、この分では他に何人の女がいるのか、知れたものではありません。
(妻はそれを知っているのだろうか)
北村に愛情を感じているのかどうかはわかりません。しかし、何人もの女たちの一人だと知ったならば、誇り高い彼女は傷つくでしょう。おかしな話ですが、そのとき私は、
(知らずにすませてやりたい)
と願っていたのでした。

なかなか射精しない私に業を煮やしたのか、由紀は無言で床の上に横たわると、形のいい脚をおずおずと広げました。少女のような薄い茂みの下に、可憐なピンク色の花弁が覗いています。
ここで由紀を抱いてしまえば、完全に北村の策略にはまることになります。結果として、妻を失ってしまうかもしれません。しかし、
(もうどうなってもいいさ。堕ちるところまで堕ちてやる)
被虐的な思いが、しびれるような快感となって全身を通り抜けました。ほんのわずかに残っていた正気が、砕け散った瞬間だったように思います。ガラスの向こうでは、北村の肩に両脚を担がれた妻が深々と貫かれています。
その絶叫を聴きながら、私は由紀に覆いかぶさっていきました。
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[2477] 再婚男の独白<7> 投稿者:風倫 投稿日:2003/11/18(Tue) 23:35

30分後。私はクローゼットルームの片隅で息を潜めていました。目の前のガラスの向こうでは、北村が半裸でタバコをふかしながら、ベッドに腰掛けています。どこかで見た構図のような気がして、ようやく思い当たりました。
(DVDと同じ光景だ。つまり、カメラをこの場所に設置して隠し撮りしていたのか)
妻は、撮られることを承知してはいなかった。北村と愛人関係になったとはいえ、そこまで心を許したわけじゃない。哀しい安堵感でした。

寝室のドアが開いたのは、そのときです。室内に仕掛けてあるらしいマイクの拾った音が、左右の小型スピーカーから流れてきます。一体、何の目的でこんな設備を作ったのか。いずれにしても、まともな神経の持ち主とは思えません。
「どうしたの? 急にメール送ってくるなんて……」
今朝見送ったばかりのクリーム色のワンピース。私が昨年のクリスマスに贈ったプラダのバッグ。何度目を凝らして見ても、それは最愛の妻でした。
「急にやりたくなっちまったんだよ。おまえも、うずいてるんだろ?」
隣室に潜む私を意識してか、北村はことさら野卑た言葉を投げました。
「もう……困った人ね」
怨じるように軽く睨みつつも、床に投げ捨てられた北村の衣服を手際よくたたみ始める妻。少なくとも現在は、脅されて強要された関係でないことは明らかでした。
「今日は、あんまり時間がないの」
潤んだ声で告げながら北村の足元に跪くと、両手を男の股間に伸ばしていきます。続いて妻の頭がそこへ吸い込まれていきました。どうやらまず口で奉仕することが、彼女と北村の決められたプロセスになっているようです。

やがて北村がうめき、精を飲み下した妻はスラリと立ち上がりました。ここまではDVDで見慣れた光景です。
挑むように艶然と北村を見つめながら衣類を脱いでいく姿は、高級コールガールのようでした。私にも馴染みのあるフランス製のブラを外し、ショーツを手のひらにまとめると、彫像のような裸身を誇らしげに晒してから、ベッドに身を滑り込ませました。
満足げに笑った北村が、身体を起こします。張りのある真っ白な乳房が荒々しい愛撫でひしゃげ、舐め立てられていきました。
「ああ、あん……いい……」
甘やかな声を上げながら、妻の手は北村の背中や頭をいとおしげに撫でています。
長い前戯が終わると、北村は仰向けに横たわりました。これもいつもの手順なのでしょうか。妻はためらう様子もなく、その上に跨っていきました。右手で北村を股間に導き、少しずつ腰を沈めていきます
「んっ、んっ、うぅん!」
私の位置から結合部は見えませんが、その嬌声で妻が胎内深く北村を受け入れたことを知りました。

(ついに、見届けてしまった)
私の絶望などお構いなしに、妻はしなやかな腰を淫らにくねらせ始めます。はじめはゆっくりと、徐々に激しく。自分で両の豊かな乳房を揉んでいたかと思うと、今度は薄桃色の乳首を北村の口元へ押しつけたり、北村にねっとりとしたキスを浴びせたり……明らかにみずからの意思で、奔放に振る舞っています。
一匹の牝と化した妻の痴態を目の当たりにして、私は泣いていました。とめどなく涙を流しながら、ズボンをおろして逸物にしごきをくれていたのです。
「すごい……ああ……素敵!」
北村の上でのたうつ妻の美しい肢体はいつしか桜色に上気し、律動のたびに玉の汗が飛び散るほどでした。

長い時間のあと、静寂が訪れました。騎上位のまま果てた妻は、北村の胸にくず折れると切なげに眉根を寄せて荒い息を吐いています。一方の私も、めくるめく興奮の中でおびただしい精を放っていました。
本来ならば肌を合わせて余韻を共有しているべき夫婦が、ガラスを隔てて別々の快楽を貪っている。妻が私の存在を知らぬとはいえ、あまりにも凄惨な状況に、私はゆっくりと発狂していくような感覚を味わっていました。
そんな私に、北村がガラスの向こうから一瞥をくれ、薄く笑ったような気がしました。
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[2472] 再婚男の独白<6> 投稿者:風倫 投稿日:2003/11/15(Sat) 19:31

「先日の贈り物、ずいぶん気に入っていただけたようですね。あれから彼女に、まったく触れていないそうだから」
不躾に切り出された私は、頭の中がカッと熱くなりました。怒りではありません。妻の口から夫婦生活を聞き出していることは、ある程度予期していましたから。それよりも私自身が嫌悪する邪な欲望を、北村に見透かされたことへの羞恥心でした。生身の妻に欲情できなくなってしまった私は、あれから毎晩、フェラチオ止まりのDVDを観ては少年のようにオナニーを繰り返していたのです。
「どうです。続きが観たくはありませんか?」
待ち焦がれていた誘いでした。妻がどのように身体を開くのか、どんな嬌声をあげるのかを見届けたい。しかし、それを受け入れることは夫として、男として決定的な敗北を意味します。猛烈な葛藤の中で、北村の術中に絡め取られていく自分を感じていました。
やがて、私は電話の向こうに告げました。
「……どうすればいいんだ?」
ついに屈服した瞬間でした。

翌日の午後、私は永福町にいました。電話で北村が冷ややかな笑いと共に出した条件は「自分のマンションにこい」というものだったのです。
「いらっしゃい。ずいぶん長いお付き合いのように思えますが、初対面でしたね」
はじめて相対する北村は、憎らしいほど余裕に満ちています。私に殴られるなどとは露ほども恐れていない様子でした。そして…最初に目をそらしたのは私でした。
「さあ、こちらへどうぞ」
通されたのは、紛れもなくDVDに映っていたベッドルームでした。中央に濃紺のカバーをかけたダブルベッド。左手の壁には大きな鏡が設置されています。妻の密通現場へ、相手の男に案内される。倒錯した状況に、めまいを覚えました。
「もうすぐ○○(妻の名)が、ここへきます。私に抱かれるためにね」

想像だにしていなかった北村の言葉に、私は呆けた顔をしていたことでしょう。
「あらかじめ撮られた映像よりも、ライブのほうが刺激的ではありませんか?」
「それを…目の前で見ていろというのか?」
「いや。それではあまりに酷でしょう。○○にも、あなたが気づいていることを知られてしまうし。ですから、ほら」
北村が指し示したのは、左手の壁にあるもうひとつのドアでした。うながされて扉を開くと、中はクローゼットルームになっているようです。
「お入りください」
薄暗い3畳程度の室内には、派手なスーツやジャケットが所狭しと吊るされています。北村はそれをかき分けると、壁にかけられたカーテンを開きました。
「………………!」
そこからは寝室が丸見えでした。つまり、寝室側の鏡と表裏でマジックミラーになっているのです。
ようやく私は、北村の意図を理解しました。
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[2462] 再婚男の独白<5> 投稿者:風倫 投稿日:2003/11/15(Sat) 00:41

結局その晩、私は妻に何も言い出せませんでした。情けない話ですが、北村に打たれた「離婚」という禁じ手の前に、すっかり萎縮してしまっていたのです。妻を問い詰め、北村を裁く権利があるのだと思いつつも、私は守勢に回っていました。
「どうしたの? 何か変よ」
心配そうに覗き込む妻は一段と美しい。あの電話さえなければ、誰が彼女の貞操を疑うでしょうか。しかし現実には…やるせない思いでした。背信が想像の中にあるうちは性的興奮をかき立てる材料にもなりましたが、現実だと知ってしまうと深い絶望と身を引き裂かれるような悲しみがあるだけでした。

翌日から妻の外出は、私の中ですべて北村との情事に結びつけられました。会社勤めとは違い、日によって出かける時間の異なる生活習慣が、苦悩に拍車をかけます。
「最近では、すっかり私好みの女になりました」
受話器の向こうから囁くように告げられた、忌まわしい言葉が甦ります。
(今頃、妻は北村に組み敷かれ、性奴の誓いを叫ばされているのだろうか)
彼女と離れている間、その思いが絶えず脳裏に棲みついていました。それでも人間の自衛本能とは大したものです。一方で私は、
(あれは北村の妄想だったんじゃないのか)
などと思い始めていたのです。北海道の夜について語られた、密通の証としか思えない言葉についても、どこかで自分に都合のいい解釈を探していたように思います。

北村から再び連絡があったのは、一週間後でした。仕事場で私は彼からのメールを確認しました。
「私と彼女の記念の品をご自宅にお送りしておきました。宅配便で今日の16時から18時に着きますから、間違いなく受け取ってください。奥さんは今晩遅くなるので問題ないはずですが、不在だと再配達は明日になるかもしれませんよ。北村」
こちらの心中を見透かしたように、次の策を講じてくる。なぜ彼が私のメールアドレスを知っているのか、どうして妻のスケジュールを把握しているのか。瑣末なことなど、もはやどうでもよくなっていました。見えない力に操られるように、私は夕方からの打合せをキャンセルして自宅へ急いだのです。
16時まで、あと何分。電車の中で時計の針を睨みながら、いま自分を突き動かしているのが妻を守ろうとする愛情なのか、それとも記念の品とやらに記録されているであろう決定的な証拠--恐らくは妻の痴態--を見届けたいという邪心なのか、わからなくなっていました。

届いたのは、何のレーベルも貼られていないDVDでした。内容は大体予想がつきます。見てしまえば、いよいよ後戻りができなくなるのだと自覚しながらも、私は迷うことなくPCのドライバにディスクを挿入しました。
タイトルも何もなく、映し出されたのはマンションの一室のようでした。カーペット、壁紙、カーテンまで紺色で統一された室内の中央に、やはり濃紺のカバーをかけられたダブルベッドが横向きに置かれています。そこに、一人の男が腰掛けていました。臙脂色のポロシャツにチノパン姿の男は、画面右のほうを見て、口元に笑みを浮かべているようです。
(これが、北村なのか?)
余裕にあふれた電話の声から、私はがっしりした体格の偉丈夫をイメージしていました。しかし、映っている男は細い体躯の優男風です。顔つきも特徴のない腺病質な雰囲気でした。そのとき、画面右にあるドアが開き、誰かが入ってきました。
(……ああ……)
絶望の瞬間。紛れもなく妻です。淡いグリーンのスーツは、私がプレゼントしたお気に入りの一着でした。このところ、身につけて出かける彼女を何度か見送った記憶があります。
「遅かったな」
外見に似合わぬ威圧的な口調で、画面の男が告げました。
「……ごめんなさい」
聞き違えようのない涼やかな声で告げると、妻はスーツ姿のまま男の前に跪きました。かいがいしくベルトを緩め始めます。
(……やめてくれ!)
心の叫びとは裏腹に、私の目は魅入られたように液晶ディスプレイに釘付けです。ついに男の股間がむき出しにされました。
北村の逸物は、普通のサイズのように見えました。少なくとも、息を呑む巨根ではないようです。そのことに心のどこかで安堵する半面、
(それならば、なぜ?)
激しい焦燥感を覚える自分がいました。
その間も、映像は進行しています。妻の顔が彼女の意思でそこへ近づき、やがて私の愛してやまない艶やかなセミロングの髪が、男の膝のあたりを覆いました。
ズームアップもアングルの切り替えもないため、その部分の詳細は確認できません。しかし、定点撮影された映像が、かえって生々しさを伝えてきます。全身に冷たい汗をかきながら、私はいつしか自分のモノをしごいていました。

(もうおまえは、身も心も北村のものになってしまったのか?)
映像は、隠しカメラのように不自然なアングルではなく、ベッドの横に置かれているとしか思えません。タレントをめざす妻が承知の上で撮影させたのだとしたら、そこには相当の信頼か、徹底した服従があるはずです。いずれにしても、単なる愛人の域を超えた関係になっているのは確実でしょう。その思いが私を打ちのめし、一方で興奮させていました。

映像は、さらに20分間ほど続いていました。妻に奉仕させながら彼女の頭を撫でていた北村の身体が硬直し、口の中へ放出したようです。ペニスを含んだまま、しばらくじっとしていた妻が立ち上がり、スカートのホックに手をかけたところで、突然、終わっているのです。当然、性交シーンへ続くとばかり思っていた私は、呆然としてしまいました。

しばらくして帰宅した妻に、私はやはり何も言えませんでした。それよりも、自分でも意外だったのは、彼女に情欲を感じなかったことです。目の前に横たわる豊かな肢体よりも、私の脳裏にはスーツ姿のまま頭を上下させて北村に奉仕していた妻の映像が、鮮烈に焼きついていました。
とうとう我慢できなくなった私は、妻が眠りに落ちているのを確認するとベッドを抜け出し、もう一度DVDを観ながら自慰をしました。胴震いと共に大量の精を吐き出しながら、私は強く思いました。
(続きが観たい!)と。

北村から電話があったのは、それからまた1週間後のことでした。
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[2443] 再婚男の独白<4> 投稿者:風倫 投稿日:2003/11/10(Mon) 23:26

電話の向こうの男が妻を寝取った相手かもしれない。それなのに私は、何とも間の抜けた返事をしていました。
「ああ…どうも、いつも妻がお世話になっております」
「いえ、こちらこそ」
年齢は私より五歳ほど下だと聞いていましたが、北村の声は落ち着き払っています。妻の結婚を聞いて泣いたという純情なイメージとは、およそかけ離れた印象です。いずれにしても、間男の卑屈さなど微塵もない自信にあふれた口調に、
(やはり思い過ごしだったか)
と思った矢先でした。
「ご主人は気づいておられるかもしれませんが、私、○○(妻の名)のおま×こをいただきました」
あまりにも自然な物言いに、何かの聞き違いかと耳を疑ったほどです。
「………………」
絶句する私に構わず、北村は淡々と続けます。

「最初に結ばれたのは、北海道でした。初日に関係ができてから毎晩、ホテルのベットで私たちは朝まで愛し合いました。ずっと憧れていた女ですから、夢のようでしたね。何度抱いたか、覚えていないほどですよ。ふふふ」
血を吐くような思いで妄想していた場面を、こうもあっさり、しかも相手の男の口から肯定されるとは…。足元の床が抜けて、果てしない闇の底へ落下していくようでした。
「ご主人、随分しつこく携帯にかけていましたね。とても電話に出られる状態じゃなかったんですよ、彼女は。そうそう、最後の晩だけ電話つながったでしょう。私が出るように命じたんですよ、あなたが気の毒でね。もっとも、受け答えはどこか変だったんじゃないかな? 無理もない。私にまたがったままだったんですから」
語られる情景の一つ一つが、残酷にもそれが事実であることを裏づけていました。さらに、
(たとえ北海道で何かがあったとしても、それはもう過ぎたことに違いない)
という私の甘い希望は、続く言葉によって一蹴されました。
「現在も、我々の関係は続いています。最近では、すっかり私好みの女になりました」
浮気が発覚するとき…私は彼らに有無を言わせぬ証拠を突きつけるはずでした。泣いて詫びる妻。土下座をする男。私の筋書きでは、そうでなくてはいけなかったのです。
(なのに、何を言っているんだ、この野郎は?)
私の思考回路は激しく混乱しました。すると、電話の声はそれに応えるように告げました。
「今日、連絡を差し上げたのは、二人の関係を認めていただこうと思ったからです。つまり、私はこれからも○○とセックスを続けていくと」
北村の意図がようやく理解できました。同時に私も声を発する余裕を取り戻しました。
「てめえ、何をほざいてるんだ。そんなこと許すと思ってんのか!」
高校時代まで空手をやっていた私は、腕っぷしには自信があります。寝取られ亭主を舐めてかかり、愚かな申し出をしてきたことを後悔させてやる。胸中に紅蓮の炎が燃え上がりました。しかし、次の一言はそれを一瞬にして鎮火させました。

「勇ましいですね。だが、私の手元には記念に撮ったいろいろな写真やビデオがある。女性タレントにとって、この手の物を公開されることがどういう意味を持つか。あなたも業界に身を置いている以上、おわかりでしょう?」
モデルとして最盛期を過ぎた妻は、タレントへの転身に賭けていました。つい先日、ある番組のレギュラーが決まりそうだと顔を輝かせていたばかりです。それを…。
それでも、この時点では(何か打つ手があるのではないか)と模索するだけの平常心が、かろうじて残っていたように思います。
「………………」
しかし、再び言葉を失った私に、北村は狙いすましたとどめの一矢を放ちました。
「そして彼女は、あなたのもとを去るでしょうね。間違いなく」
今後こそ、私の理性は跡形もなく粉砕しました。
彼女を得るために、私は前妻と離婚しました。購入したばかりのマンションは慰謝料として与え、養育費も月々送金しています。二度と会えない二人の子供のために…。田舎の母とも絶縁状態になりました。彼女を失ったとしたら、私には何も残らないのです。
「………………」
「わかっていただけたようですね。では、そういうことで。あ、それから、奥さんには何も言わないほうがいいと思いますよ。誇り高い彼女は、あなたに知られたというだけで離婚を切り出すかもしれませんから。それでは」
電話は一方的に切られました。受話器を握りしめたまま、私は腑抜けたように立ちつくしていました。妻との離婚。それは私にとって、あらゆる行動を封じる禁断の一言でした。
どれだけの時間が経ったのでしょう。玄関のドアを開く音がしました。妻が帰ってきたのです。

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[2438] 再婚男の独白<3> 投稿者:風倫 投稿日:2003/11/09(Sun) 12:57

妻が北海道から帰ってくる日。私は仕事を早退して自宅で待っていました。玄関のドアが開いたのは、午後7時を回った頃です。
「お帰り。疲れただろう、風呂を沸かしておいたよ」
私が在宅していることに驚いた様子の彼女は、次の瞬間、弱々しい笑みを浮かべました。
「…ただいま…」
5日ぶりに見る妻。心なしかやつれたような風情が、凄みのある美しさを醸しています。恐らく私の目は嫉妬と欲望が入り混じってギラギラしていたことでしょう。その視線から逃げるように、彼女はうつむき加減で浴室へ消えていきました。
「あの身体は、もう俺だけのものじゃないのか? 他の男に思うさま貪られた身体なのか?」
そう考えると、バスルームから聞こえる湯の音がこれまでになく新鮮に聞こえます。その後は当然、寝室で彼女を求めました。
「んんんっ…疲れてるの。ごめん、許して…」
不快そうに告げると、背中を向けられてしまいました。その瞬間、私の中に猛々しい感情が湧き起こりました。
「そんな言い方はないだろう! 俺がどんな気持ちで待ってたと思ってるんだ!」
肩をつかんでこちらを向かせ、パジャマの前を押し開きました。みっしりと量感をたたえた白い乳房が飛び出します。
(このおっぱいを他の男が楽しんだとしたら…)
激しくむしゃぶりつくと、彼女も抵抗を諦めたようでした。異常な興奮から、早くもクライマックスを迎えてしまいそうな予感に、私は濡れていない彼女の中へ強引に侵入しました。一度の射精では飽き足らず、二度三度と妻の奥深くに荒ぶる感情を吐き出すように注いだのです。
汗まみれとなり、かつてない快感に恍惚とする一方で、冷静に彼女を観察している自分がいました。ゆさぶられながら固く目を閉じ、まるで義務の時間が過ぎるのを待っているような彼女を。

翌日から、普段どおりの生活が戻ってきました。互いの仕事ですれ違いこそ多いものの、週に3日は夕食を共にし、肌を合わせます。平穏な毎日の中で、あの晩に感じた違和感は次第に薄れていきました。別に取り決めたわけではありませんが、北海道のことは触れないという暗黙の了解が生まれていたように思います。
(たとえ北海道で何かがあったとしても、それはもう過ぎたことなんだ)
私自身、そう思うようになりました。

しばらくたって、妻と共通の知人であるカメラマンと酒を呑んでいたときのことです。
「○○ちゃん(妻の名)、ますますイイ女になったよなあ。前は爽やかな美人って感じだったけど、このところ何か妖しいフェロモンが出てきたっていうか。仲間内でも『ゾクゾクしちまう』って評判だぜ。ああ、悪い悪い。亭主の前でこんなこと。だけど、結局おまえの仕込みがいいってことなんだから、怒るなよ」
ドキリとしました。私もそれは薄々感じていたからです。もともと日本人離れしたスタイルながら、決して痩せているという感じではなかった妻。それが最近は、下腹部や二の腕の余分な脂肪が取れた一方で、乳房や腰まわりは蠱惑的に肉づいてきたように思えます。肌のキメはますます細かくなり、抱き合うたびに吸いついてくるようです。
しかし、このときもまだ私は、彼が言うとおり(自分との夫婦生活が彼女を変貌させたのだ)と愚かにも信じ込もうとしていたのです。

運命を一変させる電話がかかってきたのは、9月の終わりでした。その晩、妻は仕事で遅くなると告げて外出しており、自宅には私ひとりでした。
「もしもし」
「私、北村と申します」
瞬間、周囲からいっさいの雑音が消えたのを覚えています。
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[2422] 再婚男の独白<2> 投稿者:風倫 投稿日:2003/11/05(Wed) 23:50

妻が北村という男と共に北海道へと出発した日。私は別の撮影でお台場にいました。羽田を離陸した飛行機が頭上を通り過ぎるたび、私の心は千々に乱れました。
(これが私からの旅立ちになるのではないか。もう彼女は戻ってこないんじゃないか?)
何も知らずに「新婚早々、離れ離れになって心配でしょう?」と囃し立てる他のスタッフが、とても煩わしく感じました。
出がけに「愛してるのは、あなただけよ」と優しくキスをしてくれた彼女の笑顔に救いを求めようとするのですが、どういうわけか輪郭がぼやけてうまく思い出せないのです。

その晩。私は呑み会も早々に切り上げて帰宅しました。固定電話と携帯電話を並べて妻からの連絡を待つものの、2つの電話は沈黙したままです。
11時を過ぎたとき、耐えきれなくなった私は、自分から彼女の携帯番号をプッシュしていました。長い呼び出し音の後、電話は留守番メッセージへと切り替わりました。
今回の仕事はすべて屋外でのロケだと聞いていました。日没まで粘ったとしても7時には撤収。宿に帰ってから食事に出たとして10時には自室に戻っていなければなりません。特に妻は寝不足が肌に出る体質ですので、ロケ中は睡眠時間を大切にするはずなのです。
「あなたとの結婚が決まったと聞いて北村さん、何度も連絡してきたの。『どうしても僕じゃダメなの?』って。そのうち涙声になっちゃって」
「体調を崩したとき、彼にホテルの部屋で身体を拭いてもらったことがあったわ」
いつか聞いた言葉が、耳朶にまざまざと甦ります。今、妻は北村の部屋にいるのではないか。いや、彼女の部屋のベッドで抱き合い、サイドテーブルで鳴る携帯電話をあざ笑っているのではないのか。妄想は果てしなく広がっていきます。
それから30分おきにコールをしました。11時30分、12時、12時30分…聞こえてくるのはいつも合成音のメッセージです。宿に直接電話しようにも、ホテル名がわかりません。携帯電話があるからと、事前に聞いておかなかったことが悔やまれます。
着信履歴を見れば、妻のほうからかけてくるはず。そう信じて、私は待つことにしました。しかし、ついに私の電話が鳴ることはありませんでした。

妻からメールが届いたのは、翌日の昼前でした。「昨夜はゴメン。夜も取材が入っちゃったの。また連絡する」とだけ。
(なぜ、電話ではなくメールなのか)
もたげる疑問に(もう今日のロケが始まって、スタッフが周囲にいるんだろう)と自分を納得させようとするものの、(それなら朝、ホテルの部屋から連絡すればよかったじゃないか)と思えてきます。行き着くところは、
(誰かがそばにいて、それができなかった)
という結論になってしまうのです。
その夜も、次の晩も、彼女と直接電話で話す機会は訪れませんでした。いつも留守番メッセージに切り替わってしまったからです。そして翌日の昼前後に、決まって素っ気ないメールが届くのです。

北海道で妻に何が起こったのか。そして、たった一度だけ電話が通じた最終4日目の夜、彼女がどういう状態にあったのか。私がそれを知るのは、3ヵ月近くも後のことでした。
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[2410] 再婚男の独白 投稿者:風倫 投稿日:2003/11/04(Tue) 23:44

彼女は28歳。もともとはモデルでしたが、20代後半からテレビ番組のレポーターをしたり、雑誌にエッセイを書くようになりました。名前を聞けば、ご存知の方もいるかもしれません。日本人離れした顔立ちと肢体で、業界の一部では評判の女でした。
ある仕事で出会った私は、彼女にひと目惚れしました。華やかな見た目とは裏腹にとてもガードが固い彼女は、食事の誘いには気軽に応じてくれるものの、そこから先はなかなか許してくれません。1年半にわたるアプローチの後、ようやく念願が叶ってベッドを共にしたときは感激に打ち震えたものです。
何もかもが、すばらしい身体でした。逢瀬を重ねるたびに私は彼女に溺れていきました。当時、私は結婚していましたが、いくつかの修羅場の末に離婚し、彼女と再婚することになったのです。
結婚式の日。ウェディングドレス姿の彼女は信じられないほど美しく、輝いていました。周囲の羨望と嫉妬の視線を浴びながら、私は得意の絶頂にありました。

しかし、幸せに酔いしれていられたのは、ほんの短い時期でした。いい女を妻に迎えた男の宿命でしょうか。結婚して以来、私は自分でも異常と思えるほど嫉妬深くなり、彼女の行動に干渉するようになりました。
少しでも帰りが遅くなると、誰と何をしてきたのか、詳しく報告させます。携帯の着信履歴やメールもチェックします。あやしい痕跡はまったくありません。私は安堵する一方でどこか物足りなさを感じるという、屈折した感情に鬱々としていました。
挙式から3ヵ月を過ぎた頃より、私の矛先は彼女の過去へと向けられるようになりました。さっぱりした性格の彼女は、尋ねられれば昔の男のことを屈託なく話します。
「レーシングドライバーの彼は週に2日、泊まっていったわ」
「…セックスはしたんだろう?」
「当たり前じゃない、付き合っていたんだもの」
「うまかったのか、そいつは?」
「早撃ちマックよ。最中に私がキスをすると『やめてくれ。そんなことすると…うっ』とか言って、すぐ出ちゃうの。ふふふ」
もちろん、昔の話です。これだけの女なんだから、過去に何もないほうがおかしい。そうは思いつつ、私は激しい興奮に駆られ、無我夢中で彼女を責めるのでした。
「そのたびに、たっぷり中出しさせたんだろうっ、どうなんだ!」
というのも、初めて寝た夜に彼女は「私、コンドーム嫌いなの、かゆくなっちゃうから」と宣言し、ずっとピルを常用していることを告げたからです。
「ああ…そうよっ。いつもいっぱい出されたわ。…でも、こんなに長くて激しいの初めてなの! あなたが最高!」
そんな言葉を聞きながら、私は彼女の子宮めがけて射精するのでした。

今年の7月。彼女が仕事で北海道へ4泊5日のロケに出ることになりました。同行する担当ディレクターの北村という男は以前、彼女にしつこく言い寄っていた男です。私自身は面識の
ない男ですが、それを私は例によって寝物語で彼女から聞いていました。
「毎週、花束が届くの。はじめは相手にしてなかったけど、そういうのってやっぱり嬉しいものよ。ああ、それから看病してもらったこともあったっけ」
仕事中に彼女が体調を崩したとき、北村はロケを中止し、ホテルの部屋で付きっきりの看病をしたというのです。身体まで拭いてもらったという話に、私は愕然としました。
「といっても背中だけよ。あの人には、変な気持ちはなかったと思う」
彼女はそう笑いますが、私は同じ男として惚れた女のしどけない姿に、平然としていられる人間がいるとは思えません。
「あなたとの結婚が決まったと聞いて、何度も連絡してきたわ。『どうしても僕じゃダメなの?』って。そのうち涙声になっちゃって。でも最後は『君が幸せになるのなら、祝福するよ』って言ってくれた。いい人でしょ?」
仕事とはいえ、そんな男と旅に出るなんて。内心ざわつくものがありました。しかし、物わかりのいい亭主を必死で演じようとしていた私は、こう言ったのです。
「そんな人が一緒なら安心だな。気をつけて行ってこいよ」

このときの選択を私は今、心から悔やんでいます。「愛してるのは、あなただけ」と笑って空港へ向かった彼女は、やがて私に向かって「じゃあ、どうしてあのとき止めてくれなかったのよ!」と泣き叫ぶことになるのです。
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勇輔 12/11(月) 18:56:36 No.20061211185636 削除
その後の妻は、何でも私の言い成りです。
「麻衣は眠ったか?風呂でするから、もう一度桜子も一緒に入れ」
「はい」
「風呂から出たら、今日の下着は赤だ」
「はい」
私のセックスライフは充実していきましたが、妻はいつ離婚を言い渡されないかと、絶えず私の顔色を気にするようになっていました。
夜が近付くと、今日はどのような恥ずかしい行為を要求されるのか心配のようで、塞ぎ込んでしまう事も増えていきます。
私主導のセックスと引き換えに、私は以前のような妻との笑いのある楽しい暮らしを失って行きますが、妻を思い通りに扱えるセックスから抜け出せません。
そして半年が経った平日の昼下がり、信号で止められて並んだ隣の車を何気なく見ると、見覚えのある顔の男が運転していて、その助手席には私には見せなくなってしまった満面の笑みを浮かべた、楽しそうに話しをしている妻が乗っていました。
「ずっと続いていたのか!」
「あれ以来、彼に会ったのは今日が2度目です」
1ヶ月前、デパートに買い物に行った時、ガードマンの制服を着た彼と偶然同じエレベーターに乗り合わせたそうです。
その時彼は休憩時間だったので屋上に行って話すと、あのような事をしてしまった事で彼は会社に居辛くなり、退職して警備会社に就職したところ、配属されたのがそのデパートでした。
「その時はあまり話せなかったので電話番号を交換して、その後毎日のようにあなたの目を盗んで電話を掛けたり、メールをしたりしていました」
「奴を好きになったのか?愛してしまったのか?」
妻は涙を流しながら、ゆっくりと頷きました。
「ごめんなさい。お願いですから、麻衣の親権だけは私に下さい。後の条件は全てあなたの望むように」
彼に対して本当に憧れ以上の感情を持ってしまったのか、それとも彼に対する責任を感じて同情からこうなってしまったのかは分かりませんが、私との生活に疲れてしまったのは確かです。
私が一生あのままのセックスでは堪えられないと思ったのと同じように、妻は一生このような扱いをされ続けるのかと思うと私との将来が見えなくなって、尚更彼に心惹かれるようになったのかも知れません。
精神的にだけでは無くて、身体までも私に責め続けられる暮らしの中、妻は彼という気の休まる場所を見付けてしまったのでしょう。
私は半年間の快楽と引き換えに、一番大切な物を失ってしまいました。
「今日も出掛けるのか?」
「ごめんなさい」
私はこの期に及んでも、卑怯にも娘の親権は渡さないと言って譲らずに、離婚を思い止まらせましたが一緒に住んでいると言うだけで、妻は毎日のように出掛けて行きます。
それは彼に会いに行くのだと分かっていても、私には後悔の念があるだけで何も言えません。
それは全て私が原因で、こうなったのは自業自得だから。
しかしそのような生活が1ヶ月も続くと私も徐々に壊れていき、妻が出掛けた日は嫉妬に狂いながら下半身を熱くして帰りを待ち、妻が帰宅して眠りに着くと風呂場に行って下半身裸になり、妻がその日穿いていたショーツを脱衣籠から出して包むのです。
このような事が知れれば更に妻は離れていくと思いながらも、妻と僅かでも接点を持てたような気がしてやめられず、やがて妻が出掛けない日もそのような行為をするようになり、それから更に1ヶ月が経った夜、いつものように妻がお風呂に入って眠りにつくのを布団の中で、下半身を熱くしながら待っているとドアが開きました。
驚いた私は咄嗟に眠っている振りをしましたが、妻は布団を剥ぐとパジャマとパンツを一気に下げ、スカートの中に手を入れてショーツを脱いで、それを私の熱くなっている部分に巻き付けます。
『知られていた』
私は妻の下着を汚さないように気を付けていたのですが、妻は私の行為に気付いていたようです。
妻の顔を見ると涙を流していましたが、変態行為を知られていた私は何も言えずにじっとしていると、妻はその上からそっと握って、その手をゆっくりと動かし始めます。
その日を境に妻が彼と会いに出掛けて行く事は無くなり、連絡を取り合う事もなくなりましたが、妻がその事には一切触れなかったので、私も彼との関係がどうなったのかは聞かず、毎晩その日穿いていたショーツを片手に寝室に通って来る妻に処理される事を惨めに思いながらも、妻のショーツに思い切り吐き出せる快感から逃れられません。
やがて夫婦の会話も増え、昼間は完全に元の夫婦に戻ったようでしたが、夜は以前のような関係ではなくなり、妻からセックスを求めてくるか、それ以外の日は相変わらず妻のショーツで処理される毎日です。
娘が眠ると私の部屋にやって来て、事が終ると戻って行った妻も、今では以前のように私と同じベッドで眠るようになりましたが、私からセックスを求める事はありません。
今の私の望みは妻とのセックスではなく、妻と手を繋いで眠ることです。
それも私から繋ぐのではなくて、妻が手を繋いで眠りたいと言うのを辛抱強く待っています。


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勇輔 12/11(月) 18:51:35 No.20061211185135 削除
妻はショーツ一枚なのも忘れて謝り続けていました。
「抱かれたんだな?最後までしてしまったんだな」
「していません。ただ触られただけです」
「嘘を吐け。最後の表情が可愛かったと彼が言ったのを、俺はしっかりと聞いてしまったぞ!」
「だから、触られて、つまり、最後までは」
「はっきりと言え!入れられたのか入れられて無いのか!」
「入れられていません。つまり、触られて最後まで」
確かに2人とも、下は裸ではありませんでした。
しかし一度終わってから穿いた事も考えられ、他にも妻が恥ずかしがって全て脱ぐ事を拒んだために、横にずらしてした事も考えられます。
「最後までするつもりは」
妻は正直に話しているように感じました。
しかし私が帰って来なければ、最後までいっていた可能性は高いのです。
「そんな事は信じられない。それに最後までしなかったら、こんな事をしてもいいのか?桜子の考えはよく分かった。それが正しいかどうか、お義父さんやお義母さんに聞いてもらおう」
「許して下さい。私が悪かったです。もうしません。二度としません」
「当たり前だ。本当に最後までしなかったか調べてやるから、そこで横になって脚を抱えろ」
しかし妻は夫婦とゆえども、この様な明るい所でそのような格好になるのは堪えられないのか動きません。
「分かった。俺が麻衣と出て行く」
すると妻は慌てて横になると脚を抱えましたがショーツは穿いたままで、おまけに肝心な部分を手で隠しています。
「何度も言わないからよく聞け。桜子が俺に言えるのは『はい』だけだ。俺の言う事が聞けないのならすぐに出て行け」
妻が手を退けるとその部分は、透けて全て見えてしまうほど濡れています。
「恥ずかしくも無くこんなに濡らして。奴に触られてそんなに気持ち良かったのか?本当に入れられて無いとしたら、どうやって触られた?下着の上からか?下着の中に手を突っ込まれて直接か?返事は!」
「はい。下着の中に手を」
私はサディスティックな気分になっていて、妻に裏切られた事も忘れて下半身を硬くしていました。
「調べてやるから下着を取れ」
「はい」
妻はすすり泣きながらも、もう私には逆らいません。
「脱いだら今度はうつ伏せになって、尻を高く上げて自分で開いて中を見せろ」
妻は言われた格好になると、後ろに両手を回して指で大きく開きます。
「もういいですか?もういいですか?」
どこにもコンドームは無かったので、私は鼻を近付けて匂いを嗅ぎましたが、妻の匂いしかしませんでした。
私は下半身裸になると、前に回って膝立ちになります。
「奥はこれで調べてやるから、口に入れて唾液を付けろ。それとも彼に散々濡らしてもらったから、唾液などいらないか?」
妻は口に含みましたが、ただ咥えているだけだったので、舌を使うように指示を出します。
「もっと舌を使え。もっと。彼には舌も使ったのだろ?」
「そんな事、していません」
私はまた後ろに回るとお尻を叩いて高く上げさせ、初めて妻をバックから責めていました。



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勇輔 12/10(日) 16:09:24 No.20061210160924 削除
帰りは翌日の昼頃になると言って出て行き、マンガ喫茶で時間を潰していましたが、勢いでこのような事をしてしまったのを悔やみ始めていました。
『彼と桜子が最後までしてしまったら。いや、セックスに関しては堅過ぎるほど堅い桜子にそれは無い。あってもせいぜいキス止まりだ』
しかしマンガを読んでいる余裕もネットをしている余裕も無くなって、ただ目を瞑って考えていましたが、浮かんでくるのは妻と彼が抱き合ってキスをしている姿ばかりです。
『やはり駄目だ。キスだけでも堪えられそうにない。それに酔った彼がそれ以上の行為をしてきて、飲めない桜子も酒の相手をして少し酔ってしまっていたとしたら』
彼が仕事を終えて我が家に来たのが8時だったので、当初の予定では妻が娘を寝かせるのに30分、娘が眠ってゆっくりと彼の相手が出切るようになって打ち解けるのに2時間、何か起こるとすればその後30分以上は掛かるだろうと思っていたので、得意先の社長の体調不良を理由に11時には家に戻って2人の様子を伺おうと思っていたのですが、心配になった私は早くもマンが喫茶を飛び出していました。
『生理前で疼いている桜子が、キスをされたらそれだけで済むのか?』
空き地に車を止めて家に着いたのは、結局予定よりも1時間も早い10時でした。
私は彼への接待に居間を選んだのは、隠れて中を覗き易い位置に窓があったからで、この時間ではまだ何も起こっていないだろうと思いながらも、2人の様子を伺おうと思って覗くと、テーブルに一合ほどしか減っていない一升瓶と、あまり手を付けられていない酒の肴が数品置いてあるだけで、そこに2人の姿はありません。
慌てて玄関に回ると鍵が掛けられていたので、棟続きの事務所のドアを合鍵で開けて入って行くと、奥の和室から篭った声が聞こえます。
「奥さんの最後の瞬間の声や表情は、凄く可愛かったですよ」
「意地悪。恥ずかしいから言わないで」
『最後の瞬間?最後までしてしまったのか?本当に最後まで』
上半身は怒りに震えているのですが、下半身は興奮で熱くなっていました。
「そんなのいや。恥ずかしいからさせないで」
「ほら、こうやって」
「駄目。駄目よ」
また始まってしまうと思った私が勢いよく開けると、暗い室内に明かりが入り、パンツ一枚で仰向けに寝た彼の横に、同じくショーツ一枚の姿で添い寝した妻が右手首を掴まれて、パンツの上から触らされていました。
「あなた!」
私が部屋の明かりをつけると彼は起き上がって正座し、妻は今まで彼の下半身を触っていた手で胸を隠して泣き出しました。
「いいから続けろよ」
「ご主人、許して下さい。つい出来心で」
「おまえは出来心で、お得意さんの女房に手を出すのか!明日支店長を連れて来い!」
彼は慌てて服を着ると飲酒運転を気にする余裕も無く、逃げるように帰っていきました。
「あなた、私」
「出て行けよ。今すぐ出て行けよ。麻衣は俺が育てる」
勿論本気ではありません。
妻が恋心を抱いているのを知っていながら注意するどころか、このようになるよう仕向けたのは私なのですから。
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勇輔 12/9(土) 09:41:10 No.20061209094110 削除
その夜、ミニスカートの裾を押さえて仕切に気にする妻の姿を思い出している
とまた興奮を覚え、妻に覆い被さりましたがやはり断られてしまいます。
「どうして駄目なんだ?最近全然してないぞ」
「お願い。来週の週末ならいいから」
それは妻の生理前にあたり、そのような素振りは見せませんが唯一この時期は妻もしたくなるのか、月に2回受け入れてくれる内の1回は必ずこの時期です。
『生理前の来週末、夜に彼と2人きりになったとしたら妻はどうするだろう?営業のリップサービスだったとしても彼も満更ではないようだったし、彼に迫られれば体の関係を持つまではいかなくても、キスぐらいは受け入れてしまうかも』
妻に断わられた事で、また私はそのような恐ろしい事を考え始めていました。
『桜子に不倫など出来ないから大丈夫だ。キスぐらいはするかも知れないが、それだけでも十分な負い目になる。弱みが出来れば、これから一生好きにセックスを』
次に彼が訪れた時、私はわざと席を外してみました。
「銀行に行くのを忘れていた。あとの細かな事は桜子が聞いておいてくれ」
それは妻と彼を親しくさせるためだったのですが、喫茶店で時間を潰して帰るとまだ彼はいて、私が事務所に入ると急に2人は話をやめ、おかしな空気が漂っています。
『何の話をしていた?まさか抱き合っていたのか?それともキスを?妻に限ってそれはないか』
やはり私には耐えられそうにも無いので、週末に妻と彼を2人だけにする事はやめようと決めてベッドに入ると、隣で眠っている妻の唇が気になります。
『この唇と彼の唇が触れたかも?いや、無い、無い』
しかし私の下半身は嫉妬で痛いくらいに硬くなっていて、眠っている妻に襲い掛かってしまいました。
「どうして無理やりしたの?夫婦でもこれは強姦だわ」
「そうでもしないと桜子は」
「だから週末にと。明日から私は麻衣の部屋で寝ます」
妻のあまりの言葉に怒りの治まらない私は、翌朝妻が娘を送って行った隙に彼に電話していました。
「金曜の夜来られる?出来れば金曜に正式に契約したいと思って」
「本当ですか?ありがとうございます。必ず伺います」
「その時一杯付き合わないか?美味い酒があるんだ」
「良いのですか?じゃあお言葉に甘えて、車は置いてお邪魔します」
「それは不便だろ。雑魚寝で良ければ泊まっていけばいいじゃないか」
そして当日の夜、妻が上機嫌で娘とお風呂に入っている間に、私は釣りの用意をしていました。
「釣りに行くの?もうすぐ健司さんがみえるのでしょ?」
「忘れていた。急に取引先の社長に夜釣りに行こうと誘われて、うっかり約束してしまった」
「あなたー」
その時チャイムが鳴りました。
「気にしないで下さい。僕は帰りますから」
「いや。これは俺のミスだ。本当にすまない事をした。あとはオーディオなどを決めるのと判を押すだけだから女房で十分だろ。それと契約が終わったらこれを飲んでくれ」
私は手には、入手し難い清酒の一升瓶が握られています。
「ありがとうございます。でも図々しく泊めてもらうつもりで、車で来てしまったのでお酒はまた今度ご馳走になります」
「それなら得意先の釣りを断わる。俺から誘っておいて、その様な事は嫌だから」
「分かりました。ご馳走になって、車を置いて帰ります。それなら良いですか?」
「そう言わずに、ゆっくり飲んで泊まっていけよ。女房が相手では嫌か?」
「あなた、私は飲めないから」
一応妻はそう言いましたが、どこか嬉しそうでした。
「桜子も健司君も真面目だし、麻衣もいるから変な心配はしていないから、ゆっくりしていってくれ」
二人は顔を見合わせましたが、これで返ってお互いを意識してしまうでしょう。


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勇輔 12/8(金) 07:05:00 No.20061208070500 削除
私の愛車の車検が近付き、もう一度車検を受けようか思い切って新車に変えようか迷っていた頃、買い物に出掛けた妻がケーキを提げて帰って来ました。
別段ケーキを買ってくるのは珍しくありませんでしたが、3人家族なのにこの日は4個入っています。
「3個だと箱が少し大きい感じがして、運転中に動いてしまって崩れそうだったから」
しかし私には、妻が4個買ってきた訳が分かっていました。
それは、今までは芸能界に興味を示さなかった妻が、なぜか韓流ブームには嵌まってしまい、車を買い換えて欲しくてここのところよく来る、今の車もお世話になったディーラーの新しく係りになった若い男が、妻の好きな韓流スターに似ていると以前妻が嬉しそうに言ったことがあり、その彼が今日カタログを持って来る事になっていたのです。
勿論妻も男性に興味が無い訳ではないのでしょうが、今まで一度もそのような素振りを見せた事はありません。
しかし彼が来る日は今までと違い、心ときめくのか普段よりも念入りに化粧をし、彼が来る時間が近付くと、今度は姿見に全身を映してチェックを始めます。
「甘い物は駄目でした?」
「いいえ。どちらかと言うとお酒が好きで、普段あまり甘い物は食べ無いのですが、ケーキだけは大好物です」
「良かった」
『何が良かっただ。以前彼がケーキは好きだと言っていたのを覚えていて、わざわざ買って来たのだろ?』
しかし妻には浮気までする気は見られず、ちょっとした恋心だと分かっていたので私は微笑ましく見ていましたが、その時恐ろしい考えが頭に浮かびます。
『もしも彼と桜子が浮気したらどうする?離婚するか?それとも弱みに付け込んで、今までさせてもらえなかった事を色々させてみるか?麻衣はおいて出て行けと脅せば、きっと桜子は何でもするぞ』
しかし妻の性格からして、現実には浮気する事など絶対に有り得ない事で、万が一そうなったら私も嫉妬に狂ってそれどころでは無いでしょう。
この日は彼が来た事で恋をしている少女のような気持ちになっていて、夜になって誘ってみると、やはり断わられてしまいました。
『一生このままの状態で良いのか?桜子に弱みが出来たら変わるぞ』
いくらそのような事を考えてみても、結局妻に限って浮気する確率は限りなく0に近くて現実的ではありません。
それに妻はしっかり者で優しくて、セックスを除けば私にとって申し分のない妻なので、そのような事になって妻との関係が壊れる危険性を考えれば、このままの暮らしが一番良いと思い直しました。
何より想像の中だから良いものの、実際にはそのような事を許せるほど、私は寛大では無いでしょう。
私はこのような事を真剣に考えていた自分が可笑しくなり、笑い飛ばしましたが妻と彼が抱き合っている姿を想像すると、不思議な興奮があったのも事実です。
この時はそれが何から来る興奮なのかは分かりませんでしたが、その3日後に私が得意先から帰ると彼の車が止まっていて、その時にまた同じ様な興奮を覚えてしまいます。
その時2人は事務所にいて、私の車が入って来たのにも気付かずに話していました。
少し背伸びをして下半分が擦りガラスの窓から目だけを出して覗くと、妻はテーブルを挟んで向かい側に座っていたのですが、娘を幼稚園に迎えに行く前で、今日はたまたま短いスカートを穿いていたので、彼から見えてしまわないように、スカートの裾に手を置いて仕切に気にしていました。
しかしその仕草がかえってその部分に気を惹いてしまい、彼の視線が時々下がるのが分かります。
「健司さんは恋人がいるのでしょ?」
「いませんよー。30も手前になると友達が次から次へと結婚するので、少し焦ってしまいます」
「うそー。そんなに格好いいのに?健司さんはどのような女の子が好みなの?」
「優しくて可愛くて、奥さんの様な女性が良いのですが、なかなか縁が無くて」
「流石営業マンね。口が上手いのだからー。それにしても主人は遅いわね」
事務所とゆえども、妻が個室で男と2人だけでこの様な話をしているのを初めて見て、私は不思議な興奮を覚えていました。
『俺は男と馴れ馴れしく話す桜子に嫉妬している?』
嫉妬からは怒りだけを覚えるものだと思っていましたが、下半身が熱くなるような興奮を覚える事もあるのだとこの時知ります。

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勇輔 12/8(金) 07:00:25 No.20061208070025 削除
結婚8年目38歳、妻桜子33歳、娘麻衣5歳の3人家族です。
私の悩みは、妻がセックスに消極的な事でした。
妻はセックスに関しては幼い感じで、毎晩手を繋いで眠りたがるのですが、セックスは好きではないようです。
特に子供が生まれてからは断わられることが多くなり、今では月に2回が良いところで、多くても3回ほどしか応えてくれません。
それも必ず正上位で、どんなに感じていても後ろからなどはさせてもらえず、以前妻がイク直前で我を忘れている時にバックに変化させましましたが、最後までいきたい気持ちよりも恥ずかしさが勝ってしまうのか、怒ってやめてしまいました。
ましてや女性上位などはもっての他で、そのような事をさせようとすれば、怒ってしまって口も利いてくれません。
フェラも自分からはした事が無く、感じてしまっている時に口に当てると、ただ口の中に入れさせてくれるという程度で、舌など使った事はありません。
ですから妻とのセックスはほとんどパターンが決まってしまっていて、しばらくキスをしてからオッパイを触り、次にオッパイを舐めながら妻が感じてきたところで下に手を持って行くのですが、まだ感じ方が浅いと手を押さえられて拒否されてしまう事もあります。
その後乳首を吸いながら妻の最も敏感な部分を刺激してやって、ようやく正上位で交わって、妻にタイミングを合わせて出します。
そのタイミングがまた難しく、妻が先にイクと私がまだでも逃げられてしまう事があるのです。
そのような妻でも私は惚れていて、浮気をする気などは全く無く、私の望みは妻と色々なセックスを楽しむ事なのです。
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[3368] 股聞き・・十三 投稿者:風 投稿日:2005/07/10(Sun) 09:39

翌日3時半過ぎ、妻と男の車が市民運動場に入り、すぐに河川の方に向かうのがわかりました。もちろん男も同乗しています。
妻の車が河川につく頃電話を入れます。私は市民運動場にいます。。

男「なんかバレテるみたい・・・○○さんと俺・・・」
妻「えっ・・何で?何で?ホント??」
男「昨日会社に電話かかってきた・・取引先の人間に手を・・・って。担当変われって・・・」
妻「誰から?誰なの?えー誰に・・困る・・困る・・・」
男「何かその人も上から言われたって・・・」
妻「誰主任?店長?誰・・誰・・・」
妻の泣くような声が聞こえます。
男「主任じゃない・・あの人なら声知ってるし、あんな感じの言い方しないよ・・・」
妻「でも、他って店長?管理の?誰・・誰」

店長でも主任でも管理でもまして社長でもない、私であろうなんて2人は思うはずがありません。
妻「もうーどうすれば・・・」
男「・・・・」
妻「もう帰る・・・」
男「・・・」
しばらくすると妻の車が市民運動場から出ていきます。続いて男の車です。
よほど堪えたのか、男は車を出して出口の向かう時に右にあった車のバンパーを擦ってそのまま行きました。
いったん止まって大事ではないと確認してから行きました。当て逃げです。よほど焦っていたんでしょう。普通のならぶつかることは
考えられません。相手の車にメモでも書いておこうかと思いました。
「左バンパーの疵は××の軽トラが当て逃げしました。私見てましたから・・。」と。
そこまですることもないと感じましたので知らぬフリをしましが、念のためあてられた方の車のナンバーだけ控えます。

以前も思いましたが、この運動場に置いてある車はどんな車なんでしょう。平日の昼に250台以上入りそうなスペースに
いつも70台は止まってます。向かいにも同じ規模の駐車場、営業のサボリの人間、陸送の大きなトラックで休憩してる
人間はわかります。でも他の無人の車の人間は何処に?どうでもいいことをふと考えます。
そんなことを考えていると、1台の車が止まります。車から素早くおりて横の車に入る若い女?若い主婦です。ここは待ち合わせと
合流する場に使われていることも多いと感じました。でもホテルは近隣にはないはずなのに・・。
今日はなんだか冷静に周りを見ている自分に気がつきました。

数日後男から妻にメールです。
「何もないです、あれから、そっちは?」
妻からのメールへの返信みたいです。
「逢いたいです、また欲しい・・」
この期に及んでまだ妻を・・・無性に腹が立ってきました。
ここで私がまた電話で「何連絡ってるの、いい加減にしろ・・」とは言えるわけありません。暫く様子をみる事にしました。

恵子との逢瀬は何となく続いていました。私の下で喘ぐ女、私のアナルさえ喜んで舐めてくる女、フェラをしている顔をみると
30後半の女の哀しい顔色が感じられました。もっと哀しく哀れなのは妻の浮気を知らない旦那、知ってしまった私かもしれません。
恵子にも中学生の女の子と小学高学年の男の子がいます。そんな子が自分の母が平気で他人の性器を舐め、抱かれていること
を知ったらどういう気持ちになるんでしょう。やはりもう別れようと思いました。別れるのは簡単です。
連絡さえとらなければ、もう御終いです。恵子はまた他の男を捜すだけでしょう。一度浮気の味を知ったら癖になります。
妻とて同じことかもしれません、すでに今の男の前にもすでに浮気をしているかもしれません。
そんな思いを抱きながら、恵子の中に精液を放つ私も哀れなものです。
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[3366] 股聞き・・十二 投稿者:風 投稿日:2005/07/09(Sat) 11:47

妻と男の逢瀬をいつまでも見逃すわけにはいきません。田舎では誰の目が見てるのかわかりません。また男にはそれなりの罰を受けていただかなければなりません。人間なんて我侭のモノです、自分の浮気には蓋をし妻の浮気は許さない、たしかに妻の浮気を知ってから興奮はしましたが寝取られMではないのです。妻はいつでも料理することはでますのでターゲットは男に絞られます。
以前男を少し尾行しましたから家などはわかっています。もちろん勤める会社は軽トラの側面に書いてあり最初に知っています。
その会社に電話し社長さんに
「おたくの○○さん、取引先の女に手を出してますが、大丈夫ですか?」
という電話をかけようかとも思いましたが、そこから妻の素性がわれることが怖いと思いました。
ですから暗に会社にも圧力をかける感じで男に連絡することにしました。
男の名前は以前尾行したおり表札で分かっています。凄くドキドキしながら男の会社に電話します。妻の浮気相手との電話ですから当然です。電話盗聴で聞きなれた声ですが直接話すのです。

「もしもし××でしょうか?○○さん居られますか?」
もちろん男が会社に戻ったことをこの目で確かめ、その男の会社の近所からかけます。万が一の為非通知でです。
私の会社のナンバーディスプレーですから。
「はい、○○ですが・・・」男の声です。聞きなれた声ですが妻との会話の声とは幾分違います。
私は自分自身に落ち着けと命じます。相手は私が誰かも知らない、私の声もしらない。私と男の接点は妻だけだと言い聞かせます。
「○○さん、貴方ね、取引先の女性に手を出していますよね?いいの?会社に知れたらどうなるの?もしかして取引が・・」
この言葉だけを抜き出すとまるで危ない世界の脅し文句に男には聞こえるでしょう。
「えっ?知りませんが・・どなたです?」シラを切る男です。当然と言えば当然です。
「あっそう、車でしてるでしょ、いつも・・・困るんですよね・・噂になったりすると・・」
妻の職場関係の人間を匂わせます。
「はぁ・・はぁ・・すみません」周りに気づかれないように蚊の鳴くような相槌を打つ男です。
私は畳み掛けます。
「オタクの社長に話しますよ、いい加減にしないと。今変わってくださいよ」
男は
「すみません、あの携帯のほうに後でお願いできますか?はい、はい,一時間後にお願いします」
会社へのダイレクトの電話が答えたのか、あっさり携帯番号を教えます。1時間後に電話をかけることを男に言い渡します。
1時間が長く感じられました。男は会社から車を出し走り出します。なぜか妻と待ち合わせに使う市民運動場にはいります。
後をつけた私は、妻もここに?でももう6時過ぎだから家に帰ってるはず。
杞憂でした、単に男は慣れた親しんだ場所で電話を待っていただけでした。

当然非通知で男に教えられた携帯へ電話します。
「もしもし、○○さんですね・・」
「はい、すみませんでした、先ほどは会社でしたから・・すみません。もうしませんから内密に・・」
「私も男女間はどうでもいいと思いますよ、でも取引先はまずいでしょ、私自身、上から貴方に注意するように言われましたからね」
「はぁ、何人かしってるのですね・・」
「まぁそこらは・・・できればウチのほうの担当から下りてくださいよ、無理ですか?・・」
もう男は取引先の人間からの電話と固く信じてるでしょう。
「相手の女性に注意するわけにいかないでしょ?貴方出入りの男と変な関係でしょ?やめなさいとは・。だからオタクにです」
「はぁ・・・オタク様から外れるのは私の一存では・・・」
「なんとなならないの?・・私がおたくの社長に直接言いましょうか?それなら・・」
「すみません、それは・・・なんとかしますから・・」
「お願いしますね・・・ほんとうに・・噂しれたらどうするの・・貴方も相手も・・」

男の小心さが手に取るようにわかります。私も恵子の旦那や同じような誰かも定かではない人間から、こんな電話を受けたら
もうどうしていいかわからないでしょう。
翌日妻へ男からメールが入ります。
「今日いい?話があるけど」
「じゃいつものところで、3時半に」
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